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2015年12月28日 イイね!

Christmas Premium LIVE 2015 "Kalafina with Strings"

Christmas Premium LIVE 2015 "Kalafina with Strings" 2015年12月25日(金)

 Christmas Premium LIVE 2015 "Kalafina with Strings"
 Bunkamura オーチャードホール


 2012年、2013年に続いて3回目の "Kalafina with Strings"ですが、「ピアノ」「ストリングス」「声」という編成でクリスマスアレンジされた楽曲を専用のホールで堪能できるという事で毎年楽しみにしてきたのですが、ようやく参戦することが出来ました。

 もちろん、どのライブも全て「特別」なのですが、これだけは本当に「特別」なのです。

 Kalafinaの魅力と言えば「3声のハーモニー」とか「コーラスワーク」とか表現されますが、そういう単純な言葉で表せるようなものではありません。彼女たちの人柄、相性、信頼、探求心などを含めた音楽に取り組む姿勢すら「空気感」としてしっかりと伝わってくるからこそ、心に響くのだと思っています。
 もちろん、そういう事を踏まえた上で更なる高みを目指し製作される梶浦由記さんの楽曲が素晴らしい事は言うまでもありません。

  "Kalafina with Strings"ではいつもKalafinaのピアノを演奏してくださる櫻田泰啓さん、そしてバイオリンの今野均さん率いるストリングスのみによる編成でこの日の為に自らクリスマスアレンジをした楽曲を演奏します。

 Kalafinaの「声」による才能がごまかし無く発揮され、そして堪能するにはこの上ない機会であり、オーチャードホールという場所なのです。


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< セットリスト >

01.荒野の果てに(讃美歌106番)(クリスマスソングカバー)
02.もろびとこぞりて(クリスマスソングカバー)
 - MC1 -
03.dolce
04.輝く空の静寂には
05.seventh heaven
06.傷跡
 - MC2 -
07.むすんでひらく
08.ring your bell
09.五月の魔法
 - MC3 -
10.Gloria
11.灯影
12.君の銀の庭
13.ひかりふる
 - MC4 -
14.真昼
15.Eden
16.夢の大地
17.storia
 - MC5 -
18.We Wish You a Merry Christmas(クリスマスソングカバー)
19.Jingle Bells(クリスマスソングカバー)
 - アンコール -
E1.believe
 - MC6 -
E2.far on the water
 - MC7 -
E3.Have Yourself A Merry Little Christmas(クリスマスソングカバー)



 大阪 ザ・シンフォニーホールから始まり、オーチャードホールでの2Days。自分が行ったのは最終日になります。最後の曲だけ日替わりだったようです。

 通常のライブでは聴かなくなった曲もありますが、ストリングス・アレンジになると本当に面白い楽曲たちが集まりました。更にクリスマス・アレンジされた楽曲があったりクリスマスソングがあったり、本当にこの日、この場所の為にのみ用意されたセットリストになります。


 真っ赤なボリュームのあるトレーンドレス姿の3人がしずしずと表れ、静寂の中いつもと全く違う雰囲気で進行して行きました。

 身体を揺らす以外の動きはほとんど無く、曲紹介も淡々と。水分補給は一度もしていなかったと思います。終盤のMCでHikaru節が出てきてからはWakanaも引きずられ、通常営業のトークになりつつもKeikoだけは冷静に抑えているという場面もありましたが、やはり「特別」なライブでありました。


 「ライブ」も「コンサート」も本来の意味では同じものですが、あえて「ライブ」という言葉を使う事で「生感」「空気感」を意識する事が出来ました。

 彼女たちは7年間、楽曲と向き合う度に常に梶浦由記さんが表現したい事、自分たちがすべき事を考え、話し合い、進化して来ました。その結果としてその時最高の状態でレコーディングをしています。
 しかしライブを重ねる度に楽曲への捉え方も変化しますし、時や場所によって変化させる必要もあります。その時の環境(場所によって声の響き方も違います)、コンセプト、お客様の反応、もちろん気持ちや体調でも変化します。結果、同じ楽曲でも2度と同じ音にはならない「その場だけのもの」になるのです。

 彼女たちは「声」で全てを表現します。昨日と今日では例え同じセットリストであっても違う「音」になります。だから何度でもライブに行きます。実際、オーチャードホールの2日間でも歌い方を変えていたそうです。

