• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ちばピカのブログ一覧

2024年06月11日 イイね!

鴨川の海岸で天の川

これからは曇りの日が続きそうで、予報は現在晴れですが星撮り的には曇りです。
赤道儀での星撮りは諦めて、ちょうど天の川が天頂にかかる感じだったので三脚のみの使用で天の川を撮影。


APS-C用の7.5mmレンズをフルサイズで無理やり撮影。鴨川の海岸。
星はよく見えるものの、全体的に雲がかかってます。終始こんな感じ。

本格的な星撮りはできませんでしたが、反面時間はたっぷりあって、いい機会なので、Sony,Canon,天体用カメラを入れ替えたりレンズを替えたりとかして、色々と条件を変えて機材テストをしました。


16mm F1.8をF2.0まで絞って露出30sで撮影したものを加工。Sony α7sⅡ。
赤道儀は使わずに砂浜に三脚を置いて撮影したので、拡大してよく見ると星が日周運動で横のびしてます。
拡大しなければこれでもいいかな。


天体用カメラで50mm視野で撮影。露出10sで9枚をリアルタイム加算。
黒い枠は星が動いているためにできた糊しろ。


天の川の暗い部分は暗黒星雲で、どの銀河でも銀河の中央付近にあるんですけど、天の川銀河の前のここの暗黒星雲は、距離が近いからか天の川を越えてあるように見えます。どうなんだろう?

Posted at 2024/06/11 02:37:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年04月30日 イイね!

ふもとっぱらで天の川

ふもとっぱらキャンプ場で天の川銀河の撮影

空の暗さを求めて、以前はよく山に行ってました。
昨今、獣の出没が話題になってますよね。

昼間はよくわからないですけど、星撮りで夜間に道路を走ることが多いと、本当に獣が多くなったなと気づきます。

何度も行っている富士山麓の撮影スポットで撮影している間、スマホで熊の出没情報を見ていると、その場所で2ヶ月前に熊の目撃情報があつたりして。
若い頃も来てましたけど、高度が高いこともあり熊なんていなかったですよ。

なので、最近は柵のあるキャンプ場をよく利用するようになりました。

今回はふもとっぱらで天の川を撮影してみます。
ホームグラウンドの九十九里浜とは、空の暗さと星の量が全然違います。


Canon EOS R6 markⅡ 16mm
天の川の色は実際の色です。色の調整はしていません。
彩度は上げてます。
先月写したのもので、撮影時の外気温は昼間でも氷点下の日でした。

あらためて見ると、天の川は富士山より遥かに巨大ですね。
比較対象があると巨大さがよくわかります。

ただカメラを三脚にのせただけでは、露出30秒で撮影したとしても拡大してみると星は流れてしまいますが、赤道儀で追尾して撮影したので上の写真を拡大しても星像はどこまでも点で、且つ鮮明です。

(上の写真の一部を拡大)

せっかく普段3000mmの長焦点で使用している赤道儀で長時間露光をした普通の人がやらない方法で撮影をしているので、天の川と星を少し強調して色調整も加えて見栄えをよくしてみました。


実は先月2回も行ってます。
2回目は曇ってしまいましたが薄曇りだったので、なんとか星を絞り出せました。


キャンプ場は、公共の駐車場のような灯りがないですし、夜間は車のエンジンをかけてはいけないので、車のヘッドライトに照らされることもありません。

周りにキャンパーが沢山いますが、みなさんマナーがいいので、星撮りしている自分を懐中電灯で照らす人もいません。

何より獣の心配がないのが良いところで、安心して天体撮影できます。

1年前の2023年4月、ふもとっぱらでの月明かり下のショットもついでに。
Posted at 2024/04/30 18:22:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年04月17日 イイね!

Canon EOS R6 MarkⅡ と M101

Canon EOS R6 MarkⅡ 発売日に購入も赤道儀のコントローラーが対応してくれるのを待ってました。一年以上経ち、やっと対応してくれたので本格導入しました。

撮影実績が多くあって比較しやすいM101を撮影。写りを見てみます。

C8(20cm反射) Canon EOS R6 MarkⅡ 総露出時間107min 千葉県勝浦市(海岸)




Sony素子機と露出約60sのRAW画像で比較。

星撮り用としては、風景写真とは全く違う性能評価が必要なのですが、誰も上げてくれてないようなので色々テストしてみました。
詳しいところは説明が大変なのでザクッと記載します。

感度的には、Sony素子に追いついてきた感がありました。でもまだSony素子機が若干有利かもしれません。
このR6M2の前にCanon RT(フルサイズ一眼)を所有していたので調べたことがあって、その時RTは、より価格の低いSony機とくらべても感度はずっと低く、全く使い物にならないかった経緯がありました。銀河で非常に暗い対象という条件での評価です。
R6M2ではかなり感度を上げてきてます。

特筆すべきはCanon機の暗雑音の少なさです。
上の比較では、実はSony側の画像はノイズ低減のためのダーク減算をしています。

その画像よりダーク減算をしていないCanon側の方がノイズが少ないくらいです。

ただ、他のCanon一眼機にも言えるのですが、どうもCanonは素子レベル(あるいはRAW前での何かの処理)でスムージングがかかってるように見えます。(スムージングをかけている訳ではなくて結果的にかかっていることになるのかもしれません)

スムージングをかければノイズはいくらでも小さくできるので、単純にCanon機のノイズが少ないとは言えません。

もう一つ、まだ誰も気がついていないと思う奇妙な特性を見つけました。

ISO3400とISO12800の画像比較をしていて気がつきました。まず同じ画でしたので、先ず両者はGAINの領域(素子自体の感度は上げていない)だと分かりました。それと、なぜかISO12800では輝点ノイズが完全に消えていることに気が付きました。
Sony素子機では、Dark補正をしない限りこの厄介な輝点ノイズを消すことはできません。

画は同じなので、もし消せるならISO3400でも消しているはずです。
ISO12800からノイズが出るなら話はまだ分かりますが、なぜ高感度側で消えるのが不思議です。

この切り替えはどこで起こるのか、ISO3400から徐々に上げて調べたところ、切り替えはISO10000で起こることがわかりました。



この理由は不明ですが、星撮りはISO10000でするのが良さそうです。
(上のSony機とのRAW画像の比較もISO10000で行っています)

このノイズの低さと輝点の消失は、星撮りで大きな利点を生み出します。
Dark補正がほぼ必要ないという利点です。
上のM101銀河も、Sony機ではマストなダーク補正をしていません。

そういえば、Canonの広報で素子レベルでDark補正をしているという記事を見たことがあります。
その時は過大広告だと思ってましたが、どうも本当に補正しているように見えます。(その副作用がボケた感じを生み出しているのかもしれません)

これは、星雲や天の川の撮影で大きなアドバンテージになると思います。実際 天の川を撮るカメラは経験的にSony機ではなくR6M2を使ってました。

一方感度はSony機がまだ有利なようで、光量がある部分、例えば銀河の中心部分とかの解像度や諧調ではSony機が明らかに優っているように見えます。

結論は、CanonとSony は一丁一旦と言えるくらいまで、Canon素子が性能を上げてSony素子に肉薄してきているようです。どちらがいいかはもう少し使ってみないと判断できません。とりあえずしばらくはCanon R6M2で銀河を撮ってみたいと思います。
Posted at 2024/04/17 22:57:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年02月17日 イイね!

過去一を目指すもまた撃沈 M51

M51 子持ち銀河はとても見応えのある銀河で、過去何度も撮影してます。でもなかなか満足できるものが撮れてない。

撮影機材は年々ダウングレードしているものの、自分の撮影技術は年々上がってきているので、ここで過去一を目指しました。

ホームの九十九里海岸では東しかクリアではありません。1月〜2月が撮影チャンスです。ギリギリ3月頭。

成果物 M51 です。

C8 80min ( 実質60min? )

でも、結局やらかしました。
撮影中ふと鏡筒を除いたら!真っ白けっけ!


