• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ちばピカのブログ一覧

2026年01月05日 イイね!

年末の銀河 M61 NGC4301 M51 NGC2649

去年のトピックで「M61の尾っぽを捉えた」という天文ニュースがあって、そんなもんがあるのかと撮ってみました。意外にもM61はまだ撮ったことがなかったです。

もともとM61には尾っぽがあるのではと、アマチュア天文家から指摘があったらしかったのですが、噂レベルで。誰もはっきりとは確認できていなかったようです。
昨今は強力な望遠鏡がたくさんある中、まだ確認できていない天体写真レベルでの天体現象あるというのは目ずらしいです。

米国が開発したチリにあるベラ・C・ルービン天文台(LSST)の画像です。
これができる前は、日本のスバル望遠鏡(HSC)が満月9個分という圧倒的な視野を持つ天体大望遠鏡でしたが、LSSTは満月45個分と更に圧倒していて、感度も約27.5等級以上とスバル望遠鏡を凌ぎます。

この圧倒的な感度をもつベラ・C・ルービン天文台(LSST)望遠鏡が捉えたM61の尾っぽです。





M61 と NGC4301(右上)

C11 62min

M61単体


回転位置はほぼ同じなので、同様に右の真横にジェットが見えるはずなんですが・・・全く影も形もわからないですね^^;

LSST望遠鏡が捉えた以上に、アマチュア天文家がこの尻尾の存在を指摘していたことの方が自分的には凄いと思いました。
どうして回転している銀河から直線の尻尾が出ているかも理解し難いです。

それと視野に入っていたNGC4301銀河です。


青く光る点が銀河にいくつかあって面白く見えたので、調べてみました。


確かに強く光る青い部分があるようです。


M51

C11 83min

C11では初めてのM51でした。少し露光するだけで、M51の淡い雲の部分が写るのは、さすが280mmの大口径だなと思いました。ただ、明るい部分の解像度は、口径200mmのC8と大して変わらないです。

この時は、露出するほど画像がぼけていて。撮影終了時に望遠鏡を確認すると夜露で前面の補正ガラスが曇ってしまっていました。フードをつけていて覗き込むような撮影途中の確認では、わからなかったです。
8W程度の夜露防止ヒーターをつけてましたが、少し弱かったようです。
M51は撮るたびに、何かをミスる鬼門の天体です。

M61の方が後に撮っていて、M61撮影時には、この夜露防止ヒーターを2枚に増強して、15W程度で撮影しています。今のところこれで問題は出ていません。

NGC2649 もちょっと写してみました。遠い!

C11 21min

いずれも、九十九里海岸で撮影。


Posted at 2026/01/05 19:08:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月31日 イイね!

2025年のシメは、エイリアンの宇宙船(3I/ATLAS)

3I/ATLAS
2025年7月にATLAS(小惑星地球衝突最終警報システム)によって発見されたばかりの太陽系外からやってきた天体です。

オウムアムア(1I/ATLAS)2017年
ボリゾフ ( 2I/ATLAS) 2019年
に続いて3つ目の太陽系外からやってきた天体 3I/ATLAS です。

オウムアムアの時には人類が初めて観測した太陽系外からの訪問者として、エイリアンの宇宙船なんじゃないかとか結構騒がれましたが、3Iになるとニックネームもつかなくなりましたw

こんな、太陽系外から地球近くまでやってくる天体を素人が写真に撮れる時代になったことは感無量です。

と、感心ばかりはしてられません。
直径約1km(もっと大きいという推測もあります)もあって凄まじいスピードでやってくるので、もし地球に衝突したら大変なことになります。地球規模の大惨事になります。太陽を回る普通の彗星は、太陽の重力を振り切って外へ飛び出すために必要なスピードより必ず遅いのですが 3I/ATLASはそれより遥かに速く危険です。

オウムアムアの時は恒星間天体は極めて稀で、天文学者は一生のうちに出会えただけでラッキーな人生だったと思ってましたが、今は、地球より内側の軌道に入るような間近を通るものでさえ、年に1つか2つはあると予測されるようになってきました。

そうなると、恐竜の絶滅を引き起こしたような隕石の衝突は、実は恒星間天体だったのではないかと思ってしまいます。大きくて超高速(エネルギーは速度の二乗に比例)で、かなりな頻度でやってきますからね。
しかも、現在の人類の技術で見つけられるのは数ヶ月前。 3I/ATLASは今年の7月ですし、オウムアムア(1I/ATLAS)に至っては地球最接近から5日後に見つかってます。通り過ぎてから見つかってます。

