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2015年03月23日 イイね!

Trident 1st SOLO LIVE「Blue Snow」

Trident 1st SOLO LIVE「Blue Snow」2015年3月22日(日)

 舞浜アンフィシアター


 「蒼き鋼のアルペジオ -ARS NOVA-」の派生ユニット

 「Trident」の1st SOLO LIVEです。




 Tridentについては今まで作品含めアツく語って来ましたので割愛しますが、このブログを書く為に読み返してみると自分ながらスゴイ事書いているなぁと感心w
 しかも、その都度妄想してきた事が次のブログでは実現しているという。。

 私が作品を超えてライブにまで行くという意味。興味のある方はブログカテゴリーで検索してみてください。

 「Blue Snow」というタイトルが付いていますが、1stですし曲数も多くありませんからアルバム2枚は全曲歌うでしょう。つまり初披露曲が半分。昨年ここで行われたイベントからどのように成長したのか、しかもI-401男性クルーユニット「Blue Steels」も出演します。DC公開後という事もあり、色々な意味で楽しみでした。



 当日は野暮用があったので開場時間に間に合うように現地入り。先行してくださった白いお方にパンフのみ購入していただきました。このパンフ、なかなか素晴らしい内容で読んでいて込み上げるものがありました。。
 グッズはアルペジオ関連で持っているので特に購入しませんでした。



 雨率の高いTridentですが、珍しく快晴です。前回イベントは2部制でしたが、今回は1発勝負。集まるファンは作品愛の延長のような感じでしたが、単独ファンも居ましたね。服装見れば分かりますが、こういうのも楽しみのひとつ。



     スタンドに衣装を着せてパンを持たせているのには感心しちゃいましたw↑


 座席は1階中央。ここはどの座席でも見やすいですが、やはり近かった♪


 中央に昇降式のディスプレイと左右合わせて3つ。

 前イベントで購入した「Trident密着ドキュメント〜航海の先に、見えたモノ〜」など、これまでの軌跡が流れ、最後に字幕で一言・・・


 「不仲なんかじゃない!」


 場内大爆笑でしたが、もはや彼女達を不仲なんて思っているヒトはネット上の風説を鵜呑みにしてしまう無責任な方だけでしょう。

 そもそも誰が言い出したのか?ほぼ初対面でいきなりユニットを組まされて慣れないレコーディング、イベント、ライブですから不安の中で試行錯誤し、頑張ってきた彼女達の頑張りをファンはちゃんと解ってます。2ndアルバムを聴けば彼女達の変化(進化)はすぐに分かります。

 ユニットって、そういう壁を乗り越えて信頼し合い、更なる高みへと進化していくものです。我々だって初対面の方の本質を知っていきなり上手くお付き合いするなんて不可能です。。

 もはやこういうのもネタになって笑い飛ばせますが、彼女達は風説に対して真剣に悩んだそうです。それでもここまで来ました。


【セットリスト】

01_ブルー・フィールド
02_Sentimental Blue
03_Purest Blue
04_Be united / タカオ(沼倉愛美)
05_Starlight / イオナ(渕上 舞)
06_Sweet Erorr / ハルナ(山村 響)
07_Engage / タカオ(沼倉愛美)
08_My Admiral / タカオ(沼倉愛美)
09_Words / ハルナ(山村 響)
10_Prismatic World / ハルナ(山村 響)
11_蒼きココロで / イオナ(渕上 舞)
12_Starry Night / イオナ(渕上 舞)
13_Lovely Blue
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14_蒼き空の下で (Blue Steels)
15_アルペジオ (Blue Steels)
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16_Blue Snow
17_Innocent Blue
18_Blue Sky
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EN_ブルー・フィールド (全員)



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 Tridentの曲はEDM(Electric Dance Music)がベースになっており、ライブ映えするものが多いです。
 ソロ曲含め単なるキャラソンではありません。地声で歌いますが、メンタルモデルそれぞれの感情がよく表れており、感情移入しやすいのが特徴。

 学園アイドルモノのように作品内で歌う訳ではないので、単純に演じる方とキャラクターの距離感や関係性が感じられます。声優アーティストだからこそ表現できるのだと思いますが、「声優だけど歌っちゃった」的なものでは決してございません。


 Purest Blueの衣装でTrident3曲、ソロで各1曲歌った後、衣装チェンジで更にソロ曲を歌い上げました。それぞれの個性に合わせた衣装はキャラから離れているようですが、コンセプトは貫いていました。

 ソロパートではMCをはさみ、それぞれの歌に込める想いを話してくれました。

 ぬーちゃんはカッコ良くも女性らしいタカオを表現。

 響ちゃんは自分を輝かしい舞台に立たせてくれたハルナへの感謝。

 まいまいは冷徹からアツく激しく変わりゆくイオナの成長を表現。


 いずれも前回に比べて遥かに表情豊かに、歌唱力もダンスも上達していました。こういうのが自信となってか、3人とも更に美しくなられましたね。
 前ブログでも書きましたが、メンタルモデルと共に彼女達も成長しているのです。
 まだ慣れないまでも堂々としたステージングは見ていて気持ち良いものでした。


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 そしてスクリーンに流れる映像はオッサン3人の飲み会・・・じゃなくて打ち合わせ風景w
 Tridentの為に何が出来るか?邪魔しないようにどうすれば良いか?と言いつつただの酔っ払いです(^^;

 そして登場したBlue Steelsの3人。お揃いの青い指輪を自慢してましたw
 何故かTridentに対抗心を燃やして会場内の盛り上がりを一気にBlue Steels色に染め上げてしまいました。(後で土下座してましたがww)

 2曲共イイ曲なんですよね。皆で合唱してグンゾウラップも決まり、すごく長く感じた時間が終了。なかなか楽しかった♪


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 暗闇に白い光が射し、流れるインターリュードは間違いなくあの曲。

 舞台中央の奈落がせり上がり、更に高く三角形を組み上げた舞台に立つTridentの3人。ここから始まる「Blue Snow」は感動的でした。もちろん、あの衣装です。

 アルバムで感じた成長。初期のころは「3人が」歌っている感覚でしたが、今は間違いなく「3人で」歌っている一体感を感じます。


 そして、この作品でも重要な曲「Innocent Blue」に続きます。

 舞ちゃんが歌い上げる見せ場、ソロパートで異変が・・・・・


 確かに難しい曲ですが、声が出ていない・・・・・


 この瞬間、今までの苦労やこうして歌えている想いなどが一気に溢れ出し、感極まってしまったそうです。

 3人の中で誰よりも歌やダンスが苦手で、どこかで逃げていた舞ちゃんが皆の足を引っ張らないように苦労して来たのは知っています。3人が自費でスタジオを借りてまで練習を重ねて皆で乗り越えてきたそうです。

