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イイね!
2014年12月17日

私たちが生きている『今』は、昨日まで生きてきた私たちの『シルシ』



 LiSA 7thシングル『シルシ』

 2014年12月10日に発売されました。

 『ソードアート・オンラインⅡ』2ndクールED曲です。


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今回も3種類が発売されました。

【通常盤】
 [Single, Maxi]
  (収録曲)
  1. 『シルシ』 (ソードアート・オンラインII マザーズ・ロザリオ編ED)
    (作詞:LiSA 作曲:カヨコ 編曲:堀江晶太)
  2. 『No More Time Machine』 (ソードアート・オンラインII キャリバー編ED)
    (作詞:古屋 真 作曲:野間康介 編曲:やしきん)
  3. 『crossing field -English ver.-』
    (作詞・曲:渡辺 翔 編曲:とく 訳詞:本山清治)

【初回生産限定盤】
 [Single, CD+DVD, Limited Edition]
 ★ 「シルシ」ミュージック・クリップ収録DVD付き
 ★ 16P撮り下ろしブックレット封入
 ★イベント応募券封入

 (収録曲)
  【通常版】と同じ

【期間生産限定盤】
 [Single, CD+DVD, Limited Edition]
 ★「シルシ」「No More Time Machine」ノンクレジット・エンディング収録DVD付き
 ★アニメ版権書き下ろし三方背スリーブケース仕様
 ★アニメ版権書き下ろしジャケットイラストミニポスター封入
 ★初回生産分イベント応募券封入
  (収録曲)
  1. 『シルシ』
  2. 『No More Time Machine』
  3. 『シルシ -Instrumental-』
  4. 『No More Time Machine -Instrumental-』

  【期間生産限定盤】のみ3、4曲目が違います。

 今回は収録曲が同じなので【初回生産限定盤】のみ購入しました。
 
 相変わらず全国のCDショップの盛り上がりは凄いのですが、フラゲ日から売り切れ店舗が出たり、尼でも出荷中断になったり、未だかつてない状況ですね。それだけ注目されているのでしょう。


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 さて、この曲はLiSAを応援する「LiSAっ子」にとって特別な曲なのですが、とにかく何か書けとリクエストがあったので書かせていただきます。(無くても書くケドw)


 まずは背景から・・・・・(絶対長くなります。あくまでも私個人の想いを「曲目線」で書きますので興味の無い方は是非スルーしてください。ですのでクレームは受け付けませんョ。)



 『ソードアート・オンライン』という作品は「生きるとはどういう事か」という事を考えさせられる作品だと思います。「生」と「死」は常に隣合わせにあるという当たり前の事を日常生活の中で我々は忘れてしまっています。車を運転するという責任感が正にそうですよね。
 人は「1人」では生きられません。「1人の集合体」ではなく、「信頼できる仲間」と助け合い、苦難を乗り越えて人は成長するものだと思います。
 ファンタジックな世界の中で「死」というテーマを重く捉えている作品ですが、その辺の劇伴を作らせたら梶浦さんの右に出る方はいらっしゃらないでしょう。


 では、「主題歌」の役割は何なのか?

 作品の世界観や登場人物の心情を歌にしたものですよね。『ソードアート・オンラインⅡ』は1stクールの「ファントム・バレット編」2ndクールの「キャリバー編」「マザーズ・ロザリオ編」から成るのですが、その全てが全く違う世界観を持っています。

 2ndクールOP曲、戸松遥さんが歌う『courage』は「勇気」という意味ですが、「生死」という重いテーマのインターリュード的な役割を果たしている「キャリバー編」にしてみれば皆で仲良く冒険するイメージで、ロック調な曲がとても合っています。

 ところが、「マザーズ・ロザリオ編」になると「結城」「ユウキ」「悠木」という意味が見えてきて全く別の感覚で聴こえるのです。アスナから見たキリトへの想いだと思っていた曲が、一変ユウキへの想いに変わりました。これはアスナを演じる戸松さんだからこそ、声優アーティストだからこそ出来る事なのです。

 最近のアニメーションは本編で新たな情報が開示されるとOPやED映像も変化しますよね。これだけ振り幅の広い作品ですが曲と映像が見事にマッチしていて同じ曲なのに違って見えます。やはり「アスナ」という一本筋が通っているからでしょう。



 これはOP絵コンテ&演出担当の足立慎吾さんのセンスが光ってますね。

 意外かもしれませんが、実はロック調が珍しい戸松さん。実際この曲はライブで体験しましたが、あえてしんみりした曲ではなく、コード進行やメロディーで心の迷いや葛藤、不安感を表現しつつ、テンポや歌い方で真っ直ぐなアスナの想い、そして強さを表現しているのだと感じ取ることが出来ました。生で見なければ、何でこんな曲にしたのか未だに彷徨っていたと思います。


