2018年07月16日
仕事帰りに実家を覘くことがあります。
おかげさまで両親は健在ですが、もう2人とも高齢。
特に7歳違いで母より年上の父はやはり最近体調がいいとは言えません。
もちろん必要な診療科はすべて受診。最近出かけるといっても、行く場所と言えば、ほぼ病院です。
父は食後にどうも血圧が急激に下がるらしく、すぐに横になりソファで寝てしまいます。しかも口を半開きで・・・
それを見て母は私に嘆くわけです。
母「最近、ご飯食べ終わると、すぐ横になって寝てしまう。お迎え来る日も近いかも。それを考えると食事も満足に喉を通らない・・・・どうしたらいいんだろう?」
とこんな「相談」を受けるのです。
実際には必要な診療科をすべて受診していますし、先週も検査入院をしたばかりですので、もう実行すべき策は手詰まり。これ以上何もできないわけですが、この場合の「正答例」は、「もうどうしようもないよ。やることはやってるんだから」でもないし「どこかいい病院をもっと探そうか?」というような「問題解決の具体策を模索する」のではないのですね。
いわゆるこれが男性脳の考え方らしい。
母は実は「よく父の面倒をみてがんばってるね。あまり考えすぎると自分も倒れてしまうよ」という「共感」を求めているんですね。
ところがこういう言葉は、答える方の精神状態が安定していないとだめですね。
大体仕事帰りの疲れた状態で、母のような質問をされると「また女の質問か。面倒くせぇなぁ」とついつい思ってしまい、あまりやさしい言葉かける気になれないんですね。
男性の相談は答えに具体策を、女性の相談は答えに共感を求めることが多いらしいですので、それをわからないと「さっぱりわかってくれない!」という評価を女性は男性に下すらしいです。
今度は私も精神状態を落ち着けて、少し話を聞いてやるか・・・
Posted at 2018/07/16 02:26:50 | |
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