「幻影ヲ駆ケル太陽」OP曲
LiSA 4th single『träumerei』(トロイメライ)
8月7日に発売されました。
ビッグタイトルの主題歌2曲の後、前回はノンタイアップでしたがLiSA自身を見事に表現した素晴らしい曲でした。
そして今回、「幻影ヲ駆ケル太陽」は原作の無いオリジナル作品です。LiSAが抜擢された理由を考えれば、おのずと内容も見えてくるようになりましたね。
『träumerei』とは「夢見心地」という意味ですが、過去2作品、そして「AB!」含めて単なるファンタジックな内容ではなく、疾走感がありつつ「心の葛藤」のようなものがテーマの重い作品なのかな?というのは「なのは」でお馴染みの草川啓造監督という事からも予想できました。
私の場合は曲の世界観を知りたくて作品を観ている部分があります。今回はまさしくそういう事になりますが、大きな力を持つがゆえに自分の意思に関係なく戦いに巻き込まれていく主人公の葛藤や強い気持ち、そして友情という定番の作品とも言えますね。
主題歌『träumerei』はモチロン「幻影ヲ駆ケル太陽」の内容を表した曲ですが、LiSAが表現することによって作品自体がLiSA色に染まって見えるのは先入観の無いオリジナル作品故であり、LiSA自身が過去3曲を経て来たからこそ表現できる新たな形として「自分らしく歌えた」結果だと思います。
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今回も3種類が発売されました。
【通常版】
[Single, Maxi]
(収録曲)
1. 『träumerei』
(作詞:HIDEO NEKOTA 作曲:HIDEO NEKOTA 編曲:akkin)
2. 『I doubt it』
(作詞:LiSA 作曲:岸田 編曲:岸田教団&THE明星ロケッツ)
3. 『SPiCE』
(作詞:LiSA 作曲:原 一博 編曲:原 一博)
4. 『träumerei -Instrumental-』
【初回生産限定版】
[Single, CD+DVD, Limited Edition]
★ 「träumerei」ミュージック・クリップ収録DVD付2枚組
★ LiSA 撮り下ろしジャケット
★ 16P撮り下ろしブックレット封入
(収録曲)
【通常版】と同じ
【期間生産限定版】
[Single, CD+DVD, Limited Edition]
★「幻影ヲ駆ケル太陽」ノンテロップOP映像DVD付き
★アニメ絵柄描き下ろしジャケットイラストミニポスター封入
★エレメンタル・タロット カード(審判)封入
★
アニメ絵柄描き下ろしジャケットイラスト三方背スリーブケース仕様
(収録曲)
1. 『träumerei』 2. 『I doubt it』
3. 『夕焼けノスタルジア』
(作詞:古屋 真 作曲:黒須克彦 編曲:akkin)
4. 『träumerei -TV ver.-』
【期間生産限定版】のみ3、4曲目が違います。
LiSAのカップリング曲はいつも評価が高いのですが、今回も3曲3様のステキな曲達です。LiSAの表現力の幅を堪能できます。そしてライブ映えする曲なのはいつもの通り。これは言葉で語るより、是非聴いてみて頂きたい。。

【期間生産限定版】の歌詞カードを広げるとミニポスターになります。

エレメンタル・タロットカードは「審判」限定のようですが、何故「太陽」にしなかったのだろう?
まぁ、 井上喜久子さん好きだからイイんだけどね。
そう言えば太陽あかり役の方、今期別作品でも変身ヒロインの主役としてカード集めてますね(^^;
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さて、発売日恒例のリリースイベントに今回も行って来ました。
場所は池袋サンシャインシティ噴水広場。
前回3rdシングル
『best day, best way』の時はラゾーナ川崎でしたので、2ndシングル
『crossing field』以来の場所です。と言ってもその頃は行かれる状況じゃなかったのですが。。
私は当日この他に3本ほどブログが書けるくらい、もあぐれっしぶに動いていたのは「何シテル?」に呟いていたのでご存じと思いますが、そちらは時間の都合で割愛します。
本来は朝9時からのCD販売に並んでステージ前方優先券をゲトするはずでしたが、すったもんだの末現地到着が遅れたので既に締め切られておりました。。

