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ちばピカのブログ一覧

2021年12月27日 イイね!

今年のラストは冬の天の川

おそらく今年の撮り収めでしょう。

月が出るまでの2時間ほどしかありませんでしたが、今年の最後のチャンスと思い出動することにしました。

快晴のはずが、雲が全天の50%くらいあります。
雲のないところもあるので、大丈夫そうです。

さて、組み上げて、最後に赤道儀にC9を乗せれば、おっとっと。
ウェイトを先につけないと大変なことになります。
一旦C9を車に戻します。

・・・ん・・・え・・・ウェイト・・・ない。
忘れた!!

なんも出来ないじゃん。

でも、こういう時に普段やろうと思わないことをやって、結果それが良かったりするもので。
気を取り直します。

ある機材は14mmF2.8のレンズのみ。

これなら軽いから、ウェイトなしでもいけるかもしれません。

雲のないところを狙いました。
冬の天の川が写ってました。

そういえば冬の天の川は撮ったことがありませんでした。
冬は銀河の中心とは逆のほうが視界になるので(真逆ではないですけど)、
大した画は撮れないだろうと思い、撮ろうとしませんでした。



52min (4min×13)
右下は雲の流れです。真ん中付近にオリオン座があります。

意外によく写ってます。
目では見えないですけど。

天の川の一部をどんなに拡大しても、恒星がびっしり詰まってます。
隙間もなくです。


写真をみると冬の天の川は、暗黒星雲が目立つようにおもいました。
写真を少しぼかすと見やすくなります。



三角錐の光の前に、枝状の暗黒星雲がシルエットとして見えます。

枝状に伸びる角度に一定の規則性があるようにもおもいます。

右下は紐状のようです。
左上も、もしかしたら紐状のものが詰まっているのかもしれません。

なにより、恒星の集まりのように、球や円盤にならないのかが不思議です。
何億年もあれば、丸い集まりになるようにおもいますが、不思議です。


ウェイトを忘れたおかげで、おもしろい画が撮れました!



(車は風上に風よけとして、機材にできるだけ近づけていることが多いです)

月が昇ってきたので撤収です。
このころになって晴れてきました。
Posted at 2021/12/27 19:04:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月12日 イイね!

レナード彗星はクリスマスの素敵なイベントになるか!

レナード彗星 2021/12/11 千葉県九十九里浜


現地に到着すると既に6組はいらしてました。
6時には退散されていたので、おそらくレナード彗星目当てでしょう。
2組はたくさんの機材をセッティングしているようでした。

こちらも200mm F2.8 を赤道儀にのせて東の空を狙います。
スマホからレナード彗星をタップして、赤道儀を彗星に自動で・・・。
ところが、「そんな高度は低くて行けない」と動いてくれません。

確かにほぼ水平、高度は10度を切ってますから予想はしてました。
仕方がないので、少し上の星を赤道儀で導入しました。

それでも200mmと広い視野なので、視野の縁にレナード彗星を捉えることができました。

緑色をしているので、すぐにわかります。

4時59分から1分の露出で5秒の画像確認を加えて繰り返して撮影したものを動画にしました。なので一コマ約1分、猛スピードです。

(クロップして彩度を少し上げてます)

彗星は下がっているように見えますが、赤道儀で昇っていく星を追尾しているので、実際は9.8度と水平に近い位置からどんどん上にあがっています。

高度が高くなるほど、彗星は見やすくなるんですが、朝日が迫ってきて飲み込まれている様子がわかります。

彗星は明るさからいって、裸眼でも見えそうだったので必死で探しましたが残念ながら見えませんでした。
緑の恒星はないですし、宇宙には緑はないと言われるほど、緑色は珍しいので、裸眼でみたかった。

双眼鏡なら見えたとおもいますが、裸眼にこだわり過ぎて時間を費やしてしまって、諦めて双眼鏡を持ち出してきたころには明るくなってきていて、双眼鏡でも見えなかったです。

ベストの数分間に双眼鏡を使っていたら見えたとおもいますが、
刻々と変化する僅かな観測時間では、なかなか難しいものがあります。

早朝はもう無理で、
あとはクリスマス頃の夕方に見えるかどうかです。

彗星の明るさの予想はなかなか難しく、これから明るくなるかもしれません。

そうなればクリスマスの素敵なイベントになるかもしれませんね!
Posted at 2021/12/12 15:19:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月08日 イイね!

バックラッシュ(星撮り)

Celestron Advanced VX ギアメンテナンス
(忘備録です)

星撮りに使っている赤道儀が不調で、
なんとかしないといけません。
ガイド時にカタカタ音もなるようになりました。

ひとまず、簡単に手をだせるモーター近くのギア周りを調べてみます。
蓋は、プラスドライバーで簡単に開けることができます。


(L,R はモーターの回る方向)

上の望遠鏡近くがDEC側モーター、下が三脚近くのRA側モーター周りです。
DEC側モーターは望遠鏡自体の重心で望遠鏡を回します。
RA側モーターは、望遠鏡とウェイトの重心で望遠鏡を大きく振り回します。
Advanced VX のいいところは、全てスマホから操作できるところです。

先ずはDEC側からです。
スマホアプリでのRATE:2のスピードで順逆に3パルスずつ動かしてみます。


大きなバックラシュがあります。
ですが、赤道儀はうまくバックラシュがあるものとした動きをしようとしているのがわかります。
軽くちょんちょんと触れて動かそうとしているところがおもしろいです。

これを見るまで、バックラッシュの補正の動きは、
例えば4のバックラッシュがあって1づつ動かそうとすると、
[+5],[+1],[+1],[+1]という動きだとおもってました。
そうではないですね。

