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2010年師走の某日。
小春日和の某波止場での一コマ。


なにやら怪しげな漢達が額付き合わせてファインダーを覗き込み、真剣な面持ちで相談中．．．

さて、何をしていたかと申しますと．．．

続きは明日３月７日 (月) 発売のコチラで ! (笑
書店で見かけたらぜひ読んでやって下さいまし (^ ^;









↑↑ご要望にお応えしてちょこっとだけ (笑)↑↑


先ほど編集部の方からメイキングの詳細がＵＰされました。
そちらも是非どうぞ♪

おおっと、
冒頭から恥ずかしい部分のドアップ、失礼しました (笑

このクルマ．．．というかターボ車の下周りをじっくり観察したのは初めて (^ ^;
灰白色に塗装されたパイプの取り回しが、まるっとターボチャージング・システムなんですね。
通常のフラット６の隙間に後から詰め込みました．．．というのがよくわかるカットだと思います。

見てくれは余りよろしくないし、みなさんがワンオフで格好いいタコアシ製作される気持ちも解る気がします (^ ^;
．．．が、まあこれもオリジナルの味ということで (笑

納車後10ヶ月になりますが、リターンパイプ周りやクランクケースにオイルの滲みも無く、やれやれ一安心．．．じゃなかった !!

今回ショップを訪問したのは、実はクラッチの点検が目的。
先月のツーリングで往復数十キロにおよぶ大渋滞にハマって以来、どうも違和感が．．．
一速が入りにくかったり、うっかりするとギアがガガガッと鳴ったり．．．
もしかしてシンクロ ．．．いや、どちらかというとクラッチがちゃんと切れてない感じ ?
最悪クラッチ交換か．．．と恐る恐るターボくんを持ち込みました。

結果は．．．クラッチ・ケーブルの調整でひとまずOK (ホッ
ミートポイントが、かなり奥まで行ってしまっていたようです。
渋滞で延々と続いたストップ＆ゴーで、ワイヤーが伸びちゃったんですかね (^ ^;

エンジンオイルも交換して、 帰りの高速は万事とてもスムースな感触♪
往きと比べたら、絹ごし豆腐と木綿．．．いや、高野豆腐くらいの違いがありました (笑


４速ターボのクラッチは、ナロー等と同じケーブル式。
クラッチを踏むとワイヤーが引っ張られ、クラッチ・レリーズレバーが動きます。
赤丸で囲った部分のナット２個で、ワイヤーの長さを調整．．．バイクみたいですね (^ ^;


レンチ２本を使って、キコキコキコ．．．
ジャッキアップする場所さえあれば、自分でもやれそうです (^ ^


隣のリフトに目を移すと、何やらアヤしい車両が作業入庫中．．．
只モンでないオーラが漂っています。


エンジンかけてもらったら．．．まったく会話ができませ～ん (爆
964RS “R” 3.8、本物のレーシングカーでした (@@


ショールームの中には964 “カップカー”。最近いわゆるレアなのが、いろいろ入ってきますね。
ちょっと前ならみんな大切にしまい込まれてたんでしょうけれど．．．
どんどん陽の当たるところに出てきて、元気な姿を見せてくれるのは嬉しいですね (^ ^


こちらはビカもんの'68S、バハマイエローで内装はレッド。
この塗装、たぶんオリジナルのままですね。
薄く、しかし充分な艶が残され、年輪を感じさせる深い輝きを放っていました。
まるで大切に扱われてきたヴィンテージギターのようです．．．

空冷ミーティングから帰宅後。

カラリと晴れて空気も爽やか。
やっと空冷サイコーな季節が到来したなぁ．．．
かなりの長距離ツーリング、よく頑張ったねぇターボくん !
なんて思いながら快適に流していた時のことでした。

グワァ～ッ ! ガクンがくんガクン．．．
．．．ストン。

．．．ヘッ !?


走行中に突然のエンジンストール。

あのぉ、アクセル踏んでるんですけど !?