 もちろん、明らかに違う歌い方をする訳ではなく、その場の反応や空気感、昨日の反省などから微妙に変質させているに過ぎません。もちろん打ち合わせなどしていなく、お互いの目を見ただけで気持ちを察する彼女達ですから崩壊する事無く瞬時に合わせられます。

我々が楽しんでいれば演者もより楽しめるし、空気を壊すような事をすれば全体が崩壊します。

 梶浦さんもよくライブでおっしゃってますが、この客席の中の誰か一人でも違っていたら、全く違う音になっていたかも知れません。だからライブのスタイルが「堪能型」であっても「参加型」であっても、箱の大小に関わらずたとえ数万人の一人であっても、ライブに行く時に私は「参戦」という言葉を使います。

 観客である我々も「演者のひとり」であるという認識を持つべきでしょう。

 我々一人一人の心がけが演者にも伝わり、より素晴らしいライブになるのです。

 まぁ、これは自分自身の仕事が「伝える側」として同じ立場ですので実感を持って言える事なのですが。。

 とにかく、そういう想いを再認識できた素晴らしい「Premium LIVE」でした。


 Kalafinaとしては通常のライブツアーが年明けまで続いておりますが、更にこのストリングス編成で札幌、仙台、東京でのスプリング・ツアーが決定しました。クリスマスとはまた違うアレンジになると思いますがさて、行かれるであろうか・・・

関連情報URL : http://www.kalafina.jp/
Posted at 2015/12/28 02:45:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | Kalafina | 音楽/映画/テレビ
2014年08月17日 イイね!

Kalafina「めざましライブ2014」

Kalafina「めざましライブ2014」 2014年8月16日(土)

 お台場新大陸で開催されている「めざましライブ」に行ってきました。

 めざましライブは3年連続で行っていますが、仕事の都合により毎年1組しか行かれていませんね。

 ちなみに昨年は「Kalafina」、一昨年は「LiSA」でした。


 あれ?調べてみたらKalafinaライブってあれ以降行かれていない??

 FJは行っているのでそんな感覚ありませんでしたが、そう言えばこの1年間、Kalafina運(日程的に)ことごとく無かったよなぁ。。。

 7月16日にベストアルバムを2枚同時リリースし、最近はメディアへの露出も増えているKalafinaです。フジテレビではLiSA共々早くから取り上げてくれていましたので、めざましライブと言えど気が抜けません。後方で良ければ遊びに来ている方が気軽に参加出来ますからね。初見の方も多いでしょう。
 そういう意味ではKalafinaの魅力が伝わりやすいセトリになると思います。

【5分でわかるKalafinaの軌跡】



 昨年までの「お台場合衆国」から今年は「お台場新大陸」に変わりました。そちらについては「めちゃイケ」が抜けた印象は強いですがそれなりに盛り上がっていましたね。とにかくレイアウトが変わって分かりづらかった。。

 TOP画像にもありますが、昨年の円形ステージは評判が悪かったのでしょう。一昨年のスタイルに戻っていました。この場合はテント内で約600席。外は立ち見で1800人は入れるようですね。

 自分は80番台。席運だけは相変わらずのようですw

 ウェストゲートに15時15分集合。ギリギリに行きましたが、予想通り駐車場は通常の車に加え、とある分野の車が多かったですね。しかしそこは慣れたもんで、ガンダムさんのすぐ近くに置きました。ライブ後にGFTのDOME-G新作を観るつもりだったのでこれでOK。

 外回りを長蛇の列が出来ていましたが、自分は最前グループにスルっと。

 
 さて、Kalafinaの野外ライブと言えば名物の雨。

 この日も夕方になって雲行きがかなり怪しくなってきました。。

 先日のLiSAは富士急に引き続きこの状態から晴れさせるという奇跡を起こしましたが、それを上回る雨運ですからねぇ・・・

 入場が始まり、自分はド真ん中の4列目。いや、もっと前に行かれましたがこれで良いのです。何せめざましライブですからね。ガッツリ客席を撮影されますから(^^;

 それでもメチャ近いですよ♪




 何故かセンターだけマイクスタンドと椅子があります。皆さん水ですが、Hikaruだけお茶なのね?なんてトコロが気になってみたり。(画像を開けば分かります)