結局、開始2時間前に行って上階の斜め後方に入り込みました。ステージ裏から見る機会なんてありませんし、ここでしか見れない貴重な光景もあるし、LiSAなら絶対に360°気を配るはず。
実際、ステージ前方ほどではありませんがかなり近くまで来てくれました。しかも翌日放送された「めざましTV」にガッツリ映っていたという(^^;
オープンスペースでのリリースイベントはファン以外の全くご存じない方も気になって見て行く場合があります。私も待っている間に「誰が来るんですか?」なんて数回聞かれました。
ふと気付いたら足元で小さな女の子が覗きこんでいました。もの凄く興味有り気にかぶり付いていたのでぶつからないように気を付けていたのですが、後方にいらした母親らしい方に「ユイちゃん」と呼ばれていました。。。ん?まさか?
さて、早めに行くと公開リハが見られるのですが、今回はギターのCO-Kさんの音合わせのみでした。(ちなみにこの時間、LiSAはTV出演していました。)ところがちょっとしたフレーズからセトリがヤベー事が判明!新曲4曲のうち3曲はやるだろうと思っていましたがちょっと違うかも?
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いよいよ開始時間です。事前販売の配布物数からするとLiSAっ子だけで600名。そこに漏れた方も多いはずですのでそれ以上になりますが、一般の方含め2000名以上集まったようです。ここはラゾーナと比べて狭いのですがね。。
事前注意で安全に配慮して「ジャンプ禁止」など細かく言われました。
LiSA登場!今回はアコースティックライブなのでギターのCO-Kさんのみ。しかしCO-K先生の人気もスゴイですね♪実はLiSAのバックバンド「らーメンズ」って若手の勢いある方々が集結した、その筋の方からは一目置かれるバンドらしいですよ?(よっぴー談w)
会場を見回し、既に泣きそうになってます。ファンなら「いつもの事」と思えるのですが、リリース出来た嬉しさ、自分の為に集まってくれた嬉しさ、そして今日に至る全てに対する感謝、そういうものがハッキリ伝わって来ます(^^;
そしてその口から発せられた1曲目のタイトルに場内騒然!
『crossing field』
まさかいきなり来るとは思ってませんでしたよ。。しかもアコーとは!
しかしアコーだろうが生バンドだろうがカラオケだろうが、LiSAは歌い始めれば一瞬にして周囲を自分の世界に引き込んでしまう魅力があるのは実際にご覧になった方ならお分かりかと思います。
全体にしっかり気配りしながら初めての方でも入り込みやすいように誘導しつつ一体感を出すステージングは相変わらず素晴らしかったですね!
私の隣に居た明らかに初めての年配女性も最後までノリノリでしたよ♪
『SPiCE』
カップリング曲です。LiSAの可愛らしい部分が感じ取れる楽しい曲ですが、リハーサル時にあまりにも楽しくて急遽セトリに入れたとの事。もちろんライブでは全員初めて聴く訳ですが、もう何度も見てきたような一体感!LiSAの動き、表情を見ていると自然とそうなりますね。まるで指揮者のよう。。
いきなり入れたブレイクも全員見事に付いて来ます!いやぁ、ホント凄かった。。
『WiLD CANDY』
ライブで絶対に盛り上がるテッパン曲ですが、初めての方にも楽しめるように入れたのでしょうか?しかしそういう意味ではもはや保険にもならないくらいに盛り上がっています(^^;
さすがに初めての方もいらっしゃるのでお約束の練習。 いや、練習なんて必要ないくらいの一体感・・・というか、この時間も楽しんでいる感じ♪
この曲、途中で大ジャンプがあるのですがモチロン禁止。その部分の直前、「ジャンプしちゃダメ!」と言うLiSA。モチロン、ジャンプせずにその場で精一杯の背伸びで皆表現!これがまた面白かった。言う事聞かないヤツなんて、少なくとも自分の視界内には居なかった。
『träumerei』
最後はもちろんこの曲です。これだけはオリジナルで聴いて欲しいとの事でCO-K先生はここで大きな拍手に包まれて退場。
発売日にして生で聴くのは2回目ですが、本当に発売日?と思えるくらい皆さん一体になっていました。どの曲もそうですが、どんなにCDを聴き込んで覚えても1発のライブには敵いません。LiSAは本当にそう思えるアーティストです。
『träumerei』は確かに「幻影ヲ駆ケル太陽」の内容を歌った曲ですが、LiSAそのものでもあります。他のタイアップ曲もそうですが、ライブで歌っている瞬間、そこに作品のイメージは存在しません。完全に「LiSAの曲」と化しています。
作品のイメージに寄り添って歌うアーティストが多い中、こういうヒトも珍しいというか、才能ですよね。だからこそ、ただ歌っているだけの方には興味が湧かないのです。。それはそれで聴くだけ。
4曲ですが、1日費やした価値はありました。これから1月の武道館に向けて47都道府県を握手行脚します。見かけたら是非パワーをあげてくださいませ♪
ちなみに昨年参戦した「めざましライブ」ですが、昨日は仕事で参戦出来ませんでした。どうやら猛暑の中、カオスなセトリだったようでw
今日もいい日だっ。