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ちばピカのブログ一覧

2020年10月22日 イイね!

1月以来の星撮り 1

なんと今年1月以来のまとな星撮りです。
何ヶ月ぶりかで、雲のない夜空を見ました。



数日前の予報は曇りだったのにいきなり晴れました!

そして9ヶ月ぶりの銀河撮りです。

コロナと天候不純と自分の都合のORでなんですが、
まさかこんなに間が空くとは夢にも思ってませんでした。

初めに NGC253 ちょうこくしつ(彫刻室)座銀河 です。
高度は28度と低かったのですが、狙ってみました。


30秒×46 総露光時間 23分 ISO64000 F10

直径は月より若干小さいくらいで、大きな銀河です。


Wikiによると、「スターバースト銀河であり、急激な星形成の過程にある」らしいです。

露光時間を30秒と短くして、感度を64000まで上げて枚数を多くしてみました。
枚数を多くするとウェイトの位置調整を細かく試してみたりとか合間にできることがあって、メリットが多かったです。

ウェイトの位置でガイドが流れたり流れなかったり、
結構効いてくることも初めて実感できました。
フラット補正画像を撮るのも簡単です。
銀河の無いところまで少し移動して、30秒撮影すれば完了です。

他にも撮りたい対象が沢山あるので、総露光時間は 20分程で切り上げて、次をねらいました。



<シェーディング補正について>
PixInsignt には自分の知る限り3つのバックグラウンド補正があります。
シェーディング補正とも言えます。。

1.[ABE]AutomaticBackgroundExtraction - 自動補正
2.[DBE]DynamicBackgroundExtraction - 手動バックグラウンドポジション指定
3.フラット画像を使った補正

[ABE][DBE]で大体はうまくいきますが、うまくいかないこともあります。
今回がそうで、
Blinkで撮った画像を素早く比較できます。
これで確認すると、オートガイドは非常にうまくいっていて、
目視で確認した範囲ではほとんど動いているようには見えません。

これならフラットは要らないだろうと、フラットなしでコンポジットしました。

その後[ABE][DBE]でバックグラウンド補正したのがこれです。
わざとバックグラウンドをわかり易くするために諧調を調整してます。

[ABE]

[DBE]


原因不明のむらが残ります。
実際はほとんどわからないくらいフラットで極めて誇張していますが、このほんのわずかなところが効いてきます。
同じ画像なのに、[ABE][DBE]の結果が大分違うのもよくわかりません。

どちらかと言えば、
[ABE]を繰り返すほうが綺麗になります。

結局フラットを使用してやり直しました。
フラットを使えば問題なく綺麗に補正されます。

Posted at 2020/10/22 02:23:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月14日 イイね!

困ったときの惑星だのみ。

ちょっと新しいことを試したくて来たんですが・・・。

天気予報では、
ここ一週間は東京周辺が日本で一番天気が悪くなるということで、
少し無理して悪化する前にと思ったものの、
既に雲いっぱいです。

これでは、全然駄目ということで、
惑星を撮ります。

条件の悪い時しか惑星を思い出さないといういつものパターンです。


10月13日21時頃。
火星を撮っているときの様子です。

C9で雲の切れ間を狙って撮ります。

でもチャンスは一瞬しかなくて、
数十秒が限界です。1分は無理でした。

前回1000フレームを撮ったので、
今回は1万フレームを目指しました。ものの・・。
結果は300フレームのスタックに終わりました。


惑星は本当に助かります。
僅か300フレームでも結構な画にできます。
時間にして数十秒です。

撮影も銀河に比べるととっても簡単です。
撮った後の画像処理もとっても簡単です。


車に積めないような大型の望遠鏡でいろいろやって頑張って撮ると、こうなるようです。(少し時間的にズレがあるので 回転が10度くらい違います)

比べてみると、撮れたものは特徴的な部分をよく捉えてるとおもいます。

ニョロっと変なヒゲみたいなものでてるし、
真ん中黒いし、
これって本当かな?とおもいましたが、これで良かったみたいです。



火星にはスマイル ^_^ クレーターがあるようです。

撮りたいものですが、地上に居る限りは無理かな?
Posted at 2020/10/14 18:24:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年10月10日 イイね!

再挑戦M101(天体写真)

台風で予報が悪化して計画していた星撮りができなくなってしまったので、
一年ほど前に撮影したものの、そのときは腕がなくてできなかった M101を仕上げてみました。


露出不足でお蔵入りしていた写真です。
RAWを処理しますが、Jpegではほとんど見えません。

露出不足に気がついて、露出を約3倍の10分に伸ばして撮影した3枚から当日仕上げた去年の写真がこれです。


今回上のお蔵入りしていた露出不足の写真 9枚から仕上げてみたものが下です。
精細感が格段に上がっていますし、ディープな部分のあぶり出しも、絶望的にも見える元の画像の状態からすれば結構できているとおもいます。


(3分×9 ISO2000 F10 2350mm α7S2 九十九里海岸)

総露出時間が両者とも30分ほどで、同日同時刻でほぼ同じ画像になるはずのものですが大分違います。
仕上げの腕はかなり上がったかなという感じです。
でもまだまだ初心者です。上を見たらそびえ立つ高みが見えます。

PixInsightでの処理。
今の力量で思いつくのはこんなところ。

[StarAlignment]星の位置をあわせ
(Dark補正はカメラ内でやってしまったので、いきなり位置合わせから)
[ImageIntegration]画像の加算平均
[HTF]ヒストグラム補正:ホワイトバランスと明るさ補正
[ABE]バックグラウンド補正:シェーディング・フラット補正
[DynamicPSF]星のボケ方で画像のボケ特性を抽出
[StarMask]-[RangeSelection]星のマスクをつくる(Deconvolution用)
[Deconvolution]ボケ特性でボケの逆畳み込み:精細化
[HDRMultiscaleTransform]Wavelet:精細化
[StarNet]-[RangeSelection]銀河エリアの抽出
[HTF]ヒストグラム補正:銀河エリア以外の暗部レベルを僅かに下げる
[CTF]カラー補正:彩度の強調
[MLT]k-sigmaでカラーノイズ除去

※バックグラウンドのザラつき補正のための処理がなかなみつからず、
今のところは、StarNetで銀河以外の極低輝度部を更に下げる処理がベスト。


M51もちょこっと手を入れて少し改善。


例えば、もとの画像は、拡大すると星が楕円にボケてます。


[DynamicPSF]で画像の中の百数十個の星を任意に選らぶと、各種の統計値が計算されて、その中の数十個の星に絞ってボケ方を抽出したものがこれ。

傾いた楕円です。

[Deconvolution]でボケの逆畳み込みで精細化すると

点像に戻ります。
同時に銀河も精細化します。

単純な精細化ではなくて、
復元でボケが戻るのは凄いところです。

Posted at 2020/10/10 03:19:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「凄いカメラがでたようです http://cvw.jp/b/559333/45127616/
何シテル?   05/21 20:00
みなさんの情報が、いろいろ参考になったので、お礼に情報をお返したいとおもいます。
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