天体名 発見日 地球最接近日 発見から最接近までの期間
1I/ATLAS 2017年10月19日 2017年10月14日 最接近の5日後
2I/ATLAS 2019年08月30日 2019年12月28日 約4ヶ月前
3I/ATLAS 2025年07月01日 2025年12月19日 約5.5ヶ月前

今までは、大きな彗星の軌道は把握しているので安心と思っていたのが、そうはいかないということになるようです。

さて、19日の地球再接近から時間が経って、3Iと地球の距離は、今は太陽と火星の2倍以上の遠いところにあります。ただ、観測的には東の高い高度なので撮影はしやすくなってます。
太陽基準の位置は火星が約1.52AUに対し3I/ATLAS は現在約2.2AUの位置にあります。
小さな望遠鏡では難しいですが、口径280mmの暗い恒星に滅法強いC11で狙ってみました。



ところが大変なトラブルで・・事前に望遠鏡を動かすソフトのリストに3I/ATLASがあって、そこには十分な情報があるのを確認したのに、現地で導入しようとしてみると、なんとリストの中に 3I/ATLAS がありません。数時間前に自宅で確認したばかりなのに消えてます。何故?。焦点距離にして5500mm ほどの超望遠にしてますから、目視で探すのは到底無理。自動導入に頼るしかありません。

消えている原因を究明しようとしてGemini とChatGPTに聞いてみました。しかし有効な回答はありませんでした。でもGeminiが座標を手入力して導入する方法を案内してくれました。
そこで、Gemini に 3I/ATLASの正確位置を、時刻を指定して尋ねて、そのデータを手入力して導入することで、なんとか3I/ATLASを捉えることに成功しました。

もう最近はAIに頼りっぱなしです^^

例によって雲が迫ってくるなか、強い風もあって恒星が暴れまくっているのがモニター上でわかります。銀河の撮影なら露出がとれないので諦めるところですが、30秒の短い露出にして繰り返し撮って、風が一瞬弱くなってなんとかなりそうな画像をモニターで選びながら保存しました。6枚に1枚くらい。それを動画しました。

6枚に1枚と言っても雲がかかって暗くなったり消えたりすることもあって、時間的に等間隔ではなく、結局1時間で、たった20枚ほどしか撮れませんでした。なので動画もかなりカクカクしてます

火星軌道の外側を遠ざかっていくところです。このまま我々の太陽系を去って行きます。

3I/ATLAS 67分間 フレーム露出:30s 5500mm視野
IC596銀河の横を通り過ぎる様子 地球からの距離:太陽-火星間距離の約2.5倍

前日の26日に福島に隕石が落ちたのではとの報道があり、一部では3I/ATLASの残骸ではとの憶測があります。

それにしても太陽系外からの来た天体を捉えていること自体凄いことです。きっといつか地球クライシス映画のネタに使われるんだろうな・・。

Posted at 2025/12/31 00:29:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月06日 イイね!

コールドムーン 2025/12/5

コールドムーンは大気の揺れが少ないとか、いくつかの要因で一年で一番月を綺麗に写せるチャンスです。
天気が良くて月の位置も良かったので数年ぶりに月を撮影してみました。



1時30分頃、なんかえらく寒くなって、手の指の感覚も無くなってきて。
温度計を見たらなんと -4度

まさに、コールド&ムーン!

放射冷却かな?雲がなくて、風もない、放射冷却の条件は揃ってる。
車も凍ってるし



せっかくなんで、ガイドカメラで高精度に追尾しながら撮影。
使用した SIGMA 100-400mm の望遠レンズはレンズヒーターを巻いていたので、曇らずに済んだみたい。
Posted at 2025/12/06 04:49:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月04日 イイね!

11月の星撮り、その二 NGC2841 M77 M108

11月に入りやっと雲が無い日があるようになり、長焦点を半年ぶりくらいに使います。

実は今年初めに新しくC11(口径28cm)を導入していて、いろいろテストはしていたんですが曇りの日ばかりで全然出番がなく、年末にしてやっとこの長焦点を本格的に運用し始めました。

C11はなかなかの曲者です。
1. タカハシのニューロンもそうなんですが、フォーカス合わせ時のミラーシフトが大きく、オートフォーカス化は試みたもののほとんど使えない状態でした。標準の主鏡を移動させるフォーカス合わせではなくて、接眼部で焦点距離を調整する機能をつけないと、正確なフォーカス合わせはできないように思います。
2. 鏡筒が太く、重量もあり、組み上げるのが大変(落としそう^^;)
3. 口径が大きいので夜露にやられやすい
4. 大型で風を受ける面積が広く風の影響を受けやすい

