2019年01月30日
朝食後チェックアウトしてタクシーを呼んでもらい、フェラーリ工場に向かう。
このあたりまで来るとタクシー会社が存在するようで、TAXI看板のついたプリウス。
(ホテル~工場まで確か15ユーロくらいだったかな)
フェラーリ工場に到着!
おお!これがよく写真にあるゲート!
でもこれ裏門だとかいってたような?
ゴミ箱もフェラーリロゴ入り!
レセプションで工場見学を予約していると伝え、定刻まで待っているとガイドさん登場。
聞いてはいたけど日本人向けに日本人ガイドが常駐しているという。
聞くと日本人は工場見学に来る人が非常に多いらしい。
さすがフェラーリ様。。
エスプレッソを飲みながら入場手続きや諸説明を受ける。
入場手続きは予約名簿とパスポート突合せによる本人確認で仕事で工場入るときみたい。笑
一般向けに工場を公開しておらず、基本的にオーナーとその親族及びマスコミしか入れない
というのは今までの2社とは違うところ。
場内は見学者用のバスで移動。
今までの2社は新しい工場ばかり(ランボもアウディ傘下となりムルシ生産から新工場)で
レイアウトが整理されていて、ある意味、見学の動線も良かったのだけれど、フェラーリに
ついてはこの地で増改築を繰り返して作られた工場は動線が煩雑で道も狭い。
今回見せて貰ったエリアは車両組立、エンジン組立、内装パーツ製造、エンジンブロックの
機械加工、F1組立・修理ブース、販売したF1やXX系の整備・保管エリア、フィオラノサーキット
の一部だったかな。
一部を除き、比較的最近建てられた建屋で見学者向けの動線や展示物が用意されていた。
まずはエンジン工場からスタート。
エンジンブロックは基本的に内製で鋳造工場があり、それを機械加工する作業を見学。
旋盤やマシニングで削ったり磨いたりしたブロックが組立工程に運ばれて組み立てるのだけど、
とにかくマセラティ向けエンジンが多いこと。。
これらは別の専用ラインで組立られていて、機械化された近代的な製造ラインで所謂、
量産車メーカーのライン。
フェラーリ向けは設備こそ近代的ではあるものの手作業で特にV12は限られた職人が1名で
1台組み上げる伝統的なもので、その両方が同じところで見られるというのは面白い。
何れにしてもV6 3L以上のエンジンばかりなのでデカい!
V12なんて車体に収まっていても大きいと思うけど、フロントミッドに押し込まれたエンジン
全体を見ることはOH中のものをディーラーで見る程度なのでズラりと並ぶと圧巻!
車両組立ラインはV8系とV12系の2ラインで488とポルトフィーノ、RUSSOと812が
生産されていてロボットなんかも使いながらでこちらも近代的なもの。
内装パーツはランボ同様にカッティングマシンでカットされたレザーを手作業でヒートガンを
あてながら貼り付けるもので、テーラーメイドプログラム導入によって無数に選択肢があるそう。
新車オーダーなんて縁がない話だけど、焦がしたようなビンテージレザーにデニムのような生地の
ツートンでダイヤモンドステッチなんか渋いなぁと思ったり。
F1の組立・修理ブースは何号車用ブースか決められていて、予備車両が調整で入っていた。
設計開発は別建屋らしい。
XX車両や往年のF1マシンが保管・メンテされている場所も感激もの!
FXX、FXX-K、599GTなどなど1台あるだけで注目の的なのにズラリと並ぶ光景は大興奮!
工場見学後、そのまま博物館に移動し、館内の一部を案内して貰う。
後ほど改めてゆっくり来ると言うと、再入場できるように手配して貰えたので入場無料に。ラッキー!
レセプションに戻って終了!
工場見学後、ちょうどお昼時ということで向かいのリストランテ カヴァリーノにてランチを。
ここまでアテンドして貰ってガイドさんと解散!
これを飲みたくて来たので乾杯!うまい!
重いしフェラーリストアなんかで売ってるものだろうから後で買おうと思ってたら、
どうもカヴァリーノが作ってるワイン(ラベル?)のようで他では売ってなくて買えず。。
お土産にしたかったのに残念。。
これでボローニャからミラノに移動するし、料理はボロネーゼ食べ納め!
ランチ後、フェラーリストアでお土産買って、博物館を再訪。
F1トロフィが並ぶエリアにはもちろん鈴鹿グランプリのトロフィーも。
やっぱりすごいぞ、シューマッハ。4回チャンピオンになった人は他に誰もいない!
面白かったのはエンツォ・フェラーリがフェラーリ設立後、ハンドルを握ったフェラーリは
2+2クーペばかりだという話。
とても強い拘りがあって、456GTは当初の案を白紙撤回し、新たにデザインさせたものが
採用されているとか。
フロントグリルの展示とか面白い!
F1レーサーもやってるらしい?本気のシュミレーターもあったけど、すごい高かった記憶が。。
合成写真の
プリクラもあります。笑
ちなみにエンツォが指揮した最後のフェラーリはF40というのが一般的だけど、
本当は456GTなんだって。
初耳学!
