
2015年10月28日発売 fhána 7thシングル
『
コメット・ルシファー』OP曲
「コメットルシファー ~The Seed and the Sower~」
fhána初のジャケット/カップリング/CD仕様が異なる「アーティスト盤」「アニメ盤」の2形態でリリースされました。
【アーティスト盤】
1. コメットルシファー ~The Seed and the Sower~(TVアニメ「コメット・ルシファー」OP主題歌)
作詞:林 英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána
2. c.a.t.
作詞:林 英樹 作曲:yuxuki waga 編曲:fhána
3. コメットルシファー ~The Seed and the Sower~(Instrumental)
4. c.a.t.(Instrumental)
【アニメ盤】
1. コメットルシファー ~The Seed and the Sower~(TVアニメ「コメット・ルシファー」OP主題歌)
作詞:林 英樹 作曲:佐藤純一 編曲:fhána
2. コスモスのように(TVアニメ「コメット・ルシファー」イメージソング)
作詞:林 英樹 作曲:佐藤純一、加藤達也 編曲:fhána
3. コメットルシファー ~The Seed and the Sower~(Instrumental)
4. コスモスのように(Instrumental)
2形態も初めてならジャケットのアー写に自身を使うのも初めて。7thなのに意外ですが、デビューしてからずっとアニメタイアップ曲のリリース・ラッシュでしたので、むしろようやく追いついたと言うべきでしょうか。
今回もリーダーである佐藤純一さんがアートディレクションを務めていらっしゃいます。つまり、ジャケット写真から版権絵に至るまで、何をどうして欲しいのか、全てをアーティスト側が総合プロデュースしているのです。
しかし一番の話題は【アーティスト盤】が高音質CDである「UHQCD」であることでしょう。
詳しくはここにまとめられています。
今まで通常のCDでしか発売出来なかったものを、2形態になった事でHQCDどころかUHQCDを採用するとは、さすが音にこだわるfhánaです。前回書きましたがハイレゾも「wav,96kHz/32bit」を配信したりとなかなか楽しませてくれます。
(今の自分にはたまらん訳ですよw)
もはや両方買わないなんて選択肢は微塵もありません。(え?どうせ買うだろうって?)
左がアーティスト盤(UHQCD)、右がアニメ盤(CD)です。
見た目にはほとんど判りませんが、UHQCDのほうが光の反射が弱く黄色っぽく見えます。
では、肝心の音はどれくらい違うのだろうか?
それを確かめるにはCDを直接プレーヤーで再生して聴き比べる必要があります。
なぜならば、あくまでも(ごく簡単に言うと)CD自体のコーティングの問題であり、リッピングつまりPCなどにデータを落としてしまえば若干のロスはあっても基本的に同じものでしかなくなってしまうのです。
という訳で、愛車で聴いてみました!
全く違います!!
分かりやすく画質に例えるなら、通常のCDが「DVD画質」に対し、UHQCDは「BD画質」。
それくらい、比べてしまうと通常のCDは音質が荒く聴こえてしまいます。UHQCDの音質は厚みがあり、雑音に聴こえる部分が消えてしまいました。
更に・・・いつもの環境である「iPod」に取り込んだロスレス音源を聴いてみると・・・
全く残念。。。
圧縮しました感バッチリとうか、籠った音に感じてしまいました。。。
いつもの慣れた音だしセッティングは合っているし、満足していた音なのに・・・(^^;
はぁ。。。こうして沼にハマっていくのよねぇ。。。。。
いや、もう何もしませんよ。マジで。
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【種子と種を蒔く人】
では、ここからは楽曲について。
「コメット・ルシファー」という作品はエイトビットの初完全オリジナル作品という事で期待をしておりました。サテライトから独立した元「マクロスF」チームと言えば分かりやすいですかね。
手掛けた作品は「IS」をはじめ、
どの作品も名作ばかり。
OP曲がfhánaというのは早い段階で公表されていました。実はコレ、fhánaがOP曲を歌うという前提で進んでいたハナシだそうです。
一体どんな作品なのだろう?と先行して公開されたこの動画。
fhánaに加えておつるさんというだけで確定な訳ですが、疾走感があって益々期待が増して行きました。イメージソングですがアレンジされて劇伴に使用されてますね。
そして次に公開されたこの動画。
今までのfhánaには無かった音楽ですが、どちらも劇伴担当の加藤達也さんが絡んでいるのですね。
今でこそ両動画の意味がある程度理解出来ますが、これで余計に混乱し、当時は全く内容が想像出来ませんでした。「ロボットもの」であるというのは隠されていたようです。
そしてスマホアプリで#1を先行視聴。本編のみで主題歌はカットされていましたが、なるほど「冒険もの」なんだなぁとようやく理解。
先行公開された2曲はどちらも「イメージソング」でしたので、OP曲はまた違うテイストなんだろうなぁと妄想しつつ・・・
ビルボードライブ大阪での初披露に立ち会ったのでした。
前作『ワンダーステラ』が変幻自在のトリッキーな曲で、同じメロディは2度と出てこないに等しいfhána史上最速曲でしたが、かなりの難産だったと聞いています。締め切り間際に突如振って湧いたようにTVサイズの90秒が出来、その後フルサイズにしたらトリッキーになったという。。
作品にしっかり寄り添っていて自分は大好きな曲です。
しかし『コメットルシファー』はそんな最速記録をあっさり塗り替えてくれました。
最近はCDリリース後にMVを制作するようですが、なるほどビルボードライブで来ていた衣装はコレでしたね。(ちなみにワタシのアイコンがモノクロになったのはこの影響です。え?知ってる?)
