
10月28日(月) 渋谷公会堂
藍井エイル Special Live 2013
~ Starlight Reunion ~
2011年10月19日、『Fate/Zero』のエンディングテーマ
「MEMORIA」でデビューを果たしてから私的にずっと注目してきた藍井エイルさん初のホール・ワンマンライブです。
1月30日に発売された1stアルバム「BLAU」をひっさげてのツアーはライブハウスでした。デビューから2年で様々な国内外のイベントやライブに参加しております。各シングルは有名作品の主題歌であったり、Kalafina、LiSAに続きめざましライブに参加するなど人気、実力共に急成長しているアーティストです。是非生で歌を聴きたいと思っていたひとりです。
この映像は半年前ですが、まだ緊張感がうかがえますね(^^;
あれから多くの経験を積みましたし、今回は「キルラキル」主題歌『シリウス』もあります。
最近は様々なアーティストのライブに足を運ぶ私ですが、本来応援してきたアーティストって「May'n」「LiSA」のように目に見えて成長する若手で、強い想いを持って表現する純粋な歌い手さんなんですよね。そして「ハイトーンヴォイス」という共通点もエイルさんを好む理由かも知れません。
もちろん、他の方々もそれぞれに好きな理由がありますよ。
平日ですが前日の日曜日が職場のイベントで出勤だった為に代休日と分かっていたので申し込んだ訳ですが、何だか偶然とは思えないような巡り会わせでした。
チケット代金が安く、そういう部分で「まだ若手なんだな」と思いつつ、当日券も完売したという事でひと安心。
----------

開場:18時 開演:19時。平日なので仕方ありませんね。
早めに渋谷へ行って映画を観た後、メイトで開催中の「ワンマンライブ記念、パネル展&メッセージボード企画」へ。さすがに開場直前なのでメッセージボードは会場へ移動していました(^^;
若干遅れての開場後物販購入。客層は男性多めですが部長に近いかな?

座席は2階でしたが左の張り出し部分なので意外とステージが近かったです。しかも関係者席の直近なのでいらっしゃっている方が良く見えました♪
この方々はもちろん確認しましたが、他にもLiSA、真音ちゃん他多くの方がいらしていたようです。SMEレーベルという強力サポートがこういう部分でも見て取れますね。ここまでの活動の成果でしょう。
しかしワタクシ、Kalafinaとの遭遇率が異様に高いw
しかもこのタイミングで♪
事前に公開されていたバンドメンバーも私にとっては豪華でした。
ボーカル:藍井エイル
キーボード&マニピュレーター:重永亮介
ギター:新井弘毅 (ex. serial TV drama)
ギター:Ommy (earthmind)
ベース:黒須克彦
ドラム:SASSY (ex. HIGH and MIGHTY COLOR)
黒須さん、最近よく会うなw
----------
時間通りの開演。いきなり全開でした!
<セットリスト>
01. アヴァロン・ブルー
02. enigmatic karma
03. Lament
04. Back To Zero
05. 夢の終わり
06. クロイウタ
07. Lapse From Virtue
08. AURORA
09. 閃光前夜
10. DAY BY DAY
11. シリウス
12. サンビカ ※『キルラキル』挿入歌(発売未定)
13. 彩色の星
14. MEMORIA
15. サテライト
16. INNOCENCE
17. コバルト・スカイ
EN-1 Reunion
EN-2 空を歩く
この曲数で2時間ちょっと。MCは簡単な挨拶とバンド紹介程度でほぼ歌いっ放し!
もちろんオールスタンディングです。黒い衣装で登場し、『Zero』のあたりで黒いマントを羽織りダークな曲へ・・・
『Lapse From Virtue』の終わりでステージ中央の階段を昇り、セットの一部が降りて長いアウトロ中にその場で衣装チェンジ。
『AURORA』のイントロと共に白い衣装で登場。一気に明るい曲へ!
とにかく「聴かせる」スタイルのライブでした。こういうのが本来の姿かも知れませんが、逆に新鮮で良かったですね。声優アーティストのように作品やキャライメージで見ること無く、余計な演出が無いから純粋に歌を堪能できる。最後は拍手というより、スタンディング・オベーションといった感覚でした。
もちろん番組主題歌もありますが、この場合は「歌主観」になりますね。こういう感覚は「May'n」「LiSA」とも共通します。(だってこの2人の歌をシェリルやユイとして聴かないでしょう?)「Kalafina」の場合はまず梶浦さんの真意を勘ぐっちゃいますので・・・w
最近「片手に1本まで」「全長25cmまで」とかやたら規制の入るサイリウムですが、エイルはもちろん「青」になります。もうそれ1色で全部行けちゃうのですが、過去の反省から私は「思った色」を振ることに決めていました。
『MEMORIA』は雪イメージの「白」は良いとして、『シリウス』もきっと白を振る人が多いだろうと予想。やはり多かったのですが、数名は私と同じ「赤」でしたね。だって「キルラキル」ですよ?
『INNOCENCE』はさすがに半数以上が「オレンジ」でしたね。UOの意味もあるでしょうがアスナでしょう?だったら「赤」でも良いのですが・・・
そこはあえての「緑」でしょう!! 意外と少数派だったw
ところで皆さん、この曲の間奏で跳びたくなるのは解りますが、「変拍子」なのでやめたほうが良いと思いますよ?案の定皆バラバラ・・・・・ここはキッチリ振るべきですね。
----------
「アンコール」は「えい、えい、るー!!!」でした。
これはエイルさんが気合いを入れる時に使う言葉ですが、なるほどこういう使い方もあるんだねぇ?さすがにエイルさん喜んでましたね。
ここからのMCはエイルさんの感謝の気持ちがこもった素直な言葉でした。
自分は産まれてからずっとネガティブ思考で生きてきた。この世に存在してはならないと思ったほどに。それを救ってくれたのが「歌」であり、歌手になるという夢。
デビューを果たした後、皆の応援や支えがあって、ようやく前を向いて歩くことが出来た。だから今度は自分が「歌」で恩返しをして行きたい。
ワンマンでホールが埋まった感動もあり、涙ながらに語ってくれました。
ライブタイトル 「~ Starlight Reunion ~」には、「誰でも輝けると思う。ひとりひとりの光が小さくても集まれば大きな光になる。今が辛くてもあきらめない! そして、また再会しましょう」という意味が込められているそうです。
今回のセットリスト、衣装チェンジの演出は「闇から光へ」という演出だったそうですが、なるほどそういう想いからだったのかも知れませんね。そして、もしかしたらデビュー時まで顔を隠していたのも・・・・・
まさかこんなにパワーある歌を歌う方がそんな想いだったとは、正直言って衝撃的でした。確かに顔出し後の変貌ぶりは凄いと思っていましたが、やはり「歌」の持つ力って素晴らしいと再認識しましたね。
半年前のライブ映像から比べても堂々としており、場数を踏んでどんどん成長しているようです。今回のライブ成功によって更なる飛躍を遂げると信じたいですが、そういう記念の場に居られた事を幸せと思えるような素晴らしいライブでした。
カメラが入っていましたが、現在映像化の情報は出ていません。恐らく「リスアニ!TV」でしょう。今後も注目して行きたいと思います。また行きたいですね。
したっけ!!