 16時を過ぎ、突然激しい雨が降ってきました。既に着席していたので難を逃れましたが、立ち見の方々は・・・レインコートですね。

 後ろのグループがMVを観ながら「あ、この人真ん中?」なんて言ってます。初見どころかKalafinaをほとんど知らない方も来ているんだなぁ?と逆に嬉しくなってみたり。

 すると・・・「この人高い?」「この人低い?」なんて言ってます。

 あ、「真ん中」ってセンターじゃなくてパートの事だったのねw

 「でもね、その子がセンターに来たら要注意だよ?」と心の中で呟いてみました(^^;



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 16時半開演。雨はまだ小降りです。ロペの前説が流れてカウントダウン。

 「prelude」が流れ、3人が左からゆっくり歩いてきました。


 Keikoが着席し、その前にWakanaとHikaruが並んで待機。

 ・・・・・ん?珍しいな?何が始まるの??


1.misterioso

2.君の銀の庭

 「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の2曲。

 今回は近いので3人の表情がよく見えました。Kalafinaの場合はCDとライブではアレンジが違います。コーラスも自分たちでやりますし、パート別けを追っていくととても面白いです。

 特にこの2曲では表現、表情が激しく変わります。感情を込めて歌いますから3人の表情も演技を見ているようです。Keikoが激しく高ぶる場面はMVと違い、ライブを楽しんでいるようでした。歌っていない時のHikaruも相変わらずで♪

 今回はKeikoの口元の動きを見ながら声を出さないでKeikoパートをずっと歌っていました。何度も目が合った気がしましたが、彼女のブログを読んだら本当にそんな気がしてきました(^^;
 それくらい近かったというコトでw

 やはりKalafinaはCD聴いて満足していたら絶対にもったいないですね。ライブ、しかもスタンディングでこそ本当の魅力を堪能できます・・・が、さすがにこのライブで立つ勇気は無かった。。カメラの餌食となり全国に流されますからね。それでもスクリーンにはハッキリと自分の姿が・・・是非使わんでくれ。。

 なので今更ベストアルバムを買おうという気になりませんでした。新曲だけDLしてプレイリスト作れば良い訳だし。特典映像は持っているし。
 自分にとっては既に発売されているライブアルバムのほうがはるかに魅力的だという理由は当時書きましたね。ま、これも好きだからこそというコトで・・・


--MC--

 Wakana「雨、降っちゃいましたね。」客席笑(その意味が解っている)
 Keiko「ドジっ娘やっちぃました」どうやら左足首を不注意で負傷したそうです。
 Hikaru・・・間を開けて・・・何故かここで客席笑・・・「ま、色々ありますよね・・・」

 相変わらずのKalafinaトークでしたw

 先日の北陸旅行のおかげでHikaruが何故Hikaruなのか(意味深)解った気がします。そう、実はあの旅行の目的がこの日まで関連していたと言ったら?なんて。


 「今日は3声のコーラスワークをガッツリと聴いていただきたい」という事で・・・

3.storia

 そぉ来たか~って皆さんそんな感じ。改めて良い曲です。

4.oblivious

 元々2人で歌っていた曲ですからライブでは面白いパート割になるんですよね。2人が見つめ合って掛け合ったり、その時のもうひとりの表情とか、野外で明るいし、近いので細かい部分まで見えて、ライブで何度も聴いてきたのにまた新たな発見もあったり。

--MC--

 ここで何故か質問コーナーw

 「今日が今年の初夏フェスだという人?」
 「今日初めてKalafinaのライブを見たという人?」

 どっちも手を上げられませんよ(^^;

 やはり初Kalafinaの方、多かったですね。

 Hikaruは今年もまた唐揚げトークになり、そのHikaruの姿に客席大爆笑♪


 そして次がラスト曲との事。この時雨はほぼ止んでいました。

 「この曲は出来れば晴れた中で歌いたかったなぁ」

5.symphonia

 ヒストリア2曲は予想外でした。でも一貫してコーラスワークを大切にしたセトリですから納得です。

 歌の途中、なんと晴れ間が見える奇跡が起こりました。

 この曲に相応しい天の演出です。これはちょっと涙腺に来ましたねぇ・・・・・


--MC--

 立ち上がり椅子を後方に片づけたKeikoが「帰りたくないなぁ・・・・・」

 「皆さん、もうちょっと付き合っていただけますか?」
 「せっかくの野外なので、アッパーな曲を持ってきました」

 そりゃあの曲を聴かなきゃ帰れませんよね!


