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ちばピカのブログ一覧

2020年01月08日 イイね!

本年初の星撮り

2020年始めての星撮りです。

星撮りは風景写真では問題にならないような、
カメラの極限の性能を引き出さないと良い写真が撮れません。

カメラの特性を調査したりして、
昨年に比べて格段に良い写真が撮れるようになってきました。

今年の初撮りはM81を狙ってみました。露出は5minです。




PixInsightという天体画像処理用アプリケーションをつかって、
1枚のRAW画像ファイルを開いて、彩度と明るさを調整しただけの画像です。

2時からM81を撮影して4時から、ボリソフ彗星002Iを再チャレンジしました。

ところが撮影してすぐに夜露にやられました。
この日はいつになく夜露の気配が全くなく、
今夜は大丈夫だろうと油断しました。

この日の外気温は氷点下。
寒さであたまが回っていなかったようで注意散漫でした。

自動での撮影が大分進んだだところで、
退避していた車からでて望遠鏡を確認すると、なんと望遠鏡が凍ってます。
夜露でビショビショになったあと、凍ったようです。

鏡筒本体だけでなく、先端のガラスも真っ白でした。
水滴ではなく凍ってました。

本来ならすぐに望遠鏡を外して車内に入れて夜露を飛ばしたいところですが、
遠くから来ていて、撮影時間もあまりなく、このまま続行することにしました。

望遠鏡には常時ヒーターシートを付けていて、電源を入れればすぐに夜露対策ができます。

凍ったガラス面は、ホッカイロで溶かしながらティッシュで拭きました。

一方、オートガイド鏡は、CCTVレンズを使っていて、天体観測用とは違って全く夜露がつきません。
ファインダースコープも電子化していて、こちらもCCTVレンズを使用しているので夜露はつきません。

帰宅後確認すると、撮れていたのは、はじめの2枚だけでした。
あとは夜露で遮られて徐々に星が暗くなっていました。

ガラス面をきれいにして撮影は再開しましたが、帰宅後の確認で、驚きの事実に気が付きました。

撮影を再開した画像を見ると、フォーカスがズレています。


左が開始時、右がヒーターシートONで再開した画像

右は、ボケているというより、エッジが立ったまま光点が大きくなる、いわゆるデフォーカスの状態でした。

ガラス面は極軽くさわりましたが、フォーカスつまみ含め鏡筒にはほとんど触っていません。鏡筒の温度を確認するために軽く触れたくらい。
つまり、ヒーターが原因なのは明らかです。

強力なヒーターシートは付けていて夜露は完全に防止できます。でも望遠鏡が大きいので大して温まるわけではありません。
鏡筒に触ると、ヒーターをONにしなければ極冷ですけど、ONにしても少し冷たいかなというくらいで、温かいという感じはありません。

その程度なので、これでフォーカスがズレとは全く思ってませんでした。

確かに、ちゃんと調整したはずなのにフォーカスがあまいと思うことが頻繁にありました。
それは自分の調整技術が悪いからだろうと思ってました。

夜露は頻繁にあるので、ヒーターシートも危なそうになったら頻繁に使用してました。

バーティノフマスクを使ってフォーカスは正確に合わせてます。
問題は合わせる時期で、極軸を合わせた直後の最初にフォーカスを合わせていました。
この段階ではヒーターシートをONにしていません。

何故、頻繁にフォーカスが合っていないことがあるのか、謎が溶けました。

ということで、結局たった2枚しか・・・。

その2枚をコンポジットした画像です。
ダーク補正、フラット補正、ノイズ除去、彩度・階調操作などなんの補正もしていません。
バルジ付近をクロップしました。


よく見ると、バルジを取り巻くガス雲の微細な様子や、銀河の腕の構造も確認できます。
更に拡大してもノイズはほとんど感じられません。(みんカラにUpすると画像が悪くなります。実際はもっときれいです)

数ヶ月前からすると、格段にいい写真が撮れるようになりました。
Sonyのカメラの使い方がだんだん分ってきました。
Canonとは使い方が随分違うところがあります。真反対なことをしないといけないところがあります。

オートガイドも最近はバッチリ止まるようになりました。

あとは、うまく画像処理できる腕があれば良い写真になると思うのですが。

4時からのボリソフ彗星002Iはダメでした。

ほとんど水平で、目視では星も見えません。
C9なら30秒露出でも15等星は楽勝で写ります。でも何故だか15~16等星程度とされるボリソフ彗星002Iは写りません。


超寒いし、朝までは、ちと辛いなぁ。


正月休みということもあるのでしょう、夜明け前からサーファーが沢山やってきます。
氷点下なのに、昼からやればいいのにとおもいました。

が、ふと氷点下で星撮りをしている自分に気がつくと・・。
同類だなと。
海か星の違いかな^^;
Posted at 2020/01/08 03:43:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年01月01日 イイね!

