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tetsunobuのブログ一覧

2017年09月28日 イイね!

自分なりにだが,腑に落ちたこと。





 「顔はめ」だ。顔の主は息子。
 この状態で主がしゃべると,まあほどほどに声は明瞭に伝わってくる。

 ボードの面よりも口が外に出ているからだ。

 でも,少し後ずさって,顔をボード面より下げると,声の通りはどうなるだろう。

 やってみたことないから一度やってみたいのだが,1㎝下げたら・2㎝・3㎝・・・5㎝と下げていくと,
恐らく声は・・・・・この場合単純に小さくなっていくのだろうか。

 口から出る音波は多分,広指向性で半球状に広がっていくだろう。だから,顔を後ずさっていくと,穴に遮られる音が増える,ということだろう。
 で,板の裏側で跳ね返された音は,息子の後ろの方に消えていく。

 じゃあ,ボード面から顔を3㎝くらい下げた状態で,息子が両手を「ヤッホー」みたいにメガホン状にしてしゃべったとする。

 いわゆる「サウンドガイド」みたいなことだ。

 すると当然,ボードに反射される音は減り,穴を通過できる音の量は増える。

 単純な話だ。

 ただ,声は少しくぐもったようになるだろうし,掌が反射できる音の成分は中高音に限られていると思うので,低音に関しては効果はないだろう。でも子どもの声だから,低音はないのでまあいい。

 それに,掌の素材は声の主と同じ素材なので,反射波の成分に付く音の癖は,そんなに気になるものにはならないだろう。


 何の話かというと,車のインナーパネルとスピーカーとの位置関係のことだ。
 アウターバッフルをよしとせず,あえてインナーバッフルにスピーカーを付けていて,都合上インナーパネル面にスピーカー面が届いていない場合の話。
 でも,スピーカーとインナーパネルの間に,ホットケーキを焼くときに使うような「はちまき状」の「サウンドガイド」を付ければ,「ヤッホー」と一緒で,インナーパネルに跳ね戻される音も減るし,それがドア内で共鳴し合って音を濁すことも減るだろう。

 これを「音飛びが良くなった」と捉えることもできる。

 ただ「顔はめ」の時と違うのは,ドアスピーカーではかなり低い周波数の音も「ガイド」で跳ね返す必要があること,
 あと,「ガイド」の素材がプラスチックだったりアルミ箔だったり,要は「非ハイファイ素材」である場合,その素材の嫌な音が付帯して癖が乗ることだ。
 
 なにせ,音源に最も近い箇所だし,もろに一次反射音なので,影響は大きいはずだ。

 その素材に関して,世に出回っている「楽器」といわれるものに使われているものを,つらつらと思い起こしてみた。クラリネットやリコーダーの安物に「音質に考慮された」プラスチックが,キーボード等の電子楽器のケース等にプラは使われている。金属については,パーカッションは例外として,金管楽器やサクソルン族の真鍮は,その固有の音をも楽器の個性の一つとして音作りがされている。ギターやフィドルの弦が鉄だったり,ヴァイブの音板がアルミニウムだったりするのも,同じ理由なのかも知れない。
  
 子どものおもちゃには,プラスチックのラッパなどはある。

 なので,それ用に吟味された素材が使われたものでなければ,
 楽器と呼ぶことは難しい,と自分は考えている。
 響きを有効に使う,という発想ならばなおさらだ。

 でも車の素材に,非ハイファイとか言ってられないのも事実。

 だから,「調整」というか,響きの「いなし方」が必要になってくる。

 で,うまくいなされたもので聴くと,それなりに聴こえるということで,

 それをオーナーは「楽器状態」と言う。


 そういうことなんだ。

 やっと一人で勝手に腑に落ちた。

 
 

 
Posted at 2017/09/28 16:50:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | カーオーディオ | クルマ
2017年09月26日 イイね!

なんとか間に合った

なんとか間に合った カヤックと自転車の間に載せるルーフキャリアを自作し,そこにファルトボート(折り畳み式のカヤック)を載せる。



 1泊2日で熊野川まで行くのはなかなか強行軍だったが,なんとか到着。ちなみに,三人でカヌーのはずなのに,パドル(櫓)をいつものごとく2本しか持っていかなかったため,途中で現地のインストラクターに借りることに。



 全てはこのため。実に7年ぶりのカヤック。


 3人一緒に写真に納まることはできなかったが,今回も息子は上機嫌。


 キャリアは全く頑丈で問題なし。めでたしめでたし。



 次のカヤックは、来年になるのかな?
Posted at 2017/09/26 20:38:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIY | クルマ
2017年09月12日 イイね!

