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2020年03月09日

サブウーファーの次期設置の構想

サブウーファーの次期設置の構想  サブウーファーの置き方については様々な考え方・流派があって,それぞれ相容れないものがあるように思います。その中には,どんなインシュレーターがいいのかという果てしない試行や,いかに隠すか・見栄えよくするか,逆に見せることに特化するかという問題,また,求める音にも様々な好みの方向性があるように思います。
 そんな中でも自分は「後ろにサブがあることを感じさせない音」を目指して,単に低音を増強するだけでなく,空気感やリアリティを増すために使いたいと思っています。見てくれに関してはあんまり興味がありませんが,機能として,ラゲッジに荷物を積むときには,取り外して荷室をフラットにしたいと思います。

 さて,サブをどう置くかということを考えるとき,自分はホームオーディオで使われる「スーパーウーファー」の設置方法のことを思いだします。超低音をスムーズに引き出すやり方です。

考え方はシンプルです。要は,振動板の動きから発する反作用をガッチリ受け止める、ということを考えていけばいいのではないかと思います。
ホームだったら、重くて硬い床に固定するのがいいと思います。理想的に言えばインシュレーターは使わず「固定」です。インシュレーターというものは,乗っているだけですから,「振動の片方にしか作用がないのだ」ということにお気づきの方がどれくらいいるでしょうか。
それに対して,固定してしまえば「建物からスピーカーが生えている」あるいは「建物の一部がサブのエンクロージャー」のようになります。この時,振動板に相対する重量はほぼ無限大であり、弾性のない床だったら完璧です。そうすると,損失ゼロの素直な音が出て来るわけです。その時は「音色」というものがないはずです。

 そうなんです,超低音に音色を感じる状態はおかしいのです。だから「インシュレーターの鳴き合わせ」ができてしまうと言うことは,どこかおかしいのではないでしょうか。

 サブウーファーの大きな力を受け止め跳ね返す,最高のセッティングは「巨大なマスを持つ固いものに強固に固定」に違いありません。

 まあ,非現実的ですが,発想としては理想です。

一方,これがカーになると話がややこしくなります。言うまでもなく,土台がふにゃふにゃだからですよね。ホームで言ったら,床が畳だったりぺらぺらのフローリングたったりするのと同じです。これがやっかいなのです。

 これが,様々な流派を生む原因のようです。

 でも自分はできるだけシンプルにものを考えたいので,前車では車の中の「できうる限り重くて硬いもの」を探していきました。そしたら、「ボディ」にたどり着きました。ラゲッジの床板ではなく,鉄の部分です。しかもボディの中でもできるだけ頑丈な,ストラットの根元やシートを固定する接合部分にできるだけ近いところを目指しました。



 そこにサブから生やした頑丈な鉄製の足を,ボルトで固定しました。




 すると,・・・・・不思議なことにサブウーファーは存在感を消し,自分の好みの鳴り方になりました。

 ただ,この方法を頭ごなしに批判する人もいて、曰く「どうしてわざわざ振動をボディに伝えるのか」という理屈です。ただ,不思議なことにこういう方々は,「出ている音」に対しては何も言わない(というか無反応。サブの存在に気づかない)のに,その方法を知らせると「そういうやり方は振動がボディーに・・・」という批判を始めるのです。「今聴いてる音が,それなんですけど・・・・何かおかしいですか?」と言いたくもなりました。

 決めつけと聞きかじりの知識に囚われ,自分の耳で判断していないとこうなってしまいます。

 でもこう考えたら発想も変わるのではないでしょうか。

  「木の板にトンカチで釘を打ち付ける」とします。その時、

1 スチール戸棚みたいな薄い鉄板でできた机の上に座布団を敷いてその上で釘を打つ

   ● 音は小さいけれど,釘はなかなか刺さっていかない

 2 同じ机の上に板を直接置いて釘を打つ
 
   ● 1より早く釘は打てるものの,盛大にうるさい音がする。

 3 机の上にカナトコを載せその上に板を直接置いて釘を打つ

   ○ 音はやや小さくなり,スムーズに打てる。

 4 3に飽き足らず,カナトコと机をボルトで固着させ,さらにその接合部近辺に制振材を貼る。

   ◎ スムーズさは変わらず,音が更に小さくなる。

 こう考えると,サブをどう置いたらいいかがわかってきます。

 ちなみにこうするとどうなるかです。

 5 スチールの机の上に,インシュレーターを置いてサブをその上に載せる

 この場合,どんなインシュレーターを持ってきたとしても,なかなか理想の音にたどり着くのは難しいのではないでしょうか。いっそのこと「サブを宙に浮かす(フローティング)」と考えたりします。ただそれは,「手で板を直接持っただけの状態でトンカチを振り下ろす」のと同じです。いかに釘が入っていかないか,想像できます。
 いずれも,動作理論的に間違っているのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
 前車では車体にボルトを留めるために穴を空けたりナットを接着したり,というかなりの「手術」をしてしまいましたが,今回はそこまでできそうもありません。3列目シートの一つを取っ払って,座席の代わりにサブを固定すると言うことも考えたが現実的ではありませんでした。タイヤハウスに構築するというのもいいかもしれませんが,一長一短あるようです。
 なので今回は,暫定手段として,上記の方法で言うところの「3」でいこうと思います。

 「カナトコ」的なものを使うと言う方法です。

                 (続く)

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Posted at 2020/03/09 21:17:44

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この記事へのコメント

2020年3月9日 21:50
以前、サブウーファー積んでたときは、4フィートのツーバイフォー材でスキー板みたいに台を作ってました。直置きよりちょっとはマシでした。
コメントへの返答
2020年3月9日 22:29
それ、自分も考えました。スキー板だけじゃなく、横にも二本渡して井桁にします。そして,スペアタイヤを下ろして,井桁の四つの交点から下方向に四本の柱を立てます。和太鼓を載っける台みたいな感じです。この高さを調節して,ラゲッジフロアとサブの上面をツライチにする,という作戦。ただこの場合,ツーバイフォーではなく(特に縦の柱の方は),もちよっと固い素材を使いたいですね。ただこれ,おおごとになりますよね・・・
2020年3月10日 11:11
自分のような取り付け、昭和の車?は、もぅ少ないかもですねぇ。

あれしか取り付け方法が分からなくって…。
ダブルバッフルで鉄板にボルトナットでガッチガチ固定&それでも足らずに、上からも下からも、鉄板用、M6くらいの1発ビスを10数発打ち込みました~。

悪くはないのですが…、まだまだですねぇ。
コメントへの返答
2020年3月10日 12:14
確かに、あの位置にあるのはあまり見かけなくなりましたよねぇ、というよりは、セダンが希少種だし、しかも昭和の車って、どんだけ貴重なんだか!今の車とは、フレームの造りが全然違うんじゃないでしょうか!
M6十数発って、しかも対ボディと言うことは、多分バッフルを拳で叩いても跳ね返される感じじゃないでしょうか。かえってリアガラスの方の心配しちゃいますよ!

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