パーキングブレーキ調整(3回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
整備手帳「ユーザー車検(5回目)」で、パーキングブレーキがなかなか合格せず、手がつりそうになりました。(笑)
あれから1ヶ月程経ちましたが、改めてレバーを引っ張ってみると、8ノッチ(最大)を越えてもまだ引っ張れます。
これは流石にいけないと思い、調整しました。
<コンソールプラグ外し>
パーキングブレーキレバーの下にある、コンソールプラグを外します。
下に押し込むとずれるので、簡単に外れます。
本当はハンドルを外そうとしたのですが、固くて外れなかったので諦めました。
(ハンドルを外すとセンターコンソールが外れるので、作業性は良いですが、センターコンソールを外さなくても作業できます。)
2
<スイッチブラケット外し>
リヤパワーウィンドウのスイッチブラケットの前側に内装外しを差し込み、持ち上げます。
<外したスイッチブラケット>
爪の位置は前後それぞれ2ヶ所となります。
3
<コネクター外し>
スイッチブラケットの裏側につながっている2ヶ所のコネクターを外します。
コネクターのロック部分を持ち上げる(もしくは爪を押す)と、外れます。
<シフトブーツ外し>
シフトブーツとセンターコンソールの間に内装外しを差し込み、上へ持ち上げます。
そして、外れたシフトブーツを持ち上げます。
4
<センターコンソール外し1>
シフトブーツの下にある、センターコンソールを固定している2ヶ所のボルトをソケット(10mm)で外します。
<アッシュトレー外し>
センターコンソールの後ろにあるアッシュトレーを外します。
アッシュトレーを開けて、そのまま引っ張ると外れます。
以前、整備手帳「パーキングブレーキ調整1」にて、「アッシュトレー(灰皿)の横を内側へ押しながら持ち上げる」と書きました。
今回、構造をよく見てみたら、そのまま引っ張っても、スプリングのレバーが無理なく動くことが分かりました。
5
<センターコンソール外し2>
アッシュトレーの下にある、センターコンソールを固定している2ヶ所のスクリューをトルクスドライバー(T20)で外します。
<センターコンソール外し3>
パーキングブレーキレバーを1ノッチ掛けた状態で、センターコンソールを持ち上げます。
なお、シートの位置は都度作業のやり易い位置に動かしています。
6
<センターコンソールを持上げた状態>
相変わらず崩壊したスポンジが散らばり、ベトベトして気持ち悪いです。
今回、形の崩れた部分は取り除くことにしました。
<パーキングブレーキ調整部分>
リヤパワーウィンドウの配線の手前のフロアーシートをめくると、パーキングブレーキの調整部分が顔を出します。
7
<パーキングブレーキのワイヤー調整1>
調整ナット(13mm)をスパナーで回して調整します。
右回転: ワイヤーを張る
左回転: ワイヤーを弛ませる
調整はパーキングブレーキレバーを1ノッチ掛けた状態で、わずかにブレーキを引きずるところを狙います。
<パーキングブレーキのワイヤー調整2>
ナットを90度程回した後、左右のリヤタイヤを回してブレーキが引きずっているか確かめます。
コツコツと調整を繰り返します。
調整前:約18mm
調整後:約19mm
わずか1mmですが、大分弛みがとれました。
それと、やはり左右差が出ていて、左側に合わせました。
左: 1ノッチで引きずる
右: 1ノッチでは引きずらないが、2ノッチで固定される
左側は右側に比べブレーキローターとブレーキパッドの減りが少ないのが、関係しているのかもしれません。
あとはセンターコンソールを元に戻して終了です。
8
<スポンジの状態>
上: リヤパワーウィンドウスイッチの配線部のスポンジ
下: パーキングブレーキレバー付近のスポンジ
このスポンジ、何のためにあるのかな。
配線部のスポンジは配線がセンターコンソールの内側にこすれるのを防ぐためのものかもしれません。
レバー側のスポンジは下からの騒音防止?
今回の費用: 0円
(工具は持っているものを使用)
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