
フォルクスワーゲンは現地時間13日、オーストリアで開催されたファンイベント“GTI MEET 2010”の会場で、GTIをべースとした2台のニューモデル“GTIアディダス”と“GTIエクセッシブ”を世界初公開した。
“GTI MEET”は、フォルクスワーゲンファンによる、いわゆる大規模なオフ会で、毎年5月に開催されている。オーストリアのみならず、ヨーロッパ各地から実に多くのユーザーが集まることから、フォルクスワーゲンはこのイベント会場で、ワールドプレミアを発表するのが近年、定例行事となっている。代表例を挙げると、“ゴルフ ピレリGTI”(2007年)や“GTI W12-650”(2008年)などが、このイベントでデビューしている。
今年の目玉は、今年6月に発売予定の特別仕様車“GTIアディダス”と、コンセプトカーの“GTIエクセッシブ”の2台。GTIアディダスは、フォルクスワーゲンとスポーツブランド“アディダス”とのコラボレーションから生まれたモデルで、内外装が特別な仕上げとなっているのが特徴だ。
外装は、スポーティな新デザインの18インチアロイホイール“Serron”や、Rシリーズと同様のデザインとなるバイキセノンヘッドライト、LEDリアコンビランプなどを標準装備。内装は、アディダスブランドのイメージに仕上げられた赤いステッチ入りのシート、ステアリングホイール、シフトノブなどが採用されている。
もう1台のGTIエクセッシブは、モータースポーツをイメージさせるエアロパーツやホイールなどでドレスアップされたコンセプトカーで、フロントスポイラー、サイドシル、リアディフュザーなどが専用品となる。ポイントは、これらのエアロパーツにメーカーアイテムとして初めてスプリッタータイプのデザインを採用したこと。また、ブレーキを踏むとリアディフューザーが赤く光るギミックを盛り込んだのもユニークだ。
GTIエクセッシブは、コンプリートカーとして発売予定はなさそうだが、将来純正アクセサリーとしてパーツ販売が行われる可能性は十分にありそうだ。
この内装はかっこいいですね。
早く日本でも販売してほしいです。
Posted at 2010/05/14 15:01:00 | |
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