2014年1月3日
LiSA初の武道館ソロライブ
「LiVE is Smile Always 今日もいい日だっ」
今まで武道館のステージには何度も立っているLiSAですが、ソロライブとしては初になります。デビュー以来応援してきた私としてはモチロン行かないという選択肢はありません。
とは言え「やったね、おめでとう!」という単純な想いではないのですよね。ファンならば共感してもらえるのかも知れませんが、そんな今年初のデート(LiVE)レポートになります。
いつもの事とは言え、書いていてアツくなってしまいました。もしご興味がありましたら読んでいただけたらと思います。。もちろん、来られなかった方の為に少しでもお伝え出来ればという想いで書いています。
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LiSAについては今までたくさん語って来たので私のスタンスはご存じと思いますが、ガルデモは後追いであくまでも「LiSA」名義でのデビューミニアルバム「Letters to U」に出会った時の衝撃、彼女の想いがビリビリと伝わってくるメッセージ性と表現力に圧倒されたのがキッカケです。
言い方を変えれば、ガルデモありきではなく、純粋にLiSAを好きになった訳ですね。
ライブ映像から実際に参戦するまでになったのですが、全身全霊、一点の曇りも無く真っ直ぐに想いを伝える彼女のスタイルはこちらも心から真剣に受け止めて全力で返したいと思ってしまいます。
パフォーマンスとして煽る場面もありますが、そんな彼女の想いを知っているから「同じ時間を共に楽しもう」という意味での「一体感」が生まれます。だからLiSAのライブは「デート(LiVE)」と呼ばれるのだと思います。そして想いを伝える手段である「ラブレター(CD)」なのだと思います。
LiSAの語源は色々ありますが、ライブタイトルの「LiVE is Smile Always」にもそういった想いは表れていますよね。
残念ながらこの想いを本当に感じられるのは「ソロライブ」のみであり、多くのアーティストが共演するライブイベントでは彼女自身も意図的でないにしろ「楽しむ」要素が強くなってしまいます。本当の想いが詰まった曲ではなくメジャーな曲が中心になりますが、エンターテイナーとしての魅力は十分に堪能はできるでしょう。
この武道館ライブに向けて全国47都道府県を巡った握手会に於いては、「武道館ライブの為に全国の皆からハンドパワーを貰おう。ついでに各地の美味い物を食べよう。」という表向きの趣旨でありましたが、実際には「いつも応援に来てくれる皆の所へ自分が出向いて恩返しをしよう。そして武道館に来られない皆の想いを全て持って帰ろう。」といったものでした。
その姿勢は一人一人の手を両手で握りしめ、しっかり言葉を交わすというものでした。共に笑い、時には涙し、そんな全国の「想い」を一身に受けての特別なライブ。そんな彼女の人柄に魅了されたLiSAっ子(ファン)達が全国から集結する特別なライブ。(だからLiSAっ子はマナーが良いのですよね。)
私のプライベートをご存じの方はご理解いただけるでしょうが、こうして前向きに頑張っている子を応援したくなるのは私の性分であり、実際にそういうアーティストを中心に応援しております。
アーティストにとって「日本武道館」というのはひとつの「夢」であり「目標」だと思うのですが、LiSAの場合、小学生の頃に受けたオーディションの決勝舞台が「日本武道館」でした。その時に「絶対にここへ戻ってくる」と心に誓いを立てたそうです。本当に現実的な「目標」だった訳です。
それが現実となった報告の瞬間に私は居合わせた訳ですが、
あの川崎の夜 、あの時の言葉、表情は今でも忘れられません。心からの喜び、達成感や満足感を遥に凌ぐ「感謝」だったと思います。
さて、そんな武道館公演を前にLiSA初のアーティストブックが発売されました。
年末はずっと忙しくて開封すらしていなかったのですが、ここに書かれていたものは「織部里沙」という人が産まれ、LiSAとして活躍するに至った経緯。その人生に大きな影響を与えた母や恩師達との対談やインタビュー。岐阜の実家やライブハウスで実際に行われました。ようやく読めましたが、なるほど彼女を応援したくなる理由が解った気がします。
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さて、今回のライブ参戦にはいつものように「おーでぃーえい」さんが上京されました。と言ってもLiSAでご一緒するのは初。こんな私の影響ですっかりLiSAっ子になられてしまったようです。。
全国行脚の最後に行われた初の
岐阜凱旋ライブ に参戦されたおーでぃーえいさんですが、始まりの地での想いを運んできてくれました。
あの凱旋ライブのセットリストを見ても、地元への感謝と共にひとつのけじめだったのではないかと考えております。それこそシャッターの前から始まり、ロックスターへと至るサクセス・ストーリー。そしてこれからも走り続けると。アンコールが無かったのは「武道館へ続く」という意味だったと捉えております。
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夜行バスで朝6時に到着されるとの事なので、新宿で待ち合わせてバルト9で
この映画 を観ました。ufotableらしい素晴らしい作り込みでした。オススメの作品です。てか、みゆきちサイコー♪
ま、ここへ到着するまでに有楽町の火災の影響で電車が遅延したり、突然折り返し運転になってひと駅戻ってしまったりとすったもんだあったのですが、何とか上映時間に間に合いました。
そして昼食ですが、私はライブの時にはちなんだ物を食べるようにしています。LiSAと言えば何と言っても「めんらーっ」ですよね♪バンドも「らーメンズ」だしw
店舗はおーでぃーえいさんが行きたかったというココへ。と言ってもつけ麺が目当てとの事ですが。
典型的なとんこつでしたが、美味しくいただきました。
その後、茶を飲みながらまったりトーク・・・ゆっくりと現地へ。
物販開始が11時半だったので混んではいなかったのですが、実は既に入手していました。
しかも、岐阜公演から発売された新作グッズをおーでぃーえいさんが送ってくれていたのです。
実は今回、武道館専用グッズが売られていたのですが、デザイン的にこちらの方が好みだったのです。さすがにこのデザインを着ている方は一人も見なかったですね。絶対に居たはずですが?