北陸~信州ツアー2017⑤

  「王ヶ鼻」だ。松本方面から見ると,人の鼻のように見えるかららしいが,実はここへ来るまでが結構はらはらだった。濃霧の美ヶ原林道の登りはきつい。きっと初めてここを「美ヶ原」と名付けた人も,こんな濃霧の中を不安げに登ってきたに違いない(もちろん車じゃなかったろうけど)。

 老体に鞭打ってやっとこさ登り切ったランカスターに感謝。そして,見覚えのある道を歩いて,やっと辿り着いた。
 霧が晴れ始めた。すると急に高度感が凄く,慣れない息子は斜面にへばりついて,二足歩行ができなくなった。


 この石碑たち。初めて自分がここへ来たとき,もう数十年も前のことだが,霧の中から突然これが現れ,同時に一吹きの風と共に霧が晴れ,遙か彼方にアルプスの絶景が飛び込んできたのを思い出した。
 ここへ来るといろいろ思い出してばかりいる。

 その時自分は一人だった。そこへ今,家族で来ている不思議。
 想像もできなかった。
 


 王ヶ鼻から王ヶ頭への新しい道ができていた。歩きやすく景色もいい道なのだが,慣れない息子は,母の手を離すことができない。
 でもいつか,繋がなくてもよくなるのだろう。
 そういうもんなのだろう。
 覚悟しておかなくては。


 ここは本当に「アルプスのテラス」にふさわしい。そうだった,初めてブロッケンを見たのもここだった。


 珍しく人に頼んで記念撮影をする。


 久々の夏空だ。何日ぶりだろう。

 
 いつもながら,ほんとに長々とスミマセンでした!

Posted at 2017/09/12 16:48:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2017年09月12日 イイね!

北陸~信州ツアー2017④

 さよなら黒部川。べたの記念写真を撮ろうとしていたら,1年生のくせにかっこつけてキメ顔で写ろうとするので,シャッターの瞬間に

「う○ち!!!
ち○こ!!!」と叫ぶ,

      「必殺下ネタ撮影」でこの顔だ。

       ザマミロ。


 忘れていたが,ここの露天風呂もよかった。ただ,風呂は画像がないので記録に残りづらいのが難点だ。奴は最近,女風呂に入りたがらない。かっこつけなくてもいいのに。かわってあげたい。
 


 さて,黒部市から松本市まで行くルートは二つある。自分は「反時計回り,奥飛騨経由」で行きたかったのだが,なんと息子が「黒四ダムに行きたい」と言い出したので,急遽時計回りルートに変更。自分的には「もうダムは充分」だったのだが,まあ仕方ない。
 このミュージアムへ来るまでに,親不知・子不知などを経由してきたが,もう一カ所通ってきた。それは,少し前に大火事のニュースで流れていた糸魚川市だ。たった一軒が出したボヤが原因で,街全体が火に包まれるなんて,現代でもそんなことあり得るのか,とびっくりした。
 火事場を覗き見する野次馬みたいでなんだか気が引けたのだが,通り道なのに避けていくこともないだろう。それに,これは「見たいもの」ではないけれど,「見ておくべきもの」じゃないかと感じた。
 車でざっと町内を回ったぐらいだが,まだまだ爪痕は残されたままだった。家族みんなひたすら黙って見ているしかなかった。




 フォッサマグナというのはかなり広い帯状の範囲のことで,糸魚川~静岡線は,その西側の輪郭でしかなく,東側にもう1本「柏崎~千葉構造線」というものがあるのだ,というのを今回初めて知った。そして画像の大石は「チャート」というもので,フォッサマグナにはチャートがかなり関係しているらしく,館内はチャートだらけだったがあんまりよく分からなかった。


 その後,ひたすら走ってなんとか辿り着いた,ご存じの光景だ。新たに展望台ができていて,ダムがより間近に見える。最終便の時間だったので,観光放水が止まる瞬間を目撃できた。


 もう周りにあんまり人がいなかったので,やりたい放題。それにしてもこの笑顔。そういえば奴は,「巨大重機」とか「最強危険生物」とかが大好きだ。ここはそれと同じ感覚なのだろう。



 イッテQで,みやぞんが屋根の上を鳥になって駆けるシーンのまね。



 ただ息子よ,ここを作るのにこれだけの人が命を落としているんだ。考えた人,作った人,今ひきついでいる人,みんな責任感に溢れた立派な人たちばかりだ。だけど,そうしてできたこういうものは,確かにいい面もあったけれど,必ずしもそればっかりだったとは言えないものなんだ。それに,将来ここはどうなっていくのだろう,どうしていくべきなのだろう,そういう難しい課題は,おまえたちの世代に課されていくことになるんだ。こんなに多くの人の苦労と努力で作り上げたものなのに,だ。

 おまえなら,どう考えるか?



 そんなことを思いながら,帰りのトロリーバスに乗る。
 
 松本の狭いシティホテルに着き,久々の都会の空気を味わう。

 明日は最後の訪問地,美ヶ原だ。
 
 自分にとっても思い出の地の一つだ。
Posted at 2017/09/12 13:48:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2017年09月11日 イイね!

塗ってみました!

塗ってみました! ただそれだけのことなんですけどね・・・・・・。

 今週末はいよいよ,親子三人で初カヌー,in熊野川の予定です。

 それに向けて・・・!?

 天気はどうかなぁ!!
Posted at 2017/09/11 00:20:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | DIY | クルマ

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「以前そこでキャンプしました。明け方、強烈な南風でテントとタープを家族で必死に押さえつけて凌ぎました。標高高いので、風が吹き出すとしゃれになりません。今夜中に荷物を車内にお片付けを強くお勧めします。温泉は荒天でも入れますからね、キャンプ場の割引券で!!」
何シテル?   08/19 20:41
 2019.8 250000㌔を共にした前車から乗り換え,スバル エクシーガクロスオーバー7で,新たな旅に出ます。  ※ 2020/08/05 東北遠征2...
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キャンプ&カヌーでアウトドアの足として,普段はオーディオ車として活躍中。画像は錦川遠征の ...
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