2016年6月18日(土)
EGOIST Greeting Tour 2016 : side-B
「UNVEILed of KABANERI」@ ZeppTokyo
「
side-A」に続いての参戦です。
今回は『KABANERI OF THE IRON FORTRESS』発売後ということもあり、*famとしてはTOP画像のアレや、この短期間で更に進化した「3.5D」技術、そしてまた何をやってくれるのか、とにかく期待しかしておりませんでした♪
・・・・・がしかし、この日はどうしても外せない仕事でチケットの手配をしておりませんでした。
2回目を強行したくらいに素晴らしかった「side-A」でしたので、無茶してでも入手しておけば良かったなぁ。。。と思っていた所に神の声が。
「チケット1枚余ってるけど、行きますか?」
うーん、行きたいケド大事な仕事が・・・ムチャして仕事切り上げても絶対に開演に間に合わない。途中入場って嫌なんだよなぁ。。
しかし何時になるか分からないけど、行かないと絶対に後悔する・・・・・
ん?「駿城」使わず自分の馬で行けば、カバネさえ現れなければ半分の時間で貫けるぞ?
かくして、金剛郭へ向かうことになりました。ナンノコッチャ
----------
さて当日。
電車を使わず車で行けば、渋滞さえしなければ半分の時間で到着するぞ?という事に気付き、もはや聖地となったZeppTokyoに向かったのでした。
というのが先ほどのナンノコッチャという訳で、ライブ後の美味い酒を捨て、一刻も早く到着する可能性を選択し車で出勤。職場から電車で向かうとどうやっても1時間以上。しかもクールビズで突入することになるが、車ならば20~30分。しかもフル装備を搭載しておいて着替えられる。この差は大き過ぎる。。
18時開演。17時には仕事を切り上げたかったのですがこんな日に限ってトラブル発生。結局職場を出たのは17時40分。開演が少しでも遅れていればいいなぁ・・・などと勝手なことを願いつつ道のりは順調。
臨海副都心の出口が遠くなったのも、こういう時は悔やまれます。。いつもの駐車場に到着したのが18時10分。この時間なので至近距離に駐車出来、すぐに着替えて最短距離で現着。入場したのが18時25分くらい?
私に声をかけて下さった金沢の神は既に入場済み。実は事前にチケットを受け取っておりました。(って、今年何度会っているのやらw)
既に盛り上がっていて Volvicが美味しいとか言ってる・・・最初のMCか。
思い切って前方の扉を開けてみたら意外と入れる隙間があり、良いポジションに入れてしまいました♪
さぁ、テンション上げて追い付こうと思ったらバラード・コーナー・・・後で聞いてみたら序盤は大人しめに始まったとか。しかも開演が遅れてまだ「3曲」しか歌っていなかったという幸運(^^;
結局ここからどんどん盛り上がり遅れはすぐに取り戻せ、しかも今回は大好きな曲ばかりの素晴らしいセットリストでした。
EGOIST Greeting Tour 2016 : side-B 「UNVEILed of KABANERI」@ ZeppTokyo
<セットリスト>
01_Extra terrestrial Biological Entities
02_好きと言われた日
03_Door
04_Depertures ~あなたにおくるアイのうた~
05_Ghost of a smile
06_カナデナル
07_Fallen
08_リローデッド
09_KABANERI OF THE IRON FORTRESS
10_It’s all about you
11_手遅れ
12_elbadaernU
13_1.4.2
14_名前のない怪物
15_The Everlasting Guilty Crown
16_All Alone With You
[アンコール]
17_LoveStruck
18_雨、キミを連れて
19_Lovely Icecream Princess Sweetie
20_キミソラキセキ
----------
今回まず目に付いたのは映像の進化!
背景は更にパワーアップし・・・というのはモチロンですが、この短期間で3.5D技術の進化が凄かった!
「side-A」でいのりちゃんが水を飲めるようになって驚いたばかりですが、今回はフラッグまで登場!しかも指先まで動くようになっている。あれは本当にビックリした!!
