ユーザー車検(6回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
恐怖の車検の時期がやってきました。
いつもどこか調子が悪く、安心して車検を受けた記憶がない…
さらに今年は雨の日が多く、メンテナンスの時間を取ることができず、吸気系・点火系・冷却系に手が付きませんでした。(言い訳)
でも、壊れたり、気が向いたら作業するので、「まぁ良いか」と、開き直りモード。
まずはユーザー車検を受けて、問題が出たら対処することにします。
今回の課題は3つ。
1. リフレクターが茶色くなったフォグランプは指摘されないか
2. 自動診断警告灯が点灯するが、排気ガスを合格するか
3. 右ストラット付近からする「コココ」音は指摘されるのか
<茶色くなった右フォグランプ>
2
前日に以下の準備をしました。
<デイライトヒューズ外し>
2016年の10月に保安基準が改正され、デイライトの規定が定められたそうです。
光量や取り付け位置、点灯条件(夜間は消灯)等の基準があるようです。
私の車の自称デイライトは、それらの基準を満たすはずもなく、正しくはその他灯火類となります。
でも、視認性は上がるはずだし、飛び出される回数も減ったので、デイライトとして立派に機能していますが…
車検では勝手に点灯しないようヒューズを外して不点灯とし、「飾りです」と言い切る作戦。(笑)
<シフトパターンとクラクションの表示準備>
シフトノブを変えているので、シフトパターンの表示は必須。
また、クラクションの白いマークがはがれてきたため、ステッカーを用意しました。
私がお世話になっている車検場では、
○シフトパターンの表示
○クラクション等の表示
○発煙筒の期限切れ
等を指摘されたことがないんですよね。
たまたま、検査官が見なかった?それとも、業者(ユーザー)の自主性を尊重している?
何れにせよ、こういう指摘で落とされると、凹みます。
3
先日、ヘッドライトを磨くため車から外したので、当日、毎度のテスター屋さんで光軸を調整してもらいました。
今回は光量不足はないはずですが、ふにゃふにゃのカットラインは変わるはずもなく、難しい調整をしてもらいます。
前回と違うお兄さんに調整してもらいました。
やっぱり、調整に手こずっています。(上手くいくはずがない)
Lowで右は調整できたようですが、左がうまくいかないようです。
結局、Highに切り替えて、調整してもらいました。
「LEDは良いんですけどね…(カットラインが出ない)」
「High側の検査で何とか合格になると思います。」
「High側で検査する時は、バインダー等でLow側を覆ってください。」
「あと、3コースは止めてください。4か5コースがお勧めです。」
コースによって、検査装置に癖があるみたいですね。
こういう情報をもらえるのも、テスター屋さんで調整するメリット。
4
申請書類を準備します。
<事前に準備する書類>
1. 自動車検査証
2. 24ヶ月定期点検記録簿
3. 自賠責保険
4. 自動車税納税証明書
3については、私は当日、検査場の隣の建屋で支払いました。
<当日準備する書類>
5. 自動車重量税納付書
6. 継続検査申請書(OCR)
7. 自動車検査票
5, 7は検査場の隣の建屋で購入、6は車検場の事務棟受付でもらいました。
今回は、記載内容等に変更はありませんでした。
国会議員さんがはんこの廃止を取り上げているので、次回はOCRの押印がなくなるかな?
