異口同音

　こういう事を書くとなんだか年寄りくさくってしょうがないのだが，前から不思議に思っていることがある。何かというと，誰かがブログでなにがしか書いたりしたあとに，「コメント」と称して書き連ねられる，いろんな人のレスのことだ。
　なんでみんな同じこと書くの？と思う。
　特にひどいのが，ニュースに対するコメントというやつで，携帯から読むとまあすごい。
　「おれもおれも」みたいに書き込んでいく，その意図がわからない，というか
　「もうちょっと人と違うこと書けんのか」と思ってしまう。
　さらに，お隣の国との関係のニュースですぐに出てくる「在○」という誹謗。この言葉を使ってコメントする人って，普段はどういう人だろうかと考えてしまう。
　普通の主婦だったりしたらコワいじゃないか。

　異口同音だとしてもその「コメント数」が重要だ，それだけの人が賛成しているんだ
みたいな意味で，続けざまに書き込んでいくのは意義があるというのなら分かる。
　また，「ちゃんと私はレスしましたからね」という証拠を示すという意味もわかる。
　でも，中途半端なアイドルの日常のたわごとに対して「がんばってね」とか「おはよう」みたいなコメントが何十コも続いていくのを見ると，ほんと「まめ」だわなあ・・・と感心してしまう。
　こういうのって，メールしたのに返事が遅いからっていう理由でいじめられた経験のある小学校高学年の女子，みたいな感もしなくはないか・・・・・フェイスブックやらツィートやらとは無縁な自分だから，そんな呑気なことを言ってられるんだろうか・・・・・