スーパーライブサウンドの音がクソな件
原因が判明
こいつが犯人
センタースピーカーです
ダッシュボードの左右と同じ4Ωのスピーカー
センターは定位を出すためにサラウンドオフでも鳴らしてますが、耳を傾けると
妙に篭っている・・・・・・・
こいつが、もしかしたら原因かなと1時間程試案・・・・・
もしかしたら、音が中音域よりのため、もしくは高音域が減衰していてにエコーが再現できず広がり感がない音なのではと
今まで聞いていると感じることは
・全体的に音が全てにおいて、こじんまりしてる、濁っている
・女性ボーカルの息使いが全く感じない、エコーすら判別不可能
・クラシック聞いてても感動がない、オケの雰囲気が全く伝わらない
・小さい音の楽器が聞こえない、殺されている
・ドラムの音が全然イケてない
ネットでも、広がり感がないと大多数の方が指摘しております
【引用】
サラウンドでは、ステージ上では一つだった音源が「フロントスピーカー(2本)」と「センタースピーカー(一本)」の3本に分割されてリスナーに届きます。分割された音が無理なく一つに戻るように、L/C/Rのスピーカーは「音色のマッチング」を重視して選びます。例えばツィーターの材質を、L/C/Rそれぞれ「ソフトドーム」あるいは「ハードドーム」で「統一」するなどの配慮が必要です。
とありますので、メーカー側の設計思想は間違ってませんが
センタースピーカーの音はフロントガラスで反射
センタースピーカーの高音側はグリルで拡散
スピーカー下は筒抜け
センタースピーカーの全面にはモニターがあって音をさらに遮蔽拡散
左右のスピーカーよりも悪条件ばかりです
これを補正するのがプレミアムサウンドなのでしょうね~
と、考えていたら、スピーカーグリルが高音域に悪さをしているとブログを見ていて、閃いたわけです
そこで!!!
ダッシュ左右に入れて、イマイチだった
JL Audio C2-400X(左側)
買って後悔していて、ヤフオクで売るところでしたが・・・・・・・
モノは試しということでセンタースピーカーを交換したら大正解
こいつをセンターにぶち込んだら
驚き!!!
凄いです
デンソーのアンプってこんな感じで鳴らせるの!!
リアルです
まんまスーパーライブサウンドの名前に恥じない音に激変
DSPバリバリのサイバーナビ+Focal+カロツェリア薄型HiFiサブウーファー
これ以上の音です
ボーカルの生吐息が目の前で聞こえます(エロいです)
以前は聞こえなかったボーカルにエコーが入ってるのが分かります
バス、スネア、ハイファットがリアルに聞こえます
ジャズなんかはライブハウスみたいに聞こえます
クラシックはコンサートを聞きに行った感じで特にピアノソロは最高
サクスフォンは生唾が出ます
眼を閉じで聞くと、夢の中で音楽を聴いている感じ
と、個人的な主観ですが(笑
この組合わせの弱点は、スピーカー(JL Audio)の能率が低く、純正マルチ、スーパーライブサウンドのセンター音量は調整出来ないくらいです
自身をもってお勧め出来る弄りメニューです
システムは次の組み合わせ
リアのフルレンジ出力に薄型サブウーファーで余韻を味付け
リアドアツイッターのコンデンサを撤去
インピーダンスを合わせるためネットワーク(Focal PS165V 2Wayスピーカー付属品)追加
注意!リアドアミッドバスとツイッターを直結すると、インピーダンスが2Ωになりアンプが焼けます
リアドアミッドバスをFocal PS165V(生産中止になっているかも)に換装
参考(自分ならこの位は請求すると言う主観的値付け)
リアスピーカー Focal PS165V 36,000円(値引きなし単価)
配線加工(ハンダ仕上げ含む)+デットニング(Audioテクニカアクワイエ制振処理+レアルディフージョン) 30,000円
ワンオフインナーバッフル(パーチ材)20,000円
サブウーファー カロツェリアTS-WH1000A 56,000円(値引きなし単価)
配線加工 30,000(トランク内装分解組立、バッテリー直結、リアシート取り外し、配線引き回し)
センタースピーカー JL Audio C2-400X 21,000円(値引きなし単価)
配線加工 5,000円(パネル取り外し、ハンダ仕上げ含む)
音場調整 20,000円
諸経費+消耗部材費 数万円
ご請求
17万円~20万円♪
チャリ~ン、毎度(^^)/
DIYなら
格安仕入れで6~8万円程度+汗と涙の苦労代
プロショップに依頼すると多分この位は請求されるかも(笑
※DIYならプレミアムサウンドのオプション費用以下に出来ますし
材料費のみでスピーカーも安く買えますので激安?で仕上げられます(^^)/
ーーーーーーーーー【分解忘備録】--------------
取り外しにはパズルを解かなくてはならないので、コツが必要なので以下は忘備録です