プロデューサーのなかむーさんによれば、いのりちゃんはカメラを使う光学式モーションキャプチャーではなく、chellyちゃんにジャイロセンサーが各所に埋め込まれた特殊スーツを着てもらい、身体の動きや位置情報を取得してリアルタイムにリンクさせる「慣性式」との事。
更に髪、スカートやリボンなど、衣装のヒラヒラした部分などセンサーが付けられない部分は「物理計算」で 重力値や空気抵抗、風等の設定を駆使しているとの事。だからこそ360度どの角度からも見られ、指先の動きや、抽選箱を探る動きも出来るのですね。
本当に凄い拘りですが、chellyちゃん自身、特殊スーツと言っても衣装とほぼ変わらないヒラヒラした装飾品も付いているものを着ている為、動きにもリアリティーが生まれるのです。実は一番大切にしているのは「生感」なのです。
やはり「EGOIST」は「LIVE」なのです! (実際に見てから評価しろってコト。)
それにしても・・・・・ここ「ZeppTokyo」はEGOISTにとってホームのような場所。
先日の名古屋と比べるのもアレですが・・・
やっぱ東京の「*fam」はオカシイわ!!! (←全力で褒め言葉w)
もうね、会場に入った瞬間に感じましたよ。とにかくアツく、温かい。コールはもちろん歓声(決して奇声ではない)がもの凄い。サインライトの振り方、カラーチェンジの早さと対応力、クラップ等々・・・激しいのに決して邪魔をしない絶妙感。
触発されてか、chellyちゃんも凄く声が出ていましたね。
自分も全力全開で対応。自分は単一テンポではなく指揮者のような感覚で強弱付けて振るので凄く疲れますが、曲や雰囲気にハマった時の高揚感がたまらないのです♪
最近は『カナデナル』も「青」から終盤「赤」にしますが、東京ではやっているヒト多かったですね。こういうのも嬉しいです。
途中のアンケートではニセモノ票はあるとして1/3ほど初参加のようですが、相変わらず女性は多いしファンの拡大がある中でこの盛り上がりは本当に凄いですし、そういう方の為にも最初から参戦している我々が先導しなきゃという感覚も生まれます。ここZeppTokyoはそういう場所。『All Alone With You』で声を詰まらせてしまった時も、瞬時に皆で歌いました。
----------

さて、今回のツアーは『KABANERI OF THE IRON FORTRESS』発売前の「side-A」と発売後の「side-B」に分かれておりますが、「side-A」ではAimerさんとの共演、しかも帯同という凄いコトをやってくれました。
「side-B」では何をやってくれるのか想像もつかず大変楽しみでありました。ツアータイトルも 「UNVEILed of KABANERI」という事で、過去形に変わっております。
イメージカラーも「赤」から「青」になりました。作品イメージからすると、心臓から出た血液を身体中に送り出す
動脈と、心臓に戻す
静脈。役割が違います。

(こういう印刷物もたった2文字「ed」を加えるとか拘ってます↑)
次週、ファイナルとなる大阪公演では正に『甲鉄城のカバネリ』最終回直前SPとなる訳で、セットにして考える必要がありますね。
という訳で、今回の特別は・・・
8曲目『リローデッド』が終わり、超盛り上がりでMC突入!
今回はFC限定配信ラジオ「僕の考えた名前のないchelly」の公開録音をこの場でしたいとの事。
ん?と思いつつもこれはこれで嬉しい!
OPが始まり、異様な盛り上がりで『甲鉄城のカバネリ』のオハナシへ。この時点では#10の衝撃的な最後を迎えた直後でした。
ここで何と!
「更にスペシャルなゲストをお呼びしています。」
もうこれで全て納得!会場内テンションMAX!!!
主人公・生駒役、畠中祐さん、そしてヒロイン・無名役、千本木彩花さん登場!!
EGOISTのツアーTシャツを着ています。とんでもない大歓声!やはり無名ちゃん人気は男女共に凄かった!意外と生駒も人気ありますねw
収集付かないと思ってもそこは*fam、マナー良く迎え入れて話をしっかり聞きます。一応収録中ですし(^^;
2人共これだけの人前に出るのは初めてだとか。それにしては話が上手いですが、とにかく*famのアツさと温かさに驚いていました。
ここでchellyちゃんが質問形式で進行していきます。
『甲鉄城のカバネリ』の声優が決まった時は、どんな気持ちだったのか?
それぞれのキャラクターについて、どう思っているか?
アフレコ現場の雰囲気は?
