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2020年10月09日 イイね!

オフ会したい!! んだけどなぁ~

オフ会したい!! んだけどなぁ~なんとか和やかにやれたらいいなぁ~って,前回からの続きです。

 「なんでカオデやる人は,排他的になりがちなのか?!」
 そうです,お互い相容れない,何ともしがたい「好みの違い」はやっぱり否めません。
 「理想のサウンドが違う」
 「そもそも聴きたい音楽が違う」
 それも当然ありますが,意外と見過ごされている理由,それは
「音の聞き方(捉え方)」の違いではないかと。

 ある曲を誰かと一緒に聴いた後,びっくりするくらい「聞き所(感想の観点)」が違っていた,ということはないでしょうか。オーディオに興味のない人と聴き方が違うのはまだ理解できますが,カオデマニアどうしでも,往々にしてこれは起こります。そしてお互いに「こいつ,いったい何を聴いてるんだ?」と,相手との溝ができていくわけです。

 タイプ別に言うとまず,音楽を大まかに捉えると言う聴き方があるでしょう。メロディーラインを中心に聴き,それ以外は「伴奏」の塊・雰囲気として捉えます。そして聴いた「気分」によって善し悪しを決めます。例えば,ジャズバンド伴奏の女性ヴォーカルを聴くと,ヴォーカルだけを聴いている人。決して悪いことではありません。演歌歌手のファンのおばちゃんたちは,歌い手のちょっとした歌い回しの違いなどに敏感に反応し狂喜乱舞します。大いに味わい,楽しみますが,バンドの楽器や演奏などについては意に介しません。いわんや,定位や音場なども眼中にありません。感覚的で素朴な聴き方ですが,山下達郎のライブの最前列で,達郎本人より大声で歌いまくって,達郎に注意されるような人だったりします。そして「音楽は楽しけりゃいいじゃん?」を決め台詞にしています。
 またある人は,やたら「情報量」とか「レンジ」にこだわります。風景写真を見て「画素数」やレンズの性能ばかりを気にして,作品の構成美などには目が行かない人です。またこういう人は,「装置(機材)」固有の音の違いにも敏感で,人のシステムを素早く目視チェックし,ドアのビビり音を手で触って確認したりしてしまいます。
 逆に,演奏される曲についての思いや知識が先行する人もいます。指揮者は誰で,オケはどこどこ,なんチャラコンサートでのライブ録音なので,いつもよりテンポの変化が激しくて燃えるよなあ,これに比べたら○○指揮の演奏はつまらない,みたいなことを言います。オーディオ的には「音色的な音質」を優先して聴くタイプで,つまり,ステレオである必要をあまり感じない人です。なのでもちろん,サウンドスケープというか,音場については頓着せず,「そういうのは音楽とは違うんじゃないの?」という認識です。

 他にも,「特定の楽器にしか興味を持たない型」とか「理念先行型で,聴いてるようで聴けてない人」とか「どんなタイプの録音,音楽・音源であろうが,自分の理想とする鳴り方になっていないと気が済まない人」などなど,まあ他にもたくさんありそうです。

 ところでこんなタイプもいます。「聴き方のハイブリッド型」という人です。聴いていく間に,様々な聴き方を切り替えながら,横断的に聴き取ることのできる人です。音質面のことから演奏の善し悪し,楽器の配置,種類,それぞれの練度,音場の広さなどサウンドスケープのチェック,聴いたことのない曲だったら楽曲分析,などなど・・・・こういう人は,聴いた後のコメントを聴くとよく分かります。実に様々な面から聴き取っていることが分かります。誤解されがちですが,とても知的な聴き方ですが,右脳もちゃんと働いており,情緒も感じています。もちろん楽しんでいないわけではありません。こういう人は,訓練を受けた専門家に多いですが,もちろんアマチュアにも「手練れ」はいます。

 「損得勘定」とか「業界内のパワーバランスへの忖度」のハイブリッド型が昨今は増えている,なんてこともあるのでしょうかね!

 ところで,聴き方にさまざまな「流派」があって当然なのは言うまでもありませんが,ここではっきりさせたいのは,それぞれはどれも「あって然るべきものだ」ということです。あるのは,感覚的なのか情緒的なのか,はたまた分析的なのか,単一なのか複合なのかの違い,そして,もうひとつ

 歴然とした「技量の高い低いの違い」はあります。

 ですから,例えば一番最初の「天然派」の人がよく言いがちなこと,「自分たちは純粋に音楽を楽しんでいる。あとの人は頭でっかちだ。」という批判は,全く的外れであるということです。あなたの聞き取れないことを聞き取れている人がいる。あなた以上にあなたとは違う側面からも音楽を楽しんでいるかもしれない,それがあなたには分からない・できないというだけ,という歴然とした事実です。
 こうしてみると,「聞こえ方の違い」というのは,ある意味「人を区別する」ことになってしまうのかもしれません。
 だとしても,です。この「違い」でさえも,自分とは違う価値観から出た言葉を「ああ,そういう聴き方もあるのか」と認められれば話も弾むのですが,相手の言葉が理解できないことによって反発したり,けなすことによって,袂を分かつことになってしまう・・・・こういうのが残念なんです。
 霊能者には常に霊が見えているんでしょうか。自分はその能力がなくてよかったって思いますし,その人が「見えた」ということに対して反発も非難もしません。「そういう人もいるんだな,本当に」と思うだけです。
 
 
Posted at 2020/10/09 20:34:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | カーオーディオ | クルマ

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 2019.8 250000㌔を共にした前車から乗り換え,スバル エクシーガクロスオーバー7で,新たな旅に出ます。  ※ 2020/08/05 東北遠征2...
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