声優として活躍してきた安野希世乃さんが2017年7月26日、ファーストミニアルバム『涙。』をリリース。ソロデビューを果たしました。
ここ最近、毎月のように会っているので私のブログに何度も名前が出てきておりますが、声優としての魅力は元より歌声、そして何よりも天然炸裂が全く嫌味の無い、むしろ最大の惹き付ける魅力として一度会ってしまったら忘れられない存在となっております。
ソロデビューの発表があったのは4月1日。
「冴えカノ」実写化!というネタに踊らされた直後。。
なので、にわかに信じられませんでした。「え?今更??」的な想いもありつつ、複雑な心境でしたが素直に嬉しかったですね。ようやく。。「念願」ってやつですよ。
安野希世乃さんを意識して応援するようになったのは確かに加藤恵ですが、遡り振り返ってみるとノイタミナ作品「UN-GO」に出演していた時、既に気になっていたようです。
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「ギルティクラウン」と同時期の放送で好きな作品でしたし、確かにこのエピソードは今でもハッキリ覚えています。当時から「キレイな声の子だなぁ」と気になっていました。夜長姫3+1があったからこそ、「エスカクロン」に繋がったのですよね。
余談ですが「UN-GO」があったからこそ、「夏色キセキ」に繋がったのですよね。
その後「I-1 club」「デレマス」等、歌を活かした役柄多数。そしてその名を一気に押し上げたのは何といっても「ワルキューレ」でしょう。
もはや「満を持して」のソロデビュー。しかも所属する「エイベックス・ピクチャーズ」傘下の「DIVE II entertainment」ではなく、ワルキューレと同じ「FlyingDog」からのデビューです。「エイベックス・ピクチャーズ」は元々他社のアーティストを起用する事がありますが、逆パターンもあるのですね。
ちなみに「Wake Up, May'n!」も「DIVE II entertainment」ではなく「FlyingDog」からのリリースですね。
デビュー・ミニアルバム『涙。』は「マクロスΔ」「ワルキューレ」と同じ福田正夫氏によるプロデュースであり、ワルキューレの楽曲を手掛けた方々が多く参加しております。もちろん「異世界食堂」も福田氏によるものです。
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『涙。』収録曲の紹介です。
01_I remember
作詞:h-wonder・古屋 真、作曲・編曲:h-wonder
『GIRAFFE BLUES』作曲・編曲のh-wonderさんです。古屋真さんはLiSAの明るい曲をよく作詞されており、つまり基本的に自分で作詞するLiSAが信頼している方という事になります。
オープニングに相応しい爽やかな曲ですね。希世乃さんの優しさ、清潔感が溢れ、ソロ活動の方向性が感じられる曲です。
この「涙」は悲しみを乗り越えて明るい未来に向かって行く為の「涙」。
02_さよならソレイユ
作詞:六ツ見純代、作曲:松本良喜、編曲:鈴木Daichi秀行
『AXIA ~ダイスキでダイキライ~』の3人ですね。
4つ打ちとフラメンコのようなカスタネットが特徴的な80年代歌謡曲的な曲ですが、かなり『AXIA』を意識しているように感じます。失恋から成長していく前向きの「涙」かな。
03_ちいさなひとつぶ
作詞:西 直紀、作曲:さかいゆう、編曲:河野伸
(TVアニメ「異世界食堂」EDテーマ)
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作詞は『いけないボーダーライン』『破滅の純情』『ルンがピカッと光ったら』の西直紀さんです。作曲のさかいゆうさんはアニソンを手掛けるのは珍しいですが、この曲を安心して聴けるのは作品イメージの曲である事はもちろんですが、河野伸さんの編曲によるものが大きいでしょう。
河野伸さんと言えばアイドルはじめ数々の曲を手掛けて来た大ベテランですが、私にとっては真綾さんの名曲数々、そしてライブサポートメンバーとして馴染みがあります。この曲、真綾さんが歌っていると言っても不思議ではありません。。
人は幸せに満たされると自然と「涙」が溢れます。美味しい物、心配り、そういう心の満足による感動が食の世界にはあります。
それが見事に表れた作品。感謝の「涙」。
04_悲劇なんて大キライ
作詞・作曲・編曲:堂島孝平
こんなロックな曲なのも『涙目爆発音』の堂島さんらしい。前曲からのギャップが凄いですがクセになる。こういう曲も希世乃さん「らしく」歌いこなします。てか、デレマスではこんな感じかw
絶対にライブでヤヴァい曲ですね。「悲劇なんて大キライ」と言っているように、何かを取り戻したい、悔しさの「涙」。
05_涙。
作詞:小池龍也、作曲・編曲:田熊知存