Posted at 2019/01/30 23:07:52 | |
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フェラーリ | 日記
2019年01月26日
そうこうしているとタクシー登場。今回はFiatのバン。
乗り込む前にマラネロまでの運賃を確認。
パガーニまでのドライバーによると50ユーロとのことだったので50ユーロかと聞くと
40ユーロでOKとの回答。(距離は少し短い程度)
50ユーロかって聞かれてるんだから、そうそう50ユーロよと言っとけばいいようなものを。。
真面目か!いや、素晴らしいじゃないの!
小麦畑を望みながらマラネロの本日の宿に到着!
明日の移動を考えてフェラーリ工場前のオフィシャルホテルも考えたけど、
より世界観があるマラネロヴィレッジをチョイス。(宿泊費も安いし)
本来であれば数ヶ月前から工場見学を予約することになるので、フェラーリ側でホテル等の
手配を行ってくれるらしいけど、今回は2週間前に行くことにしたこともあり自前手配で。
前情報通り、フェラーリ一色なホテルはエンジンやパーツ・グッズなどが並ぶファン涙目仕様。
ホテル棟はフェラーリ所縁のサーキットがある地名で、今回はデイトナ棟だけど鈴鹿棟もある。
偶然にも宿泊エリアには599と612が世界ツアーをした際の写真が飾られてた!
アメニティもレースやF1をモチーフにしたものが多く、室内アートは355だったかな。
ディズニーファンがミラコスタ泊まる気持ちが理解できたかも。笑
ホテル内を見学してディナーを計画。
想像以上にマラネル中心部から離れていてタクシーじゃないと移動が難しいし、
移動疲れもあったからホテルと隣接したリストランテ パドックでディナーすることに。
今夜もお待ちかねのランブルスコをポンッとしてスタート!
序盤がっつき過ぎて写真が残ってないのもあるけど、色々頼みすぎてお腹いっぱいに。。
いい感じで早めに就寝して明日の本番に備えます。
Posted at 2019/01/26 19:07:45 | |
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フェラーリ | 日記
2019年01月19日
到着したもののゲート開いてないし困ったなと思ったらドライバーが電話して入り方を教えてくれた。
パガーニに到着して料金を支払い。(50ユーロ/人だったかな?)
工場見学までの間に博物館見学へ。
博物館と言っても現行のウアイラとゾンダしか作ってないので5,6台の車両が並んだこじんまりしたもの。
とはいえ、たまにイベント等で見かけるけど複数台を並べて(しかもラインナップごとに)見たことは
初めてだし、近くで見れるので面白かった。
ほんとカーボンだらけでかっこいい!
これだけ大きなパネルは成形難易度も高いだろうし、そりゃ高価だろうね。
ウアイラは日本で現車は見たことなくて、パリでドバイナンバーの車両を2台ほど見たことがあるくらい。
そんな車両も間近でたっぷり見られる。
そうこうしている間に工場見学がスタート。
ランボルギーニと同じくヘッドフォンを渡されて英語ガイドの説明を聞きながら進むスタイル。
博物館の展示物も順番に説明があって疑問が解消。
パガーニと言えばAMG製V12ターボエンジンだけどラインナップの中に見慣れない7.3L V12NAエンジンが。
これはアメリカの排ガス規制関係で必要な地域があることからラインナップしていて他国向けには
搭載していないエンジンらしい。(パガーニの売上が半分以上、アメリカ市場だそう)
工場に入ると殆どの工程が一目で見れる程度のサイズ感だけど、まだ新しく綺麗。
2017年に生産台数過去最高といっても80台ほどだそうで、量産車メーカーではないから当然だけど
工場はラインですら無く、中央に2台ほどの組立エリアがあり、作業者が一つ一つ部品を手作業で
組み立てるというスタイル。
まぁ車両は全てオーダーで完全に同一ということは殆どなく、価格も1億4000万~3億円くらいとのことから
成り立つ商売なんだろうね。
売りはやはりカーボンパーツを内製していることで、カーボン成形についての説明には熱が入る。
釜も大型のものが2台あったけどフル稼働だそうで、カーボンパーツの生産が車両の生産台数に
直結する状態だそう。
EU企業あるあるで工場内に中庭のような植物が植わったスペースや、何か展示物があることはパガーニも
例外ではなく、植物が植わっていたり、カレラGTやガヤルド、レースカー等の車が並んでいて聞くとオーナーの
プライベートカーだそう。
このスペースで+1台組める空間が出来そうだけど。。色々な刺激を受けて作り出されているということかな。
ランボルギーニやフェラーリはアパレル等のグッズにも力をいれてるけど、パガーニも同じようなものがあり、
ある意味、日本では珍しいかもとは思ったけど、これといった物は無く、記念に小ぶりのポスターを購入。
見学を終えタクシーを呼ぼうと教えて貰った電話番号へTEL。
ちゃんと繋がって20分で来るとのこと。
タクシーを待っているとなんとミウラが登場!
