2016年12月11日(日)
この日をどんなに待ちわびたでしょう。
歌手 中島 愛、復帰です!
12月1日、それは突然発表されました。
まさかこんなに早く?戸惑いつつ、とにかく嬉しさで興奮状態。。
そう、実はこれが原因でLiSAのブログに身が入らなかったのです。。。
それくらい、私の中でも「まめぐ」の存在は大きかったという事です。
2014年3月20日のラストライブ、仕事が外せなくてチケットの権利を行くべき方にお譲りし、会場外で終わるのを待っていたあの日・・・
あれから声優として見守り、それもひと段落してほとんど名前を見なくなっていました。もう無理なのかな?という思いもあり、それでもいつか・・・希望だけは持ち続けてはおりましたが、早ければ早いで戸惑うものですね。。
そもそも音楽活動を無期限休止した理由、それはデビュー以来、目に見えて成長しながら駆け抜けて来た彼女の能力に対する期待に対し、自分の体と気持ちのキャパシティーが追い付かなく、そのような状態で活動しながら克服して行くような中途半端な事はしたくないというものだったと思います。
しかし、一度休止してしまうと簡単に戻るのは難しく、この短期間で何かが変わったとも考え難く、本当に大丈夫だろうか?という不安も拭えません。
本人の努力、周囲の後押し、そして何よりファンの力、全てが良い方向に向いたからこその復帰。長くお世話になった事務所であるスターダストプロモーションからビクター傘下の「e-stone music」に移籍、レーベルは変わらず「フライングドッグ」という事(つまり、みのりんごと全く同じになった)からしても、ビクターさんが大きく動いてくれたのでしょう。
しかも1月期アニメ「風夏」のED主題歌『ワタシノセカイ』という新曲を引っさげて!
「風夏」の音楽制作は「フライングドッグ」です。OP主題歌はぬーさん♪
つまり満を持して、万全の体制での復帰という事ですね。それだけ「中島愛」という才能、存在価値が認められている証拠でしょう。
彼女の才能は過去の実績が既に証明しています。
歌手としてはラスマス・フェイバー氏によるプロデュースだったり、livetuneに抜擢されたり、声がボカロの素材Megpoid(メグッポイド)として数多くのGUMI曲が作られたり・・・
自身の楽曲もかなり幅広くどんな歌でも歌いこなしてしまう・・・・・
・・・・・ように見えて実はそれがプレッシャーだったという事なんですよね。。
まぁ、声のお仕事は追々・・・・・
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という訳で、突然発表された復帰フリーライブです。
本当に突然だったので、私の周囲でも行かれなかった方が多いようです。
そんな方々の想いも持って行ったつもりですので、いつも通り自分なりの感想など。
会場は「ヴィーナスフォート教会広場」です。ここは2008年6月14日、「ランカ・リー=中島愛」として初めてライブを行った大切な場所。当時はステージに立った瞬間に泣いてしまったとか。新たな出発の為にこれ以上の相応しい場所はありません。(もしあるとしたらランカとして名前を発表され、そしてファイナルライブを行った日本青年館ですが、既に解体されております。)
フリーライブですので観覧エリアに入るには整理券が必要です。無くても見える場所はあるのですが、かなりキツイのは既に体験済み。15時開演に対し、チケット配布は11時。どれくらいの競争率になるかは分かりませんが高いはず。
という訳で、8時に到着するように出発したのですが先行された方から7時で既に凄い列でもう入れないかも?との報告が!
しかし希望を捨てずに現地へ。極寒対策は万全。
ヴィーナスフォート2階入り口から青海駅方面、1階に降りて壁に沿って凄い行列。いつもZeppの物販で並ぶ感覚で見積もると最終的に500人以上居たのでは?
自分は中盤くらいかな。それでも並んだ時にスタッフがカウントしていたので大丈夫だろうと確信、ひたすら寒さに耐え音楽を聴きながら待ちました。
丁度ネタバレアルバムが終わる頃に列が動き始めました。『dシュディスタb』を聴きながらシェリルさんの「いつだって奇跡は起きるの!」という言葉に色々と想いを巡らせていた時に自分の順番になりました。
チケットはまだありました。整理番号は順不同です。
すると・・・・・
キセキ起きた!!
