GRインジェクタクリーナとタービュランスの比較 GR700km走行後
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
タービュランス2回その後GRインジェクタクリーナ1回で走行300kmの状態
※毎年ですが、変態的な洗浄を繰り返し17万キロ走行でも燃費、走行フィールは変わらないので定期的なメンテナンスの参考になれば幸いです。
特に、トヨタのポート噴射+筒内噴射を行うD-4Sは汚れに強く、220クラウンはダイヤモンド ライク コーティング、通称DLC、ピストンにグラファイトコーティング+DLCやら高価な処理が施されてます。
10万キロももたないDSNSOプラグをNGKに変え、エンジンオイルの管理を5000km毎に交換するなど気にかければ20万キロ、30万キロ走行でも故障しないと思われます。
ただし、経験上、10万キロまで何もしないと
・ピストン端部に付着したデポジットが成長
・デポジットがピストンリングまで覆いつくす
・DENSOプラグ電極の摩耗溶解(3万キロ程度で電極に電極溶解スパッタ付着が見られた)
この状態に進展しますので、ここは注意したほうが良いです(整備手帳に10万キロ走行時の成長したデポジット画像を載せてます)
放置した場合は整備手帳に載せてますが圧縮漏れやシリンダ摩耗に進展しエンジンショートブロック交換となります(24万円+整備工賃)
2
さらに走行700kmの状態
ピストントップのデポジットは変わらないようにも見えるが、瘡蓋が若干は消えている
3
左がタービュランス2回その後GRインジェクタクリーナ1回で走行300kmの状態
尚、右はタービュランス2回施工後
4
バルブの逃がし部分は取れている
5
タービュランス2回その後GRインジェクタクリーナ1回で走行300kmの状態
6
なんとバルブに付着したカーボンは取れていた
7
これはGRインジェクタクリーナ投入して700km走行後のインテークバルブ
(途中、300kmで呉エンジンコンディショナー洗浄)
すっかり綺麗になっていた
タービュランスではここまで綺麗にはならなかったので驚き。ドライアイスブラスト並みの洗浄力です
さらにバルブ噛みも解消した模様
よって、ポート噴射+筒内噴射のエンジンはドライアイスブラストは不要と判断出来ます
注意
このエンジンはポート噴射+筒内噴射なので、筒内噴射オンリーの直噴エンジンの場合、GRインジェクタクリーナでデポジットは落とせません
8
GRインジェクタクリーナ1回で走行300kmで呉エンジンコンディショナー洗浄を行ったのが左上(寒くてタイムアップしたので完全には取れてません)
右下は、その後に残りの燃料に入っているGRインジェクタクリーナで400km走行後
【GRインジェクタクリーナの効果のまとめ】
1.ピストントップは、ある程度取れたと推察できる。
ただし、条件を揃えることが難しく、次回観察した時にはポート内の取れた汚れが、ピストンに付着たと思われる状況となっていた。
前回撮影したピストン位置まで何回もエンジンを起動→プラグ取り外し→観察と調整しながら撮影し、ピストン位置調整完了後に、初期状態(GRインジェクタクリーナで300km走行後に呉エンジンコンディショナー洗浄)を線画で描画し、その線画をGRインジェクタクリーナ走行後のピストン画像に重ねてみた
この結果、概ね、瘡蓋は取れていると判断できる
油性デポジットはタービュランス
水性デポジットはGRインジェクタクリーナ
宣伝通りの結果になったと思われる
2.バルブポート、インジェクターは劇的に綺麗になる。
ここはタービュランス2回+GRインジェクタクリーナ一施工で効果があることを確認された
※ポート噴射+直噴のエンジン限定
3.ピストンだけ綺麗にするならタービュランス2回+呉エンジンコンディショナー洗浄(液中に
泡を発生させる程度の弱い送気必要)後にGRインジェクタクリーナが良いのではないかと思われる
注記
エンジン内部の汚れは、使用する燃料の油種、メーカー、給油時期、走行負荷、汚れ具合、エンジンオイルの違い、外気温、燃料噴射方法、ピストン形状、層流の流れ方向等、様々な条件により付着するデポジットや位置が異なるため、一概にはこのような結果になるとは限りません。
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