最近はアーティスト専用のキンブレが作られていますが、LiSAもついに登場です。
LiSAといえば「ピンクが星ぃのっ。」という事で星形ペンライトだったのですが、さすがに比べると暗いw
今では入手できないようですが、もちろん両方持参です。
しかしこのキラキラチューブは綺麗で良いのですが、配色パターンを任意に変えられない上に通常のものとボタンの割り当てが違うので意外と不便だったり。。
いよいよ入場になります。1階南という事で予感はしていたのですが、やはり関係者席の真後ろでした。丁度ステージが真正面に見える良席でした。
正月ということもありますが、さすがに多くの関係者がいらっしゃってましたね。私が確認したところではエイルちゃん、Hikaru、きゃんちが間近でした。エイルちゃんはすれ違って目が合いましたw
それにしても、何処へ行ってもHikaruが近くに居る確率高い(^^;
他にもEGOISTのchelly、吉田アナ等々・・・ちなみに超仲良しの部長は帰省中だったようです。
もちろん、LiSA本で見た岐阜の方々も。開演時間が過ぎ、最後に織部家の方々が着席されたタイミングで開演となりました。お母さんすぐ分かった。妹のユイちゃんは何度も写真で見ていたのでw
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ステージはサイドに伸びていますが通常のスタイル。バンド出身のLiSAはあくまでもバンド・ヴォーカルとしての姿勢は崩しません。一人で何処かへ行ってしまうことは無いのです。だからこそバンドとの一体感があり、LiSAの呼吸に合わせてらーメンズは演奏できるのです。これもまた魅力。
注目のセットリストですが、LiSAの集大成とも言えるライブですからニューアルバム中心ではあっても全体的にバランスの良い選曲になると予想。
岐阜からの流れもあるし、一曲目は『Believe in myself』かなぁ?でもいきなり歌から始まるからどうだろう?などと思っていたら、まさか1曲目から全開で来るとは!しかもひたすら突っ走ります!
<セットリスト>
01.コズミックジェットコースター
02.träumerei
03.Canvas boy × Palette girl
04.EGOiSTiC SHOOTER
05.DOCTOR
06.oath sign
07.いつかの手紙
08.一番の宝物
09.Little Braver
10.I'm a Rock star
11.say my nameの片思い
12.妄想コントローラー
13.ROCK-mode
14.crossing field
15.逆光オーケストラ
16.WiLD CANDY
17.ジェットロケット
18.シロイトイキ
19.Believe in myself
20.best day, best way
残念ながら喉の調子が万全ではなかったようですが、それでもありったけの想いをぶつけてきます。その姿を見ているだけで心が震えました。
特別な日だからと言って長々としたMCは無く、短めの挨拶とパフォーマンスに全てが込められていました。
「私の全てをここに置いて行く。でも絶対に皆を置き去りにはしない。だから最後まで一緒に付いて来て!この先もずっと一緒に行こう!」
そんな言葉で十分でした。ありふれた言葉かも知れませんが、彼女のそれには絶対的な説得力があります。いや、むしろ言葉なんて必要ありません。
もちろんこちらも「最初からクライマックスだぜ!」とぶっ飛び続け、クラップ、コール&レスポンス、何でも来いとばかりに応戦!それにしても自分で驚いたのは年末のカラオケ大会に向けての練習が活かされていて声は出るしタイミングもバッチリ!疲れも残りませんでしたww
さて、そんな中でも貴重なバラード曲に注目です。『いつかの手紙』は過去にも書きましたがLiSAの生き方そのものを歌った曲です。『best day, best way』のように彼女そのものを歌った曲は意外と多く、だからこそ私は「ノンタイアップ曲こそに真髄がある」と言っている訳です。
通常、バラード曲はペンライトを消して(もしくは青)着席して聴く場合が多いのですが、私は消して聴き入りましたが私を含めて着席する方はほとんど居ませんでしたね。