さすがに表題曲。希世乃さんの声や表現力を十分に堪能できるのはここまで4曲を聴いて来たからこそ、歌詞にも説得力があります。明日を生きるための「涙」。この順番に持ってきたのはライブで言えば本編最終曲のような感じがします。
表題曲なのにこの曲だけワルキューレとは全く縁の無い(と思われる)方が作られているのも面白いですね。
06_ねぇ、話をしよう
作詞:安野希世乃、作曲:北川勝利、編曲:北川勝利・acane_madder
ラストを飾るのに相応しい、優しく心が洗われるような曲。、「子守歌」がキーワードだそうです。希世乃さんの歌詞と語りかけるような歌声にこんな曲を付けてくれた北川さん、さすが解っていらっしゃる。
この曲は是非静かな場所で、良い試聴環境で聴いて欲しい。オルゴールの音、そして様々なノイズや音が絡み合い、間奏から増す厚み。そんな中でも希世乃さんの声はしっかりと存在感があり、気付くと後半はノイズが消えている。。最後のネジを巻く音、そして・・・
その瞬間、心清らかに自然と「涙」が出ている自分が居ます。。。
07_戸惑いトレイン <ボーナストラック>
作詞:児玉雨子、作曲・編曲:板倉孝徳
(OVA『エスカクロン』第2話挿入歌)
前曲との曲間、絶妙に多めに空いているのはそれぞれの世界観を大切に、そしてここで変化させる為。CDのみのボーナストラックなので、あえてハイレゾ購入しませんでした。
この曲、ある意味一番好きです。それは
エスカクロンを観たから でしょう。あの感動が甦り、それこそ「涙」が自然と出ます。本当に良い曲。本当に良い作品。。
エイベックス・ピクチャーズ傘下のDIVE II entertainmentが音楽制作である「エスカクロン」に於いて、『戸惑いトレイン』のみが希世乃さんソロなのでレーベルを越えたボーナストラックとして実現したのかも知れませんね。
他の曲・・・音源化しないかな。。(何故か総監督のDAPに入っているのだが。。)
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さて、そんな訳で『涙。』のリリースイベントに行くのですが、その前夜仕事帰りに身を清め(嘘)、神田の「明神カフェ」で開催されている
「異世界食堂」コラボ に行って来ました。
ちなみに現在は終了しています。(次は「ダンまち」とか。。)
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店舗の奥には例の扉が。まるで祭壇のような感じでしたw
店内には原画などが飾られ、映像を観ながらコラボメニューを堪能するのですが、コラボと言う割には通常メニューとしてクウォリティーが高く、あまりコラボ感はありませんねぇ。。
自分はオムライスと雲を頼みました。(メンチカツが無い!)てか、店員さんがドジっ子で間違いが多く、雲を先に持ってくるとか無いでしょう。。てか、盛り付けオレのが絶対に上手い。。
一般客も多く、業界人的な方もチラホラ・・・
翌日判明したのですが、隣に居た方、漫画版の作画をされている九月タカアキ先生でした。どうりで皆さんが挨拶にくると。。
ちなみに「お冷」はフツーでしたw
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2017年7月29日(土)
アルバムリリース記念イベント『ちいさなひとつぶの涙。』
ミニライブ+特典お渡し会がゲートシティ大崎にて開催されました。
うーん、やはりカナメ役の安野希世乃さんがソロデビューした的な扱いになるのか。。
7月9日、希世乃さんの誕生日にFlyingDog本社で行われた
先行視聴会 に行かれなかった悔しさを胸に・・・
ゲートシティの開門が7時、入場券の配布が8時からという事で、早起きしたつもりがギリギリの時間。。それでも中盤以前の位置を確保。CDに封入されている引換券が必要だから2枚購入したのではなくてよw
当然14時までかなり時間がある。会場を見降ろすス○バできよのん大好きアイスラテを飲みながら音楽を聴いて時間を過ごす・・・
最近とあるルートでお試しとして使用していた「T8iE mkⅡ」ですが、「夢」は手が届かず「AZにゃん」は躯体がデカくてイヤピでどうにかなるレベルではないと断念。てか、「T8iE」が良過ぎて・・・
で、結局コレをレギュラーとして使用する事になりました。(かなり格安で入手。)恐らく初めてのダイナミック型。「XELENTO REMOTE」のほうが好みの音質ですが、バランスに拘りこちらを選択。(左右が分かりやすいのも大きな理由)
繊細で煌びやかな音、装着感は一度使うと戻れないかも。更にfinal「
FI-CABF12D 」にリケーブル。
物足りなかった深みが増し、もはや欠点無し。ヘタなポタアン要らないと思えるレベル。じっくり育てて行きたいですね。
これで聴く『涙。』は本当に涙モノ。。。
その後中野に移動しドレジャーハントw
そして昼食はもちろん・・・・・メンチカツ!!