---------

 対して、LiSAに与えられた役割を考えました。

 戸松さんのようにアスナ以外の事は歌えないという訳ではないので、世界観をそのまま曲に表現することができます。

 結果、全く違う世界観を同じ曲にしたくないと、『シルシ』『No More Time Machine』という2曲が生まれました。

 ところがコレ、完全にLiSAお得意のサプライズだったんですよね。

 2ndクールのED曲が『シルシ』であるという情報は出ていましたが、とあるイベントで初披露した時に参加していた友人に「どんな曲?」と尋ねたら「一番の宝物」みたいという答えが返ってきました。

 ところが、「キャリバー編」のEDを聴いた瞬間、「あれ?」なんか違う?

 そして『No More Time Machine』のテロップを見て「ヤラレタ!」と。。。

 『夕景イエスタデイ』といい、最近本放送でいきなり驚かせてくれますわw


 確かに楽しく冒険するような曲ですね。『BRiGHT FLiGHT』に似ていますが、大空を飛んでいるイメージはある意味共通かな?同じ野間さんの曲ですし。


 対して『シルシ』はLiSA初のバラードシングルです。

 LiSAのバラードと言えば『一番の宝物』の存在があまりにも大きく、彼女もずっと大切に歌ってきました。しかしあくまでも「ガルデモ」の曲であり、ユイの曲なんですよね。
 ソロデビュー後も『いつかの手紙』『シロイトイキ』のような名曲はありますが、やはり『一番の宝物』を超えるシングル曲を待ち望んでいました。もちろん「超える」と言っても「質」の問題ではありません。過去は大切にしつつ、「先」を目指して欲しかったからです。

 デート(LiVE)に行かれた方はご存じと思いますが、LiSAは全身全霊で想いを歌に乗せてぶつけて来ます。だからこそ心の底に響くものがあるのですが、特にバラード曲は息するのも忘れるくらいに聴き入ってしまい、自然と涙が流れます。LiSA自身も感極まって涙をこぼすほど。。

 「マザーズ・ロザリオ編」をしっかり読み込んで何度も泣いた彼女はバラードを選択し、ユウキの心を詞にしました。「生きた証をシルシたい。」純粋で純白な心を表す為、言葉のみで伝えたい為、余計なコーラスや音を入れず、伴奏はピアノ、ストリングス中心の編成になっています。
 LiSAとしてはかなり貴重な白いモノトーンのジャケットや衣装、MVは必見です。砂の上に印されていくアシアト・・・とにかく演出が素晴らしい。特に後半・・・そしてラストは驚きというかこちらも感動して。。。絶対にフルで観て欲しい。

 しかしこの曲、ユウキが生きた証という単に悲しい曲ではなく、アスナの真っ直ぐな想いがくれた勇気、そして生命の力をLiSAの絶妙な歌唱力、表現力で力強く歌われているのがポイント。だからこそ、バラードなのに聴き終わると放心状態になってしまうんです。
 ユウキは「ボク」という人称を使いますが、LiSAも「キミ」という人称を普段から使っていますから自分の中に歌詞がスッと入って来やすかったのです。

 そしてお気付きでしょうか?『シルシ』の世界観を大切にする為か、曲の前後のブランクが通常より長く取られています。一息ついてから『No More Time Machine』が始まります。


 色々な意味で大好きな曲達がまた増えました。



 ちなみに3曲目の 『crossing field -English ver.-』は「SAO」主題歌である原曲を英語にしたもので、特別なアレンジはありません。

 国内のみならず、海外でのライブも増えたLiSAが日本語で一生懸命歌ってくれているファンに感動し、恩返しの意味で英語ver.を作ったのです。




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   と、ここまでが「前段」です・・・・・





   この程度の内容をワタシにお望みではないでしょう?






   ここからはLiSAを応援して下さる方に向けて書きます。






   よろしければ、今暫らくお付き合いくださいませ。





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 LiSAっ子であれば、LiSAの全ての曲にどういう「想い」が込められているか、ご存じと思います。だから彼女を応援したくなるのだと思います。

 ノンタイアップはもちろんですが、タイアップ曲でさえもテーマの裏にしっかりとLiSAの想いが込められています。


 2014年はLiSAの音楽活動の集大成である武道館から始まりました。

 あの時のいろいろな想いがその後の曲達に込められていたのはその都度書いてきたので割愛します。そして2015年再び武道館2daysで始まろうとしています。

 コニファーの時に力強く拳をかざし「武道館2days決定してきました」という彼女の力強い言葉が未だに耳に残っています。「決定しました」ではなく、自然と「決定してきました」と言っていたそうです。
 その言葉を聞いた瞬間、ようやく「乗り越えてくれた」と安堵したものです。


 応援してくれるファンの為、皆に喜んでもらいたく、ずっと走り続けて来たLiSAです。弱みなんて見せられない。ずっと輝き続けなければいけない。そういう想いはずっと感じてきました。
 武道館での『I'm a Rock star』の件。そもそもあの時のセットリスト。全国の想いを自ら集め、LiSAとしてひとつの完成形を見せたかったはず。


 でもね、彼女の心の中にある不安感や弱さなんて、本当は皆知ってましたよ?