あけましておめでとうございます。初日の出 野見金公園

野見金山の頂上にある公園に初日の出を見に行きました。




頂上では、ぼたん汁が無料で振る舞われてました。


あつあつの汁が美味しかったです。
コーヒーとおしるこも有料でいただけます。

豚汁のように見えたので豚汁だとおもって頂いてました。
ところが、帰って「ぼたん汁」とは何?と調べてみたら、
肉がイノシシ肉を使っているようです。

そういえば、肉の量がとても多かった。
無料で何故こんなに肉が多いのかと不思議だった理由がわかりました。おそらく肉は買ってないのでしょう^^)

初日の出を見るには、ここは、こじんまりした結構な穴場です。

数年前は海岸沿いに行ってたんですけど、
人が多くて、トイレがなかったり、駐車場所が遠くしか駐められなかったり、帰りの大渋滞に巻き込まれたりでした。

それに比べれば、ゆったりと初日の出が見られます。
とても綺麗なトイレもあります。

難点は、頂上近くの駐車場がちょっと狭いかな。

日の出40分前に着いたときには、もう駐められなかったです。
確実に駐めるためには1時間前にこないといけないようです。
1時間前はちと辛い。

今年は残念ながら曇りで、日の出はみれませんでした。

ドローンも飛ばしたんですが大した画がとれなかったです。
せっかく飛ばしたので載せておきます。


約2分の動画です。最高高度は100m
山の中なので電波状態がすこぶるよかったです。
1km近く飛ばせるかもしれません。

家の近くだと、100mまで上げるとロストして自動帰還体制に入ってしまいます。

植木の間から飛ばしていて、帰りに木に気づかずちょっとニアミスしたところが撮れてます^^;


一昨年はこんな雲海が広がって、素晴らしい光景でした。
これをドローンとスチルで撮りたかったんです。

他にもドローンを飛ばしている人が複数いました。

日の出時刻ピッタリに飛ばしてたので、おそらくトイドローンではないでしょう。

規制があって山の中であっても日の出前には飛ばせないので、日の出時刻を待たなければいけません。

ちなみに自分のドローンはトイなので、日の出前でも飛ばせます。

この雲海は日の出直前が絶好の撮影タイミングなので、自分のドローンなら狙えるはずだったのに残念。


折りたたみ式の帰還台。
これを山の斜面で、下にバックを置いて水平にして発着させてました。

手でキャッチもできるんですけど、ホバーリング中の機体を掴んで素早く90度くらいクイッとひねる必要があって、このとき高速に回転している羽に変な力を加えることになる気がして帰還台を使うことにしています。
たためばバックに入ります。


ドローンと送信機は、ズボンのポケットに入ります。

また雲海にであいたいなぁ。
Posted at 2020/01/01 17:46:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月15日 イイね!

楽しかった双子座流星群

昨日、双子座流星群を見に行きました。

台風騒動で星空を見に来る人は激減していて、
駐車場に入ったときは、2台くらいならいるかな?
と思いました。

ところが。
え!AM0時で満車。ちょっと驚きました。

駐めるところがありません。




ざっと数えると100台くらいはいました。
駐める場所がなくて引き返す車もたくさん。

天頂には93%満月。
星空を見るにはいい日とは言えません。

にもかかわらずたくさんの人が来てました!


AM2:30~3:00 までの30分間を30sの動画にしています。


13sくらいに流れ星が写ってます。
この動画は陸側の一部を見ています。海側や周辺にもたくさんの人がいます。

時折右の方から光が差し込んでいますが、
これは車が出し入れする際のヘッドライトです。
AM2:30~3:00という深夜にも関わらず30分で10台くらいの車が入って来てるようでした。

家族連れもたくさんきていて、
月明かりのなか、子供が楽しそうにはしゃいでいます。

マットを敷いて空を見上げている人もたくさんいました。

15分に1回くらいは、歓声の上がる流れ星が見えていました。

極大は、この動画のもう少しあとなんですが、
オリオン座もみえないくらい曇ってきてたので退散しました。

千葉の東側の海岸沿いには、海水浴場とかのたくさんの駐車場があります。
でも、どの駐車場にも明るい街灯が並んでいて、
街灯のない場所はここぐらいしかないので人が集中するように思います。

月明かりのない、よく見える時もいいですが、
懐中電灯もいらない月明かりで、たくさんの人と流れ星を楽しむのもいイイもんだなと思いました。
予想外にとても楽しめました。





Posted at 2019/12/15 23:22:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年12月15日 イイね!

ボリソフ彗星・・の観測準備編

2年前に人類は初めて恒星間彗星を見つけました。
つまり他の太陽系からやって来た天体を初めて観測したわけです。
オウムアムアと名付けられました。

ボリソフ彗星は2例目の恒星間彗星です。
オウムアムアは大望遠鏡でしか観測できないないものだったのですが、
ボリソフ彗星はアマチュア天体観測家でも観測可能な歴史上初めての恒星間彗星です。

恐竜を絶滅させた小惑星は直径10km 速度は時速7万km程度と考えられています。
ボリソフ彗星は直径1km 時速15万km。彗星としてはとても大きく、一般的な彗星の数倍の猛スピードです。
もし地球に衝突したら人類は絶滅するかもしれないという人もいます。

恒星間彗星は太陽系内に軌道をもつ彗星のように戻ってはきません。

恒星間彗星は来年またやってくるのか、
1000年経っても来ないのか。誰もわかりません。

この2年で2つも発見されたということは、他の太陽系から来る小天体は実は非常に多いのかもしれません。
太陽の重力から離脱するためには猛スピードである必要があって、
その猛スピードでやってくる小さな天体は、今の技術では発見できないだけなのかもしれません。

となると宇宙観が大きく広がってきます。

地球に生命を誕生させたのも恒星間天体かもしれませんし、
恐竜を絶滅させたのは恒星間天体かもしれません。
その天体はいままで言われているより、もっと小さく、もっと速かったのかもしれません。


ということで、これは出動しない選択肢はありません。

12月8日コップ座AlkasをC9で撮影すれば視野には、ボリソフ彗星が必ず写っているはずです。


ところがどう見てみも彗星らしきものは写っていません。

力技で、動画で探します。こんな感じ。


一眼最強クラスの感度を持つα7sⅡで、ISO:409600 の動画で周辺を探してみました。
2350mm F10の暗い天体望遠鏡でも 13等級くらいなら見つけられます。

どこにもいません。

結論からいうと、もっと暗い15等級くらいなようです。
ISO:6400で撮影しようとすると10分くらいの露出は必要な感じです。

もっと問題だったのは位置です。
帰って、その日に他に観測された方のUpされたボリソフ彗星の位置をみてみると・・・自分が調べた位置とは違う!
これでは視野に入ってきません。

それは9日の位置でした・・・?
8日の夜に観測にいくのだから、8日のデータを見れば・・・。

違うんです!
水平線からボリソフ彗星が上がるのは9日に入ってからで、
だからデータは9日のものを見ないといけなかったのです!

8日深夜のテレビ番組的な時間感覚ではいけなかったのです。

今月末にも、再度チャンスがありそうなので、
今回の学びを生かして次回はかならず。
時間単位で位置を確認しておきます。

当日は水平線には厚い雲がありました。
夜明け前に撮ったものです。水平線に厚い雲があります。


ボリソフ彗星が水平線から昇ってこの雲を抜けるまで、
M51をつまみました。



とりあえずスカは逃れました。

てゆうか、そんなことしてる間に情報収集せよということですね^^;
事前準備の大事さを痛感した日でした。
Posted at 2019/12/15 19:34:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年11月30日 イイね!

関東で一番遅い紅葉

思い立って、梅ヶ瀬渓谷に行ってみることにしました。
関東で一番紅葉が遅いと言われている養老渓谷にあります。

過去に一度だけ来たことがあります。
チビが生まれる前だったので、十数年前になります。

この養老渓谷あたりは、ピーク時の週末には大渋滞になります。
下手すると、間近まできていても明るい時には着かないくらいの
ほとんど動かない大渋滞にハマります。

すでにピークは過ぎてるので、今週末はもう大丈夫かもしれません。

平日の昨日午前中になんとか都合を付けて早朝から行ってみました。


まだ場所によっては、見栄えのする紅葉が残っています。


少し行くと道路が崩落しかかってました。
よくこれで通行止めにしないなとおもうくらいでした。


なんと梅ヶ瀬渓谷に続く道が通行止めになってます。
後で市のHPをみてみると、先頃の15号から始まる台風で多数の土砂崩れが発生しているので、入渓禁止にしたそうです。

仕方がないので山を登ってみます。


一瞬、この車は通れるのかと躊躇しました。
左側は完全に崩落しています。

このあとも、引き返そうかと思うくらいのところがいくつありました。

諦めなかったかいがあって、まだ紅葉を楽しめました。










Sonyα7sⅱで、紅葉モード+HDRで撮ってます。
HDRは1秒ほどで3枚の露出の違う写真をとり、カメラ内で合成します。
手ブレは位置補正されて合成されるのですが、
風などで1秒間に細かいところが変化すると、こんなブレたようが写真になります。


この日は、風速11m/sの予報がでているような風のある日で、HDRには厳しい日でした。

帰りに崩落箇所あたりの紅葉も綺麗だったので降りてみました。



ふと振り返り車を見ると、なかなかいい画でした。


場所によっては、まだ紅葉していないところもあったので、
あと4,5日は楽しめるかもしれません









帰りに養老渓谷にある「やまびこセンター」に寄りました。


昼食をとりたかったのですが、タイムリミットだったので、
焼き椎茸と、地元養老渓谷で捕れた鮎の塩焼きをいただいて急いで帰りました。




焼き椎茸は、大好きで本当にうまいですね!
鮎の塩焼きもおいしかったです。
ん、鮎いるの?
Posted at 2019/11/30 15:55:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「凄いカメラがでたようです http://cvw.jp/b/559333/45127616/
何シテル?   05/21 20:00
みなさんの情報が、いろいろ参考になったので、お礼に情報をお返したいとおもいます。
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