会場に戻ると丁度リハーサル。私服♪で、コケる。。マジ天然。。そこがまたイイw
整列。意外とフツー装備な方々。ワルキューレ、カナメ装備がやはり目立つが・・・何と直筆サイン入りカナメTの子が!!
自分はあえて「冴えないカナメの異世界食堂」的な装備。そんなヤツもちろん居ないw
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『涙。』は青がイメージとの事だったが、青い衣装は自称民族衣装風。ターンしたらふわっと浮いてしまったので急遽ベルトをしたとか。
もしかしたら、このまま「青」で行くのかな?
01_I remember
予想通り。歌詞に合わせて手を横に振る。凄い緊張感が伝わってくる。
歌い終わってようやく一息。
挨拶をしつつ360°見回す。かなり舞い上がっている?
ゲートシティに行った事があるとご存じと思いますが、ステージの後ろにエレベーターがあり、上階から見ていた方に気付き、思わず手を振ってしまう。見ていた方たちが逆に驚き手を振り返す。。何だコレww
水を飲む・・・「お水美味しい?」との声掛けに、「お水美味しい?ってホントに存在するんですね??」と喜ぶw
自己紹介をしつつ、やはりマクロスΔの話に。福田氏も来ていました。
すると何と!
02_AXIA ~ダイスキでダイキライ~
まさかこれが聴けるとは!!
てコトは、『さよならソレイユ』無いってコトじゃん!?
でもまぁ、大好きな曲がまた聴けて幸せでした。
曲後・・・もちろん・・・・・・・・・・
メッサーーーーーーーーーーーッ!!!!!
間髪入れず次曲に行きたかったのに、希世乃さん横向いてスタンバイしながら笑っちゃってるよw
03_悲劇なんて大キライ
実はこの曲、絶対にタオル曲だよねと事前に話していたので、初回限定盤の特典である「涙を拭くための…“特製ハンカチ”」を振り回そうかという事で、持参している方の多かったコト♪
いやぁ、楽しかった。こういう盛り上がる曲もいいですね。
さすがにこのハンカチは小さいのでライブの時には何か考えますとの事。ポッキーの日、楽しみです!
04_ちいさなひとつぶ
最後はもちろんこの曲。やはり良い曲ですねぇ。。
はやみんの時は「浄化」されましたが、それとは違うけど浄化されたような感覚。でもやはり「癒された」というのが最も相応しいかな。こんな天然さん、ズルいよ。。。
最後のに写真撮影をし、ポスターのお渡し会へ。
握手会ではないので渡されたらどんどん進まなければならず、直前にに荷物を預けて渡されたら荷物を受け取って終了。。。
そんな中でも一言くらいは交わせるので皆さん必死。。
ワルキューレ・サインを試みた方も居ましたが笑顔で手を振られ・・・
彼女ならば絶対に返してくれると思われたが、恐らくスタッフが先読みして止めていたのでしょう。全く返す雰囲気が無い。スタッフがどんどん背中を押して進めてしまう・・・
緊張からか、何度も水を飲み中段しながら進行。そう言えば前日のニコ生でもカフェラテ飲みまくってたなぁ。
そんな中でも何かを残したいと思い一言伝えると、さすがに驚いて喜んでくれました。
お台場で
自分だけにくれたワルキューレサイン 。当時あれ以上の進展は無いと思っていましたが、一言でもお話出来る日が来るとは。。
ホント、会う度に不思議な魅力満載の安野希世乃さんです♪
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2017」には行かれないので次に会うのは3週間後。さすがにその時は「恵」ではなく「愛」装備で行きますが・・・