動画取ったけどいい音してたなぁ!
レストアされているのか内外装共に綺麗でランボルギーニ博物館にあった固体よりも状態が良さそう。
いやー良いものみた!
Posted at 2019/01/19 15:19:58 | |
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フェラーリ | 日記
2019年01月09日
イタリア上陸2日目。
ボローニャで一泊して翌朝はランボルギーニ博物館と工場見学へ。
その後、パガーニ博物館と工場見学からのマラネロ泊というプラン。
(パガーニはイタリア移動中になんとか予約が取れたのでプラン変更)
事前リサーチで交通の便が悪い用だからレンタカーで向かおうかと思っていたけど
市内地乗り入れ禁止エリアの区分がよくわからなかったのでランボルギーニ博物館には
バスで移動することに。
しかも路線バスで4、50分。笑
でも料金一律で1.2ユーロ!
ランボルギーニの公式HPにも路線バスでのアクセスも書かれていたので、それを元に
バスの路線図・ダイヤ表と睨めっこしたものの果たしてたどり着けるのかと思いながら
バスターミナルに着くとランボルギーニのポロシャツを着たワーカーが沢山いたので
間違っていないことを確信。
町を抜けると田園風景を抜けて小さな町があり、その一角でバスを下車。
少し歩くとランボルギーニの旗が見えてくる。
まだオープン前ということで時間調整に向かいのブルカフェへ。
ランボルギーニのレンタカーだそう。
フェラーリ博物館周辺にも多数あるらしい。
観光客向け商売にしても10分で15000円ってぼったくり過ぎでは。。
そうこうしている間に博物館オープンの時間!
館内を見学していると工場見学のアナウンス。
参加者の名前が呼ばれて案内用のトランシーバーを渡され荷物をコインロッカーへ。
ここから先は残念ながら写真はNG!
今回見たのはウラカン・アヴェンンタドールの車体組立と内装パーツ組立+レザーの
カットとその周囲から見える工程といったところ。
運が良ければスペシャルモデルの生産が見れることもあるらしい。
しっかり見学者用の説明パネルや工程ごとの生産物のモックアップがあったし、
見学者専用の通路を歩くのではなくてラインサイドを歩くから近くで見れた。
それにしても日本人オーナーのオーダー車両が多いことに驚き!
特にホワイト系は大体日本人オーダー。笑
さすが世界で3位だっけ?買ってるだけある!
工場見学から戻るとエントランスにアヴェンタドールとウラカンスパイダー、
この時まだ日本にはPR車両しか来ていなかったウルスがずらり!
いちようミュージアムショップがあって売り物だったら欲しかったのは
このミニカーくらいで個人的に買うような物は無し。
ズバリこの実車が欲しいんだけど一般サラリーマンでは買えません・・・!
ウルスの現車はこの時初めてみたけど第一印象はデカい!
そしてちゃんとランボしてるということ。
かっこいいなぁ!
でもまぁ個人的には同じお金出すならディアブロ買うけどね。
この手のSUVブームがいつまで続くのかだけど10年くらい経って小慣れてきたら
チャンスはあるのかも?
そんなこんなでランボルギーニ博物館を出てランチできるところを探し近隣の街へ。
小さな街でオープンしてる店が少なくランチ場所探しに一苦労。。
二択でオープンカフェに入って乾杯!
めっちゃ蚊がいて虫除けをスーツケースから出す羽目に。。
適当にパスタ食べたけど味はまぁ普通。
さて、ここからパガーニの工場を目指すのだけれど足がない!
カフェのお兄ちゃんはイタリア語しか出来なくて難儀したけど
Google翻訳のイタリア語でなんとか会話。
お兄ちゃんめっちゃいい人でGoogle翻訳と片言英語をなんとか
理解してタクシーを呼んでくれることに。
タクシー会社と何やら電話をしていたら携帯渡されてタクシー会社と直接話すことに。
こちらは英語が出来るらしく、とりあえずパガーニにはいけるが先約があるから時間が
かかるような話でこちらも予約があるからなんとかしてと言うと20分後に行くとのこと。
いやいや、いけんのかい!と思ったけど、とりあえず待つ。
その間にエスプレッソをいただいたのだがタダでいいと!
いやーいいお兄ちゃんだわ、ホント。
定刻ごろにタクシーやってきてパガーニへ。
ドライバー曰く、ここらはタクシーといってもプライベーターでチャータータクシーの
ようなサービスしかないらしくて多くはボローニャから乗ってくるパターンだそう。
(パガーニまで約20km Vクラスチャーターで50ユーロ)
世間話をしているとパガーニの後はどうするの?と聞かれてマラネロに宿泊すると言うと、
私は先約あるから無理だけどドライバー紹介するからパガーニの見学終わったら電話して
ということで次のタクシー手配もして貰えることに。ラッキー!
そうこうしているとパガーニ着。
Posted at 2019/01/09 20:21:43 | |
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フェラーリ | 日記