2022年06月18日
この記事はあまりにも血なまぐさい画像が入るので文字中心で書いてます
自分が厳冬期登山にいったら
物凄い人数のレスキュー、山岳会
そして頭上10mには県警ヘリ
見つかることを祈ってました(その日は引き返しました)
どうなるか、知ってる体験談を
ヘリチャーター300万円~(県警ヘリは別ですが2日程度しか飛んでくれません)
ボランティアにだす日当もすごいことになります一人2万以上
北アルプスなどの奥地はさらに高額になるかもしれません
さらに
死亡確認が出来ないので死亡保険は7年先まで出ません
会社は無断欠勤扱いで数か月後には解雇、退職金も出ないことも
山岳保険入っていれば補填できますが
のこされた家族は。。。。。。
コロナ騒ぎで登山がブームですが単独登山は危険です。メジャーな低山(1000m)でも同じです。山は彼らの住み家なのです
その訳は次の体験から書いてます
悲劇は3人程(別々ですが)近い知り合いにありましたが、どうすることも出来ません
熊にやられたか、滑落か
最低限、山岳保険の加入、YAMAPで入山届、救助用GPSビーコン
厳冬期ならなおさらです
死んでも自分を見つけてくれなければ遺族が路頭に迷います
googleは携帯位置情報を絶対に開示しません
裁判所の開示請求したころには遅すぎます、時間がかかります
YAMAPなら位置を共有できますのでお勧めです
ここで熊の豆知識
【その1】
6月 10月は熊さんとの遭遇確率が高くなります
特に6月は注意
ひっかかれたりした場合、6月の熊は血を舐めるしゅうせいがあります。
これは
オス熊は小熊を連れた母熊を追います
小熊がいなくなると、メスは発情するためオス熊は交尾をするため小熊を殺します(これが血を舐める習性になってるのでしょうか)
なので子連れに遭遇する=オスぐまが近くにいるかも
【その2】
早朝の川筋、山と山の間にある窪みで、なおかつそこが林道や登山道は超危険
草原や平場、笹が鬱蒼とした平場は熊も逃げるところがないので執拗に襲ってきます
反対に山では一瞬だけ威嚇して逃げます
【その3】
鈴は人間の存在を教えるだけなので熊は逃げません
ラジオの大音量は北アルプスで熊がパニックを起こし数十人が犠牲になりましたのでお勧めしません(ばったりと平場で出くわして熊の逃げ場がなかった場合)
グリーズリーは銃を発砲すると逆に向かってきます
奴は大胆不敵で火を恐れません。
興味が優先するぷーさんみたいなもんです
どんな音がしても逃げずにだまーって、見てます
機械的音では逃げません
食事が優先なので(笑
逆に大声での会話は効果的です。
特に複数人のおばちゃんたちといると安全です
なんせ、うるさいので(((´∀`))ケラケラ
犬がいいのではと思うあなた、やめたほうがいいです!犬を連れて行って、熊に出くわすと、熊が犬を追いかけた場合、主人の元に戻ろうとする犬を熊が追いかけ、その結果、自身が襲われます
連れていくなら数匹のマスティフとか土佐犬、秋田犬じゃないと歯が立ちません
猟犬は熊の匂いを覚えさせるので、狩りに慣れたいぬなら別ですが匂いを知らない犬は吠えまくって、熊を興奮させます はぁはぁって感じで
【その4】
弱点は!!嗅覚が人間の2000倍!!
これを利用します
なので熊スプレーが一番
向かって来たら
5mでシュッと一吹き
4mで
3mで
2mで一吹き
全量噴射は危険です(奴は時速60kmで突進してきますし4秒しか噴射できません)、適時に細切れに噴射です(自分が風上なら有利ですが風下なら自分が浴びてしまうので有利なポジションをできる限りとります)
そして
【その5】
木と同化して横に動かない!絶対に背を見せない
威嚇しない
目を必ずそらすので、そらしたら動く
特に横の動きには敏感に反応します
横に逃げると反応します
よく言われる、あと退り
必ずひっくり返ります
で
頭をゴチン
【その6】
絶対絶命な至近距離
最後はストックで顔を突く!!突く
数人で手を大きくウェアも含めて振りかざす
大きいものを見ると逃げる場合があります
叩くのは熊は慣れてるので、慣れてない突きが効果的です
なので自分はストックを必ず2本携行します
枝でもいい、1本がプロなんて言ってる方、身を守る道具を持っていないのとおなじです
【その7】
リュックを取られたら、取り返してはいけません
自分のものに異常に固執しますのでどこまで逃げても追いかけてきます
(福岡ワンダーフォーゲル部の悲劇参照してください)
山中のお墓詣りで襲われるのは、この習性から食べ物に執着するからです
※お墓詣りで襲われた人を救助にきた警察、レスキュー全員が襲われた事例あり。襲われた人は既に食害にあって無残な姿でした
一度人を襲って食べると繰り返します(4年前に秋田食害が多発)
で食べ残しは土を掘って埋めます(饅頭と言われます)
【その8】
饅頭をいじったり、近くにいたり、掘り返すと猛ダッシュで熊が襲ってきます
饅頭を見つけたら直ぐその場から立ち去りましょう
春先の残雪がある岩場の隙間は覗かない、近寄らない、これも鉄則
【その9】
罠にかかった鹿を足だけ食いちぎり、足だけ残して持っていくパワーがあります
襲われて巣穴に持っていかれたら見つかりませんし、たいていは堀った穴に隠して饅頭になります(捜索でも見つかりません)
【その10】
12月20日に穴に入り3月20日に出てきますが若熊は越冬しない場合があります
これも要注意
【その11】
ニス塗りたて独標も熊を引き寄せます
必ず爪を立てたり、かじったりして匂いを消そうとします
特にガソリンの匂いはハチミツと勘違いすることがあるのでキャンプ場でバーナー燃料のガソリンをまいたり、ランタンへの入れ溢しは注意です。LEDがいいです
※食べ残しの放置は熊を寄せ付けます。特に上高地や北アルプス(同じ?)では残飯入れを持参したほうがいいです(匂い防止)
【その12】
熊はどんぐり食べるために木の上で枝を引き寄せながら食べます。この結果草木が丸く集まります。これを見つけたら近くにいます
上越、尾瀬によくある春は姫竹、水芭蕉の若芽、秋は山ぶどう、彼らの大好物です
食べた跡を見つけたら直ぐに立ち去りましょう。食べ物に執着するので襲われる確率が高くなります
自分は歌いながら下山していた途中で、木の上から降りてきた食事が終わったと思われる熊に遭遇しましたが逃げていきました
ドスン、だだだだー----って感じ
対応はケースバイケースですが覚えておいて損なしです
話を戻すと
知り合いはすべて笹が鬱蒼とした平場に近い尾根筋で行方不明になってますので熊でしょう。
ヘリ、ドローンを使っても饅頭になっていれば見つかりません
みなさんも単独ではなく数人で山を楽しみ、健康で、無事に帰るように経験談でした
(^^)/
Posted at 2022/06/18 12:50:56 | |
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