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2014年03月09日 イイね!

霧の潜水艦「I-401」

霧の潜水艦「I-401」


 蒼き鋼のアルペジオ - ARS NOVA -

 
 アオシマ1/700スケール

 「霧」の潜水艦「I-401」です。


 


 2013年10月~12月期アニメとして注目された作品です。当時は何故か完全ノーマークだったのですが、次第に高まる評価に後追い。その魅力にすっかりハマってしまいました。



 「ARS NOVA」とは「アルペジオ」と同じく音楽用語ですが、この場合は「新訳」のような意味で使用されていると思われます。「Angel Beats!」等でおなじみの岸誠二監督により原作とは違った展開が繰り広げられた訳ですが、原作者も企画に一部参加しており原作ファンからも評価を得られているようです。

 第二次世界大戦時の軍艦、メンタルモデル等元々引き付ける要素のある作品ですが、注目すべきは「3DCG」で製作されたという事。CGは質感やスピード感が不自然になりがちなのですが、この作品はかなりの手間をかけており、まるで手描きのような自然感があります。
 逆にメンタルモデルの場合は演出としてCGらしい無表情をあえてさせる事により、心の変化に伴う表情の変化が効果的に見えてくるのですよね。

 まるで劇場版のような入魂ぶりは本当に目を見張るものがあります。最終話など軽く400カットを越えているとか。。よく間に合いましたよね。
 3DCGですから当然作画崩壊などとは無縁であり、画質、音楽、脚本、演技含めて大変魅力ある作品でBDで持っていたいと思ったので購入を続けております。



 BD特典、ED曲のMVです。当然こんなものは簡単に出来てしまう訳ですが、実際本編に比べてかなりの低クウォリティーでいかにもCG的に作っちゃってます。そういう遊び心も面白いですね。
 3人の動きがバラバラで初めて観た時はちょっと驚きましたが、実は本人の動きをトレースした為との事です。それがまた不思議な魅力をかもし出しています。

 概念伝達空間であるこの場所もイオナが目覚めたばかりの頃は殺風景でしたが、メンタルモデル達の心の変化と共に華やかになっていくのも見どころ。この作品のキモは「心」だと思っています。


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 さて、アオシマより順次製品化されている「霧の艦隊」です。元々製品化前提の作品ではありませんが、実在した艦艇ですのでノウハウは持っている会社です。早速購入してみました。

 ミリタリーモデルが簡単ではないというのは最近はガルパンの作例でも知られておりますが、こちらは作ろうと思えば簡単に形にはなります。「形には」ですが・・・



 構成パーツはこれだけです。



 グレーのランナーは汎用品なのでごく一部しか使用しません。単純に組むだけなら10分もかからず完成してしまいますね。



 付属バイナルパターンは2色。水転写シールで再現します。展示用台座、メンタルモデルのペーパークラフトもあります。

 「I-401」だけ見ると気になりませんが、実は霧の艦隊シリーズはどれも成型色がバイナルパターンと同じというとんでもない代物なのですw

 という訳で、全塗装してみました。



 これだけで「それっぽく」なりましたね。全長約17cmの小型キットなので気にしなければそれまでですが、どうせなら拘りたいですよね。ではここからは私なりの製作レポになります。

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 まずは塗装ですが、本体色は「ブルー」を基本に「ミディアムブルー」「エアスペリオリティブルー」をそれぞれ調合した2色になります。

 水上で見る「I-401」は鮮やかな青ですが、潜航するほどに当然色は濃く見えます。やはり潜水艦なので潜航中の色をイメージして若干濃いめに調合しました。(画像では明るく見えますね・・・)

 更に拘ったのは「艶」です。塗装のままだと「光沢」になりますが、ミリタリーモデルなので「艶消し」にして「ウェザリング」を施したいところです。
 ところが「霧の艦隊」は「ナノマテリアル」という未知の物質で構成されていますし、「汚れ」などという概念は必要無いであろうと判断。

 全体に「艶消し」トップコートを噴いてからメラミンスポンジで磨き、鈍い艶を出しました。





 やはりエッチングパーツは必須ですね。

 メタルプライマー後に塗装。慎重に切り出してから現物合わせで少しずつ曲げてから瞬間接着剤で固定。これが結構大変でした(^^;


 そして・・・最大の特徴である「バイナルパターン」です。

 模型誌の作例でも皆さん発光させる為に様々な努力をされていますが、さすがにこのサイズで穴を開けてLEDを仕込むほどの気力がありません。。。



 私が使用したのはコレ。

 「高輝度蓄光シート」です。

 蛍光灯の光を溜め込んで、消灯すると薄いグリーンに発光するアレです。
 水転写シールを貼り、淵に沿って切り出しました。これまた大変な作業ですが「I-401」のバイナルパターンは他に比べて簡単なので何とか行けました。


 ちなみにこの方法は他の艦艇では色が違うので使用出来ませんね。「ハル・キリ」は行けそうですが、あんな複雑なのやりたくないしw


 という訳で、完成までに結構時間がかかってしまいました。その後の忙しさもあってこのブログもアップまでに時間がかかり・・・

 ま、よろしければご覧くださいませww


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 実際はもっと青く発光します。ま、細かい部分のアラはご愛嬌ってコトで (^^;

 サイズの割には自己満足できるレベルには仕上がりました。丁度良いクリアケースがあったので入れて飾っています。
 多分、他の艦艇は作らないでしょう・・・・・

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 さて、「霧の艦隊」と言えばやってみたくなるのが「超重力砲」です。かなり高価ですが改造キットが発売されています。更に作例では「アルス・ノヴァ・モード」なんてのもありますね。



 さすがに高価ですし改造なんてレベルじゃないので手を出しませんが・・・・・


 先日のトークイベントの配信でキットの原型師さんと番組のモデリングディレクターさんが対談されているのを観ましたが、CGアニメだからこそ、実在した艦艇がモデルだからこその逸話があって大変興味深い内容でした。

 実はコレ、原型師さんは自分でCGを起こして原型製作されたそうですが、作中で「I-401」が変形しているのを観て全ての部品がちゃんと腹の中に収まっているのに驚かれたそうです。
 その通りにやるとどうやってもバランスの悪いものが出来てしまうようで、キットでは内部構造物を2割増しに大きくして迫力を出しているとの事です。

 当然、「アルス・ノヴァ・モード」なんてサイズの大きな「タカオ」をそのまま合体させると全くおかしな物になってしまいますが、その辺は実際作中でもディフォルメしていたそうです。

 「ハルナ」「キリシマ」の合体なんてどうやっても砲塔が1個余ってしまうのですが?という原型師の質問に対して「その通りです」と笑顔で回答。そういうレベルでの対談は本当に面白いですね。



 まだまだ加熱中の作品『蒼き鋼のアルペジオ』ですが、今後の展開も楽しみです。


 「帰港記念式典」への参加も決まりましたので、それまでに色々と準備しなきゃ♪







Posted at 2014/03/09 13:38:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 蒼き鋼のアルペジオ | 趣味

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