写真はセンタースピーカーパネルですが、このようには外せません(写真は外し終わったパネル)
このパネル外しには問題があって、
1.照度センサーがパネル左右にそれぞれ入っている
2.センサーはコネクタを抜かないと外れない
3.センサーケーブルが、かなり短い
この理由でパネルが取れません
このため以下手順で分解します
1.内張り剥がしでフロントガラス側カバー左右を浮かせます
2.ナビ側左右を浮かせます
3.フロントガラス側を高めにして斜め状態でフロント側に押す感じで抜き取ります
※センサーが邪魔をして完全には浮きません
※シリコンゴムシーリングでカバーに振動異音防止対策されてます
4.外れたら、少しの隙間しかありませんので、どうにかしてケーブル2本を出さないとコネクタを抜けません。
なので、ケーブルの束を引っ張ります
※注意!!!コネクタそのものを引っ張るとケーブルが切れるか端子が壊れますので束側を手加減しながら引っ張ります
5.若干の余裕が出来ますので、前方から見てコネクタ手前側にあるロックを内装剥がしの尖った側で押し込むとコネクタが外れます
6.同様の方法でセンサー2個のコネクタを外すとパネルが外れます
7.スピーカーを外します
※注意!!固定ねじを落とすと最悪ショートさせますので落とさないように
※ナビ取り外し+上段のモニタ分解をしない場合の近道分解方法です
【総評】
純正はパワフルな曲をフルボリュームで鳴らしても音割れしないのは驚きである。
これはTNGA思想による車両剛性の向上が寄与していると思われる。
ただし、このシステムにも限界があり、後付けのオーディオシステムのようなパワー感は純正のままでは表現出来ない
クラウンを購入してすぐさま音楽を様々なジャンルで聴いてみたのだがジャズ、オールドロック。特にクイーンなどの楽器数が少ないサウンドは上品に奏でる
但し、オクターブヴォーカル+ベース+ドラムというパターンの曲については、楽器の音分かれ感や残響の雰囲気などに問題を残しているが、大抵のリスナーの感触・感想は悪くはない答えが返ってくる。
この理由をひも解くと、設計思想としてはいくつもの音源やコンサート等を研究し残響特性などを研究してきたDENSOの技術力に鍵がある。
カタログには記載されてないが研究論文によるとシステムはDSPを使って定位を作り残響特性を付加している。
良い意味で言えばTOTO等のドラムを相当効かせたパワーミュージックを聴いてみるとフルボリュームでの破綻はないのは純正として考えれば210クラウン以前のサウンドシステムより格段に進歩したと言っても過言ではない。
このシステムには最大の弱点があり、様々な曲を聴くと分かってくるのではないだろうか。
例を上げるとすれば、音符の少ないスローな曲で、オーディオにとって一番厳しい中高音については密度感少なめで広がりが少なく、これがSNSで指摘されている最大の弱点でもある。例えるならば高級システムが10畳の部屋で聞いてる感じが、スーパーライブサウンドは横幅が半分になったような部屋で聴いている感じになってしまうことである
この原因はセンタースピーカーの指向特性にあり、新形クラウンの特徴でもある突き出たモニター、フロントガラスに挟まれたセンタースピーカー、さらにそのスピーカーに被せているスピーカーグリルが悪さをしていると実験からも判明している。
TOTOのアルバムに含まれる「Child's Anthem」やビリージョエルの「オネスティ」で、TOTOのスティーブ・ルカサー奏でるgibsonエレキギターでチョーキングを効かせた際の弦の震えを聴いてみると分かるが、低音側ビブラートはよく表現されている。ビブラート系には良く反応する反面、ビリージョエルのオネスティのように主旋律を奏でるピアノについては残響やピアノタッチや強めタッチによる弦の震え、空気感を表現するのが苦手である
この主たる原因であるセンタースピーカーを質の良いものに変えると激変するのには驚きであった。
試しにセンタースピーカーをJL Audio C2-400Xに替えてみたのだが、良くシステムの比較に使われる女性ヴォーカル、スーザン・ウォンの楽曲は安いシステムだと中高音の嫌なキンキン音が耳に突きやすいのだが、こちらもボリュームをかなり上げても悪さは目立たず、いい感じの聴きやすく口の動きが分かる感じに激変する
純正のままでは苦手な、複数の楽器の音波が共鳴し合ってひとつの音を作るような密度の濃いディテールの表現や、低域方向に良く、高域方向では比較的早く限界を迎える特性がたった1個のスピーカーを交換することで、明瞭なサウンドになってしまう。
クラシックなども単音系の音については空気の振動感が伝わってくるほど。これはホームオーディオでも安物では無理な再現力だ。また、オクターヴ以外の音を混ぜてクラリネットのような音や鋭い音のリード管などの音色も美しく表現できるように改善される。特に残響の豊かな空間を再現する能力が最大限に生かされる。