2016年3月6日(日)
TRUE First Live 「Joy Heart」
@下北沢GARDEN
作詞家でもありアニソンシンガーである「TRUE」さん満を持してのファーストライブに参戦してきました。
実は今回のブログタイトル、「おつるの音返し(おんがえし)」にしようと決めていたのですが、とある理由で使えなくなりました。それはまた後程・・・
昨年だけで4回もフリーライブに行き、至近距離で堪能し、握手や会話を重ねて来たTRUEさん。そのキッカケについては
こちらのブログに書きました。あの時の衝撃が今でも忘れられません。
彼女の魅力を一言で言ってしまえば「圧倒的過ぎる歌唱力」なのかも知れませんが、そんな簡単な言葉では収まらないというのは一度でも彼女の生歌を聴いた方ならばお分かりいただけると思います。
「魂」を込め、空気を伝って大地を震わせる、そんな歌声と言って良いほどに突き抜ける迫力。そして私が好きな地声ハイトーンヴォイス。ファルセットで誤魔化す歌い方なんて全く必要ありません。
「喉からCD音源」という言葉がアーティストを貶す言葉だという私の持論を証明するに相応しいとはこの事。何せレコーディングの時は思い切り歌うとミキシングが大変なことになるから、いつも抑えているって言えてしまえるほど。
その込められた「魂」の意味を知っていればこそ、心から共感し、応援したくなってしまいます。
16歳で唐沢美帆の名でホリプロからデビューし、活動していた時代から歌の上手さには定評がありました。今とは全く違うR&Bテイストですが、そこそこタイアップもありファンも付いておりました。
・・・って、何処かに似たような経歴の部長が居ましたねぇ(^^;
当時のファンからはアニソン歌手への転向を惜しまれたりしたほど。
しかし、ご存じ彼女は「こちら側のヒト」。熱烈なアニメファンとして、作品の世界観や素晴らしさを皆に伝えたいという想いで作詞家としても活躍されていましたが、もっともっと伝えたいと、自身が表現者となるべく思い切って移籍し「TRUE」の名で、しかも「Lantis」から再デビューしたのでした。
本来持っていた才能はアニソンには最適なもの。圧倒的破壊力も、繊細な表現もこなせます。今や彼女の歌を聴かないクールが無いくらいの活躍。今期は2作品しかも念願のガンダム作品に携わるまでになりました。
「苦節」という言葉が相応しいかは分かりませんが、イベントを重ねてようやくワンマンライブを開催するに至りました。もちろん彼女も目標にしてきましたし、他の方のライブに行くたびにその想いは増してきたでしょう。
もちろん私も待ち望んでいました。イベントに比べて当然距離は遠くなりますが、更なる活躍の為には絶対に必要です。初ライブともなればこれまで積み上げて来たものがベースとなってライブスタイルが確立します。当然その一端を担う為、そして直接祝う為、参戦以外の選択肢など有り得ません!
1stアルバムにはタイアップ曲満載ですが、それ以外の曲、これまでのカップリング曲含め、自由に作れる曲たちには彼女自身の想いや魅力がふんだんに詰まっております。
イベント会場の貧弱な機材とは違う、音楽の為の箱。しかもファンしか集まりません。そして初生バンド!
(↑いや、本来は決して貧弱ではないのですが、TRUEさんの声を再生し切れないコトがある)
いよいよ、TRUEさんの全力全開が堪能できる日が来たのです!