実は半年ほど前、それも芦有から下りてきた直後に、西宮の街のど真ん中で同じような症状に見舞われたことがありました。
その時の経験があったので、意外に冷静。
何食わぬ顔でクラッチとイグニッションを切り、そのままエンジン再始動 !
ぎゅんギュンぎゅるギュン．．．しーん。

．．．始動せず (- -;


ハザード点けて窓から手を出し、片側４車線の右端から左端の路肩まで、なんとかたどり着きました。
惰性で走った距離200メートル以上。
後ろからトラックがガンガンかっ飛んでくるし、かなり怖かったです。
いや、ハザード点滅させて左腕で精一杯ゴメンしながら横切っていくポルシェを見て、後続の運ちゃん達のほうがビビッたかも知れませんね (汗

運良くガードレールの切れ目があったのでそこから測道に待避し、いろいろ考えました。
セルはギュンギュン回ります．．．ひとまずバッテリーはOK。
燃料ポンプは．．．動いているかどうか、騒音でよく聞き取れません。
先月タンクを洗浄してフィルターも交換してもらったから、持病の燃料詰まりは解消したはずだし．．．
インジェクションが逝ってしまったか !?
ミーティングでKジェトロがグズる話をさんざんした後なだけに、最悪のパターンが脳裏をよぎります。

今週末は倶楽部のツーリングもあるのに、どうしたもんかね．．．
しばらくインパネ眺めてたら、あることに思い至りました。
意を決してJAFに電話をかけます。
「．．．だと思いますので、よろしくお願いします !」

30分後、JAF車到着。
お兄さんは一応エンジンルーム眺めながら、「もしダメでも、エンジンの方はちょっと手が出せませんので．．．」
そりゃそうだわな。

持ってきてもらったブツを投入し、祈る思いでキーを捻ります。
ぎゅんギュンぎゅん．．．ダメかっ !?
いや、もう少し待って．．．再トライ !

ぎゅんギュ、ぐ、グワワァーンッ !!!

やったぁ !! b(^◇^d
思わず拍手しました。
ウインドシールド越しに、JAFのお兄さんも嬉しそうに手を叩いているのが見えます。


そう、ガス欠です．．．(恥

たぶん燃料タンク内のフロートが駄目になってしまったんですね。
話に聞いたことはあったんですが、まさか自分で体験するハメになろうとは．．．(^ ^;
燃料計の針が最後の一目盛りでピタリと留まって、そこから下がらないようです。
長距離ツーリングで途中の渋滞もなく、季候がいいからクーラーも使わず、比較的ジェントルな運転を心がけたので今回は燃費が良いなぁ．．．くらいに思ってました。
あと、前回給油時に満タンになっていなかったらしく、走行可能距離が自分の見積もりよりかなり短かったことも一因 (- -#

手前のGSで早めの給油していればJAF呼ぶハメにはならなかったのですが．．．
原因が判ったから、ま、いっか !?
もし気づかずにツーリング行って、途中で止まったらみんなに迷惑かけてたし．．．
と、どこまでも前向きなB型でした。

チャンチャン♪

本日も暑かったッス (^ ^;
名古屋の日中気温は38℃を突破．．．ホントに９月になったんかいな !?

ターボくんをショップに出してちょうど一ヶ月。
「出来たよ～」との連絡をもらって、引き取りに行ってきました。
もちろん熱中症対策のタオルとペットボトル持参 (^ ^;

↑↑で、こんな感じに仕上がって参りました♪

車検入庫のついでにローダウン＆ホイールペイント。
床面→ホイールアーチまでの高さがフロント630ミリ、リア609ミリ。
う～ん、理想にかなり近い !! (笑
ついでに37ミリのスペーサー入れてもらって、フェンダー一杯いっぱいになりました b(^ ^
その辺りの画像はフォトギャラリーにアップしてあります。

ショップにはこんなクルマが入荷してました。
'94年式964ターボ “S” ファクトリー・フラットノーズ、
ミツワが当時５台だけ正規輸入したうちの一台。


細かい部分の作り込みが凄いクルマです。
とくにフロント＆リアのエア・アウトレット、インレットのフィンとか、スピードラインの深いホイールとか．．．
ディテールに神が宿ってる感じ。
今までいろんなフラットノーズを見ましたが．．．そのどれとも違います。
佇まいにオーラを感じました b(^ ^


