アッパーマウント点検(2回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
前回、整備手帳「アッパーマウント点検」にて、アッパーマウントにコントロールカップが当たった跡を見つけました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/6348446/note.aspx
今回は、アッパーマウントを交換して、アッパーマウント自体が壊れていないか調べます。
!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は、十分にご注意下さい。
以下、断りがなければ、右側の写真となります。
<タイロッドエンド・スタビライザーリンク外し>
赤○: ナックルにつながっているタイロッドエンド
青○: ストラットにつながっているスタビライザーリンク
を、外します。
前回はこれらを外さずにストラットを下げたため、十分に下げられず、アッパーマウントを外すことはできませんでした。
<ストラット外し1>
ディスクローターを軽くジャッキアップし、ストラットを支えます。
ジャッキで押さえていなくてもストラットは落ちないのですが、ドライブシャフトのインボードブーツに負担が掛かるので、ジャッキを当てました。
右側はドライブシャフトがエンジンマウントブラケットに固定されているので、外れることはありません。
しかし、左側はドライブシャフトのインボードが外れ、トランスミッションオイルが漏れるかもしれません。
2
<ストラット外し2>
ピストンロッドを固定するナットを緩めます。
ピストンロッドをソケット(10mm)で押さえ、ナットをめがねレンチ(22mm)で緩めます。
<ストラット外し3>
ピストンロッドの先端にある、ナット・ワッシャー・コントロールカップを手で外し、ゆっくりとジャッキを下ろします。
3
<ストラットの養生>
アッパーマウントから外したストラットが、ホイールハウス内を傷付けないようにするため、ピストンロッドの先端を養生しました。
<アッパーマウント外し1>
ホイールハウス側から手で押さえながら、アッパーマウントを固定するボルト(3ヶ所)をソケット(13mm)で外します。
4
<アッパーマウント外し2>
ホイールハウス側から、アッパーマウントを手で外します。
<アッパーマウント取付部>
アッパーマウントの取り付け部にも、亀裂等はありませんでした。
5
<アッパーマウント比較>
左: 外したマイレ製
右: 以前交換した純正部品
マイレ製のアッパーマウントは、取り付け部に亀裂等があるわけでもなく、問題はなさそうに見えます。
6
<アッパーマウントベアリングとスプリングプレート1>
アッパーマウントベアリングの錆がスプリングプレートに移っていました。
でも、接触した部分の塗装がはがれ、すき間に溜まった水が悪さをしたように見えます。
<アッパーマウントベアリングとスプリングプレート2>
組み立てると横方向にわずかにガタがありました。
でも、接触している跡は均一で、横に動いた跡はありませんでした。
7
<アッパーマウント取付部清掃>
アッパーマウントの取り付け部をマイクロファイバータオルで拭きます。
泥汚れで、真っ黒でした。
<アッパーマウント取付>
ホイールハウス側からアッパーマウントを取り付け、エンジンルーム側からソケット(13mm)を付けたトルクレンチにて、25N・mで締め付けます。
ディスクローターをジャッキアップして、ピストンロッドの先端をアッパーマウントの穴に通します。
そして、コントロールカップ・ワッシャーをピストンロッドに通し、ナットを仮締めします。
○スタビライザーリンクのナット: 40N・m
○タイロッドエンドのナット: 35N・m
で締め付け後、タイヤを取り付け、車を下ろします。
そして、めがねスパナ(22mm)でナットを回り止めし、ソケット(10mm)を付けたトルクレンチにて、50N・mで締め付けて終了です。
8
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク