無事に家に帰って来ました。
金曜の早朝3時に出て、日曜の深夜1時に帰宅。
濃密な3日間でしたが、大満足な週末。
今回のM festival=ニュルブルクリンク24時間観戦レポートを、何回かに分けて報告したいと思います。
先ずは初日。
前回、少し触れましたが、W杯の日本戦を観戦後に家を出発。
朝の3時です。。。
因に欧州では0時キックオフでした。
この時点で、睡魔との戦いが始まっていました。
案の定、片道700キロのロングドライブは大変で、給油・休憩・仮眠を取りながら気が付くとニュルに着いていましたwww
案内状によると、info centerで受付を済ましてから会場へ来て下さい。との事だったので、info centerを目指します。
今回のパッケージには駐車場も含まれている為、安心してサーキットへ入れます。
ところが。。。
駐車場に入れようとすると、係のおじさんが、
「君のチケットでは駐車出来ません。他の駐車場に止めて下さい。」
私「止めれるはずだけど???」
「いや、無理です。」
私「・・・じゃあ、何処なら止めれるの?」
「この先の駐車場へ O X O X O X」
イマイチ腑に落ちないので、とりあえず車を離れた駐車場に止めてinfo centerへ向かいます。
そして受付を済ましてから
私『ところで、駐車場に入れなかったんだけど何でですか?」
「駐車チケットは買いましたか?」
私「パッケージに込みだって書いてありましたけど?」
「入って無かったら、無くしたか?注文したいなかったか?なので駐車は出来ませんね」
私「(プチ!)最初から入っていなかったし、説明には駐車場も込みだと書いてありましたけど!」
「私には分からないので責任者に聞いて下さい。」
責任者に再び状況を説明。
「オーダーしていないなら駐車券はありませんね。」
私「(プチプチ)いやいや、書いてあったのにありませんじゃないでしょ?」
すると、他の客が同じ内容で横でも揉めています。
そして、共同で文句を言い続けると、
「BMWの方に問い合わせるので少しお待ちを!」
どうやら雇われスタッフの様です。。。
電話が終わると、
「駐車場は既に満杯で無理です。そのかわり、スタッフの駐車場をお使い下さい。」
お陰様で、ホスピタリティの真ん前の駐車場に止める事が出来ましたwww
会場に着くと、手にバンドを巻かれます。
「レース中の3日間は、外さないで下さい。各ゲートで、提示願います。」
私「シャワー浴びても平気???」
「大丈夫だと思います。。。切れたら、また新しいのを巻きますのでご安心を!」
会場内に入るとこんな感じです。
3日間、飲み放題・食べ放題です!
なので、先ずは長旅の疲れを癒す為に、ビールで乾杯!!!
すると、隣の席に座っている人が話かけてきます。
「日本人ですか?」
私「はい」
「おお!友よ。我々はコロンビアから来たんだ。火曜までは友達だね♪」
私「頼むから負けてくれ。君たちは既に予選を突破しているから、決勝トーナメントに備えて2軍を出してくれ!」
「分かった!俺は日本が好きだからコロンビアに電話しておくよwww」
こんな感じで仲良くなり、色々と話をしていると、会社の社長さんで世界旅行をしている最中でのニュル観戦だったり、ヒストリックカーのディラー社長さんで元フェラーリに勤めてたという変わった経歴の方だったり、カリフォルニアBMWディーラーの社長さんだったり。。。と知り合いになれました。
いや〜お金持ちの中にサラリーマンが一人。。。
そんな中、
「車は何を持ってるの?」と聞かれ、
私「チェコでは118dに乗ってて、日本にはCSLがあるよ。」と言うと
「おおっ!CSLは良い車だよね!売るときは連絡くれ!」
という感じで、車好き同士?すぐに仲良くなれましたwww
昼食と歓談を済ませた後は、info center=サーキット会場へ向かいます。
info centerへの移動は、無料Mシャトルバス。
サーキット会場には、メーカーブースが多数出店されていましたが、今回は面白い物が無く、買い物はゼロ。
次に向かうは、TUV towerと呼ばれるコントロールタワー + ピット裏見学。
TUV tower
この橋を渡って行きます。
イメージは岡国にもある橋と同じ。
橋の中はこんな感じ。
TUV towerのテラスから、ピット裏を見渡すとこんな感じ。
ヨーロッパのモーターホームですね。
全てのカテゴリのテントが、所狭しと集結しています。
軽くピット裏を見学した後に、夕飯と開会イベントに参加する為に、ホスピタリティのある場所へ散歩がてら歩いて戻ります。
開会イベントでは、M社の社長の挨拶や、M5の生誕30周年記念モデルの説明。全てドイツ語なので???
そんな説明を聞きながら乾杯
食事
暫くするとBMWのドライバー達が集合。
今回はワークス参戦は無いにしてもMがシューベルトと、もう1チームに技術支援 + ワークスドライバーレンタルでサポートをしている模様。
そして、M performanceのチューンを施したM4のアンベール。
その後、会場をウロウロしていると、一人の日本人に声をかけられました。
どうやらBMW Mの広報から、日本人が4人来るからチェックしてくれと頼まれたとの事。
色々と話をしていると、どうやらその方はモータジャーナリストらしく、名刺を頂くと木村好弘さんとの事。
自動車雑誌を読まれる方は、ご存知な方もいるかと思います。
正直、私は知りませんでした。。。
ただ色々な車の話が凄く面白く、普段聞けない様な業界の裏話も沢山聞かせて頂けて楽しかったです。
その中で興味深かったのは、
ニュルを走って死にたく無かったら、先ずはスタビを外せ!とドイツのエンジニアに言われたとか。
そもそも、ニュルはタイムアタックをする場所では無く、耐久性の確認をする場所だったのに、いつの間にかタイムアタックの代名詞になってしまったとか。
ニュルが経営破綻に至ったのは、地元の利権が絡んだり、何かあれば国が救済してくれるから大丈夫。と言った経営体質だったり等々。
夜も10時を周り、睡魔が襲って来たので、初日はこれにて終了。
ホテルへ移動し2日目に備えます。
つづく