動画をみると
[+5,-4],[+5,-4],[+5,-4],[+5,-4],[+5,-4]という動きです。


調整してみます。

モーターは3つのネジで止まっています。
そのうちの2つはギアの下にあるため、ギアを取り外さないといけません。
この3つのネジを緩めることでモーターの位置を微調整します。

ギアは2つのネジで止まっています。
一つは外周を止めていて、もう一つはギアのかまぼこ型の軸の底を止めていて、すべって回転させないようになっています。

ギアを外したあとは、モーターの3つのネジを緩めてからギアをまた仮にはめて、バックラシュがあまりないようにモーターの位置を調整してから、ギアの下ではないネジで軽く位置止めをして、またギアを外して、ギアの下のネジ2本を締め、ギアを付けて、もう一つのネジを締めて完成です。

モーターを止めるネジが、ギアに隠れないところにあれば、調整はもっと簡単なんですがね。
調整後


バックラシュがほとんどなくなったのに、バックラシュを加味した動きです。
もうバックラシュはないのでこれをやめなければなりません。

スマホにはバックラシュ補正の項目がなかったようにおもうので、
赤道儀での調整になるようです。

ハンドコントローラーを何年ぶりかで操作します。
ほとんど操作を忘れていたので、ハンドコントローラーの前で一瞬固まりました。

補正値を0にして、スマホで動かしてみます。




バックラシュ補正をしなくなりました。(多少はいるのかもしれませんが)
これでOKです。

最高速でテスト


RA側も確認します。

RA側のギアをドライバーで軽く動かしてみると、
なんとカタカタ音がします。
ガイド時に聞こえる音と同じです!
「これか!」

スマホから動かしてみるとRA側のギアにも、かなりグラグラです。
さきほどバックラシュ補正を0にしてますが、
おそらくバックラシュを加味したギアの動きで、カタカタ音が聞こえたのでしょう。
RATE:2のスピードで順逆に3パルスずつ動かしてみます。



このRA側のギアも調整。
調整後はバックラシュは極小になっています。


購入新品時のギアをみてないので、新品時に戻ったのか、新品時以上になったのかは、わかりませんが、とりあえず、ここの部分ではベストのところまでは調整できました。

もっとも、このギアのあとの赤道儀を回す部分の機構まで分解して見ていないので、はたしてそこはどうなのか?
モーター周りのギアでここまで調整が必要だったので、開けてみるのがコワイです。

調整後、
月に1、2回程度しか動かしていないのに、ここまで不調になるものかと思い起こしてみると、自分はStarSenseという自動導入を毎回していて、
このとき、全天のいろいろな場所をフルスピードでガンガン動き回って自動撮影するので、この毎回の高負荷でだんだんバックラシュが大きくなっていったのかもしれません。

ということは、自分の場合は、ときどきギアの調整をする必要があるのかもしれません。


早速試してみました。

スマホからのパルスには即応するようになりました。
全体の動きも軽快に感じます。
メンテ前とは明らかに違います。

天頂の撮影には、2つの赤道儀の体勢があるんですが、
いままで大きな暴れと、流れで撮影できませんでした。
これを試してみます。


大きな暴れは改善しているように見えませんでしたが、
流れはしなかったので撮影はできました。

(撮影風景)

2350mmのC9でオートガイドして、500mmの小型反射鏡で撮影しました。
C9に子ガメのように乗っているやつです。

500mm前後の天体望遠鏡は持ってなくて、
子供の運動会の撮影で使うような地上反射鏡です。

無限遠ではピントが極めてシビアなんですが、カメラのピーキング機能を使えば正確にピントを合わせられます。

画面をモニター上で拡大して目視で合わせる方法では、ピントは合わせられないです。

大暴れしているガイドですが、2350mmでの話であって、500mmではなんとかなるようです。

ちょうど天頂にいたアンドロメダ銀河を撮影しました。


目視ではアンドロメダ銀河を全く確認できません。一都三県の明るい空でなんとかここまでもってこれました。

次に狙ったのがM81とM82です。
M81は単体で撮ったことがありましたが、M82もC9の視野内に入りそうだったので、同一視野で撮ってみました。

M81(右)、M82(左) 28min (4min×7)

ガイドはこんな感じ。


ほぼ Advanced VX の限界性能でしょう。
ここまでガイドできれば、星像は点になります。

たまたまなのか、メンテしたからなのかわかりません。
なにせ、ガイドを乱す主要因が赤道儀の体勢なんで・・。


Posted at 2021/12/08 23:27:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年12月02日 イイね!

今年の養老渓谷

千葉県の代表的な紅葉の名所です。
2年ぶりかな。養老渓谷。

例年は大渋滞で大変なところですが、今年は大きな渋滞はありませんでした。
人も凄く少なかったです。
紅葉は今週まではという感じでした。




この栗又の滝まで川沿いに遊歩道が続いています。



川面の紅葉がメチャ綺麗でした!




油絵のようです。
みんな写真を撮ってました。それは撮りますよね。


珍しい車も沢山駐車してました。













新しい遊歩道が作られていましたが、まだお披露目されてませんでした。
「通行止」でなく、「近日公開」のほうが商業的には・・・。役所的です。





落石で遊歩道は半分ほどでUターンして戻らねばなりませんでした。
残念。
人が少ない理由の一つかな?





Posted at 2021/12/02 21:29:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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「凄いカメラがでたようです http://cvw.jp/b/559333/45127616/
何シテル?   05/21 20:00
みなさんの情報が、いろいろ参考になったので、お礼に情報をお返したいとおもいます。
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