
先日、群馬からの帰り、寄居 星の王子さまPAに行って来ました。
ここはサン=テグジュペリの星の王子さまをテーマにした、テーマパーキングエリアなのです。 本格的な南仏料理レストランや庭園があり、お土産屋にはうわばみに呑まれた象のぬいぐるみや置物が何種類もあって私は大喜びですo(^-^)o
私は一番好きな本の筆頭にこの本があげられますが、タイトルのことばはこの本の有名なセリフ≪ l'essentiel est invisible pour les yeux ≫ 「大切なものは、目に見えない」から取ったものです。
読まれた皆さんはどのセリフが好きですか?
私は最近ロシア語版を入手して楽しく(苦労して)通勤時間に読んでるところですo(^-^)o
『星の王子さま』(ほしのおうじさま、フランス語原題:Le Petit Prince)は、
フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説である。彼の代表作であり、1943年にアメリカで出版された。
あらすじ [編集]
王子とサンテックス操縦士の「ぼく」は、サハラ砂漠に不時着する。1週間分の水
しかなく、周囲1000マイル以内に誰もいないであろう孤独で不安な夜を過ごした「
ぼく」は、翌日、1人の少年と出会う。話すうちに、「ぼく」は少年がある小惑星
からやってきた王子[6]であることを知る。
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注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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王子の星は家ほどの大きさで、そこには3つの火山と、根を張って星を割いてしま
う程巨大になるバオバブの芽と、よその星からやってきた種から咲いた1輪のバラ
の花があった。王子はバラの花を美しいと思い、大切に世話していた。しかし、あ
る日バラの花とけんかしたことをきっかけに、他の星の世界を見に行くために旅に
出る。王子は他の小惑星をいくつか訪れるが、そこで出会うのは
自分の体面を保つことに汲々とする王
賞賛の言葉しか耳に入らない自惚れ屋
酒を飲む事を恥じ、それを忘れるために酒を飲む呑み助
夜空の星の所有権を主張し、その数の勘定に日々を費やす実業家(絵本、新訳の一
部ではビジネスマン)
1分に1回自転するため、1分ごとにガス灯の点火や消火を行なっている点燈夫
自分の机を離れたこともないという地理学者
といった、どこかへんてこな大人ばかりだった(数字は「○番目の星」として登場
する順番)。6番目の星にいた地理学者の勧めを受けて、王子は7番目の星、地球へ
と向かう。
地球の砂漠に降り立った王子は、まずヘビに出会う。その後、王子は高い火山を見
、数千本のバラの群生に出会う。自分の星を愛し、自分の小惑星の火山とバラの花
を愛おしく、特別に思っていた王子は、自分の星のものよりずっと高い山、自分の
星のバラよりずっとたくさんのバラを見つけて、自分の愛した小惑星、火山、バラ
はありふれた、つまらないものであったのかと思い、泣く。
泣いている王子のところに、キツネが現れる。悲しさを紛らわせるために遊んで欲
しいと頼む王子に、仲良くならないと遊べない、とキツネは言う。キツネによれば
、「仲良くなる」とは、あるものを他の同じようなものとは違う特別なものだと考
えること、あるものに対して他よりもずっと時間をかけ、何かを見るにつけそれを
よすがに思い出すようになることだという。これを聞いた王子は、いくらほかにた
くさんのバラがあろうとも、自分が美しいと思い精一杯の世話をしたバラはやはり
愛おしく、自分にとって一番のバラなのだと悟る。
キツネと別れるときになり、王子は自分がキツネと「仲良く」なっていたことに気
付く。別れの悲しさを前に「相手を悲しくさせるのなら、仲良くなんかならなけれ
ば良かった」と思う王子に、「黄色く色づく麦畑を見て、王子の美しい金髪を思い
出せるなら、仲良くなった事は決して無駄なこと、悪い事ではなかった」とキツネ
は答える。別れ際、王子は「大切なものは、目に見えない」という「秘密」をキツ
ネから教えられる。
日々飛行機を修理しようと悪戦苦闘するかたわら、こんな話を王子から聞いていた
「ぼく」は、ついに蓄えの水が底をつき、途方に暮れる。「井戸を探しに行こう」
という王子に、砂漠の中で見つかるわけははないと思いながらついて行った「ぼく
」は、本当に井戸を発見する。王子と一緒に水を飲みながら、「ぼく」は王子から
、明日で王子が地球に来て1年になると教えられる。王子はその場に残り、「ぼく
」は飛行機の修理をするために戻っていった。
翌日、奇跡的に飛行機が直り、「ぼく」は王子に報せに行く。すると、王子はヘビ
と話をしていた。王子が砂漠にやってきたのは、1年前と星の配置が全く同じ時に
、ヘビに噛まれることで、身体を置いて自分の小惑星に帰るためだったのだ。別れ
を悲しむ「ぼく」に、「自分は自分の星に帰るのだから、きみは夜空を見上げて、
その星のどれかの上で、自分が笑っていると想像すれば良い。そうすれば、君は星
全部が笑っているように見えるはずだから」と語る。王子はヘビに噛まれて砂漠に
倒れた。
翌日、王子の身体は跡形もなくなっていた。「ぼく」は王子が自分の星に帰れたの
だと考え、夜空を見上げる。王子が笑っているのだろうと考えるときには、夜空は
笑顔で満ちているように見えるのだが、万一王子が悲しんでいたらと考えると、そ
のうちのひとつに王子がいるであろういくつもの星々がみな、涙でいっぱいになっ
ているかのように、「ぼく」には見えるのであった。
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以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
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寄居パーキングエリアの紹介文を転載します。
レストラン「ル・プチ・プランス」では、南仏プロバンス地方の家庭料理を中心と
したメニューがブッフェ形式で1人1280円で楽しめる。メニューはフランスで長年修行し、フランスの料理学校コルドンブルーで教鞭をとっていたシェフが担当。
ここでは、蒸した野菜や魚、鶏などに卵黄、オリーブオイル、おろしニンニクなどで作るソースを付けて食べる「グラン アイオリ」や、ナスやパプリカなどの野菜をくりぬいた中に肉や野菜、米を詰めて焼いた「ファルシー」といった、ほかで
はあまり食べられない料理が狙い目だ。特にグラン アイオリは、サン=テグジュぺリが最も好きだった料理。ちなみにレストラン内は28席とそれほど席数が多くないが、テラス席も利用できるという。
ブッフェ以外だと、サテリット(飲食外売店)がある。ここにはオムライス専門店やパン屋、カフェが並ぶ。粉をこねるところから作る自家製パンで提携農場直送の野菜を挟み込んだサンドイッチや、目の前で調理するオムライスなどを出来たてで提供。テラス席は120席と十分だ。ただし、眺望は期待できない。