想定外　その１　カーラジオ用アンテナ線のオンオフスイッチについて

　せっかくバッ直しても，アンテナ線は車体に繋がってる可能性が高いので，ボディアースからフロートしたことにならない。だけどラジオをきかないというわけにもいかず，どうしたらいいのというところから出てきた，「アンテナ線のオンオフスイッチ」だった。

　

　当初，このダイバーシティアンテナの結線は，太い方のジャックが＋－で２本，細い方のジャックは＋のみで１本で，合計３系統だと思い込んでいた。それ用にスイッチを注文してから，いよいよアンテナ線をちょん切ってみたら，なんと細い方にも＋－があり，合計４系統という事が判明。スイッチの再注文となった。

　すったもんだしてやっとこさ結線し，ラジオを鳴らしてみた。まずはスイッチをオフにした。以前，アンテナ線を繋がない状態で聞いたときは，ラジオは受信できなかったので，今回も同様に受信できないかと思っていたら，入るではないか!

　続いてスイッチをオンにしても，結局受信できるじゃないか!

　　　　スイッチの意味ないじゃん!!!

　スイッチの大きさ故に，こんなパネルのど真ん中の目立つところに，たかがアンテナ線用に，AC１００Vでも通せる位のスイッチをつけたのにである。とほほほほ・・・

　

　ところが，翌日出勤中に道すがら試してみたら，オフにすると入らないけどオンにすると入る局があるではないか!特に，NHK-FMがそうなのは大きい。

　　　　やった!意味があった!

　考えたら，きっとシールド線をばらしてただのリード線になっている部分の電線が，短いアンテナになっていたのだろう。電気の導通的には遮断されていても，アンテナ線の役目は果たしていたのではないか。ただし，それだけではダイバーシステムは使えないので，弱い局は入らないということではないか。

　

　ヨカッタ，意味あった。そして，オンオフしてCDを聴き比べると，よーく聴くと違うが，ソースによってはその違いは決定的だ。ホールトーンの広がりに違いが出る。やってよかったが，わかんない人にはわかんないだろうくらいの違いだ。

　まあ，例によって「気持ちの問題」ということで・・・・まあ・・・・・

　よしとしよう。

　同様のことをされる方がおいででしたら，念のためですが，自己責任でお願いします。