EGOIST 8thシングル『英雄 運命の詩(うた)』
2017年8月16日発売予定。
「ギルティクラウン」の作中に登場する架空のアーティストだったEGOISTがその後作品の枠を超え「PSYCHO-PASS」で大きく飛躍。この時点で「アニプレックス」から「Sony Records」に移籍したのは今後の展開を見込んでの事。「楪いのり」から「chelly」へ。その後「甲鉄城のカバネリ」や劇場版「Project Itoh」三部作でまた新たな魅力を発揮してくれました。
そして「SACRA MUSIC」発足、移籍後初のシングルとなる今回、遂に『ノイタミナ』の枠をも超えビッグタイトル『Fate/Apocrypha』OP曲として起用されました。
最近のEGOISTは世界戦略を睨み新技術に切り替えた関係上、ファンとしては大きな転換期を迎えた後、初の通常営業となります。そこで『Fate』ですからね。先日超先行フル配信された途端、各チャートを総ナメにしたのも納得。
とは言え、自分にとって『Fate』は『stay night』直系以外の外典などには全く興味が無く・・・てかよく分からんのでアニメを観ながら世界観を勉強している状況。。
教会で祈るいのり(←紛らわしいw)が印象的な「redjuice」さんのアートワークは今までと何か違いますね。この衣装に何か意味があるのか?特徴的なステンドグラス、建築様式など気になる部分が多く、とにかく引き込まれて待ち受け画面にしているくらいです。
さて、肝心の楽曲ですが、かなり激しく難易度の高いもので・・・
chellyちゃんが何度も発言している通り
「これは人間の歌う歌じゃないっ!」
と言いつつカバネリなんかすんなり歌えちゃったくらいの才能を持っていますが、さすがにコレは。。。
そりゃね、元々ryoさんはボカロを人間の声で歌わせて来たのですから「出来る」と思えば誰もやらない事をどんどんやってきます。
作品自体、理不尽でやるせない戦闘を強いられるものですが「ルーラー」であるジャンヌ・ダルクの生き様を歌っているのでしょう。
フルで聴くと本当に凄いですよ!
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初めて聴いた時、まだカバネリの印象が強く残っているので「進撃」っぽい?と思った方も多いでしょう。しかし私はこの曲そっくりに聴こえました。
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『Fate/Grand Order』主題歌、ジャンヌ・ダルク(cv:坂本真綾)さんの『色彩』です。既出曲なのに昨年末から年始にかけてチャート上位に一気に出て来たので記憶に新しいですね。
特にサビから後は同じ構成に聴こえます。ryoさんが意識したかは分かりませんし歌っている内容は違うようですが、同一人物(?)なので不思議ではありません。
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さて、そんな『英雄 運命の詩』を引っさげてライブツアーが始まりました。
EGOIST Greeting Tour 2017「E/A」
「Greeting Tour」と言うだけありEGOISTの世界観を改めて紹介するツアーです。代表曲中心のツアーになるでしょう。金額も控えめで若干時間も短く豪華なリリイベ的な感じかな。
2017年7月22日(土)
札幌から始まり、2ヶ所目である「Zepp DiverCity Tokyo」2daysの2日目へ行って来ました。
ちなみにDiverCity前は現在こんな状況です。
いつもながらEGOISTのライブグッズはどんなライブであっても質が高く妥協がありません。今回はredjuiceさんのイラストを思い切り前面に出していますがこういうのも実は珍しい。
有料FC会員なので優先して購入出来るのはやはり良いですね。それでもステンドグラス・キーホルダーはあっちゅまに完売。。
自分はあえてブラックTを選択しましたが、実はいのりの姿が描かれたナチュラルTが圧倒的に人気でした。
それにしても、女の子率がもの凄く高い!回を重ねる度に増えている気がします。何がキッカケだろう?身に付けているものからして長期ファンもかなり多い。