 そうして迎えた1stライブです。

 ぬーちゃんの提案で、ここのソロパートは2人が舞ちゃんの後ろから肩に手を置き、3人一緒に歌っているようにしたそうです。
 舞ちゃんの小さな肩から色々な想いが伝わってきて、後ろの2人が頑張れと念を入れ、何とか歌い切りました。

 この3人の表情を見ていたら、あんな風説なんて信じる訳がありません。しっかりと強い絆で結ばれています。

 ぬーちゃんが見つけたシンプルな三角形のペンダント。赤、青、黄の3色それぞれを付けている事を教えてくれました。


 本編ラストの「Blue Sky」は皆で声を出して盛り上がる曲。この流れで感動的に終わりました。


 アンコールは6人と共に全員で「ブルー・フィールド」を大合唱!もちろん完璧に歌えます♪


 Tridentの成長と作品がリンクし、本当に感動的なライブでした。



 終了後はもちろんカレーを♪


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 このライブの模様は7/3に発売される「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ ‐アルス・ノヴァ‐ DC」BD&DVDに収録されます。

 モチロン!特装版を購入します♪

 そして、9/21・22、品川ステラ・ボールで「Trident 2nd LIVE 2days」が決定しました!

 小さな箱ですから2daysなのでしょうが、より近くに感じられてまた新たな成長を楽しみにしております。

 当然・・・「Cadenza」公開前なので新曲も期待しつつ♪

  是非、生徒会を連れて・・・・・って無理だろうけどここに書くと実現するかも知れんのでw





     


Posted at 2015/03/23 22:57:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 蒼き鋼のアルペジオ | 音楽/映画/テレビ
2015年02月14日 イイね!

劇場版 蒼き鋼のアルペジオ - ARS NOVA - DC

劇場版 蒼き鋼のアルペジオ - ARS NOVA - DC 『劇場版 蒼き鋼のアルペジオ - ARS NOVA - DC』

 1月31日から劇場公開されました。

 サンジゲンによるフル3DCG作品としてTVアニメ界に風穴を開けた作品。そのハイクウォリティーな映像は本来劇場クラスでないと再現しきれないもの。通常なら「2期」を経て劇場版だと思うのですが、劇場版だからこそ出来る作品へと更に進化させてきました。

 メカやキャラクター、劇伴、主題歌等々・・・とにかく注目される作品です。「続編制作発表」から様々な意味で楽しみにしておりました。


 翌2月1日、作品の重要な舞台のひとつである横須賀での舞台挨拶に行ってきましたので、レポートを兼ねて作品への想いを書いてみようと思います。


 と言っても、書くほどに想いが溢れてその都度修正し、かなりの時間をかけてしまいました。
 どこかのネタをコピペするだけなんて出来ない自分です。読み物系らしく自分の意見を書かせていただいておりますので、途中で飽きる事は無いとは思うのですが・・・
 とにかく長文になってしまいました。ご興味のある方は時間のある時にでもお付き合いいただけたらと思います。


 後半はネタバレ満載になるので未見の方は絶対に読まないことを強くお勧めします。


 公開当日の土曜日は珍しく休みだったので、翌日の舞台挨拶まで待ちきれるはずもないワタシは朝一で別の劇場へ観に行きました。




 原作である「蒼き鋼のアルペジオ」をアニメ化する際、原作とは違った路線で誰が観ても分かりやすい作品として再構築され、「- ARS NOVA -」というサブタイトルが付けられました。これはアニメ化という過程である意味正しい方法だと思います。

 「アルペジオ」というのは音楽用語です。和音を一音ずつ「ドミソ」のように順番に演奏する方法です。予告映像の劇伴冒頭部分がアルペジオですね。
 ひとつひとつ和を紡いで行くのはこの作品の根幹でもあります。こういうセンスも魅力であります。

 「Ars nova」とは同じく音楽用語で「新技法」という意味です。正しくアニメ版は「新技法」なのですが、私は「新訳」という意味でも捉えております。

 さて、そうなると劇場版につけられた「DC」とは何か?

 劇場版前編である「DC」はTV版の総集編に新規パートを加えたものであります。
もちろん「Daimler Chrysler」な訳もなく、「冒頭に戻る」という意味の「D.C.」(ダ・カーポ)でも納得ですが・・・単純に「ディレクターズカット」のようですねw


 「続編」という形で制作発表された劇場版ですが、そもそもTV版完結の時にはそんな予定は全く無かった訳で、原作の目的地であるアメリカに到着するシーンで終わらせてしまいました。

 一体どうするのか??


 事前情報で「霧の生徒会」が登場するというのは公開されてました。それは新規パートとしてコンゴウ様と共に現れるのか?

 しかしそうなるとデススターの存在感からして薄っぺらい存在になってしまうし、#12の意味合いがかなり変わってしまう・・・

 更に完全新作が待っているという事は、そこへ繋げる内容になるし、更に上位の方々を登場させると終わらなくなる?

 せっかくの「- ARS NOVA -」ですから原作に寄せつつ違う方向に行くはずだし?

 しかもこのタイミングでこんなモノが発売されました。
 原作でのライバル艦「U-2501」です。
 TV版ではその存在すら触れなかったのですが
 ・・・さて?
 でもよく見ると他のキットと違って「- ARS NOVA -」と記載されてないよ?


 様々妄想しつつ一応原作を読み返し、1月28日に発売されたTridentのミニアルバム「Blue Snow」を聴き込んでおく。

 いやぁ驚きましたよ。「Trident」は単なる声優さんでもなく、キャラソンを歌っている訳でもなく、メンタルモデルの想いを歌に乗せて表現している訳で、「Trident」は「Trident」なんですよね。
 作品が時と共に我々の中で成長、熟成していくと同じくアーティストとしても安定感が出てきました。曲の難易度も上がっているし、表現力も付いてきた。正にメンタルモデルの成長を見ているようです。

 TV版ED曲「ブルー・フィールド」はメンタルモデルの可愛らしさを感じる曲でした。その内容はメンタルモデルが抱き始めた心の中の「何か」がまだよく解らなく、まだ見ぬ未来へ純粋に向かっていく曲でした。

 しかし話数が進むにつれ、作品の主題が明らかになってくると「Innocent Blue」に代わりました。それぞれの湧き上がる「何か」の意味を知らないまま葛藤し、やがて見えてきた光に向かって凪(かぜ)の中を進んでいく曲。。
 「凪」とは無風状態の意味なのに「かぜ」と読んでいるところがニクいですね♪心が無風状態になった時に見えた未来・・・