6.音楽


 曲名が告げられた瞬間にビックリ!まさかこっちか!!

 場内大興奮でオールスタンディング!

 Keikoが引っ張る曲です。片足立ちで頑張っていました。
 もうね、自分の目には居ないはずのFBMの皆さんがハッキリ見えていましたよww


 曲が終わり鳴り止まない拍手。


 ・・・いやちょっと、まだもう1曲あるんだからそろそろ拍手止めようよ?


 明らかにタイミングを見計らっていましたね。少し落ち着いたところで・・・


7.heavenly blue

 やはり最後に来ました。ニコ生では見ましたが、やはり生で味わいたかった。

 Kalafinaの曲って意外とカラオケで歌えてしまうのですが、この曲は単調なだけに音程を合わせるのが難しいのです。それぞれのパートを追いながらしっかり見させていただきました。


 最後の挨拶は3人肩を組んで。Keikoの足を気遣ってというのは分かりました。実は本当に痛いのだろうな。やはりこの3人の信頼関係というか、友情というか、リスペクトし合っているからこそ生まれるハーモニーなんですよね。
 ライブではそういう心の部分が良く見えます。だから好きなんですよね。

 記念撮影をして終了。雨は完全に止みました。

 この模様は月曜日のめざましTVで放送されます。絶対に映っているだろうなぁ。。


 次は武道館かな?クリスマスライブの情報・・・早よ!




Posted at 2014/08/17 23:55:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | Kalafina | 音楽/映画/テレビ
2013年10月02日 イイね!

Kalafina『アレルヤ』

Kalafina『アレルヤ』

 わたしの『アレルヤ』は2枚ある。「期間生産限定盤」と「通常版」の1枚ずつ。


 という訳で、10月2日 Kalafina 13thシングル『アレルヤ』が発売されました。

 2008年に「劇場版 空の境界プロジェクト」の一環としてデビューしたKalafinaによる約5年ぶりの新作「劇場版 空の境界 未来福音」主題歌です。

 カップリング曲『dolce』は同時上映「空の境界 未来福音 ~ extra chorus ~」主題歌です。

 「空の境界」ファン待望の映像化です。Kalafinaの「原点」です。梶浦由記さんの劇伴含めて「今」どのような曲が展開されるのか楽しみで仕方ありませんでした。

 とはいえ、ある意味特殊な作品ですから発売パターンはいつもと違い2種。「初回生産限定盤」はありません。私は当然2枚買いですが、その理由を簡単にご紹介します。


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 まずはCD本体ですが、パッと見は同じものです。違うのは収録曲。

【 共通曲 】
1.アレルヤ
2.dolce


【 期間生産限定盤 】のみ
3.fairytale ~ 2012 Chiristmas LIVE ver. ~
4.君が光に変えて行く ~ 2012 Christmas LIVE ver. ~


【 通常盤 】のみ
3.seventh heaven ~ 2012 Christmas LIVE ver. ~
4.snow falling ~ 2012 Christmas LIVE ver. ~



 3、4曲目に収録されているのは昨年のクリスマスに行われた「クリスマス・プレミアムライブ」の音源です。ピアノとストリングスによるアレンジは本当に素晴らしいものだったようで、当時仕事で絶対に休めなかった私は涙を飲んだものでした。今回これだけでも聴けてヨカッタ。。

 さすがの私も今回は「期間生産限定盤」のみ購入のつもりでしたが、収録曲が発表された時点で2枚買い確定!!

 ちなみに今年は既にチケット入手済。今から楽しみで仕方ありません!

 【期間生産限定盤】は【空の境界盤】とも表記されていますが、この曲の振り分け方は「未来福音」という意味で考えると納得ですね。



 【期間生産限定盤】特典



 「空の境界」イラストワイドキャップステッカー仕様
 「空の境界」特製ブックレット封入

 スリーブケースは「通常版」の図柄と変わりませんが、若干青味がかっています。

 購入時、間違えやすいのでご注意を!


