長文につき興味の無い方はスルーしてください‼︎
先日、さらなる足廻りのセッティングを理想に近づけるべく、オプションのモジュールを追加しました。
メーカーHPではわからなかった具体的数値等が見えてきたので忘備録として残します。
これからゴルフ5、6やA3、S3 8PにDDCを取り付けようという方も少ないと思いますし、自分の主観的内容も多いかと思いますので、興味を持っていただいた方も参考程度と思ってください。
まずは、取説やHP、その他のサイトでわかっていたこと。
ゴルフ、シロッコ、A3、TT等同一シャーシで製品の形状が同じでも品番は異なる。
ボタンによって3モード切り替えができ、速度によっても減衰を自動調整してくれる。
オプションのモジュールを追加してiPhoneのアプリからcomfortを0、 sport+を100としてその範囲内で100段階で減衰調整できる。
前後の減衰設定の差は最大+-30%まで。
最大5設定までアプリにメモリーできてワンタッチで切り替えできる。
といったところです。
車種ごとのバネレートや減衰の具体的数値は公表されていません。
このモジュールを導入しようと思った1つの要因に街乗りでcomfortだと乗り心地は良いが大きめのバンプでリヤの沈み込みが大きく、首都高レベルの速度域でロールも大き目。
sportにすると路面の轍やギャップを拾ってピッチングが大きくなる。特に首都高ではこの動きが顕著で、ピッチングのリズムが非常に不快に感じてしまう。
そこでcomfortと sportの中間の減衰に調整するために導入を決めました。
sportの減衰値は公表されていないので、ちょっと調べてみるとDDC発売当時にゴルフGTIでの装着テストの記事がありました。
それによると以下の設定になっているらしいです。
以上を踏まえてアプリでのセッティングをしてみます。
因みにアプリの操作に関しては取説が英語とドイツ語で理解できなかったので予備知識なしです。
アプリのBASIC画面ではボタン操作と同じ切り替えができます。
それぞれのモードに合わせるとボタンのイルミカラーも変化しました。
ADVANCED画面はフロント、リアの減衰を任意の数値に設定する画面です。
数値を入力してWiFiマークを押して設定します。
数値をメモリーするには右下の鍵マークを押します。
するとこのPERSONAL画面が開くのでメモリーする番号をタップして記憶します。
一度メモリーしてしまえばPERSONAL画面からいつでも番号をタップするだけで状況に応じた好みの減衰に切り替えできます。
ADVANCEDモードではボタンのイルミネーションは消灯しました。
キーOFFでも最後にSETした設定はリセットされないことも確認しました。
ここでふっ、と気づいたのは上段のACTIVE SETUPの部分。
停止時は表示されていなかったのが、走り出すと現在の設定値が表示されました。
リアルタイムの減衰値を表示してくれるようです。
ってことはBASICの3モードでも数値が表示されるのでは⁇と考えて…
sportに切り替えADVANCED画面を開くと…
出ましたネ、sportの設定値!
ゴルフ用に比べ8P用は数値が高めでした。
車重の違いなどによるものなのか?
そうなると車種によって上も下も設定値が変更されていることは当然推察できる。
逆に言えば他車種用を流用すれば違った乗り味にできるという事になる⁇
元のECU自体が違うから流用は無理なのかな?などと考えてしまいました。
とりあえず39%-33%を基準に少しずつ下げて良さそうなセッティングを探してみたいと思います。
comfortではACTIVE SETUPの数値は0%。
この状態で加速していくと…
65〜70km/h辺りでACTIVE SETUPの数値が変わりました。
これが速度に応じた自動調整?
sportモードで同じように試してみましたが、2桁速度では数値の調整はありませんでした。
当然ですがsport+ではACTIVE SETUPは100%。速度に応じた自動調整もありません。
最後にフル乗車した時用に前後差MAXの30%で設定してみました。
ここからリアの数値を上げていくと自動的にフロントの数値も上がります。
以上がW-LANモジュールで今のところわかったことです。
しばらくはコレで遊べそうですが、こんな楽しいモノを手に入れるのに1年も待たされたとは、つくづくあの代理店は役立たずだと思いました‼︎
Posted at 2019/05/22 20:44:14 | |
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