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2022年10月14日 イイね!

こういうことを大事にしてます ②

こういうことを大事にしてます ② 「カーオーディオ指南で、不思議なほどにあまり語られないこと」を中心に書いています。
 こんなことやってるのは自分だけではないだろうなぁ~・・・などと思いつつも、「ああ、それ常識でしょ」とか、「長いことやってきたけど、全然知らなかった!」みたいな、いろんな感想を聞きたいと、素直に思っているからです。

 いわゆる「コロナ下」なんで、孤独なんですよねぇ~
 自分、ショップ派でもないので。

 それとですが、今回自分が書いているいろんな備忘録的な内容を抜きにして、いい音が得られるのか?という疑問です。
 「そんなわけはない」と、自分は思っています。

 カーオーディオに於いて「ポン付け最高音質」は成り立つのかどうか?

 例えばですが、ホームオーディオだったらの話です。結構まあまあな装置を買ってきましたと。部屋は新築のリビング。
 まず考えるのはレイアウトですね。それが決まったら次は「じゃあその装置を、どんなものを使って、何に気を付けて設置するか」ですよね。

 スピーカーを床に直置き、
 レコードプレーヤーやCDプレーヤーは座布団の上、
 アンプはスピーカーの上に載せる。。。

そんな置き方するわけないですよね。
なんでかっていうと「それでまともな音が出るわけがない」ことは容易に想像できるからです。スピーカーの置き方ひとつにしても、どんだけ気を使わなくちゃいけないのかなんて、常識ですよね。
 じゃあカーオーディオではどうでしょう。「置き方」にどれほどの「気遣い」があるか?
 アンプやプロセッサー、DSPも振動に影響されるはずですが、どんな置き方をしていますか。
 なぜそれが大事かというと、カーの装置だってやっぱり振動の影響を受けるからなんです。
 ただここでいう「振動」を、「=走行の振動だけ」ととらえると→「振動吸収素材、クッション」みたいな発想になってしまいますが、実はそれは片手落ちです。音を鳴らす=発信機、それもかなりの出力をもった装置が発するであろう振動、スピーカーだけでなく、装置そのものが自分で発している振動も、実は大事な要素の一つなんだと思います。
 そして、装置に直接触っている物の「固有の音」は、音色に乗り移ってきがちだと自分は思っています。スピーカーのバッフル(リング)が、木製・金属製・人工大理石(これには大理石は使用されておらず、樹脂の一種である)・プラスチック製、と変わると、再生音もそれっぽくなりますよね。アンプなどのインシュレーターも然りです。そういう「装置を直接支えているもの」の素材によっても、音が変わってくるのです。衝撃吸収素材を使うとそれらしい「吸収された感じ」、要は死んだ音になりがちではないかと。
 さらに、ケーブルや光ファイバーなどが、振動を拾うとノイズになるんですよね。静電気の影響も大きいですが。
 あと、バッテリーに直接触る、要は取り付けステイですが、本体との間に黒檀の板を挟むと響きがよくなったりします。冒頭のタイトル画像がそれです。
 あと、そのバッテリーも車両に直接置くのではなく、インシュレーターをかますとよい結果が得られました。

 ところで、自分が各機器に多用しているそのインシュレーターは、ドライカーボン製です。でも低価格のもので、実は自転車用品の「カーボンコラムスペーサー」というものです。
 上述しましたが、素材の固有の音は色として音に乗るので、なかなかインシュレーターの素材選びは難しいのですが、高密度系木材のナチュラルさに加えて、スピード感や抜けの良さを兼ね備えているので、自分はカーボンが好きです。それに、コラムスペーサーはミリ単位で高さが選べるのも便利なんです。


 特に、まずは音の入り口が大事と思っているので、まずはここに挟みました。

 見えづらいと思いますが、上下二段ある上がCDプレーヤーで、下側のはウォルナットというムクの木材の塊です。その塊の上に、カーボンコラムスペーサーを四隅に挟んで(ずれてこないようにして)乗っけています。
 これを最初にやった時はびっくり仰天の変化でした。「ホームの基本通りに置くべきだったな」と。

 「ホームはホーム。カーオーディオはまた別なんだ!」って力説してる人、よくいましたが、どんな勘違いからそうなったんでしょう・・・

 話を戻して、カーボンインシュレーターですが、メインバッテリーでも効くくらいですから当然,サブバッテリーの下にもひいてあります。が、見えません。すみません。

 アンプ類も、できるだけ音のいい木材をベースにして、カーボンインシュレーターを介して固定しています。

 振動対策として、本当はケーブル類、特に微小信号系のものは「空中配線」をしたいところですが、まだそこまではやれていません。ケーブルのプラグにこだわってらっしゃる方は、それがケーブルの振動対策になっていることに気付かれていますよね。
 高級品でなくてもいい、とにかく不要振動をどう抑えて拾わせないかが大事なんです。プラグの中に木綿の綿を詰め込んだりするのも、それなんだと思います。

 というわけでして、自分が大切にしていることは、こういうような原理原則に基づいたやるべきことを、愚直に施していくことです。それでもって装置の良さを最大限に引き出してやればよいかと。装置の良し悪しをうんぬんするのはその後ではないかと思っています。

 

 

 
 
Posted at 2022/10/15 21:59:59 | コメント(0) | カーオーディオ | クルマ
2022年10月14日 イイね!