ビルボードライブで初めて聴いた時に最初に感じた事は「fhánaらしさ全開のド直球曲」でしたが、実はコレ、後にリーダーが裏付けてくれました。
『ワンダーステラ』までの活動である程度やり尽くしライブを重ねてファンとの距離感がある程度確率し、原点を振り返った時に「ここからfhánaの本当の冒険が始まる」と思い、OP曲として作品に寄り添いつつも実はfhánaがこれから向かう道筋を歌った曲なのだそうです。
だから「fhánaらしい」と思ったのですね。副題の意味する「種子と種を蒔く人」とは、fhánaが発する音楽が芽を出し花を咲かせ、風に乗って飛んだ種子(音楽)がどこかの地に広がって行き、また花を咲かせる。確かに歌詞をよく聴くとそう歌っているようです。
fhánaに直に接した事のある方ならば、そういう想いで改めて曲を聴くとご理解いただけると思います。
ちなみにOP映像は何かのオマージュが入っていると言っていましたが、「種」ですっかり解っちゃいますよねw(ちなみに「羽」も)
カップリングの『c.a.t.』は珍しく和賀さんの曲です。本来は「シーエーティー」と読むのだそうですが、すっかり「キャット」になっちゃいました。
コールやクラップが入ってライブで盛り上がれるのでしょうが、リズムを取るのが難しく一歩間違えるとメチャクチャになってしまいそう。。。
という訳で・・・・・
リリース記念ミニライブに行ってきました♪
11月6日(金)17:00~ サンシャインシティ噴水広場にて
平日なのでもちろん仕事です。早めに終わらせて電車でGO!
実は風邪気味で微熱があったのですが、土地勘を活かして猛ダッシュ!!
駆け付けた時には既に1曲目が始まっていましたが、実は開始が少しだけ遅れた模様。理由は単純。ここは楽屋から遠く、ダンジョンのような館内で迷って本来ステージ後ろに到着するはずが観客スペース横から出てしまったらしい(^^;
それでも正面キープで途中参加。ステージから10mも離れていませんが今までで最も遠い位置で何だか寂しい。。しかもここは音響が悪いので時々タイムラグが発生する。
ま、そんなの脳内補完で問題なし!
<セットリスト>
1_星屑のインターリュード
2_c.a.t.
3_コメットルシファー ~The Seed and the Sower~
4_divine intervention
5_Outside of Melancholy ~憂鬱の向こう側~
周囲の方が結構ノリノリだったので自分もすぐに追い付きましたが、あれ?気付いたら周囲が付いて来れなくなった?
ふぁなみりーも多かったですが、やはりこういう場所ですから「にわか」の方も多かったようです。でもこうして種子が広がって行けば良いのです。
しかし・・・どこにでも居るのですね。奇声とか、拍手のように激しくやかましいクラップとか、バルログとか、ごく一部ですがこの場に相応しくない、分かっちゃいない連中が・・・・・周囲からの冷ややかな目を感じてか途中から自重気味?でしたがあれは無いわ。。ファナメンも明らかに見ないようにしてましたし。。。
『c.a.t.』はやっぱムズイっすね。てかもっと聴き込もうよ。明らかにリズム間違ってるから皆さん釣られてバラバラになっちゃいましたよ。てか、イントロからしっかり自信持ってクラップ打ってたの自分だけ?
これはライブで育てていきましょうとの事。定番になりそうです。
これは「恐らく」ですが、4曲目は本来『ワンダーステラ』なんだと思います。とある事情で変更したんじゃないかなぁ。自分ならそうします。
いやぁ、スーツ姿なのにメチャクチャ汗かいて熱があったのに治っちゃいましたよ。(いつものコトw)
今サンシャインはリニューアルの最中ですが、この伝統ある噴水広場も今週末から工事に入ります。念願敵って良かったですね。とわにゃん、ずっと上の階を見上げてました♪
数えてみたら今年7回もfhánaのライブ・イベントに行きました。この1年で見る度に成長してきたし、基盤が出来た年だったと思います。今年は残すところ北九州なのでもう会えないと思いますが(良いお年を~なんて言ってたしw)、「ふぁなみりー」で良かったと心から思います。
来年はいつ会えるのかな?たまねぎ・・・・・チケット取れてない。。