電装品の電源・グランドまとめ2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
電装品の電源・グランドまとめ1の続きです。
<組立た状態1>
こんな感じになりました。
<高ナット締付>
2枚のアクリル板を高ナットでつなぎます。
なべ小ねじ(4ヶ所)をプラスドライバーで締め付けます。
2
<組立た状態2>
組み立てるとこんな形になりました。
ヒューズホルダーの長さが意外とあるのと、コネクターのスペースを確保したら、結構大きくなってしまいました。
「これ本当にダッシュボードの中に収まるの?」と思うかもしれませんが、大丈夫です、事前に確かめてあります。(笑)
3
<フェイスプレートを外した状態>
バッテリーのマイナス端子を外してから、フェイスプレート・時計・オーディオユニットを外します。
各部品の外し方は以下の整備手帳をご覧ください。
○シガーソケットの修理
○時計・外気温計の電球交換
○オーディオユニット交換準備
<B部拡大>
時計が収まっている部分はエアコンのユニットがあるのでしょうか、奥行きがほとんどありません。
ここには電源・グランドの台を置けません。
4
<3項のA部拡大>
オーディオユニットの奥はどうでしょうか。
オーディオユニットの長さは純正に比べて半分位になったものの、実はここも意外とスペースが無く、縦方向に置くのはきつそう。
<オーディオユニットの右奥>
中をのぞいていたら、オーディオユニットの右下にスペースがあることに気が付きました。
ここならば、干渉も無く置けそうです。
ただし、電源・グランドの台を固定する方法が思い浮かびませんでした。
なので、ねじによる固定は諦め、ステーで引っ掛けることにしました。
5
<材料>
○金折
○ウレタンフォーム(100mm×30mm)+両面テープ
金折を電源・グランドの台に締め付け、先端をダッシュボード奥に両面テープで固定したウレタンフォームに差し込むことにします。
<取付た状態>
取り付けるとこんなイメージになります。
この後、現物合わせをして、
○ウレタンフォームの高さ: 30mm→20mm
○金折の角度: 90°→70°
に、調整しました。
また、配線の取り回しを再度考え、背面からの取り出しから、側面からの取り出しへ換えました。
6
電源・グランドの台を置く場所が決まったので、台へつなげるそれぞれの配線の長さを確かめます。
ちなみに、配線は
○常時電源: シガーソケットのコネクター付近
○ACC電源: ヒューズボックスの23番端子 (今までと同じ)
○グランド: シガーソケットのコネクター付近
から、取ることにします。
台から一番遠い位置にある、ACC電源までの配線の長さを確かめます。
まず、ヒューズボックスのふたを外します。
<ヒューズボックス外し1>
ヒューズボックスを固定するねじ(2本)をトルクスドライバー(T20)で外します。
4ヶ所で留めてあるかと思いきや、左上と右下の対角線(2ヶ所)しかありませんでした。
<ヒューズボックス外し2>
ヒューズボックスの両端の真ん中にあるレバーを内側へ押しながら、ヒューズボックスを引っ張り出します。
7
<ヒューズボックスを外した状態>
ヒューズボックスを外すと、こんな感じになります。
配線はつながっていますので、抜け落ちることはありません。
ダッシュボードの中も結構汚れるんですね。
20年間分の汚れです。
<配線のルート>
ACC電源の配線は、
ヒューズボックスの裏側
→ステアリングシャフトの下側
→電源・グランドの台
へ、通すことにしました。
ステアリングを一番下げた状態でも、配線が引っ張られないように余裕を持たせます。
8
<配線準備>
電源・グランドの台までの配線を準備しました。
左から、
○常時電源の配線: 200mm, シガーソケットのコネクター付近から台まで
○グランドの配線: 200mm, シガーソケットのコネクター付近から台まで
○ACC電源の配線: 620mm, ヒューズボックスから台まで
と、なります。
長さは結構余裕を持たせています。
電装品の電源・グランドまとめ3へ続く。
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