 ← 今回のシンプルなジャケットはこの「oblivious」に原点回帰した感じですね。

 特典のブックレットにはキービジュアルや原画、そして奈須先生から「アレルヤ」そしてKalafinaに向けてのメッセージが書かれています。これを読んで涙してしまいました。。



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『アレルヤ』

 「アレルヤ」とは、キリスト教に残る代表的なヘブライ語の祈りの一つで「主をほめたたえよ」という意味ですが、梶浦さんが以前このような呟きをされていました。

*そのまま転載します


 「未来福音」の初期の映像を、頭の中でBGMのプランニングしながらじーっと見ていたら、ラストシーンの後にどすんと降ってきた曲です(笑)。
 ラストシーンの台詞を聞いていたら、歌詞の一行目がぽっと出てきて、「ああこの言葉で歌は始めたいな」と思っていたら、頭の中でKeikoちゃんがいきなり歌い始めちゃってこれはやばいと慌てて五線紙を出して(^_^:)、流れる曲を追いかけてがーっと譜面を書いて行ったら出来ました。



 「未来福音」のキャッチコピーは「彼女の断章、過去と未来にわたしは駆ける。彼の結末」です。作品を観た今だからこそ理解しましたが、全くその通りの曲でしたね♪

 ラストシーンとは「空の境界」という作品の根幹を描いたあの場面ですよね。あの後にかかった「アレルヤ」は「あぁ、そうかい。そういうことも、あるんだねぇ。」と全7章を経て後、まさしく未来を祝福するような笑顔になりつつ、自然と涙が出ていました。


 『アレルヤ』は恐らく、梶浦さんの無限宝庫のような引き出しにあるこの曲が引っ掛かって生まれたと私個人は思います。

 有名なモテット(複数パートの声が協和しあって進行するラテン語の宗教曲)作品の1つモーツァルト作曲「エクスルターテ・ユビラーテ」(邦題「踊れ喜べ、汝幸いなる魂よ」)より第3楽章「アレルヤ」です。



 全3楽章から成り、声楽と管弦楽のための協奏曲のような構成です。元々はカストラート(男性の去勢歌手)のために作られた曲ですが、現在ではソプラノ歌手の主要なレパートリーとなっています。
 曲全体としては、神を讃えるとともに、「人は神に祝福されるべき存在であるから神に祈れ」と歌っています。

 この説明だけで十分でしょう。しかも曲調が似ていますよね。本来ならこういう曲はWakanaが歌いそうなものですが、Keikoが歌っているのも納得です。『ひかりふる』のように希望に満ち満ちた感じではなく、抜けるような華やかさの中にある、力強く未来へ向けて生きようとする感じ。これこそがKeikoの魅力でもあり、「未来福音」に込められた意味なのかも知れません。

 
  ( ^0^)θ~アレールヤー♪


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『dolce』

 「extra chorus」のキャッチコピーは「キミに、幸あれ―」

 歌詞の最後にある「canta, dolce」から考察すると「甘くやわらかに、優しく、快く歌え」という意味かと思われます。造語に聴こえますが、イタリア語ですねw

 2分53秒というレア梶曲ですが、これまたラストシーンから続くと意味を成す曲だと思われます。
『snow is falling』のような深々としたものではなく、確かに感じられる温かいもの。Kalafinaの全てを凝縮したような曲です。

 「03_say grace -December, 1998-」は第5章と第6章の間のお話。そう考えるとその後の2人の関係性が更に近く、また違って見えてきます。

 ある意味「バ○ップル」というか、もう勝手にやってくれという・・・・・w
でも、心から祝福したくなるんですよね。この曲を聴くとラストシーンが浮かんで脳内で完全にリンクし、温かく清らかな気持ちになります。


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 「空の境界」から生まれたKalafinaですが、こうして成長した今歌う「空の境界」主題歌はどんなものかという想いでしたが、やはり「この作品と共にあるな」という印象でした。
 各章毎に違う主題歌と劇伴ですが一本筋の通った主題曲でまとめられているという特殊な作品演出方法ですから、作品の本質を理解しないと音楽の真意に辿り着けないという魅力があります。
 逆に楽曲から作品を掘り下げることも出来るのですが、とにかく底が深く広い作品ですね。どれだけ掘っても底には到達しないでしょう。

今、あらためて第一章から主題歌を聴きなおしてみると、今までとまた違う感覚で聴くことができます。


 これでひと段落した「空の境界」ですが、やはり根幹は「愛」(まな)なのですね。本当に素晴らしい作品、音楽と出会うことが出来ました。



- どうか。君と君を囲むこの世界が、これからも幸せでありますように -




いつものプチイベントも楽しみです♪
関連情報URL : http://www.kalafina.jp/
Posted at 2013/10/02 01:32:13 | コメント(4) | トラックバック(0) | Kalafina | 音楽/映画/テレビ
2013年08月12日 イイね!