 だから応援するんだし。

 だから武道館を最後までやり遂げられたんだし。

 「あの日」をやり直したいって言ってましたよね。そんなの誰も気にしてませんよ?


 強いLiSAも、弱いLiSAも、どんなLiSAも全部含めて「LiSA」なんだから。

 いつだって迷わず、どんなキミだって追いかけてきたんだから。



 ようやく気付いてくれたようですね。

 だから『No More Time Machine』なのですよね。

 タイトルを見て、曲を聴いて、すぐに解りました。

 「過去」があっての「今」。これからも「先」を見て、皆で楽しく冒険しましょうよ。



 『シルシ』も同じ。

 ユウキの想いはもちろんなのですが、どうしても自分にはLiSA自身がこの1年駆け抜けてきた「想い」が強く込められた曲にしか聴こえませんでした。何度聴いてもその想いが胸を突き抜け、こみ上げてしまいます。。
 SAO2 #23は正にLiSAの想いがそのままリンクしていましたね。

 我々の瞳には、LiSAの生きてきたシルシ(アシアト)がしっかり焼き付いています。彼女がしっかりと前を向けた時、我々の瞳に映るものが見えたのでしょう。そして自分が何をすべきか悟ったのでしょう。


 私たちが生きている『今』は、昨日まで生きてきた私たちの『シルシ』


 一歩ずつ、『今』を大切に生きていく。


 それこそが『今日もいい日だっ!』という事。


 先日のリリースイベント、仕事で場所は取れませんでしたが遠くからでも彼女の歌声に込められた強い「想い」は伝わってきました。だからこうして書いています。



 何故「教会広場」でのリリイベだったのか、行ってみて解りました。この曲はある程度閉鎖された空間でじっくり聴くべきですね。アコースティックでの生歌はいつにも増して感情豊かで広場に響き渡り、『No More Time Machine』はものすごく楽しく。そして『シルシ』はそこに居た誰もが微動だにせず息をのんで聴き入っているように見えました。

 あんなの聴いちゃったらもうCDなんて物足りなくて聴けません。(聴いてますがw)

 しかも「教会」で歌う意味、作品的にもあるんじゃないでしょうか。

 更にこの教会へ続く「オリーブ広場」からの「オリーブ通り」。そう、LiSAっ子ならばすぐにピンと来ますね。「OLIVE」(織部)とはこれ偶然とは思えませんね。


 オリコン初登場3位! 皆ちゃんと分かってるんだから。


 2015年の武道館では新たなLiSAが見られることでしょう。彼女自身も「第2章」の始まりと言っています。


 これまでいろんな節目に立ち会ってきました。もちろん今回も立ち会います。


 期待しかしてません♪





関連情報URL : http://www.lxixsxa.com/
ブログ一覧 | LiSA | 音楽/映画/テレビ
Posted at 2014/12/17 01:30:38

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この記事へのコメント

2014年12月18日 19:28
ひとつの曲に込めた想い…

それは作品への想いであり、根底には自らの想いも…

そんなLiSAのタイアップ曲は本当にひとつひとつが刺さってきますね。

この作品は私にとっても「特別なもの」であり、「マザーズ・ロザリオ」は自分の分身もしくは体の一部のような気さえしてくる作品です。

そんな作品のEDが想いの込められた曲で締めくくられるのはとても嬉しいです。

リリースイベントはいいですね。ご承知の通り、教会とは祈りを捧げる場所ですが、その時に使うものが「ロザリオ」ですから、そこに意味があるのかもしれませんね。

ああっ、今から1月のライブが楽しみでなりません。
コメントへの返答
2014年12月18日 19:54
どんな曲にも制作にあたってはテーマがあるはずですが、今回あげた曲達に込められた想いはどれも深く、絶妙な方法がとられていると感じました。

LiSAに限らず商売ですから会社の戦略でリリースされているのは分かっています。
ですが、それを感じないどころか、各店舗の販売姿勢を見ても皆が応援しているような気がしてなりません。

「魅せる」だけのアーティストは沢山居ますが、あれだけ真っすぐ来られたら受ける側も真剣に受け止めてあげたくなります。
だからこんな小っ恥ずかしい事も書けちゃうんですよねぇ(^^;

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