こういうことを大事にしてます ①

こういうことを大事にしてます ① ネットで見られるハウトゥーいい音、このショップがいい、こういう製品を入れるといい、ハイレゾだからいい・・・ビギナーさんや、そうでなくても道に迷っている求道者、ひとつコンテストにでも出てみようかなんて野心に取りつかれてしまった人にとっては、目の毒な情報ばかりです。
 
 別に自慢話をするつもりではありません。もしもお困りの方がお読みになって、「ああ、こういうことも案外大事なんだな」というふうに思っていただければ幸いです。
 既にご存じの方には何を今さらの話ですのでスルーしてくださいませ。

 大きく分けていくつか要素があるのですが、その1は「ノイズがなくクリーンで、余裕のある電源を確保すること」です。
 
 タイトル画像のバッテリーから出ているケーブルですが、ここまで太くするのは趣味の領域なので、まあ好みです。それよりも何よりも大事なのは、車体を巡っているノイズの乗った電気から、いかにクリーンな電気を入手するか、です。

 まずは、ネットで散見される「バッ直」というやつをやりまして、その先はここへもって来ます。

 安定化電源というやつです。これを介することでひとまずノイズの少ない電気になると。また、電圧変動もなくなるということです。
 ここを通って次はここに来ます。

 サブバッテリー、要はオーディオ専用のバッテリーです。そしてこれが重要です。

 全てのオーディオ機材への電流は、このサブバッテリーから供給されている、ということです。
 よく「マイナスは車体のアースへ落とせ」と言われますが、それをやったらせっかくの「ノイズ断絶(フローティング)」が「パー」になってしまうので、機器からのマイナス線も、全てサブバッテリーまで戻しますし、バッテリーから安定化電源のマイナス、そしてそこから+と同じ太さのケーブルでメインバッテリーのマイナス端子まで戻しています。

 さらにまだポイントがあります。これだけ気を使っても、車体側から直接来る電源を、機器のどこかに通してしまえば「パー」なのです。例えばここ。

 わかりにくいですが、これヘッドユニットの側の取り付け金具です。普通に取り付けると、ヘッドユニットからこの取り付け金具とねじを介して、車体と導通してしまうのです。だから、ここも車体とは絶縁します。絶縁テープを挟んだ上に、プラスチックねじで固定しています。
 次にリモート電源。つまり、各機器の電源のON/OFFをする電流なんですが、これを直接車体からのアクセサリー電源から取ったら「パー」です。なので、リレーをいくつか使って、「車体からの電源ON→リレーが導通→サブバッテリーからのクリーンな電源がリモートに流れ込む→機器がON」というふうにします。
 もちろん、上記に使っているケーブルの銘柄、太さなど、様々な要素もありつつ吟味しますが、基本的にそこまで高額なものは必要ありません。ここがまたネット情報では「高いものを使えば音は良くなる」とされていますが、要は「使い方」の方が優先で、モノはそこそこでも十分、ということになります。

 つまり、自分の車のオーディオの電源は、供給こそ車のバッテリーからされていますが、「安定化電源」というひとつの「出島」だけを介していて、他の部分は一切車体と触れていない構造になっています。ラジオのアンテナ線も車体には繋げていません。なので自車ではラジオは聴けません。

 ネットで散見するハイレゾはなんちゃらだからビット数がなんちゃらみたいな論議には、「車体から混入してくるノイズがいかに悪さしているか」という重要なポイントが抜けています。高級機材はノイズに強いというのもあるそうですが、どこからともなく忍び込んで音を汚しているのがノイズなんです。ラインケーブルがアンテナみたいにノイズを拾っていたこともありますし・・・おっとこれは電源の話じゃないですね。まあ、そっちの対策もしないといけないんですけど。
 
 長いのでいったん切ります。「機材買い替えたのにちっともよくならない!」みたいな方には一聴の価値ありかも、と思い書かせていただきました。

 次はまた別な「ネットに出てこない→儲けにならない」話ができたらと思います。
Posted at 2022/10/14 21:12:13 | コメント(1) | カーオーディオ | クルマ

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