Kalafina「めざましライブ2013」

Kalafina「めざましライブ2013」 8月11日(日)

 お台場合衆国2013「めざましLIVE ISLAND」

 めざましライブ2013 Kalafinaライブに行って来ました♪

 昨年はチケットを確保していたのに突然の仕事で行かれずでしたのでリベンジとなりました。しかし逆に昨年行かれたLiSAのほうは今年仕事で行かれずという。。。


 「Kalafina」「LiSA」共に応援している私ですが、こうしてメジャーな場所で2年連続抜擢されるのは喜ばしい事です。特に今年は土日で2組続きましたので注目度も上がったという事でしょう。
 しかも今回は「C84」と日程を合わせた感もあります。この場所は船の科学館駅前の駐車場隣なのでここに駐車して「C84」へ向かう方も多く、そういう車や人をたくさん見かけましたし、実際に転戦された方も多かったようです。

 この日も40℃に達した東京ですが、観測史上初1日通して30℃を下回らない日だったとか。。。


 ここ最近、電車で動く事が多く久しぶりに走らせた愛機。やはり通勤で使わないとこんなもんか。。
渋滞もなくスムーズに現着。時間があるので来週の為にGFT偵察♪そうしているうちに何だか雲行きが怪しくなってきましたよ?確か昨年も雨が降っていて開始直前に晴れたのですよね?


 雷が遠くで鳴り、小雨がパラつく中レインコートを調達して会場内へ。MVがひたすら流れ、気分が盛り上がります。昨年のセトリと最近の流れを参考に事前予想してみたのですが、もっと単純かも?と更に妄想しつつ屋根のある自由席で直前まで待機。

 心配していた猛暑による熱中症、そして日焼け対策は幸いにして回避できましたが、さすがにレインコート着ると暑いですからね。。

 ふと見回すと片手にビールや焼き鳥を持った方がちらほら・・・
 
そんなん考えもしなかったけど何て贅沢なっ!


 心配な雨ですが、梶浦さんの祈祷が通じたのか開始時間直前に上がりましたヽ(◎´∀`)ノ



 ↑こんな感じの祈祷だったのでしょうか?てか、2曲とも逆に嵐を呼ぶ気がww



 という訳で自分の席へ移動。昨年までと違って今年は円形ステージを取り囲むような座席になっています。自分は左斜め前方の4列目。Hikaruが空を見上げた時に正面になる場所ですね♪

 めざましライブの場合、真正面だと思い切りTVに映ってしまうのである意味ベストポジション!
 時々柱の影になりましたが、マジで目の前でしたよ!HikaruとKeikoは何度も目線が合いましたww



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<セットリスト>

1. overture~consolation
2. moonfesta ~ムーンフェスタ~
-MC-
3. ひかりふる
4. to the biginning
-MC-
5. 夢の大地
-MC-
EN. 未来


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 見事なまでに「ド直球」なセトリでしたヾ(´゚Д゚`;)ゝ

 最後の『未来』が歌い終わった瞬間、雲が切れて太陽が顔を出し、明るくなりました。ちょっと感動でしたが直後に嵐が来るんじゃないか?などと思ってみたり・・・w


 いつも通りの素晴らしいパフォーマンスでしたが、「野外」なので声の響きが違います。「反響」ではなく「通る」感じで新鮮でしたね。ひとりひとりの声がハッキリ聴こえ、彼女達の歌が誤魔化しの無い本物であることが良く分かります。

 MCも相変わらずほのぼの楽しく・・・♪

 さすがに今回は1曲目から立ちましたよ!と言っても2曲目で早くも座るのですが(^^;
基本的に座って聴き入る方がやはり多かったですね。本日の「めざましTV」で観ましたが、後ろのほうまで総立ちだったのは恐らく『ttb』のみでしょう。
 ちなみに前日のLiSAは会場内がピンク一色で跳びまくってましたね。遂に「煽りの達人」なんて称号までもらってw

 やはりオープンスペースでのライブは一味違います。アーティストの特徴をつかむには面白いかも知れませんね。

 今年の「めざましライブ」は全国を回ります。ちなみにKalafinaは『アレルヤ』発売日の10月2日、藍井エイルさんと共にZepp Sapporoです。さすがに新曲歌うかな?