いつもこんなブログばかり書いていますが、本当の魅力は実際に体験した方にしか分かりませんし、お伝え出来ている自信はありません。
それでも興味を持つキッカケになっていただければ幸いと思って書いております。
実際多くの方が同志となり・・・w
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下北沢は凄く久しぶりに行きました。もちろんライブで行くのは初めて。キャパは500名ですが、関係者席を削って当日券を数枚出してくれました。
狭いなりにも整っており、「こじんまり」という言葉が相応しいようなライブハウスです。地下駐車場のような場所で待機出来るのは良かったです。
かなり前方を陣取れました。気になる客層は同年代から下くらい?ライブ中にTRUEさんが聞きましたが昭和生まれと平成生まれが半々でしたね(^^;
意外と女性も多かった。
初ライブという事で、グッズも注目でした。
注目はロゴです。「軍」を意識したのはさすが。Tシャツの背中にも入っており、「鶴」のような、翼を広げたイメージです。某J○Lのマークとは全く関係ありませんw
マフラータオルにしてくれたのもさすが。ライブでは必需品、しかもタオル曲を意識したものですね。
リストバンドも必需品ですが、女の子でも付けやすいようにハーフサイズ2個セット。両手に付けたりタオルバンドにしたりと、本当に全てがライブに参戦する側の気持ちをよく解ってくださっています。
そしてTシャツの裾にプリントされたスタッフパス。これはいつも関係者側からライブを見ていて感じた、「観客もライブを支えるという意味で大切なスタッフの一員である」という想い。もちろん自分の名前を書けるようになっています。
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<セットリスト>
01_UNISONIA
02_Joy Heart
03_DREAM SOLISTER
04_SAKURAコンチェルト
05_エゴイックヒロイン
06_はじまりの翼
07_evolve
08_私が哀しみの盾になる
09_ailes
10_STEEL-鉄血の絆-
11_Story of Lucifer
12_BLUE MOON CHILD
13_飛竜の騎士
14_Dear Answer
15_TWIN BIRD
16_SUPER LOVERS
17_僕たちのシナリオ
(アンコール)
18_カレイドスコープ
(ダブルアンコール)
19_DREAM SOLISTER
1曲目は予想通りでした。最初から青のペンライトをスタンバイしていました。
特に決まったパーソナルカラーは無いのですが、おつるさんですから、ペンライトで盛り上げるのは当然「有り」に決まってます!
2曲目までは予想出来ましたが、まさか3曲目にアンコール曲と予想していたドリソリが来るとは!!(結果、まさかのダブアンでしたけどw)
最近は2~3曲目に大切な勝負曲を持ってくる方、多いですね。
MCの後、今の季節にピッタリな曲と言った瞬間、ピンクを発光させてスタンバイ。
ここからはPOPな曲のコーナー。「はじまりの翼」はもちろん大きく手を回します。
そしてバラードコーナー。「コメットルシファー」挿入歌「evolve」が聴けるとは。。。てかやはり「ailes」はバラードなのねw
もちろん後半大爆発!
ここで大切な曲を・・・・・
憧れのガンダムというビッグタイトル。今まで「アニメ」が大好きで、「アニソン」が大好きで、失敗しても前だけを見て突っ走ってきた人生を振り返り、それで良いのだと気付かせてくれた「鉄華団」に向けて作った「希望の歌」。
「いざ進もう 拳かかげて」
何の打ち合わせも無く、皆一斉に力強く拳をかかげていました。
奇しくもこの日、ほぼ同時刻に放映された「#22 まだ還れない」を帰宅後に観て、彼女の想いと歌詞と完全にリンクしてしまい、思わず涙を流しました。。。
「Story of Lucifer」「BLUE MOON CHILD」と大好きな曲が続き、ここから一気に飛ばしました。
「SUPER TRUE TIME」です!!
曲数的に未知の領域の中、益々ヒートアップすると共に迫力も精度も上がって行くTRUEさんを体力的に心配もしましたが、こちらも負けてはいられません。

← もう、お互いこんな感じで何かが弾けましたww
本編ラスト「僕たちのシナリオ」はずっと大切に歌って行きたい曲との事。
「アンコール!」の声は途中から自然と「お・つ・る!」に変わっていました。
アルバムラストの曲「カレイドスコープ」は自分自身を歌った曲。
しかもタオル曲でした!! タオルが赤いから3倍速く回せますねっ!ってw
そしてまさかのダブアン。やはりこの曲を皆で歌って〆なきゃね♪
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初ワンマンという事でバンドメンバー「TRUE(トゥル)の音楽隊」に色々と教わりながら今まで溜め込んだ想いを思い切りぶつけてくれました。本当に楽しく、大きなパワーをもらいました。終了後、マジで身体がボロボロで動かない。だけど後で元気になって寝れなくなったという初めての経験。。
たくさん遠回りをして、ようやく辿り着いた場所。それは「必要な遠回り」だったといつも言っています。まさしく、これまで支えて来てくれたファンやスタッフに対し、「音楽」で恩返しをした瞬間でした。
昨年からですが注目してきて良かった。本当にそう思える素晴らしいライブでした。
やはり私が応援するアーティストさんは「音楽」と共に「人間的魅力」がある方ばかりです。「声優アーティスト」も嫌いではありませんが、人間だれしも時間は平等にしかない中、二刀流のようなユニーク・スキルはごく一部の天才しか持てない才能だと思います。
そして「TRUE 2nd LIVE 〜TRUEの音返し〜」開催決定!!
はい。だから今回のブログタイトルに使えなかったという・・・
日程的に行かれないんですよねぇ。。。