書類は不足や記載の不備の指摘もされず、無事に終了。
しかし、衝撃の掲示が。
「ユーザー車検は3コース」ってある。
どうしよう。
5
検査ラインの見学コースで検査を受ける数台を下見し、業者さんが使う4コースで検査を受けることを決意しました。
光軸検査のリスクを考えると、やはり、3コースに並びたくありません。
なんて考えながら、予約した検査時間まで、車で待機していると…
「ドン」
<ドアパンチ>
なんと隣りに駐車していた白い高級車が、助手席にドアパンチを一発。
車から出てきたお兄さんは、去り際にボンネットの塗装はがれを目にして、軽く会釈してスルー…
確かに「ドアパンチの修理代を出して下さい」と言えるコンディションではありません。
でも、塗装がはがれていてもまめに手洗い洗車をしているし、できる範囲で大切にしているので、とても悔しい…
お兄さんに絡んでも、自分に虚しさを感じるだけなので、相手の会釈を謝罪ととらえ、ぐっとこらえました。
6
もやもやしている暇はありません。
気持ちを切り替えて、検査を受けます。
やってきた検査官に元気に挨拶して、指示に従いボンネットを開けます。
検査官がキョロキョロして、何かを探しています。
検:「車体番号は…」
G:「あっ、ごめんなさい。ここです。」
そりゃ、若い検査官ならば、20年も前に生産されたフランス車の車体番号の位置なんて知るはずもなく…
○灯火類等の作動確認
→合格
検査官は後ろでしゃがみこみ、番号灯も確かめていました
今回は、
-バックフォグの点灯
-フロントのパワーウィンドウの作動
-ウィンドウフィルムの透過率
は確認しませんでした。
やはり、クラクションの表示や非常信号灯は見ていないようでした。
いよいよ、説明員の同伴なしで検査ラインに入ります。
○サイドスリップ
→合格
○スピードメーター(40km)
→合格
2速で速度調整しました
HIDのパッシングは認識し辛いので、High気味でパッシングしました
余談ですが、バイクは自分で走らせず、ローラー台が回転した気がします
○光軸・光量
→Low側右が1回目で合格、そして、左が不合格
テスター屋さんの予想通り
その後、前回と同じようにHigh側を検査し、無事合格
High側検査時は車から降りて、バインダーでLow側のライトを覆いました
○フットブレーキ
→合格
○パーキングブレーキ(駐車ブレーキ)
→2回目で合格
これが、本当に危なかった
調整したにもかかわらず、左輪の制動力が不足していた模様
頭の血管が切れそうな位、力を込めてレバーを引いたら、何とか合格
車検前に調整していなかったら、確実に不合格だった。
やっぱり、左右差をなくさないと駄目だな…
7
○排気ガス
→合格
実は最初に「旧車」ボタンを押したのですが、私の車は「新車」らしいです
検査官がコントロールルームから出てきて、わざわざ車検証の年式を確かめてくれました
実はこの時、自動診断警告灯が点灯していました。
車としては問題があると判断しているのですが、排気ガスの規格はクリアしているんですね。
(故障の内容によって、違うかもしれませんが…)
○足廻りの検査
→合格
わずかな「コココ」音なんて、問題ないんですね
各種オイルの漏れは昨日拭き取り、今日は車検場まで低速走行で来たので、こちらも指摘なし
検査が無事終了し、事務棟へ向かおうとエンジンを掛けると…
「ブォン、ブォン、ブォン…」
不安定なアイドリングが始まりました。
検査で激しく揺すられたことが、影響した?
8
合格のはんこを頂き、事務棟で新しい車検証とステッカーをもらいました。
今回も何とか、合格できましたが、何度やっても冷や冷やですね。
壊れない保証はないですが、これで、2年間は乗り続けることができます。(笑)
今回のまとめとして、
○ヘッドライトはHigh側の特例措置に甘え続けることにします(笑)
○パーキングブレーキは、リヤブレーキキャリパーの分解清掃やワイヤー交換も視野に入れて準備します
○自動診断警告灯は何とかしたい…
今回の費用:
車両調整代 1,320円(光軸調整代)
自賠責保険 21,550円(前回よりも4,280円値下がり)
重量税 37,800円
検査代 1,700円
(合計) 62,370円(前回よりも4,250円も値下がり)
今回は消費税の増税があったにもかかわらず値段が下がりました。
自賠責保険さまさまです。
自動ブレーキの普及よる事故率の低下が早いか、高齢化による事故率の増加が早いか。
前者になって保険料がさらに下がると嬉しいけれど、自分の立場は後者だ…
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