続いての『一番の宝物』を含めての2曲はLiSAにとっても大切な曲です。こちらは逆にピンクをゆっくり振って聴き入りました。周囲もそうでしたね。もちろん「ユイ」に対する感謝の気持ちの表れです。
ガルデモに抜擢され、何も分からない世界でどうして良いか葛藤し、乗り越えて来たからこその「今」です。そういう気にもなります。
そして・・・続いてこの映像が流れました。
VIDEO
もうその瞬間に半発狂ですよ!そのまま映像と共に歌に入りましたが、これは本当に嬉しかった♪
劇中使用曲ではありませんが、この日、この流れに相応しい選曲でした。そう言えば、こういうのも「2.5次元」なのかな(^^;
この中盤セッションはひとつの見せ場でしたね。
かつて地元が「大嫌い」で、実家が大嫌いで、夢を追いかけつつ逃げるようにして東京に出たLiSAですが、今はその全てに感謝し、「大好き」と言えるようになったというのは最近明かされている事実です。そんな彼女からここで皆へ感謝の言葉。
「かつて自分が大嫌いだった。」
・・・中略・・・
「今ならば言える言葉がある・・・」
「I'm a Rock star!!」
しんみり聴き入ってましたが、まさかの曲紹介に繋げるとはビックリですよ!この曲は「憧れの存在や夢を追いかけてここまで辿り着いたよ」という想いで作られた曲です。だから岐阜でも終盤で歌われたのですから。。
少し落ちついて、アニメーションでモモコ(ピンクのカエル)による『say my nameの片思い』振り付け指導。いつもは直接指導なので新しい試みでしたw
そこから終盤までまた一気に突っ走ります。
元振り付け曲の『WiLD CANDY』はさすがに「ピンクが星ぃのっ。」で応戦しましたよ♪(拘りw)
『シロイトイキ』で一息つきましたが、ライブ等、最高に幸せを感じた時間が終わった後にふと訪れる寂しさ。そんな瞬間も「幸せな今」だからこそ感じられる。そんな想いを込めた曲ですから特別な想いで聴き入りました。
最後の2曲はもはや言わずもがな。「自分を信じ、皆を信じ、不安な未来を信じ続けて一生懸命に生きてきた今日は最高なんだよ」というメッセージが込められています。
それこそが「LiSA」という人の生き方です。
アンコールはありませんでしたが、もはやこの後に何を歌えと?
周囲から不満の声は聞こえてきませんでしたが、自分も納得しています。これで良いのです。各曲に込められた想いを考えると、本当に素晴らしくストーリー性、メッセージ性の高いセットリストでした。
2時間半、本当に充実した素晴らしいライブでした。3月にエムオン!で握手会からライブの模様までを2時間番組でオンエアされますので是非ご覧ください。
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そしてLiSAの「best way」はまだ続きます。
7/20(日) 富士急ハイランドコニファーフォレストでの野外ライブ、そして全国6ヶ所でのライブハウスツアー。
私は武道館を大きなライブハウスと捉えていますが、LiSAの想いを堪能するにはこれ以下のライブハウスが良いと思っています。そして伝説となった野音ライブ。自分はチケットを持っていながら行かれなかったのですが、野外というのもLiSAが大きな力を発揮する場所です。これは楽しみです♪
ライブ中に発表されました。そして出口でこのチラシが配布されたのですが、裏面を見てビックリ!
絶対に発表されると予想していた新曲情報ではありませんかっ!!
まさか言い忘れたなんてコトは・・・
そう思っていたら駐車場に人だかりが・・・
2014年4月放送開始!
「魔法科高校の劣等生」 主題歌決定!
またもビックタイトル!まさかこんなバスでサプライズ発表なんてww
たくさん並んだモニターに流れるPV、そして悠一さんとはやみんのナレーション♪
ちなみにこのバスは明日から都内を走るそうです。
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LiSAの人生の中におけるひとつの目標を達成した武道館公演でしたが、さてここからです。業界内には彼女を慕う方達も多いですから、この姿勢で変わらずずっと走り続けて欲しいですね。
可能な限りは応援して行きたいと思います。
全国から集ったLiSAっ子の皆様、本当にお疲れ様でした。
今日もいい日だっ。