こんな事ある??
さすがに目を疑いました。。この番号は先に並んでいたグループの中にあるとばかり思っていました。本当に順不同なんですね(^^;
いや、AブロックとかBブロックとかいうオチとか??
だって、14時半集合っておかしくない?大きな番号は14時集合らしいよ??
ところがコレ、本当におかしかったのかも。集合時間とか関係なく揃ったら早々と移動始めちゃったよ?おかげで最前で応援するつもりが若干後ろへ。。。まぁそれでも近いからいいか(と諦められる番号じゃなかったけどね。)
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さて、気になるのは何を歌うのか。1曲目は『ありがとう』でしょうね。最後が『ワタシノセカイ』として、あと2曲くらい?だとしたら『星間飛行』『天使になりたい』だったらいいなと。
では振り返ります。
1_ありがとう
これは当然でしょう。休止前最後の曲。感謝を込めた曲。今日の「ありがとう」にはたくさんの意味が込められています。
中央扉から登場したまめぐ、そのままイントロが始まり、歌い始めようとした瞬間・・・
声が出ない
もの凄い不安と緊張だったのでしょう。ファンは本当に受け入れてくれるのか、実際に集まったもの凄い多くのファンの顔を見た瞬間、プロとはいえ人です。無理もありません。
すぐに戻りましたが固かったですね。一部ペンライトを振ろうとしましたがすぐに下ろして真剣に聞き入っていました。
歌い終わり
「ただいま。帰ってきました。中島愛です。」という挨拶。
そう、ファイナルライブの時、「いつか胸を張って『ただいま』と言えるようになるのが目標です。待っていただく時間をいただきたいと思います」と挨拶した彼女です。
大きな拍手と「おかえり!」の大歓声!
遂にこの時が来たのです。
そして原点であるこの場所、ランカに対する想いを告げ・・・
2_星間飛行
キラッ☆
もうね、懐かしさと嬉しさで大興奮ですよ。
この振り付け、全て覚えてますよ。そりゃ、やっちゃいますよ♪
まめぐライブの醍醐味のひとつ振りコピ。やっぱ楽しい!
そして立て続けにこの曲。
3_TRY UNITE!
まるっ!
興奮止まらず。これは予想外だった!
ラスマス氏の曲は難しいんですよね。変調、変拍子を理解するのに当時悩んだものです。この曲があったから今の自分があると思っています。
なので、ワルキューレの『Hear The Universe』を聴いた瞬間にラスマス氏来た!と興奮したものです。
ここで活動休止について詳しくお話してくれました。そしてこうして戻って来れた事に感謝し、皆の声援を受けて思わず「これ、夢じゃないんですよね?」とポロリ。
そしてもうひとつのデビュー曲を・・・
4_天使になりたい
「中島 愛」としてのデビュー曲です。
菅野よう子さん以外の曲。作曲はエイルやClariSでお馴染みの重永 亮介さん。ランカでは有り得ない曲。カップリングがまた多彩なんですよね。それもまめぐの魅力。
これからは今まで以上に気合を入れて活動をして行くそうです。今日、皆の声を聞き、顔を見ていたらその決意は更に強くなったと言っていました。
そして、ここからは新たな世界を披露。という事で・・・
5_ワタシノセカイ
もちろん、本邦初披露です。
作品世界に沿った明るく元気な曲です。でも今までに無かった感じかな?
最初心配した歌は緊張がほぐれ安心したのか、すっかり良くなっていました。いや今まで以上かも知れません。
リリースイベントも決まりました。今後ライブも積極的にやるそうです。
本当に復帰したのですね。ようやく実感しました。
全体を通し感じた事、ファンならばこの言葉で理解してくれると思います。
何も変わっていなくて安心しました。
相変わらず、「まめぐ」は「まめぐ」でしたw
ブランクなんかあったっけ?というくらいの通常営業(^^;
変わったとすれば・・・更にキレイになりました♪
終演後、「ワタシノセカイ」を予約し、会場限定のカレンダーを貰いました。

よく見るとイベントスケジュールが入ってますね。
これが更に増え続けていく事を願い・・・・・
自分の中の序列が違っていたのをようやく認めた1日でした。