 更に・・・再放送時は「Purest Blue」という新曲が用意されました。我々も2度目(実際はもっとですがw)ですから作品に対する想いが熟成されています。結末も知っています。それに見合った曲でなければ見劣りしてしまうでしょう。スタッフさんのGJです!
 メンタルモデルの成長は更に加速し、思春期を迎えました。「何か」つまり「心」の奥で繋がっていないと自らの存在も消えてしまいそうになる・・・「心」とは友情なのか、愛情なのか、それとも・・・・・


 そして迎えたアルバムリード曲「Blue Snow」はDCのOPテーマです。



 ゆったり始まるこの曲。OPでこれはどういう意味があるのか、そしてあまりにも分かりやすい歌詞。「DC」ですから過去3曲の全てが詰まった集大成であるはずです。

 海に降る雪と言えば「マリンスノー」つまり「デトリタス」を思い浮かべますが、海に散った者たちの想いとかいう意味ではなく、もっと温かい感じのする曲です。

 手のひらに降った冷たい雪が溶けて残った「温かいもの」それはメンタルモデルが人間と接することで「心」が芽生えていく様のように聞こえます。

 「演算処理を超えた衝動が私を突き動かしている」という象徴的なセリフにあるように、各メンタルモデルが成長する過程での心境(葛藤)が歌われてますね。
 曲がテンポアップするのもそういう意味でしょう。

 私には単なるウィンター・ソングではなく、春の訪れを感じる曲に思えます。


 その中でも注目したのがこの歌詞。 「どこから来て どこへ消えて行くの?」


 これはTV版ED曲のひとつ「Innocent Blue」の冒頭にも出てきますが、この作品の根幹に関わるものですよね。

 「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」

 実はこれ、フランスの画家ポール・ゴーギャンの有名な作品タイトルです。



 この絵画は右から人生の始まり、中央が成年期、左が死を表す「3つ」の人物像群に描かれております。青い像は「超越者」とされているようですが、つまり時を支配する者なのかも知れません。

 I-401の存在そのものです。

 そして余談ですがコレにお気付きでしたでしょうか?


 「I-401」の下に書かれているドイツ語

 「時の歩みには三通りある。未来はためらいながら近づき、現在は矢のように飛び去り、過去は永遠に静止している。」

 ドイツの詩人シラーが「時の歩み」を詠じたものです。

 恐らくゴーギャンの絵画と同義でしょう。「3」という数字そして「時の歩み」は大きな意味を持つ作品ですね。


 この両方ともTV版を観ていた時から気になっていたので当時調べたのですが、ここに来てまた歌詞として直接歌われるという事はよほど大事なキーワードなのでしょう。




 そして主題歌はナノ「Rock on.」です。


 TV版OP曲「SAVIOR OF SONG」は閉塞した世界に風穴を開けてやろう!という意気込みの感じる曲でしたが、今回の「Rock on.」は何だか挫折や絶望から立ち上がって行くような感じに聴こえます。

 主題歌という事はエンドロールに流れるのでしょう。こういう曲で終わるという事の意味とは・・・?


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 という訳で劇場公開を迎えたのですが、まぁビックリ!

 それは後程ネタバレ有りで書きますのでまずは舞台挨拶の様子を。


 今回の舞台挨拶は2チームに分かれて行われました。

 公開当日はFJCライブでしたので、行く前に観ようと応募した「千早群像役・興津和幸、イオナ役・渕上舞、タカオ役・沼倉愛美、ハルナ役・山村響」の4名が登壇する回は全てハズレ。。
 ま、時間が合わなく激戦帯の応募だったので仕方なし。

 「Trident」はいつでも会えるさっ!

 しかし私の本命は最初から「岸誠二監督、シリーズ構成の上江洲誠、ヒエイ役・M・A・O、キリシマ役・内山夕実」の4名が登壇する横須賀でした。

 そりゃ、横須賀ですし?

 「Angel Beats!」の岸監督に会えるんですからね。しかも上江洲氏との名コンビです。この2人から生み出された名作数知れず。(一番は「あふぇくしょん」なアレだと思いますがw)

 そして「キリシマ」「ヒエイ」が残り物と思う方はあさはかなり!

 金剛型戦艦の4番艦「霧島」の名称が受け継がれた海上自衛隊こんごう型護衛艦の2番艦「きりしま」は横須賀に配備されており、「SAVIOR OF SONG」の撮影等に使われました。

 金剛型戦艦の2番艦「比叡」は横須賀海軍工廠で建造されました。その名称が受け継がれた海上自衛隊はるな型護衛艦の2番艦「ひえい」も就役時は横須賀に配備されています。

 横須賀とは縁の深い2人なのですよっ!

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 当然、「横須賀海軍カレー」を食べて気合いを入れる!

 偶然にも前回と同じ座席でした。

 「三笠」を眺めながら食べるカレーは格別w



 
 汐入駅から劇場に向かう歩道橋から既に凄い!

 劇場内もかなり気合い入ってましたね。





 自分は2回目の舞台挨拶、つまり上映前に登壇する回でした。

 ディスプレイを見ていたらふと隣に見覚えのある顔が?


 なんと!岸監督ではありませんか!!


 上映後に登壇する回が終了し、表に出てこられたところだったのです!

 若い兄ちゃんが握手して「頑張ってください」などと言ってるので次は自分が・・・と思っていたらすぐに控室に行かれてしまいました。。

 代わりに登場したのが・・・・・




 巨タロウ!!!


 瞬く間に人だかりww

 どうやらこの日が初お披露目だったようです。

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 初日は中央やや後方でスクリーン全体を見渡してゆったり鑑賞したのですが、この日はもちろん座席が選べません。

 前から4列目、中央ブロック左端でした。

 この劇場は傾斜が緩いため、かなり見上げるスタイルで辛いなぁと思っていたのですが、まぁステージ近いからいっか。

 そう思って始まった舞台挨拶。

 なんと!私のすぐ左にある扉から皆さん入場!

 
 しかも私に向かって歩いてくるので全員と至近距離で目を合わせて手を振り合えるというベストポジションだったというww


 何より驚いたのがヒエイ役のM・A・Oちゃん!初めてお会いしましたが、さすが女優さんだけあって小顔で実物はメッチャ可愛いじゃねっすか!

 しかも・・・・・ヒエイさんスタイルの髪型で赤メガネ(ヒエイモデルの1点モノらしい)更に生徒会名簿を抱えて登場したもんだから撃沈されましたっwww


 いやぁ、アオシマさんからヒエイさん発売されるらしいケド今まで大戦艦には手を出さなかったんだよなぁ。。。でも洋上モデルだからなぁ。。。


 続いて巨タロウ登場!


 スタッフさんに抱えられてゆっくりカニ歩きww

 1回目は階段上って登壇したらしいのですが、時間がかかるし見ているだけになるので今回は段下。なのに存在が気になって皆さんトークが弾まないww

 先程の1回目は上映後でしたが今回は上映前なのでネタバレしないように気を配りながらですが、なかなかヤヴァかった(^^;

 作品の見どころはたくさんありますが、とにかく映像と音は凄い!

