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外部研修に参加してきました。
その研修は、震災時のがれき処理場見学、護岸工事見学です。


見学した地域のがれきは、当時漁港だったところに置かれています。
ただし、がれきには種類が何種類もあり、分別してから焼却やリサイクルに回されるそうで、細かい分別は最終的に人の手で行う気の遠くなるような作業でした。


写真はオレンジ色の重機がちょうど処分すべきがれきを焼却炉にいれているところで、左上がりのパイプの中はベルトコンベアーになっており、最後に焼却され灰になります。
ちなみに焼却炉、普通はこんなむき出しにはなっていないのだそうで、裸の焼却炉も珍しいとのこと。

ただ残念なことにその灰は受け入れ先がないため、同敷地内のコンクリート製のテントに格納されているのでした。

ほんと大変な作業ですが、平成２５年度末までには全部処理終了し、あたかも何もなかったかのように漁港として返すのだそうです。



一方護岸工事は、海底から７．２ｍの高さに３０ｋｍにわたり強力な防潮堤を作成中でした。
なんと見学にはヘルメットとライフジャケット着用の重装備！
総工費は、８００億円とのことでした。


驚くことばかりでしたが、いろいろ勉強になりました。
また改めて震災の爪あとの大きさを実感しましたね。