
昨日帰ってきた4Cのダンパー慣らしに行きたい。でも妻を放っておくと拗ねるので、「猫を入れられるリュックを買いに行こう。関西で大きなペットショップ2軒をはしごして、その2軒で決めよう」と妻を連れだした。
勿論この時期、外気は30℃越え。
4Cはクローズドボディーなので、その恩恵にあずかろうとA/Cのスイッチを入れた。
しばらく走っても涼しくならないので、ファンスイッチを1から2に、やがて3に変更するも、ファンの音が大きくなるだけ。排気音その他が大きいので、ファンの音がうるさいとは思わないが。
しかしどうやら冷風が出ていないと判断し、窓を開けた。
低燃費を実現するため、最近の車はCd値が低い。空気抵抗が少ない=窓を開けても昔ほどたくさんの風が吹き込んでくるわけではない。それゆえ室内は熱く、やがてダッシュボードに置いてナビとして使っていたiPhoneが音を上げた。画面が真っ黒になり、異常高温のサインが出る。
「えっ? 次の左はどこを曲がるんだっけ?」(゚Д゚;)
撫でれど摩れどすぐには冷めない電子機器。目を覚ました時には「居眠りなんかしてませんでしたよ」と、とぼけたようにルートを示したが、きっとさっきまでとは違うルートに間違いない。目を覚ましたiPhoneをダッシュボードに戻すと、また熱で消えてしまったので、諦めて妻に電話を持たせて声で誘導してもらった。
だがしかし、妻は運転が得意ではない。ましてや地図も。
だからおいらもそわそわして運転していたのだが、うるさい車の中でかすかに唸るような音が聞こえる。「きっと今渡ってる橋の欄干に、何かの音が反射してるんだ」と思ったのだが、バックミラーを見ると白いクラウン。でもって所々赤い。
「あ、やられた」
左に寄せて止め、後ろから近付いてきた警官に「何ですか?」と聞いてみる。
「速度違反です。50km/hの所を67km/hで走られてました。まぁこれは低い方の数値ですが」
こちらは速く走ってはいないつもりだったが、停められたならそういうことだろう。
「橋の上で右側にバイク(スクーター)が走っていたのを覚えてますか?」
「あぁ、あのバイク、危ないから抜こうとしたんですよ。危険回避ですよ」
これはあっさり却下された。
結局諦めてサインしている時、もう一人の警官が車の回りを珍しそうに見て回っている。挙句、「珍しい車なんで、内装見せてもらって良いですか?」
「いくらでも見てもらって良いから、さっきのまけてよ」
値切って何ぼの大阪やからと思ったが、これも却下された。
諦めて走る最中、「そうか、じゃあ試乗して良いからまけてよ! とまで言ったらまけてくれたのかも」と思ったが、後の祭り。
前回の「軽微な違反」から2か月半ほど。次の免許は青色だな。
とりあえずA/C直さなきゃ。(´Д`)ハァ…
Posted at 2022/05/22 20:36:56 | |
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Alfa 4C | クルマ