ピックを加工してピアスにしていた女の子が居ましたね。なるほど。(つまり2days参加ってことだよね)
皆さん総じて「chellyちゃん可愛い!」と言っていますが、そういう意味では男女問わずの感覚だと思うのはライブに一度でも行けば解るでしょう。
超先行配信されたのはツアー日程に合わせてのものでしょう。ガッツリ聴き込んで行きました。
訳あって一時的に「T8iE MkⅡ」を使用しています。こんなに小さいのに音場がとても広く、煌びやかな高音が素晴らしくAK70直挿しでこの音ですから上位機種ならばもっと厚みが出て凄いのだろうなぁ。。
EGOISTはもちろん真綾さん、Aimerさんとの相性は素晴らしいですね。特にFlyingDogとの相性が良く、逆に粗が目立つ方も。。。
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では、ここからライブの感想など簡単に。
ネタバレになるかも知れませんのでこれから参戦の方はここまでという事で。。
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入場順が108番だったのでかなり前に行かれたのですが、EGOISTの場合は前過ぎても見難いかな?と手すりの位置まで後退。周囲には若手の集団。気合の入った女の子も多く、それでも*famの温かさを信じて開演を待つ。
以前のシステムならば幕の後ろにchellyちゃんを感じる事が出来たのですが。。
セットリストはあえて書きませんが、ほぼ全てがシングル曲。カップリングの『永遠』、もちろん『*fam』もあり。
最近までずっとワルキューレ仕様だったルミエース2オメガも本来の目的である『LoveStruck』対策に苦労して仕様変更しましたが使う事なく。。
まぁ、想定していたので仕方なし。
それにしても・・・肝心な『英雄 運命の詩』の時、皆さん「青」振っていたのは何故??
ツアーグッズが「紫」なんだし、ジャンヌは「紫」ですよね??
青髭の旦那じゃないのだから「青い子」と勘違いしてません???
いやぁ、ジャンヌ姿のいのりちゃん、カッコ良かったなぁ♪
(例のARもこの姿です)
驚いたのは会場別『Fate』カバー曲。札幌『to the biginning』、東京1日目『満天』とKalafinaが続き、周囲の反応からして『believe』もしくは『ring your bell』を予想していたのでしょう。
自分は全く知らなかったので『Fate』のカバー曲を歌いますと聞いた瞬間、「青」でスタンバイ!(もちろん『oath sign』)
まさかの『LAST STARDUST』で場内どよめき。。。。。
Aimerさんなら普通に考えて『Brave Shine』でしょう。しかし『LAST STARDUST』の素性を知っていれば一番聴きたかった曲とも言えます。
元々声質は似ていますが、Aimerさんの凄いところは低音。さすがのchellyちゃんも苦戦していましたが、素晴らしかった。
活動約6年でシングル8枚、配信限定シングル2曲、アルバム1枚しかないのに何度でも行きたくなるEGOISTのライブ。その魅力はもちろんchellyちゃんの歌唱力、人柄、楽曲ですが、生身ではないので技術的な部分も大きいのです。
最近はchellyちゃんの素が前面に出ていて映像を観ているのに普通のライブに行っている感覚が益々強くなっています。
全般的に新システムでは歌に合わせて作中の映像が流れます。それはそれで良いのですが、いのりちゃんはリアル過ぎて前のほうが良かったかな。
ラストを飾った『キミソラキセキ』は大好きな曲ですが、前システムの演出がいのりの心情を考えて作られていて本当に感動モノだったのですが・・・さすがにアレには敵わないですね。。
それでもまた行きたくなるEGOISTライブ。毎度言っていますが気になるならば絶対に経験して欲しいです。
終演後もまだ明るい♪
2日間参戦していた金沢の友人と合流して食事。翌日のめざましライブがKalafinaだったのですが自分は仕事。気持ちをお預けして参戦してもらいましたw
そう言えば、「E/A」の本当の意味って語られていたっけ?
ロゴが「
F/A 」に見えるので本当は『Fate/Apocrypha』なのかと思っていましたが・・・