トランスミッション取り付け1
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整備手帳「クラッチ交換5」の続きとなります。
それでは、いよいよ最難関のトランスミッションの取り付けに挑戦です。
<バルクベッド清掃>
と、その前に普段手の届かないバルクヘッドの清掃をします。
過去に何度もドライブシャフトからグリスが漏れて、飛び散っていましたが、拭き取れなかったので。
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実はトランスミッションを下ろす時、ミッションジャッキに上手く乗せることができませんでした。
○サブフレームに当たって、ディファレンシャルを支えられなかった
○トランスミッションの底に凹凸があり、傾いてしまう
これらを解消するため、トランスミッションの乗せ方を考えます。
<トランスミッションの持上げ方法検討1>
ミッションマウントに付属のアングルを使って、ディファレンシャルを乗せる部分を作りました。
アングルなので、強度もバッチリ。
また、準備した木の端材(2枚)で、高さを合わせました。
<トランスミッションの持上げ方法検討2>
トランスミッションを乗せるとこんな感じになります。
不安定に見えますが、重さがあるので、安定感抜群です。
問題は全高が高く、ミッションジャッキに乗せた状態で車の下に運べません。
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なので、下ろした時と同じように、まずはエンジンホルダーでトランスミッションを持ち上げます。
<トランスミッション取付1>
トランスミッションをダンボールに乗せ、引きずりながら、車の下に動かします。
<トランスミッション取付2>
設置したエンジンホルダーからチェーンを下ろし、トランスミッションに取り付けたシャックルに通します。
そして、ハンドルを回して、トランスミッションを少しずつ持ち上げます。
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<トランスミッション取付3>
エンジンホルダーのフックはその長さから、一度に25cm位しか持ち上げられません。
そのため、一度トランスミッションをブロックに乗せ、フックを掛け直します。
ここからが、難関です。
<トランスミッション取付4>
サブフレームやエアコンの配管を上手くかわしながら、トランスミッションを持ち上げていきます。
チェーンで吊っているので、割とトランスミッションを動かし易かったです。
ディファレンシャルがサブフレームの上側まで持ち上がれば、一安心。
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<トランスミッション取付5>
ある程度の高さまでくれば、ミッションジャッキで持ち上げることができます。
ここまでくれば、トランスミッションを持ち上げるスピードは格段にアップします。
エンジンにつなげる前に、トランスミッションに小部品を取り付けていきます。
<クランク角センサー取付>
クランク角センサーを固定するボルトをめがねレンチ(10mm)で取り付けます。
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<ハウジングプラグ取付>
トランスミッションとエンジンの間に挟まっている、ハウジングプラグを取り付けます。
<ベルハウジング内のエアブロー>
レリーズベアリングを取り付ける前に、ベルハウジングをエアーで掃除します。
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<クラッチレバー固定>
トランスミッション取り付け時にクラッチレバーが動いて、レリーズベアリングが外れないようにするため、クラッチレバーを固定します。
固定といっても軽く紐で押さえるだけで、気休めだったりします。
ディーラーの方が教えてくれたのですが、S16等はレリーズベアリングがプル式とのこと。
プル式の場合、取り付け時にレリーズベアリングがよく落下するので、軍手等で押さえておくそうです。
トランスミッション取り付け2へ続く。
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