曲調がLiSAにしては暗い感じですね。歌詞もLiSAっぽくなく、何だか足踏みした感じがします。聴きようによっては武道館の反省というか、あれで気付いた何かを込めているようにも感じます。『best day, best way』で走り出した心。自分を「客寄せパンダ」に例え、皆の前では常に人気者であり続けながらも、その背中のチャックを開けるとLiSAという一人の人間が居るという歌でしたが、今回は「ポーカーフェイス」という例えになっていますね。
心の中はボロボロでも他人に悟られないようにする事を「うそつきポーカーフェイス」と歌っているようですが、あの武道館のように弱い自分を認め、助けてくれる皆を信じてみようという「今だから」こその歌なのかも知れません。2曲目は3種全てに収録されていますので、それだけ伝えたかった曲なのでしょう。
LiSAについては今までたくさん語って来たので私のスタンスはご存じと思いますが、ガルデモは後追いであくまでも「LiSA」名義でのデビューミニアルバム「Letters to U」に出会った時の衝撃、彼女の想いがビリビリと伝わってくるメッセージ性と表現力に圧倒されたのがキッカケです。
言い方を変えれば、ガルデモありきではなく、純粋にLiSAを好きになった訳ですね。
パフォーマンスとして煽る場面もありますが、そんな彼女の想いを知っているから「同じ時間を共に楽しもう」という意味での「一体感」が生まれます。だからLiSAのライブは「デート(LiVE)」と呼ばれるのだと思います。そして想いを伝える手段である「ラブレター(CD)」なのだと思います。
LiSAの語源は色々ありますが、ライブタイトルの「LiVE is Smile Always」にもそういった想いは表れていますよね。
岐阜からの流れもあるし、一曲目は『Believe in myself』かなぁ?でもいきなり歌から始まるからどうだろう?などと思っていたら、まさか1曲目から全開で来るとは!しかもひたすら突っ走ります!
<セットリスト>
01.コズミックジェットコースター
02.träumerei
03.Canvas boy × Palette girl
04.EGOiSTiC SHOOTER
05.DOCTOR
06.oath sign
07.いつかの手紙
08.一番の宝物
09.Little Braver
10.I'm a Rock star
11.say my nameの片思い
12.妄想コントローラー
13.ROCK-mode
14.crossing field
15.逆光オーケストラ
16.WiLD CANDY
17.ジェットロケット
18.シロイトイキ
19.Believe in myself
20.best day, best way
しかも、2曲目の『say my nameの片思い』は『コズミックジェットコースター』とどちらが聴きたいかその場でアンケートを取った結果で、大阪では『コズミック』だったそうです!
大阪で難しい曲である『コズミック』が選ばれたのは想定外だったそうです。川崎では圧倒的に『say my ~』でしたが、自分は『コズミック』に手を挙げたのよね。。
『コズミックジェットコースター』は難しいから武道館までに覚えてきてね♪だって。
『say my nameの片思い』は以前の『WiLD CANDY』のように振り付けが用意されていました。
これは以前にも書きましたが、『best day, best way』のMVをLiSAっ子(ファン)と共に撮影したのがこの「川崎 CLUB CITTA'」であり、それを観て聴いたLiSAっ子達がそれぞれの想いを再びここに持ち寄ってライブを行うことで本当の『best day, best way』が完成するというもの。
あのラゾーナ川崎での発売イベントはその前哨戦だったと思っています。