
以前も書いたCR-Zが正式発表になりましたね。
スポーツで有りながらHVという、相反するコンセプトのこの車は、以前から注目してましたし、この車が、どんな走りをするのか気になっておりましたので、早速試乗してきました!
ホンダのお店に行くと、結構お客さんが居て、CR-Zの注目度の高さが伺えます。
『CR-Z』の名前の意味は「Compact Renaissance Zero」の略とのことで
新しいコンパクトカーを創造するという志のもと、原点(ゼロ)に立ち返ってチャレンジする
と言う意を込めてるそうです。
それでは、早速見ていきましょうか!
まずは、尻フェチによる、お尻チェックです(笑)

後姿は、以前のCR-Xを彷彿させますよね、初代インサイトにも似てますが
特に上に向かって絞り込むようなラインなどは、良く考えられてるなって感じですし
なかなか、カッコイイと思います。
また、このドルフィンアンテナが良く似合うデザインだと思います。
でもまぁ、アクセラのお尻には勝てないかな・・・ボソッ
フロントから見た印象

フロントで最も印象的なのが、このフロントノーズが迫り出したデザインですが
これはホンダがF1初参戦した時の「RA271」をリスペクトしてデザインされているそうですが
パッと見、アウディっぽくもあるし、マセラティ・クアトロポルテっぽくもありますね。
どちらも都会的な印象で、独特のオーラを放つ高級車なんですが
後ろ姿はCR-Xを彷彿させるデザインなのに、何となく、ミスマッチな感じを受けます。
まぁ、その辺は個人の好みだと思いますが、エアロによって又大きく印象も変わりますし
車高を落として、ホイールを大きくしたら、中々よさそうな感じです。
(それは、どんな車でもwってツッコミは無しで・・・)
気になるパーツ

このフューエルリッドはかっこいいですね!
これは、オプションのようですが、結構オプションが豊富で
ブルーLEDを使ったアイテムなどが沢山あって、非常に羨ましい・・・
室内の印象です

※引いた写真が無かったので、メーカーから拝借た物でαの物です。
ドアは結構重さがあって、締めた時の音も重厚で、かなりの剛性を感じました。
シートは結構よかったですよ、適度なホールド感と適度な硬さで
天井の高さも結構あって、長時間の運転も疲れない感じです。
リアシートは・・・かなり狭いですw
軽自動車以下かもしれません、子供2人でも厳しいかも(汗)
でもまぁ、荷物置き場と考えればいいかもしれませんね(´・ω・`)ショボーン
荷台は結構広いですよ、ゴルフバックが2個も入るそうです。
後方視界は、余り良くないかな?、でもまぁアクセラも良いほうじゃないですからね・・・
車内にはメッキパーツも豊富に使われてて、高級感があるのですが
インパネなどのプラスチックは、少々安っぽい感じを受けました。
メーター周り

イグニッションを回すとアクセサリーの位置で全メーターが、一瞬振り切れて
それから更に回すと軽い音でセルが回ります。
メーターは写真のように、未来的な感じで、かなり派手ですが、これはカッコイイですよね~
好きな人が多そうです(笑)
ハンドルにはオーディオ関係やクルーズコントロールなどが配置されてて
CVT車にはパドルシフトが付いてます。
そして、ハンドル周辺の各ボタンには青色LEDのイルミネーションが配置されてて
車内を演出しています。
さて、運転してみての印象ですが
1.5L i-VTECエンジンとIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を
組み合わせたエンジンはHVと行っても、基本的にはエンジンで走ります。
あくまでもモーターは『補助』と言う考え方のようで
以前、誰かがいった「
電気ターボ」という表現がピッタリだと思います。
そのため、トヨタのHVのようにモーターだけで走るという事がないので
HVというのを意識させませんね。
また、基本エンジンの為に「
アイドリングストップ」も搭載されてて
それだけに、夏場のクーラーを使うような状況で、充電が追いつくのだろうか?
と言う心配もあります。
車内はとても静かですね
最初、アイドリングストップでエンジンが止まってるのが、分からない時がありました。
アイドリングストップはBLアクセラと変わらない感じですが
こちらの方が、エンジンが掛かるときの振動がすくないかな?
走りの状況によって、「
SPORT」「
NORMAL」「
ECON」の3つの走行モードをボタンによって
選択できるようになってるのですが、ボタンを切り替えた時の反応は非常に明らかです。
正直「
ECON」はイライラします・・・
「
NORMAL」は、街中なら良いかな~といった感じで
「
SPORT」にすると、十分な加速力を得る事が出来ます。
一応120㎞まで出してみましたが
加速感としては、正直、我々の想像するスポーツカーのそれではありません。
それだけに、25.0km/Lというカタログ燃費に、近い数字を常に出すのは難しそうです。
なお、走りの状況は、上の写真のタコメーター中央部分リングで確認できるようになってて
写真で、その部分のリングの照明が赤くなってるのが分かると思いますが
それは「
SPORT」の時で、最も燃費の悪い状況を示してます。
そして、「
青」が最も燃費のいい状態で、中間が「
緑」というように変化します。
足回りは、結構固めで、ハンドルもやや重い印象ですが
ハンドリングは悪くありません。
ボディー剛性は結構あるのですが、段差を乗り越えた感じは
少しゴツゴツした印象で、サスの性格がそうなのか、タイヤが固いのか
良く吸収してる、と言う感じではありませんでした。
味付けとしては、あくまでも、スポーティーな車といった感じでしょうか
アクセラを始めて運転した時のような『楽しさ』は、今回感じる事は出来ませんでした。
ボディーカラーは下記の7色が用意されてるようです。
・プレミアムホワイトパール
・ミラノレッド
・ストームシルバーメタリック
・クリスタルブラックパール
・ダークビューターメタリック
・ホライゾンターコイズパール
・ブリリアントオレンジメタリック
この中では、プレミアムホワイトパールが人気あるのかな?
今回乗ったのは、β(車両価格226万8千円)で
6速ミッションのα(249万8千円)はなかったのですが
どんな感じなんでしょうね~
試乗を終えて、コウやん号を運転したら・・・
マフラーの音が心地良い!
やっぱり、自分の車が良かったです(笑)