
ここ数日寒い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
日曜なんて、昼近くまで布団から出れなくて・・・
これが平日なら
「風邪引いたので休みます・・・ゴホッゴホッ」と職場に電話する所でした( ̄▽ ̄) ニヤ
さて、エンジンやトランスミッションにとどまらず、ボディやシャシーも全てが
SKYACTIVという、新型クロスオーバー
「CX-5」がいよいよ発売になりました。
担当者さんから「試乗車が来てるので遊びにきませんか?」と電話があったので
雪で汚れた車の洗車もかねて行ってみる事にしました。
本当は
SKYACTIV-Dの方に乗ってみたかったのですが
そちらは3月にならないと入ってこないって事なんで今回はお預けです・・・
車は福岡モーターショーでも見てるのですが、今回試乗するのは
20Sです。
CX-5は、マツダが新しいデザインテーマとして掲げる
「魂動(こどう)-SoulofMotion」を採用した初めての車種となるのですが
実際に見るとゴツゴツした感じで結構マッチョで存在感があります。
フロントは犬顔で迫力ありますがチーターをイメージしてるそうで
フロントのメッキラインからライトの中に続いていく感じはかなり恰好良いと思います。
ただ、この色はイマイチですね・・・
ハッキリした色の方が似合うと思います(*´・ω・`)(*´-ω-`)ウンウン♪
大好きなお尻です(笑)
マツダのデザイナーさんイチ押しと言われる後姿は中々迫力あります
今にも飛び出しそうな
肉食獣の後姿を表現しているらしいですよ。
室内ですが
シートはホールド性が良く適度に硬いので長距離乗っても疲れない感じです。
内装はマツダ車に有りがちなダッシュボードが全部プラスチックというチープなものでなく
ウレタンが入った樹脂で作られているので
マツダさん頑張ったな・・・って感じですね(笑)
それとピアノブラックやメッキパーツも使われてて高級感のアップが図られてます。
またオプションで、BOSEサウンド(9スピーカー)が選択出来るので
音にこだわりのある人には良いかもしれませんね。
天井は高さが十分あり大人5人が乗るにも不自由はありません
ただ後ろのシートがリクライニングしないのは少し残念な所だと思います・・・
そして、左のミラーにはカメラが付いており
ルームミラーがサイドモニターに変わります(◎皿◎)ナンデスト!
また、このミラーはバックモニターにも変わるのですが
視認性も良くミラーとモニターの視線の移動が少ないのでより安全だと思います。
トランクは広さも十分ありますが
開けると横にレバーがついてるのですが
それを引くと瞬時に写真のように椅子が倒れます。
そしてトランクにも電源をとるためのシガーライターがあるので
SUVらしくアウトドアで活躍してくれると思います。
そしてエンジンです
PE-VPS型直噴エンジンは現行アクセラと同じエンジンです
最高出力 154ps(113kW)/6000rpm
最大トルク 19.8kg・m(194N・m)/4100rpm
でパッと見は余り変わってないように見えますが
CX-5は、プラットホームから全面的に新しくした
フルSKYACTIVで
アクセラでは導入が見送られてた
4-2-1の排気管により
排気の抜けを良くすることで効率アップが図られています。
ただ国内仕様の物はレギュラー仕様となる為、圧縮比は
13:1となります。
それでは試乗してみます。
乗り込むとポジションも高く視界が開けて運転しやすいです。
メーターも見やすくて
メッキリングがお洒落ですね
そして3連メーターの右側には平均燃費や瞬間燃費などを表示する
「i-DM(インテリジェント ドライブ マスター)」が装備されます。
3連メーターでテンションが上がるのはBKに乗ってるからでしょうか?(笑)
横幅はほとんど気になりませんし取り回しも楽ですが・・・ハンドルが少し軽すぎるかな?
エンジン音は非常に静かですが
車重がある為か出足は多少モッサリした感じがありますね(ーー゛)
走り出してしまえば余り気にならないと思いますし街乗りレベルなら問題ないと思います。
ただストレスなく運転するためにはディーゼルを選択したい所ですね。
ミッションはやはり良いですね
加速感が途切れることなく車速が上がっていく感じです。
走りはカッチリしておりボディー剛性を感じます。
足もよく動きSUVに有りがちなフワフワした感じは無く
この辺は流石マツダらしい味付けになってますね。
オルガンタイプのアクセルペダルは賛否あると思いますが
私は踏みやすいと思いました。
約20分の試乗でしたが、とても楽しく運転することが出来ました。
そして洗車してもらって綺麗になった車に乗り込むと担当者さんが走ってきて
今日試乗した人にはお土産があると言って紙袋を持って来てくれました♪
中身は焼き立てパンの詰め合わせですヽ(^◇^*)/ ワーイ
さて結論ですが、初のフルSKYACTIVとなるCX-5には
安全装置として
DSCとTCSが標準装備されており
更に
カーテン&フロントサイドのエアバッグも装備されています。
そして上級グレードにはブレーキを自動制御して衝突を回避する
SCBS(スマート・シティ・ブレーキ・サポート)が装備され安全性の向上が図られてます。
価格はFFの
20Cで205万円からと非常に安い設定になってます。
最上級グレードの
SKYACTIV-D搭載車でも298万円ですから
装備を考えても非常にお買い得感はあると思います。
ただSUVという車は国内ではあまり需要の無い車です・・・
ですので残念ながら
日本で爆発的に売れる車にはならないと思います。
それとセールスポイントの一つ
SKYACTIV-Dですが・・・
私はまだ乗ってないので実際にはよく分からないのですが
かなり評価の高いエンジンですので乗れば良さは分かると思います。
でも日本ではどちらかというとディーゼルが敬遠される傾向がありますので
そのイメージを変えるために多くの場所でPRする必要があります。
経済性で考えればXDが258万円~と
T社の中級HVカーと同程度の価格です。
燃費はCX-5のディーゼルが10・15モード燃費で20km/Lですので
実燃費ではHVの勝ちですが
その後のメンテナンス費用や燃料代を考えれば・・・
ややCX-5に分があるかな?
そしてSKYACTIV-Dには
V8並みと言われる420Nmの大トルクがあります。
つまり走りに余裕があるということです。
世界的には主流と言われるディーゼルですが
HVに洗脳された日本市場ではたして受け入れられるのか?
次期アテンザと言われる
「TAKERI」もSKYACTIV-Dを搭載という事ですので
今後の動向にも大いに注目したいですね。
CX-5の登場で
SKYACTIVはいよいよ飛び立つ事になったわけですが
これから続く第2第3の翼からも目が離せませんね!
※ディーゼルの試乗はこちらです↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/525821/blog/25821060/