サーキット派のみなさんは、フラットノーズの向こうにチラ見えしてるコチラのほうが気になります ? (笑
996GT3R、本物のレーシングカーですね。
間近で見たのは初めてですが、これも凄いクルマでした。


画像でお解りいただけるか微妙ですが．．．
フロントフェンダー、薄い塗装下のカーボン地が透けて見えています。
ドアも羽根のように軽い～。“パシャッ” って開閉します。
ボディはほとんどカーボン製のようです。


「これ、置いてかれちゃったんだけどさぁ、どうしたもんかねぇ．．．」
たしかに買い手が付いたところで、その後のメンテが大変そう (笑
なんでもPCJの会長さんのおクルマだそうで．．．
フロントガラスにPCJ-CUPの車検証が貼ってありました。


帰路はあまりの暑さに耐えかねて、上郷SAで休憩～ (^ ^;
フレッシュトマトのソフトクリーム♪
詳細はコチラで ! (笑

連日お暑うございます (笑

ターボがウチにやってきて初めての車検をひかえ、先週その打ち合わせも兼ねて豊川まで行ってきました。

名古屋は午前中からすでに35度を突破。
家を出る頃には38度超えです (@@

．．．もちろん窓は全開。

タオルとウチワとペットボトルの三種の神器を携え、高速使ってひたすら東を目指します。
とにかく途中で渋滞に引っかかることだけは避けようと．．．
停まったら死んでしまう、まるでマグロかサメのよう (爆

この日は湿度が低かったこともあって、走っている分にはけっこう快適。
噴き出した汗がそのまま気体に．．．“気化熱が奪われる” という現象を体感しました (苦笑

車検の方は想定内ということで、ついでにクーラーの相談をしてみました。
治すにしても放置するにしても、漏れの有無を確認しないと先に進みません。
「キャンペーン中だから、一度ガス入れてみよっか ?」
との有難いお言葉に乗って、R12を満タン補充。

恐るおそるスイッチをひねると．．．ほのかにヒンヤリとした風が吹き出して来るではありませんか !!　．．．あたりまえか

帰路は効きを確認すべく、クーラー全開で高速に。
車内温度が明らかに気温よりも低下し．．．感動 (T.T
久々に “窓を閉めて” 高速を走ることができる、ちいさなシアワセを実感しました (笑

．．．ただ。

行きと帰りでは、踏み込んでからブッ飛んでいくまでのレスポンスに微妙な差が．．．
言葉にし難いのですが、まるで車重が少し増えてしまったようなかったるさを感じました。
それだけクーラーがエンジンに負担をかけてるってことなんでしょうね．．．

そんなわけで結局、クーラー切って再び窓全開 (爆
高速はこれで充分ってことで．．．(^ ^;


初期型ターボのエンジンフード。上からのぞき込むとエンジンが見えて、一見クーラーレスですが．．．
クーラーのコンデンサはウィング先端側、小さい方のエア・インレット内に仕込まれています。


フードを開けると．．．赤い矢印で示した黒いカバーの中にコンデンサがあります。
画像では暗くて見えませんが、やや小振りのコンデンサが縦向きに設置されています。
同じフードを使っている934では、ここにオイルクーラーが装着されていたらしいです。


こちらはコンプレッサー。初期型のロータリータイプです。レシプロ型よりは効くのでしょうが．．．
カレラ3.2の後期から使われていた、DENSO製とかと比べるとどうなんだろ ?
“SANKYO ELECTRIC” と刻印があるので、MADE IN JAPAN のようです。


'76年までの純正クーラーは膝上の吊り下げ式。
助手席側のダイヤルで風量３段階、運転席側で温度調節出来るようですが．．．基本オンとオフです (爆
．．．しばらく使っていて気が付きました。
左右の吹き出し口よりも、中央の灰皿下辺りから大量の冷風が吹き出しています。
シフトチェンジする時、手に当たって気持ちいいのですが．．．これって正常 !?


エクステリアのモディファイは、ほぼ完了に近付きつつあるターボくんですが．．．
なんか．．．車高ちょっと高くないか !?
シートやバンパーの交換でかなり軽くなったので、当初より少し車高が上がった気もします。
次回はこの辺りかな．．．(^ ^;