 元々細部にわたってフル3DCGで作りこんでいる作品です。普通は劇場サイズに伸ばした時にアラが出るのですが、とんでもない。引き伸ばした事で今までTV画面では潰れて見えていなかった細部までハッキリと見えるようになりました。


 例えばデータ環に流れる演算式なんて読めちゃうくらいです。

 特に艦船の作りこみなんて分かってましたけど本当に凄い。そういう意味ではあまり苦労しなかったようです。

 音響も5.1chで大迫力の戦闘シーンが観られます。


 TV版でも重要視してましたが、3DCGで大きなものを動かすって質感が出なくて難しいそうです。更に大きなスクリーンですが全く違和感ない表現力。更に2年間で進化したCG技術を投入して新規パートではとんでもない事に!

 こういう制作話はずっと聞いていたいですね♪

 まだ後編のコンテは書きあがっていないので、キャストの2人から要望があればもしかしたら?という事で・・・


 内山さん:もう一度人間の姿に・・・

 岸監督:それは無い!と即答w


 そう言えば劇場スタッフさん、キリクマTシャツ着たりしてかなりの盛り上げムードでした。
 楽屋もこんな感じだったそうですが、これを見た瞬間・・・

 「誰?」

 というのがもはやネタになってますねw
 いやぁ、ミニシマでもいいから見てみたいんですけどね。



 M・A・Oさん:眼鏡を外して本気モードになるとかいいですね!

 岸監督:あ、それイイネ!眼鏡がズレるとかww

 上江洲さん:いや、それはやめましょう。制作現場から怒られます。

  どうやら技術的にかなりの負担らしいです。急に真顔になって答えてましたw

  なんだ、やらんのか.....w


 そんなこんなで楽しい時間はあっちゅまに過ぎて終了です。

 退場もまた手を振り合ってお見送り♪

 で、巨タロウがゆっくり抱えられて退場するのを見送ってw


 さていよいよ上映開始というタイミングで20~30人くらい出ていったかな?

 こういう時って居るんですよね。舞台挨拶の時だけ入ってきたり。

 もったいないというより、手のひら返したようで失礼だよな。

 1回観たくらいで解る訳ないし、何度だって観ればいいのに。

 ま、そういう輩は作品に思い入れなんて無いのでしょう。



 てか、こんなブログ書いてるオイラが異常なのか?




 ちなみに横須賀ではこんなモノが配布されました。

 横須賀らしいですねw

 アニメコンテンツマップ、裏面は「たまゆら」になっています♪

 スマホケースは海軍カレーで半券を見せると先着で貰えます。
 (ちなみにコレは既に持っている私物です)



 
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 では、ここからは感想など書いてみます。

 未見の方は一気に下までスクロールしちゃってください。




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 では。



 
 まずアバンからやられましたね。

 いきなり新作パート。TV版では描かれなかった部分で、もしかしたら原作でもハッキリ描かれていないのでは?
 絶妙なアングルで謎めいていますが、明らかに霧同士の戦いで撃沈された艦は何なのか?恐らく翔像が失踪した時を描いたのでしょう。これが後に大きな意味を持ちます。

 その後武装をロックした無人のI-401が横須賀に戻ってきた時にイオナはまだユニオンコアでしたね。「I-401」という艦番号もまだ無かったし。
 TV版では群像が触れた瞬間にイオナが目覚めたのですが、それまでメンタルモデルすら生成していなかったという事でしょうか?

 ここで「Blue Snow」が流れたことで曲の意味がハッキリしましたね。感動して涙腺緩んじゃいました。。

 劇場ver.はCDver.のようにテンポアップしないんです。ここのスローパートは嵐の前の静けさですね。凪の状態です。


 DC(総集編)部分は戦闘シーンよりもメンタルモデルの心情に注目した編集になってましたね。やはりこの作品はそこがキモです!

 あのイントネ~ションですら必要ないと判断されたのか、あまりにも思い切ってバッサリやってくれました(^^;

 逆に新規カットが効果的に違和感なく場面を繋いでくれ、曖昧な部分も説明されました。

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 さて問題の新作パートですが、本当に続編でしたね。

 アメリカに到着した「振動弾頭」がどうなったのか、原作でさえ到達していない結末の先。

 振動弾頭が実際に作動する姿。そして本当に効力があった事。ヘタをすれば原作の展開にも影響を与えかねませんが、その後の流れは恐らく誰もが納得するものだったでしょう。群像はあくまでも「霧との交渉材料」という考えを貫いています。

 スクリーンの広さを目一杯利用した艦隊戦は本当に見応えありました。逆にBD化した時に見劣りしないか心配なほど。。


 そして各メンタルモデルのその後・・・

 時間の経過は衣装やアクセサリーの変化で表されています。


 復活したタカオさんは更に感情に磨きがかかりましたね♪活躍的には今回お休みですが。。ヒュウガさんと漫才やってますww
 演算処理した結果の予測値に対して「女の感」という言葉を使うなど、乙女プラグインも大人の女性へ進化しつつあります。

 ヒュウガさんは露出度の高い服、そして髪型も変わりました。


 陸に上がったハルキリと蒔絵の処遇は想像通りでしたね。蒔絵もすっかり人間らしく成長し、ツインテからポニテに。大人っぽい服装で表情も明るくなりました。
 ハルハルのリボンは蒔絵の趣味でしょう。ヨタロウは相変わらずですがw

 3人が一緒に居る事でそれぞれが「人間らしく」なった気がしましたが、「霧」と「人類」が対等な立場になった瞬間に行動を起こしました。果たして「地下に潜る」の意味とは?今後どの陣営になるのか注目です。


 そしてイオナ。白基調の衣装は海洋技術総合学院へ生徒として潜入した時を彷彿とさせますが、制服を着せられていた中学生がちょっとオシャレに目覚めた高校生になったような雰囲気です。

 I-401のクルー達と行動を共にしていますが、仲間や姉妹を沈めた事、そしてコンゴウの事をずっと引きずっています。その表情は硬く、ふさぎ込んでいるように感じます。

 原作でヒュウガの船体を捜索したオマージュでしょう。402の残骸からユニオンコアを回収し分析する。それは戦略としては正しく、必要な事ですが「感情」の芽生えたイオナにとってはたまらなく辛い事でしょう。

 そして至った想いがこの作品の根幹。

 「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」

 アバンではただ「命令」に従って横須賀に戻ってきただけのイオナがメンタルモデルを生成し、人間と行動を共にすることで「意思」を持つようになり、唯一信じて行動してきた「命令」に疑問を持ち、葛藤し、ヒエイに激しくぶつけるまでに至ります。
 こうして成長していく様が表情にもよく表れていますが、3DCGでよくここまで繊細な表現が出来ると感心してしまいます。

