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CSX2300のウィンドディフレクターを見ていて左右で角度が異なっていることに気づきました。
いったい何の理由があって角度を変えてあるのか？
色んな角度から写真を撮っていたらサイドミラーの角度が原因ではないかと思いました。
通常サイドミラーはドアかフェンダーの後寄りにタルボットかレイヨットのレーシングミラーが固定されていますが、このCSX2300はタルボットタイプがウィンドディフレクターに固定されています。
オリジナル・・・というか1965年当時はボディに付いていたと思いますが、実はこの位置に固定すると後ろのフェンダーの膨らみが邪魔になりほとんど見えないのです。
現在のオーナーはスタイルを大幅に変えずに実用的な高さでミラーを固定したかったのか？ウィンドディフレクターに移設したようです。
しかし、タルボットタイプのミラーはドライバー視点に合わせると左右のミラー角度が大きく違ってしまいます。
そこでミラーの支柱角度を変え、支柱とミラーの角度関係が大きく崩れないようにしたのだと思います。

なんて想像したんですが、実際の理由はわかりません。(^_^;)

そもそも、わざわざディフレクターの厚さを変えて強度を増す加工をしてまでミラーを移設するなんて、普通じゃないし・・・。

私の最も敬愛する車「SHELBY COBRA DAYTONA COUPE」です。
オリジナルは6台造られ、すべての個体が現存を確認されています。
今回Goodwoodに来ていたのはドイツに現存するCSX2300でした。
日本人にも馴染みの深い、日本グランプリで酒井正や明珍和夫がドライブしたアノ個体です。

Shelby AC COBRA 289


今回唯一レーシングスクリーンを付けていたCOBRA 289 FIA。
この個体は現地の雑誌にも特集されていました。
僕もコブラはレーシングスクリーンが一番似合うと思います。

そしてShelby AC COBRA 289 Le Mans Top。

今回集まっていたCOBRA 289の大半がルマントップを着けていたのには驚きました。
やはりレースとなると「オープンボディは危険だ」と、イギリス人でも思うのでしょうか？