・・・さすがに行かんよ。。



Posted at 2013/08/12 12:10:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | Kalafina | 音楽/映画/テレビ
2013年08月05日 イイね!

Kalafina LIVE TOUR 2013 "Consolation"「Special Final」

Kalafina LIVE TOUR 2013 &quot;Consolation&quot;「Special Final」6月8日(土)中野サンプラザから始まった「Kalafina LIVE TOUR 2013 "Consolation"」

全国14公演を終え、いよいよファイナルを迎えました。
2ヶ月間で15公演は最多でありますが、最後に用意された舞台はKalafina単独開催では最大の「東京国際フォーラム ホールA」です。

5月に梶浦さんの20th記念ライブが行われたこの会場での単独公演。そしてツアーファイナル。何が飛び出すか、期待しかしません!

私は2日目である6月9日(日)@中野サンプラザ以来の参戦になります。

 今回もモチロン、おーでぃーえい氏が遠路駆け付けてくださいました。
私と違って「Live House ver.」含め5公演目!相変わらずあぐれっしぶです(^^;


 そんな訳で、先日発売された「チケットホルダー」を別の会場で購入して頂いたのでもはや物販に並ぶ必要はありません。(コレ20枚入りますが、すぐに埋まるでしょう♪)
 せっかくなので、貴重な時間を堪能することにしました。


 


 ライブの日はちなんだ場所へ行ったり、食べたりするのが習慣になっていますが、今回はモチロンここ。 「ufotable Cafe」です。

 『劇場版「空の境界」俯瞰風景3D』公開に伴い、特別メニューや展示が行われています。
 詳細はフォトギャラをご覧ください。

 Kalafinaですからね。「未来福音」の公開も近付いてきましたし、新曲の発表もありました。可能性は低いですが初披露されるかも知れません。
 そして今ツアー始まりの場所「中野」
 ここへ行かずして何処へ行くのっ!?

 もうすっかり気分が高揚して準備万端!
ついでに被弾もなんのそのww




 おーでぃーえい氏と出会うキッカケとなった場所でもある「中野」を後にし、向かった先は更にそのキッカケとなった方に縁深い恵比須の「ひいらぎ」さま♪
 お初との事なのでお連れしました。

 この時期はやはりコレですね。相変わらず(゜д゜)ウマー かた♪



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 そしていよいよ会場へ。



 入場してすぐに迎えてくれた巨大パネル!

 「ご自由に撮影ください」などと書いてあるが、何の為のカメラチェックだったの?
ま、そんなもんでしょうw

 そして今ツアーで初の試みである「会場限定Tシャツ」が全て集結しての展示。
これは今回ツアータイトルであるアルバム『consolation』各曲のイメージで作られたものです。


 さて、この広い会場での座席は・・・2階!

 FJC枠なのに1階に入れないってどんだけ?


 基本的に「大人しく聴き入る」感のあるKalafinaライブですが、乗るべき部分は乗って良いのです。
ところが先日も経験したようにKalafinaは最近ファン層が拡大しているようでチケットが取りにくくなっていると共に新たな方が来場されるようになりましたので、前方に位置しないと立つタイミングも逸してしまうのです。。。

 確かにいつにも増して良い意味で「フツーな方」が多かったですね。しかも女子率が高い!
スペシャル・ファイナルですから遠方の方も多いように感じました。
 皆さんの会話を聴いていると本当に楽しみにしておられ、Kalafinaが大好きなんだなぁと伝わってきて嬉しかったですね。こういう感覚って初めてかな?

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 それでは内容です。

 今回はカメラが入りました。この模様は後日BD、DVDにて発売されるとの事です。

 気になる方は是非ご購入下さい。率直な感想ですが、Kalafinaのライブスタイルはもはやひとつの完成の域に達したと思います。これは前回の中野で「何か物足りない?」と感じた要因なのですが、「見慣れた」というよりは「安定感が出た」というのが正解です。

 ライブ終了後に梶浦さんもブログに書かれていらっしゃいますが、これまでライブを重ねる毎に考え、試し、その結果成長してきたのはこの2ヵ月間からも確実に分ります。バンドメンバー(FBM)や運営スタッフと共に「Kalafinaのライブとはこういうものである」という形が確立し、そのトータルバランスは抜群の安定感を感じます。毎週以上にライブを重ねてきたのですから全体のシンクロ率も最高ですし、声も完全に出来上がっていてもの凄く伸びていました。

 そうして更なる高みを目指した東京国際フォーラム。やはりタダでは済みませんでした♪

 一言で言えばまさしく「Kala Fes.」でした!