えっ!なぜ!
結露防止の12Vヒーターの接触不良で、撮影中に電源が切れている!
実は前回の撮影でこれには気づいていて、対策を講じようとしていたのに、すっかり忘れてました。
接触不良が起こるのはごく稀になので、撮影準備していても思い出さなかったです。

******

このタイプのDCプラグがまずいんですよ。
帰ってすぐにこのタイプに付け替えました。


これだと端子を噛んでくれるので問題なし。
******

今の撮影方法は現地でリアルタイム画像加算をしていて、この時のボケた画像も加算されていて画像の質をかなり低下させているはずです。
露出80分のうちのおそらく15分ぐらいはボケボケの画像が加算されていて、実質の露出は60分くらいでしょう。

さらに、ヒーターを入れ直して夜露を飛ばし切るまでの時間15分程が、実際には露出時間に充てられたはずで。そう考えると1.7倍の105分の露出をかけられたはずです。
この差は大きい。ショックも大きい。撮影するのは1年に一度あるかどうかという位で、気持ち的には撃沈に近い( ´`)

敗因は、車中で長尺のYouTube動画を見てしまったことです。
後でも見れたのに。撮影に集中すればよかった( ´`)

また来年か、3月頭にもう一度挑戦するか・・。
撮りたい銀河はまだまだたくさんあるので、来年か・・。

人生の教訓にも通じます。
ここぞという時は集中する!

ところで、M51は色々な人が異なる色調で処理されていて、実際の見かけの色がよくわかりません。恒星は光が狭い波長で出ていたり、それを撮像素子がどう出力するかとか、かなかな風景写真のようにこの色が正解というわけにはいきません。

HSTの画像を見てみました。


この色調が正しいのかどうかわかりませんが、これに近づけて調整してみました。


下の画像はごく最近の2023年8月に発表されたものです。
世界中の天体撮影者が協力し合って、世界中の高性能な望遠鏡で総露出255時間をかけて撮影した画像だそうです。
初めてみた時、フェイクの絵画かと思いました。

M51の新しい姿です。ちょっと感動。

h ttps://apod.nasa.gov/apod/ap230811.html

色味は強調されているだけか、元素の輝線で色ずけされているかよくわかりませんが、この色調に近い調整はこのページの先頭の画像の方かな。

天体は、どんどん予想もできない新しい事実がわかってくるから面白い!
Posted at 2024/02/17 22:54:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年02月16日 イイね!

紐で結ばれた銀河 NGC5216 NGC5218

NGC5216とNGC5218
細い紐のような糸で結ばれているように見える不思議な銀河です。

糸は実際にはかなり細いようですが淡い雲のようにしか捉えられなかったです。
線として捉えるのは、20cm反射の解像度では難しいかもしれません。

精鋭化処理をすると消えそうなほど暗いので、一切シャープ処理はせず、階調補正のみの画像です。

C8 66min NGC 5216 (右上) と NGC 5218 (左下)

NASAの画像では細い糸のように見えます。
糸の細さが均一のように見えるのは不思議です。餅を伸ばしたように中央は細くなると思うのに、そうなっているようには見えません。まさに糸です。


説明には「銀河 NGC 5216 (右上) と NGC 5218 は、本当に糸でつながっているように見えます。もちろん、そのひもは、長さ約 2万2千光年のガス、塵、星の宇宙の軌跡です。」とあります。
Posted at 2024/02/16 02:18:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「凄いカメラがでたようです http://cvw.jp/b/559333/45127616/
何シテル?   05/21 20:00
みなさんの情報が、いろいろ参考になったので、お礼に情報をお返したいとおもいます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10 111213141516
1718192021 2223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

[トヨタ プリウス] Z化計画 リアバンパー ガーニッシュパネル交換 外し方 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/10 12:55:57
パール富士の撮影場所計算方法 備忘録 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/02/01 14:23:14
[シトロエン C4 ピカソ] 自分で初めてバッテリー交換② 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/05 22:38:53

愛車一覧

シトロエン C4 ピカソ シトロエン C4 ピカソ
C4ピカソは13台目の車です。 いままでの経験から、視界のいい車は運転していて気持ちがい ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation