2017年8月19日(土)
JUNNA 1st LIVE TOUR
『JUNNA ROCK YOU TOUR 2017
~ Vai! Ya! Vai!~』 at 赤坂BLITZ
前回ブログの続きです。
名阪に参戦される方もいらっしゃるのでネタバレなしで書きたいのですが、やはりどうしても書き止めておきたい事が多く、中途半端にはしたくないので書いてしまいます。
後半は内容に触れて行きます。よろしければ後日改めてご意見でもいただけたらと・・・
そもそも何故こんなに早くJUNNAちゃんがソロデビュー出来たのか?
ワルキューレの「美雲・ギンヌメール」としてではなく、完全に個人としてのデビューです。
同メンバーであり業界では先輩として既に実績のある東山奈央ちゃん、 安野希世乃ちゃんも相次いでソロデビューしましたが、ツアーの予定は無く、ソロライブは決まっていますがまだ先の話。(てか、奈央ぼういきなり武道館って。。やはり実績か。)
FlyingDogのかける想い、果たしてどんなものなのか?その答えはきっとライブにあります。
片鱗は既にミニアルバムに出ていましたね。
美雲さんのミステリアスで低い声を演じているのは小清水亜美さんですが、2人とも元々声質が似ているので違和感がありません。その上、JUNNAちゃんは美雲さんを意識して、演じて歌っていますし、ワルキューレの場合ソロ曲であっても必ず他のメンバーがハモっていますので、完全に自分の声だけという曲はありません。
ワルキューレのライブでJUNNAちゃんが無口だった理由、それは美雲さんの声はあくまでも小清水さんだから自分がしゃべる事でイメージを壊したくないからだそうです。徹底していたのですね。
だからこそ、ソロシンガー『JUNNA』として、自分らしく歌っている姿がとても新鮮であり、歌に説得力があるのだと思います。
表題曲『Vai! Ya! Vai!』を聴いた瞬間、「あぁ、これがJUNNAなのか」と引き込まれてしまいました。
不思議なダンスはさておき、歌い方、表現方法、音域、そして楽曲そのもの、6曲入りのアルバムどれをとっても「美雲・ギンヌメール」を思わせるものは存在せず、まぎれもないソロシンガー「JUNNA」そのものなのだと思います。
そしてライブになると気になるのはサポートバンド。
ワルキューレはレコーディングからライブまで一流のミュージシャンが脇を固めておりました。
作品色の無い新人のソロライブにまで出てくることはありません。(まめぐは特別。)
つまり、技術的な優劣がどうこうではなく、他の方が演奏する事で今まで聴いてきた曲も別物になってしまうという、ある意味「不安」です。
実はこれ、最近LiSAのライブでずっと感じてきた違和感なのです。
LiSAのデビューからずっと支えて来た「らーメンズ」は時々入れ替わりもありましたが、昨年あたりからCO-Kさん以外全員変わってしまいました。CO-Kさんは何処にでも一緒に付いて行く相方なのでさすがに変われませんが、「にゅーメンズ」になって明らかに音が変わってしまったのです。
理由は大人の事情なのでしょうが、それこそ技術的云々ではなく、どちらが良いとかではなく、折角皆で作り上げて来た世界観が変わるって違和感でしかありません。LiSAの場合バンドヴォーカル的な要素が強いので尚更です。。
何故ここでLiSAを引き合いに出してきたかと言うと、実はJUNNAちゃんのサポートバンドに元らーメンズの「うのちゃん」が参加しているからなのです。
久しぶりのうのちゃん、どういう音を聴かせてくれるのか楽しみでした。
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虎ノ門のニッショーホールから赤坂BLITZまで徒歩で約15分。何となく雨が降り始めたのですが何とか現着。実はココ初めて。TBSの敷地内と言うのですかね。なかなか綺麗な建物です。
速攻で物販購入後、小腹がすいたので屋内に入ると同時に雷雨!!
ヤヴァかった(^^;
さすがに「まめぐ装備」はアレなので換装。。
豪雨の中かなりスピーディーに入場して行きましたがズブ濡れの方多数。。600番台前半でしたが入場してみるとかなり前方中央を確保。女性が多いのには驚きましたが、おかげで見やすかった。。
持ち歌が少ないので想像するにワルキューレの曲もあるはず。
もうひとつの心配・・・
美雲さんのつもりで見に来ている方も多いはず。ペンライトは恐らく「紫」を振る気満々でしょう。それがこの先デフォになって欲しくないし、ちゃんとアルバムを聴いたのならば美雲は美雲としてJUNNAちゃん個人を応援して欲しい。
まめぐだって基本はピンク。ランカ曲以外で緑を振ることはほとんどありません。
なので、自分はペンライト無しで挑むことにしました。もちろん、ワルキューレが来たら「紫」を振ります。
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という事で、ここから先はライブの内容になります。
出来れば最後が重要なので読んで欲しいところですが・・・
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バンドメンバーに続いて登場したツインテJUNNAちゃん。
その手にはギターが!
01_大人は判ってくれない
02_JINXXX
どうやら数日前にノリで勧められたので練習時間ほとんど無かったはず。なのに堂々とした歌いっぷり。恐ろしいJKですね。
03_LOVE! THUNDER GLOW
04_火遊び
LTGはどうしても横アリを思い出しますね。あのジャンヌさながらにフラッグを掲げて堂々と歌い上げるカッコイイJUNNAちゃん。それはシェリルさんのアレとはまた違った魅力。
やはりソロで歌いバンドが違うと全く違う印象。ライブアレンジが入りますからね。それでも盛り上がる事には間違いない。歴代歌姫のように末永く歌い続けて欲しい。
05_ダニエル
06_ダイアモンドクレバス
07_GIRAFFE BLUES
『火遊び』からスローな曲が続きますが、まさか真綾さんの『ダニエル』をアコギで弾き語りとは!
全編英語、懐かしい菅野さんの曲ですよ?この選曲は渋過ぎる(^^;
みのりんごもガチな真綾さんファンだし、ホント皆さん真綾さん好きですよね♪
そして『ダイアモンドクレバス』『GIRAFFE BLUES』の美雲ソロver.というかJUNNAちゃんver.ってライブでは初披露ですよね。
この2曲、「F」「Δ」それぞれで同様な使われ方してますね。同じ曲なのに歌い方で意味が違ってくる。
特に『ダイアモンドクレバス』はMay'n部長にとって本当に大切な曲ですし、息遣いによる表現力で聴く度に違った表情、感情を見せてくれます。ライ部ではペンライトを消灯、場合によっては目を閉じて静かに聴き入る曲です。
なのでJUNNAちゃんが歌う事に反対の立場。上手いとか関係なく、「マクロス」という作品にとっても特別な歌なので出来れば手を出して欲しくなかった。。
しかも聴き慣れた「TEAM ONGAKUSHITSU!」じゃないし。。。
ジラフのアウトロから演奏が続き衣装チェンジの為にはけるJUNNAちゃん。
上空から降りて来たステージ一杯に広がるセットは外にあったような規制線を張ったもの。次曲決定!!テンション上がる!!!
髪型も変えサイドを下ろしたJUNNAちゃん登場、規制線の裏から覗くように熱唱!
08_Vai! Ya! Vai!
09_Catch Me
10_僕らの戦場
11_破滅の純情
やはりヤヴァかった!!これライブの醍醐味味わえる曲。もうCD聴けないかもw
さすがにこの曲は「赤」振りましたよ!場内は「赤」「黄」2色に。
『Catch Me』はタオル曲!この流れで倍ヤヴァイ!
そのまま『僕らの戦場』『破滅の純情』って。。。。。もはや何倍ヤヴァイか分からなくなった!とんでもなくヤヴァ過ぎましたっ!!
そして最後の曲もアコギで。
12_Shooting Star
バンドメンバー紹介、「うのちゃん」は「うのっち」と紹介されてましたね♪
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アンコールで登場したのはポニテJUNNAちゃん!グッズの紹介、そして客いじり・・・じゃなくて何処から来たのか確認。海外からの参戦も多く、一番遠いのはフランスだったかな?2days来ていた方も多かった。
しかし・・・前日は国の場所が分からずアレだったのでスタッフが地球儀を用意してくれたというw
でる魂+イベからの参戦もかなり居ましたね。希世乃さんのマネさんがライブ直前、みのりんごと2人からのお花をズブ濡れになって届けてくれたとか。ニッショーから来たんですね。感動して凄く勇気をもらったとか。
EN01_オー!リバル (ポルノグラフィティ)
コナンが大好きという事でのカバーでした。ちなみに前日はB'zの『Q&A』だったそうで。コナンも大人気ですね。一番好きなアニメだそうです。
EN02_いけないボーダーライン
これで本当に最後。やはりこの曲ですかね。もうね、盛り上がるなんてもんじゃありませんよ。どれだけ高く跳んだコトかw
堂々とした歌いっぷり、とにかく歌が好き、もっともっと先に進みたいという気迫と可能性が強烈に伝わって来ました。この感覚、他に類を見ないかも知れません。
それでいてMCになるとやはりJKなのがまた良い♪
やはりFlyingDogが本気で推すだけの事はありました。
そして新曲の発表。と言ってもそれがようやく1stシングルになるのですが、「魔法使いの嫁」OP曲との事。他のどの曲とも違う感じとの事です。先行で第1話を観ましたが、あの世界観をどう表現してくれるのか?本当に楽しみです。
次の作品に携われるという事で先ずはひと安心ですね。
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最後に・・・・・
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実はライブ開始前から気付いていたのですが、2階関係者席に「なおぼう」が来ていました。シルエットですぐに判ります。
のぞみるは別の仕事で来ないのは分かっていましたし、唯一来られるワルキューレメンバーという事になります。
なおぼうが見守る中でのライブ、JUNNAちゃんはそれだけで何よりも心強く、安心してライブに臨めたとの事でした。
終演後、さすがに皆さん気付き、2階席に向かって手を振ったり声をかけたり・・・
・・・すると
「これからもJUNNAちゃんをよろしくお願いします!」
と、なおぼうが叫んだのです。
普通、そんな事ありませんよ。さすがに可愛い妹分がライブを成功させ、感極まったのでしょう。
そう、これこそが「ワルキューレ」の絆なのですよ。だから彼女達を応援したくなるのですよ。だから同日開催に憤慨したのですよ。。。皆、来たかったでしょう。。。
こうしてそれぞれに触発し合い、成長して行った先のワルキューレが劇場版でどんな活躍をしてくれるのか、(歌的にw)早く観たいものです。
そしてJUNNAちゃん他メンバーの今後の活躍を期待しつつ。。。