逆にchellyちゃんに質問、どのような気持ちであの曲を歌っているのか?
これに対しchellyちゃん、EGOISTの曲はどれも難易度が高く大変なのに意外とスルっと歌ってしまう訳ですが、この曲に関しては「技量とか関係なく、熱意で歌った」とか。
等々、とにかく面白く貴重なオハナシを聞けました。
次に印象に残っているシーンは?という質問に3人それぞれが回答。
これがまた私も納得の大好きなシーンばかりでしたがここでchellyちゃんが選んだ印象に残っているそれぞれのシーンを「生アフレコ」して欲しいとか!!
しかもアニメチームが協力し、本編映像に沿って実際の台本を見ながらの「初生アフレコ」という豪華さ!!
ちなみに生駒は序盤で甲鉄城に捨てられ、
「俺がお前らを助けてやる・・・」の場面。
無名は同じく序盤、カバネの中に飛び込み
「六根清浄!」までの場面。
更に2人が絡む
「お前を人間に戻す」の場面。
そりゃもう息するのも忘れ、涙流して大興奮状態!!マジ凄いですわ!!!
二人とも、画面を見ずに台本を読んでいるのにタイミングバッチリ。さすがプロ。
更にchellyちゃんから「もうひとつお願いがあります。」と、オープニング『KABANERI OF THE IRON FORTRESS』のTV edit冒頭の、生駒のかっこいいセリフ。あれを生でできないか?と。
そして・・・・・
「貴様!人かカバネか?」
「どちらでもない。俺たちはカバネリだ!」
と2人で叫び、そのまま『KABANERI OF THE IRON FORTRESS』に突入!
ここでいのりがフラッグを振るという演出があったのでした。
しかも実は・・・「貴様!人かカバネか?」と叫んだのはchellyちゃんでした!
誰も気付かなかったくらい、本職声優もビックリの上手さ。
こんな豪華なコト、あっていいの?
後日ここで行われる作品イベント「甲鉄城の宴」でもやるか分からんのに・・・・・
こんな感じで大盛り上がりで「僕チェリ」の公開収録は終了。いやいや、無茶して来て本当に良かった。。。。。
そして今回もうひとつの楽しみが続いてやってきました。
『KABANERI OF THE IRON FORTRESS』カップリング曲
『It’s all about you』もちろんライブでは初披露です。
TOP画像の曲です。(知らないヒトにはサッパリですねw)
EGOISTはあくまでも「楪いのり」が実在している姿であり、chellyちゃんは全ての曲を「楪いのり」として気持ちを込めて歌っています。
ですから「chelly」として歌っている曲は歌い方も違います。『ninelie』の場合は「chelly(EGOIST)」なのですが、『Great Distance ryo supercell feat chelly 』は力を抜いた地声で歌っているように聴こえます。FCライブ等で聴かせてくれるカバー曲は正にそうですね。
『It’s all about you』は今までのEGOISTには無かった曲です。いのりを知っていればこそ、「あ、いのり変わったな」と思えるほどに明るく吹っ切れたような、面白くキャッチーな曲です。
「ザクとは違うので皆さんグフ色で・・・」
瞬時に会場内が「青」くなったのは言わずもがな。
そう、そもそもこの2曲のイメージカラーが「赤」と「青」だったのです。
何たって映像がカッコ良過ぎる!!chellyちゃん、こういう曲も凄く似合う。
それにしても、*famの適応能力の高さw
ま、自分も完璧に付いていきましたケドww
と、いつもの抽選会もあり、最後まで大盛り上がり大会でした♪
今回特に思ったのですが、chellyちゃんの口調や仕草、テンションは基本フラットなのですが、最初は緊張もあり「いのり」としてどうしたら良いかなど悩みもあったと思うのです。それがまた人間臭くてすっごく可愛らしく魅力なのですが、それが更に何か吹っ切れたような人間臭さを感じました。良い意味でね。
今後また新たなEGOISTが見られるかも知れませんね。

物販はもちろん終演後になりましたが、初ライブの「白」を入れてトリコロールが完成しました♪お台場だしねwなんて遊んでいたら「あれ?床屋さんみたい?」「あぁ、動脈と静脈か。」と思った訳であり。。。
お声がけくださった金沢の神に感謝。共に食事をして帰宅しました。