トランスミッション取り付け4
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
トランスミッション取り付け3の続きです。
ようやく、ここまで来ました。
あと一息です。
<トランスミッション上部>
少し掃除したので、トランスミッションの上部がきれいになりました。
赤○部分にクランク角センサーの配線等のブラケットを取り付けます。
2
<壊れたクリップ類>
ブラケットから配線を外す時、全てのクリップが壊れました。
エンジンの側にあるので、熱で脆くなっていたのでしょう。
製造から20年も経っているし、当然といえば当然かもしれません。
<新しいクリップ類>
純正部品に揃えるのも良いですが、これを機に、値段が安いと思われる汎用品に交換することにしました。
実は結束バンドを固定できるクリップを見つけたので、使ってみたかったのです。
今回使うものは上から、
○黒い結束バンド(2本): エンジンの太い配線を固定
○自然色の結束バンド(4本): 黒い結束バンドをクリップへ固定
○白い結束バンド(4本): 配線をクリップへ固定
○クリップ(6個)
○ワッシャー(1個)
となります。
3
<クリップ取付1>
ブラケットにクリップ(6個)を取り付けます。
指で強く押し込むだけで、OKです。
クリップは取り付け穴径が6mm用で、ジャストフィット。
<クリップ取付2>
エンジンの太い配線を固定するクリップの穴(1ヶ所)が長穴だったので、クリップの抜け止めとして、裏側からカーボネイトのワッシャーを付けました。
4
<結束バンド取付>
結束バンドを各クリップに通します。
クリップの結束バンドを通す穴の幅は約5mmなので、通した結束バンドにガタも無く良い感じです。
<ブラケット取付>
トランスミッションにブラケットを取り付けます。
赤○: ソケット(16mm)
青○: ソケット(13mm)
で締め付けます。
5
<結束バンド締付1>
結束バンド(4ヶ所)を奥から順に締め付けていきます。
かつかつに締め込まず、配線を遊ばない程度に締め付けます。
<結束バンド締付2>
結束バンド(2ヶ所)を締め付けます。
こちらは再使用可能なバンドを使ったので、3cm程バンドの先端部分を残しています。
6
<ブラケット前後比較>
上: 清掃・クリップ交換前
下: 清掃・クリップ交換後
写真が下手で、ブラケットがきれいになったのを表現できず残念。
コネクターも掃除すべきだった…
7
<バッテリートレー他のブラケット取付>
ブラケットを固定するボルト(4ヶ所)を、ソケット(13mm)で締め付けます。
このブラケットはバッテリートレーとエアクリーナーボックスを固定しています。
配線の取り回しに注意します。
<バッテリートレー締付>
バッテリートレーを固定するボルト(4ヶ所)を、ソケット(10mm)で締め付けます。
こちらも配線の取り回しに注意します。
8
<バッテリー取付>
その後、エンジンコンピューターとダブルリレーを取り付けた後、バッテリーを取り付けます。
(詳細は後述の整備手帳「バッテリー充電(7回目)」をご覧ください。)
<交換終了>
あとは、スターターモーター、スロットルボディ、エアクリーナーボックス・タイヤ等を元に戻して完了です。
トラブルもあり、作業が進まず2週間半程車が使えませんでしたが、何とか元に戻すことができました。
少々、燃え尽き症候群気味です。
今回の費用:
ケーブルタイ用プッシュマウント ストレート/ 35-0512 855円
ポリカワッシャー M6×13 八幡ネジ/ 918 128円
結束バンド 耐熱・耐候性 ELPA / KBZ-N200100 382円
結束バンド 耐候性 ELPA / KBR-N200010(BK) 107円
HSSダイス M12×1.75 ストレート / 18-9127 630円
パーツクリーナー 大澤ワックス / NPC-840SN 198円
(他の材料・工具は持っているものを使用)
(合計) 2,300円
【ご参考】
エンジンホルダー ストレート/ 15-241 15,800円
ミッションジャッキ ストレート/ 15-939 36,800円
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