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ちばピカのブログ一覧

2024年04月30日 イイね!

ふもとっぱらで天の川

ふもとっぱらキャンプ場で天の川銀河の撮影

空の暗さを求めて、以前はよく山に行ってました。
昨今、獣の出没が話題になってますよね。

昼間はよくわからないですけど、星撮りで夜間に道路を走ることが多いと、本当に獣が多くなったなと気づきます。

何度も行っている富士山麓の撮影スポットで撮影している間、スマホで熊の出没情報を見ていると、その場所で2ヶ月前に熊の目撃情報があつたりして。
若い頃も来てましたけど、高度が高いこともあり熊なんていなかったですよ。

なので、最近は柵のあるキャンプ場をよく利用するようになりました。

今回はふもとっぱらで天の川を撮影してみます。
ホームグラウンドの九十九里浜とは、空の暗さと星の量が全然違います。


Canon EOS R6 markⅡ 16mm
天の川の色は実際の色です。色の調整はしていません。
彩度は上げてます。
先月写したのもので、撮影時の外気温は昼間でも氷点下の日でした。

あらためて見ると、天の川は富士山より遥かに巨大ですね。
比較対象があると巨大さがよくわかります。

ただカメラを三脚にのせただけでは、露出30秒で撮影したとしても拡大してみると星は流れてしまいますが、赤道儀で追尾して撮影したので上の写真を拡大しても星像はどこまでも点で、且つ鮮明です。

(上の写真の一部を拡大)

せっかく普段3000mmの長焦点で使用している赤道儀で長時間露光をした普通の人がやらない方法で撮影をしているので、天の川と星を少し強調して色調整も加えて見栄えをよくしてみました。


実は先月2回も行ってます。
2回目は曇ってしまいましたが薄曇りだったので、なんとか星を絞り出せました。


キャンプ場は、公共の駐車場のような灯りがないですし、夜間は車のエンジンをかけてはいけないので、車のヘッドライトに照らされることもありません。

周りにキャンパーが沢山いますが、みなさんマナーがいいので、星撮りしている自分を懐中電灯で照らす人もいません。

何より獣の心配がないのが良いところで、安心して天体撮影できます。

1年前の2023年4月、ふもとっぱらでの月明かり下のショットもついでに。
Posted at 2024/04/30 18:22:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年04月17日 イイね!

Canon EOS R6 MarkⅡ と M101

Canon EOS R6 MarkⅡ 発売日に購入も赤道儀のコントローラーが対応してくれるのを待ってました。一年以上経ち、やっと対応してくれたので本格導入しました。

撮影実績が多くあって比較しやすいM101を撮影。写りを見てみます。

C8(20cm反射) Canon EOS R6 MarkⅡ 総露出時間107min 千葉県勝浦市(海岸)




Sony素子機と露出約60sのRAW画像で比較。

星撮り用としては、風景写真とは全く違う性能評価が必要なのですが、誰も上げてくれてないようなので色々テストしてみました。
詳しいところは説明が大変なのでザクッと記載します。

感度的には、Sony素子に追いついてきた感がありました。でもまだSony素子機が若干有利かもしれません。
このR6M2の前にCanon RT(フルサイズ一眼)を所有していたので調べたことがあって、その時RTは、より価格の低いSony機とくらべても感度はずっと低く、全く使い物にならないかった経緯がありました。銀河で非常に暗い対象という条件での評価です。
R6M2ではかなり感度を上げてきてます。

特筆すべきはCanon機の暗雑音の少なさです。
上の比較では、実はSony側の画像はノイズ低減のためのダーク減算をしています。

その画像よりダーク減算をしていないCanon側の方がノイズが少ないくらいです。

ただ、他のCanon一眼機にも言えるのですが、どうもCanonは素子レベル(あるいはRAW前での何かの処理)でスムージングがかかってるように見えます。(スムージングをかけている訳ではなくて結果的にかかっていることになるのかもしれません)

スムージングをかければノイズはいくらでも小さくできるので、単純にCanon機のノイズが少ないとは言えません。

もう一つ、まだ誰も気がついていないと思う奇妙な特性を見つけました。

ISO3400とISO12800の画像比較をしていて気がつきました。まず同じ画でしたので、先ず両者はGAINの領域(素子自体の感度は上げていない)だと分かりました。それと、なぜかISO12800では輝点ノイズが完全に消えていることに気が付きました。
Sony素子機では、Dark補正をしない限りこの厄介な輝点ノイズを消すことはできません。

画は同じなので、もし消せるならISO3400でも消しているはずです。
ISO12800からノイズが出るなら話はまだ分かりますが、なぜ高感度側で消えるのが不思議です。

この切り替えはどこで起こるのか、ISO3400から徐々に上げて調べたところ、切り替えはISO10000で起こることがわかりました。



この理由は不明ですが、星撮りはISO10000でするのが良さそうです。
(上のSony機とのRAW画像の比較もISO10000で行っています)

このノイズの低さと輝点の消失は、星撮りで大きな利点を生み出します。
Dark補正がほぼ必要ないという利点です。
上のM101銀河も、Sony機ではマストなダーク補正をしていません。

そういえば、Canonの広報で素子レベルでDark補正をしているという記事を見たことがあります。
その時は過大広告だと思ってましたが、どうも本当に補正しているように見えます。(その副作用がボケた感じを生み出しているのかもしれません)

これは、星雲や天の川の撮影で大きなアドバンテージになると思います。実際 天の川を撮るカメラは経験的にSony機ではなくR6M2を使ってました。

一方感度はSony機がまだ有利なようで、光量がある部分、例えば銀河の中心部分とかの解像度や諧調ではSony機が明らかに優っているように見えます。

結論は、CanonとSony は一丁一旦と言えるくらいまで、Canon素子が性能を上げてSony素子に肉薄してきているようです。どちらがいいかはもう少し使ってみないと判断できません。とりあえずしばらくはCanon R6M2で銀河を撮ってみたいと思います。
Posted at 2024/04/17 22:57:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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