 セットリストはもちろん『consolation』主体ですが、それ以外の曲は各地で変えています。そんな中でも最高の選曲ではないでしょうか?イントロが始まる毎に興奮していました(^^;

 そして!何とゲスト・ミュージシャンが3名!

 アコーディオンの佐藤芳明さん
 チェロの結城貴弘さん
 フルートの赤木りえさん


 まるで「Kaji Fes.」の続きを見ているようでしたヽ(*´v`*)ノ

 梶浦さんのライブでもゲストは通常1~2名ですし、Kalafinaのライブでは初めてではなかったでしょうか?今回は本当にスペシャルなんですね。2階席からだとヴァイオリンの今野さんが突然居なくなるのが見えましたので、入れ替わりになるゲスト登場のサインになりました。
 そしてFBMの皆さんの動きが良く見え、特にいつも気にしている強様のドラムさばきもバッチリ。座席によって別の楽しみ方があると実感できました。


<セットリスト>

01. overture ~ consolation
02. Kyrie
- MC -
03. 胸の行方
04. Door
05. moonfesta~ムーンフェスタ~
- MC -
06. 花束 ※佐藤芳明:アコーディオン
07. red moon
08. Magia[quattro]
- MC -
09. 木苺の茂みに ※結城貴弘:チェロ
10. 満天
11. to the beginning
12. when the fairy tale ends
13. fairytale
14. magnolia
15. destination unknown
16. signal ※佐藤芳明:アコーディオン
17. obbligato
18. 音楽
- MC -
19. 未来
- Encore -
E01. overture(al fine) ~ ひかりふる
- MC -
E02. 光の旋律 ※赤木りえ:フルート
- MC -
E03. 夢の大地 ※赤木りえ:フルート


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 レコーディング時にはゲスト・ミュージシャンが欠かせない梶浦サウンドですから本当に堪能できました。特にアンコールで赤木さんが登場した時は私を含めいつも通り『夢の大地』で終わると誰もが思ったようです。『光の旋律』と紹介された時のどよめきがもの凄かった。。
 ・・・と同時に・・・赤木さんの登場は「アレルヤ」無しの宣告でもあった。。

 しかし一番驚いたのは『Magia[quattro]』でしたね。
 その前曲『red moon』も大好きなので興奮して聴いていました。赤い月の映像、そして赤い照明に包まれたステージ。次曲が全く読めなくなったその時に続けて聴きなれない間奏。いや、聴き覚えがあると言えばある。しかもHikaruがセンターに。

 間違いなく『Magia』だけど何かおかしい・・・・・まさか!?

 そう思った瞬間、力強いストリングスと共にイントロが始まった!

 もうそこから覚えていません。。息もせずじっくり見入っていた感じです。
 想像通り、通常の『Magia』とは歌い方も違う。ライブでは初披露になりますが、その圧倒的な迫力は1階席に居たらどうなっていたことやら。。。

 その後MCを挟んで怒涛の10連曲!!さすがに『音楽』では皆さん立ちましたが、ここまで座っていたので一気に爆発させましたよ゚.+:。ヾ(o・ω・)ノ゚.+:。

 MCはいつになく緊張ぎみでしたね。カメラが入っているのは慣れてますので会場の雰囲気なのかな?しかしもっと大きな箱を目指して欲しいですし、可能性が見えたライブでもありました。

 とにかく行って良かった!


 今回発表された新情報は「クリスマスライブ」でした。今までは絶対に行かれない仕事でしたが、ピアノとストリングスの編成は素晴らしかったとの事。今年は絶対に行きますよ!
 他にも学園祭ライブなど、情報開示されてますね。



 スタンドフラワーはイメージカラーのステキなものでした。苺はバラ科の植物なんですよ♪




 さて、次回は今週末の「めざましライブ」です。35℃超えるらしい。。。
セトリが全く読めないので楽しみですね♪



Posted at 2013/08/05 22:16:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | Kalafina | 音楽/映画/テレビ

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