今までC8(口径20cm)を主に運用してきていて、いっきに難易度が増した印象です。
まだまだ、満足のいくところまできていませんが、徐々に使えるように対策中です。

NGC2841

C11 95min

風の影響か、恒星が丸にはなっていないので消しました。
元々恒星は銀河とは関係ないので、邪魔に思えるときもあり、今回は意図して消しました。
恒星はこんな感じです。


おそらく風で動く方向がある程度決まっていて、それでカクカクになってると思います。夜露やデフォーカスなら丸のままボケます。
実際、ガイドカメラのライブ映像を見てみても、撮影をやめるか考えるほど揺れていて、この時は止める方法が思いつかなかったのでそのまま撮影を続けました。

風がなく、夜露対策をしようとしてフードとヒーターをつけた状態で、風が吹き始めると星が暴れます。
フードを外すとおさまりますが、また風がやんで夜露がまた・・・。
こんな変化する天候と、どちらにしたらいいか微妙な天候の時は困ります。
C8では、風速5mを超えなければ常にフードをつけていて大丈夫でした。

M77

C11 60min


ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT) Credit: ESO

以前C8で撮ったものと比べると、


C11は、光度の小さい恒星まで捉えているのと、銀河の淡い部分をよく捉えています。
このM77では、明るい部分の外側に2本の腕を持つように見える淡い雲が確認できます。

さらに淡い雲は多くの場合白っぽいのですが、このM77は写真のように妙に色雑音が多くて不思議に思っていました。ESOの超高解像度画像を確認してみると、確かに単純な白い雲ではないようで、それが原因かもしれません。もちろんVLTのような解像度も感度もありませんから、もしかしたら「もやっ」と広がった色雑音のようになるのかもしれません。

銀河の淡い部分は C8で捉えようとすると、とても長い時間露出しないといけません。C11ではいとも簡単に捉えていて、撮影しながらちょっと感動しました。
C8では、この淡い部分は撮影中には判らず、帰って処理している時に存在に気が付くのですが、C11では、撮影中にすぐ気がつきます。

一方、銀河の明るい部分は、C8でも十分解像していて、C11と比べても見劣りしてません。C8の優秀さをあらためて認識しました。
明るい景色を撮る場合、スマホとフルサイズ一眼で大きな違いが見られないのと似てるように思います。大きな違いは光量の少ない部分やシーン、みたいな。

この部分は撮影環境の方が出来栄えに効いてくるように思います。撮影場所は光害の大きいところでしたので、高度が高くで空気の澄んでいるような場所では違いが出てくるように思います。

C11と比べて、C8は圧倒的に手軽で、オートフォーカスが効いたり、風や夜露に強かったりするので、それを考えると銀河の淡い部分を捉える以外、光害の多いところではC11を使うメリットは薄いかもと思ったりしました。

M108

C11 106min
銀河と重なる恒星は消してます。


遠征した南房総市でC11。
Posted at 2025/12/04 04:59:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年12月02日 イイね!

11月の星撮り、その一

初旬には彗星が2つも見れるイベントあって、前のページのように1つの彗星は簡単に撮せましたが、尾まで見れるはずの彗星が、高度が低くて撮れなくて。
なので西の空が開けている館山まで、撮れなかった彗星のリベンジに遠征をしました。

ところが、事前予報で無いはずの雲が西の空にかかり始め、ついにはほぼ西の空の視界が無くなりました。


でも、夕暮れに館山の海岸からとても遠いイメージのある伊豆半島がよく見えたのが感動でした。日本は狭いなぁと感じました。

ついでに、月初めに彗星を見に行った時に撮ったものです。

満天の星空と天の川


ちょっと望遠にして、気合を入れて


目ではほとんど見えなかったんですけどね^^;

Posted at 2025/12/02 02:35:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「凄いカメラがでたようです http://cvw.jp/b/559333/45127616/
何シテル?   05/21 20:00
みなさんの情報が、いろいろ参考になったので、お礼に情報をお返したいとおもいます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2026/1 >>

    123
4 5678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

[トヨタ プリウス] Z化計画 リアバンパー ガーニッシュパネル交換 外し方 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/10 12:55:57
パール富士の撮影場所計算方法 備忘録 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/01 14:23:14
[シトロエン C4 ピカソ] 自分で初めてバッテリー交換② 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/05 22:38:53

愛車一覧

シトロエン C4 ピカソ シトロエン C4 ピカソ
C4ピカソは13台目の車です。 いままでの経験から、視界のいい車は運転していて気持ちがい ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation