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ちばピカのブログ一覧

2019年05月26日 イイね!

初めてのオートガイド撮影

天体望遠鏡を使った星撮りは今年4回目です。

でも、過去3回は夜露と天候悪化で撮れず、事実上、今年初の星撮り。更に初めてのオートガイドを使った星撮りです。
昨年末にオートガイド自体は成功してたのに、実際の撮影まで半年もかかってしまいました。

この日、月が出るまでに撮影できる時間が1~2時間だったので、対象は銀河一つにしました。ソンブレロ銀河にしました。丸いツバをもった帽子のように見えるからソンブレロだったとおもいます。

初めてなので、とりあえず安全策で、長い露光時間は避けて枚数でかせぎます。
露出30秒 ISO10000で100枚をコンポジットすることにしました。

階調をちょっといじって、縦長画像の上下をカット
しただけの、ほぼ撮って出しです。
オートガイド一作目としては及第点でしょうか。

撮影場所はこんな感じ


手前はソンブレロ銀河を狙っている最中の My C9。
真ん中は星空をみている家族。-天の川は見れたかな?
奥には、ドブソニアン望遠鏡が見えますね。何を狙っているのかな?


他にも天体望遠鏡群団の方々。

更に、他にもポタ赤での天の川撮影群団の方々がいました。

ところで。
望遠鏡にケンコーのスターリーナイトを付けてます。

画像を確認していて気がついたんですが、
もしかしたら、このフィルターは赤がほんのわずかに発光(発色?)しているのかもしれません。
画像の情報を見る限りはそう見えます。
撮像素子由来とも考えられますが、別のカメラでも同じだったので、その可能性は低いとおもいます。

もともと色温度が妙な感じにずれることは、わかっていて(前ブログで調べてます)
そうだとすると色温度の不思議なズレの説明がつきます。

カメラは色温度の調整のために、赤を沈めようとして、画像の中間調が青緑側に寄ります。
RAWでは、フィルターを使わない場合より、逆に赤が強く見えます。
という具合に。

大間違いしているかもしれないので参考程度に。

このソンブレロ銀河の画像も、赤の浮きを抑えるために、どうしても青緑よりになります。
それはそれで味があって嫌いではないですが、赤の浮きを抑えなくてよければ、銀河のバルジは、もっと大きくはっきり加工でき、もっと見栄えの良い画像になります。

極低輝度が大切な天体望遠鏡の写真に、このフィルターは使わないほうがいいのかもしれません。

機会があればフィルター無しで確認してみたいです。
Posted at 2019/05/27 00:17:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2019年05月25日 イイね!

たまには惑星もいいですな

久しぶりにC9で惑星を撮ってみました。
光害あふれる自宅からです。木星です。
スターリーナイトという光害抑制フィルターを試したかったこともあります。

周りは、街の明かりに囲まれていて、見える視野は全天の1/3くらい。見える星は両手で数えられるくらい。自宅周辺で北斗七星、カシオペアとか見たことがありません。
撮影した自宅の駐車場からは北側に視界がないので、極軸は合わせられません。

惑星アライメントをしてみると、北を10度くらい大間違いしているようです。なので一応追尾はしてますけど流れます。まあ惑星だからいいでしょう。



肉眼でアイピースを覗いてみれば、もっと鮮明に見えます。

横縞のなかの対流まで見えます。

動画では見えなくなっています。
ボケるデジタルズームは使っていません。

動画にすると何故かボケます。理由はわかりません。
この動画は1/60sですが、1/1000sとか、もっとはやくするとボケないのかもしれません。

衛星は画角に入りませんでした。
この時期は大斑点は見えないようです。



比べると、
画角は0.1度より若干広いくらいでしょうか。

上空の気流は、かなり乱れています。

条件のいいところで撮って、コンポジットすればいい写真になりそうなです。ところが条件のいいところだと銀河に目が向くので、セッティングのときにアイピースで覗いて「おー」で終わってしまいます。
たまには惑星もいいですな。

今日は久々に星撮りに出動予定です!でも、やっぱり銀河です!
Posted at 2019/05/25 12:51:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年05月07日 イイね!

スターリーナイト レビュー

Kenko から 星空が綺麗にとれるという
星景・夜景撮影用フィルター「STARRY NIGHT(スターリーナイト)」が発売されました。

この手のフィルターは発売時期が古いものが多いところ、
このフィルターは先月発売されたばかりです。且つフィルターで期待のもてるケンコー製です。
予約注文をしたところ発売日の2日前に送られてきました。

72mm と 49mm×2枚 を購入して、
72mm ,49mm は一眼カメラ用で、もう一枚49mmは天体望遠鏡C9 に取り付けました。



このフィルターは、光害の波長付近を吸収する素材がガラスに入っているようで、コーティングして対策したものと根本的に光害に対する対処方法が異なるようです。

なにが違うかというと、
手持ちの別な2社の光害防止フィルターは、いずれもガラスに入ってくる光の入射角に制限のある干渉タイプのもので、広角レンズでは使えなかったものが、このフィルターは、入射角に制限がないので、広角レンズでも使えます。
これは、とても大きな利点だと思います。
要は、12mm,16mmといった天の川御用達の超広角レンズでも使用できるということです。

詳しくはこちらを参考ください
https://www.kenko-tokina.co.jp/lp/starry_night/

いつもの光害バリバリの北の空で比較しました。
北斗七星、北極星などが見えます。日によっては晴天でも北極星がほとんど見えないこともあるような場所です。

フィルターなしです。


これはフィルターありです。


光害はかなり抑えられているようです。

つぎは光害が極めて少ない場所で比較しました。


左がフィルター有りで、右がなしです。
但し、フィルター有りだと暗くなるので、
陸地の明るさを同じにするために、フィルターなしを2/3段暗くしています。
スペックには1/3段の違いとあるのですが・・・。

赤が落ちすぎるように思うのと、1段から2段露出を上げてあとで補正したくなる感じでした。
この比較でも、フィルターなしを2/3段暗くしたもののほうが星は多く写ってますから、1段の違いがあるように思いました。

色温度の設定による画像の変化 (sony α7sⅡ)


左列はフィルター無し、右列はスターリーナイト付きです。
光害の多い、曇り空を写しています。
星空写真でよく使われる4000K付近の設定と一番近いのは、スターリーナイトでは6000Kより若干低いくらいかな。

RAW画像の比較


左はフィルター無し、右はスターリーナイト付きです。
これをみると、スターリーナイトはJpegよりRAWのほうが断然調整しやすいようにみえます。

総括すると、
光害を抑える効果は、十分確認できますから、光害の多い北や西の空の銀河をC9や一眼で撮る気にさせてくれました。
それと、光害が少ない場所などで、露出を上げたい場合、例えば、30秒露出を60,180秒にして星が流れないかとか、天秤にかけなければならないシーンはあるように思いました。この時、青が飽和しないかも注意する必要があるようです。jpegだと調整がきついので、rawが選べるなら階調に余裕ができるので使用した方がいいと思います。


左の山からR,G,B
Rをたっぷり取ろうとして、Bが飽和した例

作画例です。





ヒストグラムを読むと、
Bを少し沈めて、Gをその半分沈めるといい感じになるようなので、やってみた。







明るく見えているのは月です。

スターリーナイトとは関係ありませんが、
月と天の川は一緒に写らないものと思っていました。
実際、月と天の川が一緒に写っている写真はみたことがありません。

撮れることを知って、かなり驚きました。


C9は夜露で撃沈したので、次の機会に。





Posted at 2019/05/07 12:39:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年04月23日 イイね!

ゴールデンウィーク前に

大哺乳類展2

レインボーブリッジ付近
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道中運転しながら薄曇りの清々しい空を見ていたら
最近星撮りをするようになり、ちょっと曇っているとネガな気持ちなりがちだった自分を反省してしまいました。
そういえば、昔はちょっと雲があるほうが好きだったなぁ。


上野の国立科学博物館でやってます。

科学博物館系は数年前に佐賀の武雄温泉に泊まったときに行った佐賀県立宇宙科学館以来です。

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朝9時一番で入場。ゴールデンウィークは凄く混むんだろうなぁ。

写真撮影可だそうです。

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シロナガスクジラの顎の骨が天井に見えます。
象を一口で飲み込める大きさです。

ちびが持っているのは電話ではありません。音声ガイドです。



哺乳類いっぱいです。

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カモノハシちっちゃ。

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カバは跳ぶように歩くようです。巨体なのになぜ?

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見られてます。

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常設展も入れるようで、

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明治新政府がイギリスから取り寄せた、口径200mmの屈折赤道儀。
うちのC9は235mmなので勝ってます。反射ですけど。

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昔の望遠鏡。紙でできてます。

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いろいろな天球儀。

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日本の人口推移。昔は人少な!

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いろいろな実験展示

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ちびがハマっていた。震源地当てゲーム。


外人いっぱい。

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京成ローズ園でバラの苗を買って帰りました。
Posted at 2019/04/23 14:48:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年04月18日 イイね!

ファインダースコープ電子化考

ファインダースコープ電子化考

C9に標準でついていた50×7ファインダースコープが使いにくいので撤去して、
今は240mmのガイドスコープにアイピースを付けて使っています。
(実測で、50×7ファインダーは35mm換算で約200mmの視野サイズ、
240mmのガイドスコープに15mmのアイピースをつけて35mm換算で約400mmの視野サイズでした)

でもいずれは電子化したいということで、少しお遊びをしました。


小型のWifiカメラです。
3000円前後なので、いわゆるトイカメラに属すものだとおもいます。
大きさは裏面で32×32mm。

バッテリーが内蔵されているので、なにも結線は必要ありません。

720pで、そこそこの画質で、Wifiでスマホと繋がります。

小型のWifiカメラというと、赤外線LEDとかいらない機能がついてしまっているものがほとんどです。これは、望遠撮影に特化している珍しいトイカメラなので、これで少し遊んでみることにしました。

レンズは35mm換算で約250mmの望遠レンズがついています。もちろんマニュアルフォーカスです。
ただこのレンズは、一見大きなレンズがついているようにみえますが、
フェイクで、実際は、遮光フード的な構造の奥に直径約5mmの非常におそまつなレンズがついています。

なので、これを交換します。

分解すると、


電池は、3.7v 500mAh のリチウムイオン電池と結構ちゃんとした電池でした。


Wifiのアンテナも結構ちゃんとしたアンテナです。
トイドローンを分解したときは、単なるリード線でしたし。(笑


レンズマウントは、m12マウントと踏んでいました。ビンゴm12でした。

レンズは、35mm換算で約500mm F2.8(たぶん) と約350mm F2.0 の2つの望遠レンズを入手。
1/4インチの撮像素子なので、極小さなレンズでも明るい望遠レンズになります。



約500mmのレンズです。


この500mmのレンズで数百メートル先にある高い鉄塔の画像です。
そこそこの解像度です。
(IRフィルターは外してあるので、色合いは変です)

比較のため、35mmフルサイズに 400mmをつけて


その視野はこんな感じ。

周辺減光は、トイカメラのほうが少ないようです。
心配なのは、トイカメラなので感度です。
露光もオートで、1/30s以下になりませんから、感度は期待できません。



重さは27g 、約350mm F2.0相当の望遠レンズをつけても、47gです。


ちなみに、m12マウントを僅かな隙間で囲む枠がもともとあって、そこを利用してm4のネジを切って、調整ネジを4ヶ所付けています。
これで光軸の微調整ができるようにしています。


改造ついでに、裏蓋の内側に、カッターの刃を車用の極薄両面テープで仕込んでおきます。
するとどこでも磁石でくっつきます。

ファインダースコープにします。

StarSenseの下に、モデルガン用のレーザーがあります。先端の2つのネジで上下左右に光軸の微調整が出来るものです。
(トイカメラが出っ張っているのは、スペースがなかったためです)

StarSenseと主鏡の光軸は、一度誤差を自動で記憶させれば本来あわせる必要がないものなんですが、
いろいろトラブルがあって、StarSenseをファクトリーリセットしていて、
そうすると、記憶している内容が消えてしまって、またやり直すときに光軸のずれが大きいと面倒だったので、
StarSenseと主鏡の光軸をレーザーで合わせていました。

ですので、このレーザーがの見える位置が主鏡のみている場所になります。

これで、主鏡がなくても、昼間でも、室内でもファインダースコープと主鏡の光軸をあわせることができます。


だいたい合わせました。

ここで、もっといい場所に気が付きました。
そこは副鏡の支持体。
ここです。

350mmをつけて見ました。
ここがベストでしょう!!
いろいろやらなくても、
磁石でつけるだけで、ほとんど光軸は合っているはず!


極軸調整したときの北極星です。
とりあえず映ってます。

ここで気が付きました。
極軸調整のときはいいですけど、
そのあと、iPhoneは、StarSenseとWifiで結ぶので、
カメラの画像がみれない!。
要はファインダースコープとして使えるか確認ができない。
そうスマホは2つ必要だったのです。
ファインダースコープ用のスマホが!
昔のSE、5Sとかあるから今度はもってこよう。

もう一つの使いかた


こちらは500mmを使用して、
m42 0.75p(T2) のアダプターリングをつけて、
赤道儀の極軸調整用の穴にねじ込んで、
極軸Wifiカメラです!

ちなみに、レンズを取り外して、m42でガイドスコープのm42とつなげれば、無線電子アイピースになります。(または、m12-31.7mm変換アダプター)
このとき、スマホ側の設定で、左右反転・上下反転の切り替えができるので、どんな接続でも正立像になります。ただ、1/4インチでは拡大されすぎて視野が狭くなってガイドスコープの用をなさないような。


目視ではぎりぎり見えるかどうかの明るさの
北極星が映ってます。



だからどうなの?と、

とりあえず「見えるか、見えないか」のテストだったので、
ここから先はまたのんびり考えます。

※レンズの焦点距離は見た感じがわかりやすいように、すべて35mm換算で書いてます。フィルム時代の人なので^^;

Posted at 2019/04/18 19:01:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「凄いカメラがでたようです http://cvw.jp/b/559333/45127616/
何シテル?   05/21 20:00
みなさんの情報が、いろいろ参考になったので、お礼に情報をお返したいとおもいます。
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