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イイね!
2020年11月16日

大銀河団

天気の良い日が多くなってきました。

強い風の日も少なくなり、いよいよ星撮りに、
と、意気込んで出かけると。

なんと海岸沿いの駐車場が整備中で閉鎖されているところばかり!
4箇所ほど撮影に適した場所を見つけていて、
その中の上位3箇所が整備中で閉鎖、おそらくもう一箇所も整備中でしょう。

おそらく、元日にたくさんの人がご来光を拝みに来るから
この時期に整備しているのではないかと思います。

仕方がないので、河川敷に行くことにしました。

まず、アンドロメダ銀河を撮りました。
露出を今までで最長の1時間ほどかけて撮ってみました。

ですが前回の17分の露出をかけたときより出来は悪く、淡い部分がでません。
おそらく空が明るいからでしょう。

露出時間より空の暗さが大事なことを痛感しました。

撮影風景です。東に海岸沿いのマンション群が見えます。


実は壁で明かりが遮られていて、
ちょっと下がるとこんな感じです。


これではな・・。



西側です。中央は火星です。

気を取り直して、比較的空の暗いところにあるペルセウス座銀河団を撮ります。

(SkySfari Pro)

2350mmの画角の中に200個近い銀河があるはずです。

赤道儀をC9にすげ替えて AutoSenseで自動設定。
スマホ画面の実行ボタンをタップするだけです。

確認のため、スマホ画面の星図でシリウスをタップして望遠鏡を移動させてみます。


自動設定はうまくいっているようでした。
ただ前回は惑星をとっていて、 システムが違うためフォーカスが外れています。
ついでに望遠鏡の具合を見てみます。
黒い円の中心と白い円の中心がずれていると調整が必要なようですが、大丈夫そうです。

合焦はカメラのピーキング機能を使います。


合焦したときだけ赤くなる星が画面の何処かに必ずあるので、
それで合わせると、素早く正確に合わせられます。
手間といったら、ISOを一旦上げるくらいです。

以前は、バーチノフマスクを使用してましたが、
こちらのほうが、早くて正確に全天のどこでも合焦させることができます。

スマホ画面で Perseus A をタップして望遠鏡を移動。

対象が小さくて12.5等級と暗いので、うまく捉えているかどうかはわかりません。
AutoSenseを信じて50分(10min×5)ほど露出しました。


この部分を拡大してみます。




オレンジ色に見えるのが、2.2億光年先のペルセウス座銀河団の銀河です。
地球から 19317600 km/hで遠ざかっているそうです。
ていうかこのスピードで宇宙が膨張しているということで。
白い星はすべて我々の銀河の中の星で、遥かに近くにあります。

一見同じように見えますが、両者は全く違います。

写真全体に大量の銀河が確認できます。
なんか1時間ほど見入ってしまいました。^^;
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2020/11/16 17:50:20

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この記事へのコメント

2020年11月16日 18:38
素晴らしい趣味ですね!
実は高校時代天文部でした(実話)

今ではスーパーサイエンスなんとかに指定されている理系の高校で、自分は文系クラスだったのにw
高校の屋上にあるカッコいい天文台と宿泊出来る部室と76年に一回しか来ないハレー彗星観れるよ、夏合宿は清里で女の子と遊べるよ、との勧誘に惹かれて入部してしまいました

僕の年次はみなハレー彗星と女の子に惹かれて入部したモグリだったのでいざ入部して誰も自分の機材が無いということで先輩部員に白い目で見られた記憶があります

娘と京都、向日市、大津と三ヶ所のプラネタリウムばかり行ってますが、今度は是非天体観測に連れて行きたいと思います。
コメントへの返答
2020年11月17日 19:40
青春の天文部でしたね!
いい思い出なのではないでしょうか。

動機は何であれ、天文部は天文部ということで。

自分は物理部で、女子はいなかったので不純な(失礼)動機はなかったですが、箱根で合宿した以外、何をしたのかよく覚えてません^^;

天の川がよく見えるような場所に娘さんを連れていってあげたら、感動してくれるかもしれませんよ。

2020年11月16日 20:09
こんばんは。
遠方の天体(といってもアマチュアの望遠鏡で捉えられるのは銀河ですが)までの距離が1億光年を超えると、局所的な固有運動よりも宇宙膨張による見かけの速度が上回ってハッブルの法則が成り立ちます。これだけ遠いと銀河も星のようにしか見えないのですが、かみのけ座の超銀河団には巨大銀河があって、ちばピカさんのシュミカセなら楕円銀河と渦巻銀河は撮れると思います。
アンドロメダ銀河のような明るい天体を光害がある場所で撮るにはフィルタを使われると良いと思います。うちも北を除いて光害が多いので必須ですね。キヤノンEFやニコンF用レンズをEマウントに付けるアダプタでフィルタを仕込めるものがあり、天体用光害カットフィルタの48mmや52mmのものが使えます。
コメントへの返答
2020年11月17日 19:41
銀河団の銀河は、色で天の川の恒星とはっきり区別できそうなので、かみのけ座超銀河団も是非狙ってみたいと思います。

光害フィルタを使おうとしてはいたんですが、
キヤノンEFをEマウントに変換するマウントアダプターを使っていて、これにはフィルターは付かないと思っていました。

ただ、外形が47mmなら内部に仕込めそうで、
でも手持ちが49mmなので入りません。

フィルタを仕込めるものがあるんですか。それは知らなかったです。
ちょっと探してみます。
2020年11月17日 19:51
こんばんは。
フィルタを仕込めるマウントアダプタとしては、古くはOWLのものがありますが、私が最近購入した光映舎の
http://www.koheisha.net/sony/Bayonet/Bayonet_mount01.html
がオススメです。カメラボディ側とレンズ側が分離されていて構図調整で回転できますし、フィルタもM52用ですがアダプタを介してM48も使えます。M52はカメラ用と天体用で共通ですが、M49ではなくてM48が主です。
コメントへの返答
2020年11月17日 23:10

こんなのがあるんですね。
情報をありがとうございます!
こんなレアなニーズの商品があるんですね。   

こちらはカメラボディーで固定してるのでレンズ側が回転しても意味はないんですが、マウント変換途中にフィルターがかませるのはいいですね。

とりあえず、手持ちの49mmの枠を外せば、変換マウント内に仕込めると思うので、まずは、そちらをトライしてます。

シュミカセはステップアップとステップダウンを組み合わせたM42->M49->M42でフィルターは使えるものの露出時間が少し長くなるので、オートガイドの精度との天秤で悩むところです。

いずれにせよ、海岸の整備が終わってくれないと星撮りは難しいです。
なにも新月期に工事をやらなくてもと、思ってしまいます。

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「凄いカメラがでたようです http://cvw.jp/b/559333/45127616/
何シテル?   05/21 20:00
みなさんの情報が、いろいろ参考になったので、お礼に情報をお返したいとおもいます。
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