 この成長の過程が「Blue Snow」そのものなのなんだと思います。

 「青い雪」と表現しようと思えばできる物って実際にあるのですが、それを考えると更に深みにハマるので今回はやめておきます。。


 コンゴウさんの出番はありませんでしたが、ゆかなさんが後編で新録があるとおっしゃっています。いくら堕落してしまった・・・じゃなくてイオナと友達になったとは言え、蒼き鋼になる事はあり得ないでしょう。第三者として介入してくるのか・・・


 そして何といっても新キャラとして登場したヒエイさん♪

 岸監督いわく、新たな敵として相応しかったと。

 そりゃそうですね。「霧」の規律を乱して堕落してしまったコンゴウ級大戦艦たち最後のひとりですし、そんな彼女たちを粛清する為の生徒会長。
 しかも「緋色」ですからライバルとしてこの上ない存在。

 更に・・・コンゴウ様を想うからこその行動が「堕落フラグ」立ちまくりでとっても魅力的www

 しかも生徒会長が一番けしからん服装だし♪


 まさかの生徒会室でしたが、陰影の使い方が意味ありげでステキでした。



 今回のパンフレットに描かれたヒエイですが、見た瞬間に「おや?」と思いました。

 一見「超重力砲」に見えますが、大戦艦はこういう変形をしません。重巡と掛け合わせた以上に展開した姿、あまりにも不自然なので見ぬふりをしてカバンにしまいました。

 まさかのミラーリングシステムとは!!

 原作ではヤマト級にしか搭載を許されていないシステムですがI-401のライバル艦であるU-2501が使用しました。
 やはりヒエイさんがその役だったのですね。つまりU-2501は登場しないという事。更に言えばヤマト級が登場する展開になる可能性が出てきたという事。


 この海が荒れるシーンはサンジゲンの最新技術を投入したものですが、岸監督もおっしゃっていましたが見ていて船酔いするくらいの迫力でしたね。

 3DCGはともすれば薄っぺらい映像になりがちですが、この大画面でよくぞここまで重量感、リアル感を出したとサンジゲンさんの技術と岸監督の拘りに感謝です。


 予定の2倍の尺を使った新作パート。最後にとんでもない展開が待っていました。




 まさかの黒ムサシとお父様ですか!?

 しかも釘宮理恵さんと中田譲治さんって反則でしょっww


 しかしこれで「ARS NOVA」ルートは総旗艦ヤマトの下にムサシ、そして霧の生徒会という非常に分かりやすい図式になったという事ですね。

 後編の尺を考えるとこれでヤマトに辿り着けるという事で良いと思います。


 TV版ではナレーションを務めていたジョージさんがお父様。これってもの凄く意味があって納得です。

 これは私の考えをまとめたものです。

 千早翔像は決して人類の敵でも裏切り者でもなく、「霧」との対話を求めて旅立ったはずです。霧が人類を知りたがっているように、人もまた霧を知る必要がある。

 その為に霧と行動を共にする訳ですが、万が一自分が霧側に付かざるを得なくなった場合、自分を止められるのは息子である千早群像しか居なく、その為の力としてI-401を遣わせたのだと思います。

 霧と人類が対等になった今、ようやく姿を現した訳ですが、ここまでの道のりを歩んだ群像はもしかしたら翔像の手のひらで踊らされていただけなのかも知れません。作品世界をナレーションとして導いてきたジョージさんは言うならば翔像そのものではありませんか?

 本来父親に対して持っていたであろう尊敬や信頼が猜疑心や劣等感、絶望感となって葛藤し、手のひらで踊らされていたと知った群像。

 ここでDCは終演を迎えるのですが、主題歌「Rock on.」に感じた「挫折や絶望から立ち上がる」という理由がハッキリしました。

そしてアバンが何だったのかもハッキリした訳ですね。


 完全新作の後編「Cadenza」(カデンツァ)はやはり音楽用語で「和音進行が終止する」意味があります。つまり「完結編」ですね。
 一般的な意味は「独奏楽器が即興的に演奏する」という事。つまり群像の反攻が始まるのですね


 10月3日の公開が楽しみで仕方ありません♪
                     





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 Tridentのライブも当選したようですし♪



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 ちょっと書き過ぎたかな?

 お付き合いいただき、有難うございました。







関連情報URL : http://aokihagane.com/
Posted at 2015/02/14 01:32:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 蒼き鋼のアルペジオ | 音楽/映画/テレビ
2014年08月31日 イイね!

恋する乙女の「蒼き艦」

恋する乙女の「蒼き艦」


   蒼き鋼のアルペジオ-ARS NOVA-

   アオシマ 1/700「重巡洋艦タカオ 蒼き鋼ver.」

   旧帝国海軍高雄型重巡洋艦一番艦・高雄の形状を模した元“霧”の艦。

   既に発売されている「タカオ」のカラーバリエーションです。



        “霧”の潜水艦「I-401」に続いて作ってみました↑


 
 「タカオ」は“霧の艦隊”東洋方面第一巡航艦隊、早期警戒艦として名古屋沖に配備されており、横須賀へ向かう「I-401」と戦闘状態に入った訳ですが・・・




 まさかの・・・見事に敗退し、その原因となった人間・・・というか千早艦長に異常なほど興味を持ち、「乙女プラグイン」が発動♪
 “霧”から出奔して人間社会に紛れて過ごした後、恋する乙女と化したタカオは群像たちの本拠地である硫黄島基地へ先回りして待ち受けようと思ったのですが・・・



 基地を守っていたヒュウガに返り討ちにあってしまうのでした。。w

 そしてすったもんだあった後、「一宿一飯の恩」という名目(言い訳)で蒼き鋼の艦隊に加わり、船体及び発光色を青に変えました。

 このキットは「蒼き鋼」のタカオを再現しています。




 もうボックスアートからして何かオカシイw




 さすがに「I-401」と比べると箱がデカイしパーツ数も多いですね。ここまで違うとは、ハッキリ言ってナメてました。。というか、「I-401」が少なすぎたのですね。エッチングパーツのせいで多く感じていただけ。いや、むしろこれが普通か。

 実際、全てのパーツを使う訳ではありません。全長30cm弱もある船体パーツのランナーは「ARPEGGIO」と表記されていますが、それ以外は通常のウォーターライン・シリーズ「高雄」「愛宕」のパーツを使い、他にも「長門」と表記されたランナーや単装機銃などの寄せ集めになっています。じゃぁ「MAYA」には何て書いてあるのだろう?
 エッチングパーツは「タカオ」には付属していませんでした。(一応別途購入しようと思ったのですが、実物を見て挫折しましたw)




 アルペジオシリーズのお約束「ペーパークラフト」はまさかの3体入っていました!

 バイナル・パターンは「I-401」と全く同じ色ですね。青、白の2パターンあります。さすがに今回は蓄光シートの切り出しをする気にはなれません(^^;



 さて、肝心なのは塗装になります。本シリーズの特徴である鮮やかな整形色のまま作る気なんて元よりありません。まずはモナカ割の船体を組み・・・やはりチリが合わない・・・盛って削って磨いて掘って・・・さて塗装を・・・・・

 「I-401」で苦労して作った濃淡2色の「蒼」を使う気でいたのですが、全く色が違うではありませんか!

 そう言えば、夜出撃して夜明けにはその姿を失っていましたから白昼まともな色を見たことありませんでしたね。すっかり同じ色だと思い込んでいました。

 確かに設定画は白っぽかったのですが、思い込みって怖いですね。。

 という訳で、説明書通りではなく残っていた「I-401」の色をベースに思い通りの色を調合、イイ感じになりました♪










 本来の設定色はもっと白っぽいのですが、ほどほどにしておきました。説明書には記載されておりませんが、設定画を見ると元の色である赤が若干混ざっているように感じたので入れてみました。
 設定資料もBDも持っていますが、さすがに細かい部分の塗り分けまで判別出来ない部分もあり、若干自己流です。仕上げは前回同様の理由で半ツヤにて。

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 元々タカオさんは好きなのですが、あえて登場シーンの少ない「蒼」を選択したのには訳があります。

 元々単なる兵器でしかない“霧”が「敵」とされる“人間”に興味を抱き、その姿を模した「メンタルモデル」を作り出した訳ですが、実際に人間と接触することによって「心」が生まれます。
 無垢であった“霧”が「心」を知ることにより成長し、人間で言う「思春期」を経験する訳ですが、そんな中で各メンタルモデルは「友情」「愛情」「葛藤」等々経験したことのない感覚に悩まされます。本来自分が存在する理由と絶対的使命感に対して彼女たちがどういう決断をし、行動するのか、それがこの作品の見どころだと思っています。

 「相手をよく知りたい」という気持ちが究極に働いて「恋心」になってしまった「タカオ」ですが、もう一方の「“霧”であるこの私がそんなはずはない」という気持ちと交差した結果、「ツンデレ」な方法でしか自己表現をできなくなってしまいました。


 「群像の命令に従う」ただそれだけの想いで行動してきたイオナは、沈みゆくその身の中で「守るべき者」である群像の生命が絶望的になるのを理解しつつ、その命令に従って船体機能維持に努めました。
 それは群像がイオナを守り、使命を果たす可能性を紡ぐものでしたが、イオナは心の中で葛藤しつつ、自分の「心」にある「想い」が何なのか知らないまま命令に従って来てしまった結果、絶命しようとする群像を目の当たりにした時のうろたえぶりは無垢な子供のようでした。

 そうなって初めてイオナは自分の心に従い、「その身を捧いで」群像を救難カプセルに移し、自らはユニオンコアの状態になってまで助かる可能性にかけたのです。


 群像を救いたい一心でほんの僅かな可能性を信じて「ツンデレ重巡(従順)」タカオの真っ直ぐすぎる想いが結果的に群像を見つけるのですが、イオナの献身的な姿を目の当たりにし、「愛する者が守ろうとするモノ、そしてそのモノが守ろうとする者、それらを受け入れて愛する者の命と心を自分が守る」と決断。そして「その身を捧いだ」まさに献身的な姿に私は大変心を打たれました。

 どこかのF船団にもそんな緑の子が居たような気がしますが、自分、そういうのに弱いんですよねぇ。。だからタカオが心を開いた姿である「蒼い艦」を選択したのです。

 #10「その身を捧ぐ」はあの場面に向かって静かに始まる特殊OPでした。OP曲アニメ盤のカップリングとして収録される「SILVER SKY」は本来この為に作られた曲ですが、当然ここまで知らされてきませんでした。OPクレジットで曲名を出さざるを得なかった状況だったそうですが、ネタバレになるのではないかとスタッフは冷や汗モノだったそうです。



 もうね、この場面とイベント時の「ぬーちゃん」の演技で確定ですねw


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 さて、そんな訳で「I-401」と融合した「タカオ」ですが、こんな姿になりました。




 「アルス・ノヴァ・モード」ですね。規格外のとんでもない船体ですが、何を思ったかアオシマさん、キット化するそうですね。もはや完全新規でしょう。。

 欲しいとは思いますが、絶対に買いませんよ?

 だってコレ、両方の船体色で塗り分けなきゃならないのですもの。。もう2度と同じ色は作れません・・・・・更に超重力砲なんて出されたら・・・・・w


 という訳で、このシリーズはひとまず打ち止めにしておきます(^^;
 (大戦艦はやらんよ!)


 ・・・劇場版で「何か」が飛び出したら分かりませんケドね♪




Posted at 2014/08/31 11:46:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 蒼き鋼のアルペジオ | 趣味
2014年07月09日 イイね!

Trident

Trident サンジゲンによるフル3DCGアニメーション
 『蒼き鋼のアルペジオ −アルス・ノヴァ−』

 そのED曲「ブルー・フィールド」等を歌った『Trident』が1stアルバム『Purest Blue』を発売しました。

 『Trident』とは作品に登場するメンタル・モデル「イオナ(CV:渕上舞)」「タカオ(CV:沼倉愛美)」「ハルナ(CV:山村響)」からなる3人組ユニットです。

 海神ポセイドンが大海と大陸を自在に支配する為に用いたとされる「三叉の矛」から引用した名ですが、「潜水艦発射弾道ミサイル」の名でもあり、正しくこの3人組ユニットに相応しい名だと思います。

 『蒼き鋼のアルペジオ −アルス・ノヴァ−』については何度か書いておりますが、ここ最近の画一化されつつあるアニメーション業界に大きな風穴を開けてくれたことは間違いないでしょう。

 本来は劇場版にしたくなるであろう圧倒的情報量を惜しげもなくTVサイズに投入してきたのは見事です。フル3DCGだからこそ表現できる事もありますが、あえてセル画的に仕上げているのも受け入れやすかった要因だと思います。これが無ければ「シ○ニア」ももっと楽しめたかも知れないのに、完全に見劣りしてしまいました。。。

 「兵器」+「美少女」という流行りにあえて挑戦した訳ですが、私の場合はやはり「音楽」に惹かれてしまいました。主題歌、挿入歌はどれも心に響き、劇伴も脳裏に焼き付きます。
 もちろん、作画やデザイン、演出、脚本、構成、演技などトータルで評価しています。原作とは違う「アルス・ノヴァ」という名の通り「新訳」的な内容ですが、アニメーションという広いターゲット層に向けてはこれも正解だと思います。


 さて、アニメ化するにあたっては原作には無い「視覚」以外の情報が必要になります。「視覚」のみの場合は「想像力」が発揮され、自分なりの世界観を構成し、それを各自楽しむ訳ですよね。
 私は幸いにして原作を読んでいなかったので、純粋な気持ちでTV版に没頭できましたが、原作の世界観を妄想していた方々にはどう受け止められたのでしょうね?

 特にイオナはメインヒロインなのにキャラ付けが全く違う訳ですが、渕上舞さんがそのまま乗り移ったようなアニメ版イオナの存在が作品人気を支えているのもまた事実です。「あのイントネーション」に撃沈された方々も多いことでしょうw


 「静止画」が「動画」になるのは想像出来ますが、それ以外、特に「聴覚」から来る情報であるうちの「音楽」「声」による演出はアニメーション作品の印象を大きく左右する重要な情報であるという事は間違いありません。私が拘るのは正にそういう部分なのです。そこがダメな作品は「原作のほうが面白かった」などという評価につながるのだと思います。

 ちなみにドラマCDやラジオの場合は逆に「聴覚」だけの情報なので、視覚を補おうという「妄想」(想像力)が働きますのでそれもまた楽しいですね。
 そういう意味でアニメーションは妄想する間も無く直接的な情報を捉えるので誤魔化しがきかないのです。

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 ここからが本題w

 声優さんが主題歌やキャラソンを歌うのは今や珍しくないのですが、そういう場合は役に徹した歌い方をする場合が多いです。ところが「Trident」の場合は普通にアーティストなんですよね。しかも歌に関しての経験は素人同然。もちろん各自のキャラソンも歌いますが、キャラ寄りではなくほぼ地声で歌っています。私が惹かれたのはそういう部分なのかも知れません。

 肝心の歌については難しくないメロディライン、コード進行で聴きやすく、歌詞はこの作品のテーマである「心」が素直に表現されています。感情を持たないはずである霧達がメンタルモデルを持ち、人間と接触することによって変化していく様子はまるで子供のように純粋なのです。
 そんな楽曲に3DCGならではのこんな映像が付けられたもんだからたまったもんじゃありませんw




 もしこのPVが本気で作られていたらちょっと冷めていたかも知れませんが、あえて力を抜いているというか、完全にノリで作ってますよね。この作品はこんな安っぽい画じゃありませんからね。しかも3人の動きはモーション・キャプチャーではなく、実際の動きをトレースしたものです。この「2.5次元感」とスタッフの遊び心が何とも面白いのです。


 そんな「Trident」ですが、普通ならば番組放送終了と共に収束していくものです。もちろん作品としては「サントラ」「キャラソン・アルバム」は発売されていますし、BD特典にもそれらは収録されています。これだけのクウォリティーの作品は簡単に作れませんし、一応内容的にひと段落しましたのでまさか新たにアルバムを出すなんて当初は思ってもいませんでした。

 ところが、舞浜で行われる番組イベントに合わせるかのようにアルバム発売が発表され、作品も再放送されました。しかも、EDに新曲を投入!CM枠を使って「霧くまs」なるショートアニメーションを毎回放送するなど、我々を驚かせてくれました。


 イベント参加が決まっているワタクシ・・・・・

 当然買わない理由などありませんよねっ!
 


 半分は新曲です。そんな中でもやはり新ED曲のこれに注目です。



 一巡した今だからこその曲ですよね。終盤の彼女たちの気持ちが歌われています。
アルバム特典映像ですが、このメイキングを中心とした密着ドキュメント番組「~航海の先に、見えたモノ~」が再放送の最終回翌週に放送されました。(TOP画像のDVDはその番組のディレクターズカット版です)彼女たちの頑張りを観ていてちょっと涙が・・・しかも放送日はイベント前日・・・もはや全てがその日の為にあったとしか思えない展開・・・


  しかも・・・・・・・・・・



こんなコトまで発表してしまいました♪


 詳しくはイベントにてだってw


 という訳で・・・・・


_/_/_/_/_/ ここからが本当の本題♪ _/_/_/_/_/



 2014年6月29日  舞浜アンフィシアター

 『蒼き鋼のアルペジオ −アルス・ノヴァ−』

 Return Of “BLUE STEEL”
  〜”蒼き鋼“ 帰港記念式典〜


 昼の部に行ってきましたよ♪



 前日からの雨も朝には「Silver Sky」になっており、昼ごろはすっかり「Blue Sky」でした。まさにアルペジオ日和!てかこの流れはタカオ日和ともw(この意味、ファンなら解って欲しいなぁ。。)
 各地から集結したヨタロウ達も気持ちよさそう♪
 等身大のこの子達、全て仕様が違うのですよw



 2限だったので白いお方を誘っての参戦。作品に対する価値観が似ているのですが、ある意味同じ不純な裏目的が有るとか無いとか?
 あのイントネーションで「アンフィシアタ~♪」などと妄想しつつ物販へ。
 昼夜合わせても4000人。いくら夜の部の方も並んでいたとはいえ、マフラータオルが早々に売り切れるとはどーゆーコトだいっ!この手のイベントは用意する数も少ないでしょうが、どう見てもこの男性クルーユニット「Blue Steels」のタオルを持っているヒトのほうが多かったぞ?
 ま、Tシャツは以前この為に別のモノを購入しておいたのでヨカッタけど。。

 一番クジの先行販売は良かったですね。全体的に品質は良いですよ。ハッキリ言ってハズレなし!「E賞」ですらドラマCDってw

 物販後は昼食。日曜だけど、もちろんカレー♪
 実は参加はされないけど、もう一人の白いお方がいらっしゃっていたのです。時間ギリギリまで歓談し、爆音と共に帰られました。。
 この駐車場、痛いクルマも居たけれど、青いGDBが一番カッコ良かったなぁ。そう、この日ほど蒼いクルマが良かったと思った日は・・・無い?

 てか、私の周辺って本来なら青いクルマだらけであってもおかしくないのに、何故か皆さん不思議と白を選ばれるのですよね。。




 アンフィシアターと言えば円形ステージを囲むように半円に配置された客席で大変見やすく、客席全体が見渡せるという特徴があります。特に前方は本当にステージ間近なのですが、ここでも席運を発揮してかなりの前方でした♪

 オープニング・アナウンスで我らが2000発の侵蝕魚雷と誤認されて後、暗いステージの奈落が下がるのが見えました。ここは元某劇場ですからね。


 「ブルー・フィールド」のイントロがかかり、いきなり全員テンションMAX!


 ライブパートからのスタートです!せり上がってきた3人を迎える円を描くように取り囲むペンライトの光はこの会場ならでは。自分にはこういう感じに見えていましたw





 いやぁ、とにかく近かった♪

 位置的にはハルハル前ですが、円形ステージなので全員が入れ替わり、真横や後ろ姿を見れるのもアンフィシアターの良いところ。

 もう全力で「♪おーらいしー」が気持ち良いったら(^^*


 「Innocent Blue」、各ソロ曲の後いよいよ来るかっ!と思ったらタカオがセンター?

 「Blue Sky」からの「Purest Blue」で全曲じゃないっすか!


 「♪みっしんぎゅー」楽しいっ!


 まさかの序盤で7曲!もうこれだけで来た価値ありますわ。

 前日にドキュメンタリー番組を観ていたので感情移入してしまって・・・

 最初は緊張していましたが、感謝や嬉しさが入り混じって本当に良い表情をしていましたね。前から後ろに流れる「トライデント・ウェーブ」なんて突然やってみたり(^^;


 しかしねぇ、ここでひとつ発見したんですよ。


 やはり生はイイ!


 って、それは当たり前なんですけど、映像で見たりネットで書かれたりしている印象が如何にいい加減か・・・


 元々、自分は自身で見たり体験したりして感じた事を信じるようにしています。だからこんな長ったらしいブログを書いてしまいますし、コピペだらけで内容の無い記事は好きではありません。他人が書いたコトを真に受けるなんて愚の骨頂。何を根拠にそんな情報で盛り上がれるのやら??


 この3人、本当にイイ子ですよ?

 特に赤い子は完全に印象が違いましたね。タカオに相応しく、自分的に急上昇です。


----------

 もはや燃え尽きた感もありますが、番組イベントなのでまだまだこれからなんですよね。とりあえず簡単に・・・


 艦長がメインMC。セットの超重力砲を皆でムリヤリぶっ放したりw

 ほぼオールキャストでしたが、400は別の場所。紫の方と見張り役が居ない。。それでも大人数で楽しかったですよ。

 朗読劇で披露した「タカオ、愛のプロポーズ大作戦」は自分も当てた一番クジのドラマCDに収録されているもの。皆さんかなり自由にやってましたが、声優さんのプロフェッショナルな才能を堪能できました。「間」とか素晴らしいです。ここでも赤い子は凄かった。

 人間VSメンタルモデルの超難関カルトクイズも艦長やりたい放題。イオナに「ワタシが居なきゃ何も出来ないクセに!」とか罵られていましたが、そんなやりとりもファンにはたまらんです♪

 最後は「Blue Steels」が歌う「蒼き空の下で」で締め。皆でグンゾウ・ラップで盛り上がりました。

 会場を出ると何だかまた雲行きがあやしくなってきました。というか、遠くから雷雲が稲光をまき散らして近づいてくるではありませんか。

 まるでコンゴウ・デススターのような・・・

 ひとしきり暴れまくって去って行きました。。。



 久しぶりの番組イベントでしたが、「凪あす」に外れたのでその分までガッツリ楽しんできました。考えてみれば2013年10月期の木曜日22時~23時MX枠は両方BD買ってるし、とんでもなかったよなぁ。。


 さて、続編制作が発表された「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-」ですが、TVシリーズを再構成し新作エピソードを加えた第1弾、完全新作として制作される第2弾の2部作として2015年に封切られます。それ以上の発表はありませんでしたが、間違いなく劇場クウォリティーのこの作品。しかもTV版ではアメリカに到着しています。どのような続編になるのか、本当に楽しみでなりません!


 もちろん、更なる新曲も♪



関連情報URL : http://www.aokihagane.com/
Posted at 2014/07/09 02:07:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | 蒼き鋼のアルペジオ | 音楽/映画/テレビ
2014年03月22日 イイね!

ミカサに会う為、壁に囲まれた町へ・・・

・・・と言っても、「立体なんちゃら」で飛び回るハナシではありませんの。




 こーゆー壁に囲まれた要塞港へ・・・・w


 いや、失礼。金曜日なのでカレーを食べに行っただけです(^^;

 それと、何となく前夜の余韻で汐入方面に行きたくて。。鴨川は微妙に遠いしね。

 ま、正確には隣の横須賀中央ですけど。


 朝から良い天気だったので絶好のドライブ日和だと思っていたのですが、目的地付近の海上に突如「霧」じゃなくて「雲」が出現!

 昼過ぎに雨が降り出しました。。

 1時間ほどで止みましたが、中途半端に車が汚れたと。。





 「横須賀海軍カレー」はもはや有名ですね。この本舗には来たことありませんでした。「何シテル?」で見た方は隣の「ココイチ」だと思われたでしょうねw

 さすがに金曜日なので満席。若い男性が多かったのは艦○○の影響かな?いや自分は違いますよw


 30分待って入店。売店で様々な商品を売っているので退屈はしませんでした。

 「三笠」の模型を眺めながらの海軍カレーは何とも♪
 ちゃんとサラダと牛乳が付きます。

  チャレンジメニューが運ばれてくる時には「軍艦マーチ」が流れる演出とか何事かと思いビックリしますよ(^^;
 ちなみに艦○○チックなメニューもあったりします。




---------



 さて、ここまで来たら「ついでに」近くにある三笠公園へ。日露戦争で東郷平八郎司令長官率いる連合艦隊の旗艦「三笠」が復元保存されている場所です。
 行動範囲なのに入ったのは子供の頃以来?なのに最近やたら見慣れた光景w

 公園なので普通に近所の子供たちが遊んでいるのですが、どうやらここにもカメラを持った大きな子供たちがたくさん・・・・・ってオイラもか?
 いやいや、ただの「観光」です♪






 ちょうど後ろあたりに給水口があるはずなのだが? (ってコラ!

 ← で、コレを運べば良いのかな? (違。

 で、艦に呼ばれた気がしたので乗艦しました。(500円払って)



 さすがに活性化したままのナノ・マテリアルが散布されている訳ありませんねw






 残念ながらキャニスターは見つけられなかった(^^;



  よ~そろ~♪



 眺めが良いですね。防護壁はありませんでしたけど。。



 子供の頃に行った記憶とは全く違う印象でしたね。色々な意味で。本当はアメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見られるご当地クルーズ「YOKOSUKA軍港めぐり」をしたかったのですが、カレー屋で時間を使い過ぎて断念。ま、いつでも行かれるのでそのうちに。


 無理矢理3連休をとってますが、職場の移転作業が続いているのでいつ呼び出しがかかるか分かりません。これから暫く休みナシなので、残りの休日を堪能せねば。

 さて・・・・・



Posted at 2014/03/22 10:53:47 | コメント(2) | トラックバック(0) | 蒼き鋼のアルペジオ | 日記

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